2017年8月22日火曜日

日の出日の入りカンレダーを作る

 猟期に向けて気分を盛り上げていくため、あと何日のカウントダウンカレンダーをエクセルで作ってみました。
 ついでに猟期末までのカウントダウンと、日の出日の入りも書いておきます。
 ガンロッカーに張っておこう。

 日の出日の入りはこちらのサイトを使いました。
 国立天文台 暦計算室
http://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/koyomix.cgi

 緯度経度を入力すると、任意地点で計算できます。
 出てきた表は範囲指定してコピーし、エクセルに貼り付ければ加工できます。

 東西10kmほど移動すれば3分ほど時間が変わってきますし、実際には分単位で発砲することは無く、余裕を持ちますが、そこは気分ということで…

 日没-日の出で昼間の時間も表に入れます。

 気象庁の過去のデータ検索
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php
 ついでに最低気温、最高気温の平均も書いて、季節をイメージしておこう。

2017年8月21日月曜日

3Dプリンタでサボット(動画)

 
https://www.youtube.com/watch?v=KCuaHV9UeIg&t=0s
 色々な弾を撃っているTAOFLEDERMAUS より
 オーストラリアの人が作った3Dプリンタサボット。
 弾は50口径

 BalisticProductsのRSS-12 と同じ口径
 こちらはガスシール、フェルトワッド、ナイトロカード、サボット、オーバーショットカードという組み合わせ。
 横転していませんし、なかなかの精度がありそうです。
 50mで5発撃ったグルーピングを見てみたい。

 2分あたりからは、レミントンのカッパーソリッドサボットを、ライフルチョークで撃っている。
 ライフルチョークでは見事に横転。
 サボットはライフルチョークではなく、ライフル銃身を使うこと。

ハイゼットカーゴのエアフィルタ

 ハイゼットカーゴは助手席のグローブボックス付近にエパポレーターや吸気口があるが、フィルタが一切無いという仕様。

 「ハイゼットカーゴ エアコンフィルター」検索結果

 しかし、最近になって純正の後付けフィルタが出たとか。

http://minkara.carview.co.jp/userid/688364/car/1494806/4377658/note.aspx
http://minkara.carview.co.jp/userid/2434445/car/2140351/8621419/parts.aspx
http://minkara.carview.co.jp/userid/1381701/car/2186203/4340137/note.aspx
http://minkara.carview.co.jp/userid/2824809/car/2430844/4352652/note.aspx

 品番 08975-K9013-
 1,650円らしい。

趣味車なので稼動が少ないが、そのうち付けたい。
 しかし、整備性が非常に悪そう。

 換気扇やファンヒーターにも言えますが、空気の通り道やシロッコファンは、必ず埃が詰まります。
 メンテナンスがしやすい設計をして欲しいものです。

2017年8月20日日曜日

漫画:山賊ダイアリーSS 1巻


空気銃は銃砲店に預け、放浪の旅に出る。
 狩猟に関しては鳥狙いのスリングショット猟をやる程度で、メインは釣りと魚突き。

 最近、マンガをいくつか読んだ。
 いつでも検索可能なネット環境に浸っていると、マンガは情報量が足りず、もどかしく感じるときがある。
 マンガでしか表現できない架空世界ならともかく、現実世界の日常系は特にそう思う。

 昔、海の近くに住んでいて、素潜りをやっていたことがある。
 若いこともあったが、水深25mまで潜ることができた。

 山賊ダイアリーSSには、情報不足のもどかしさを感じた。
 もし素潜りブログをやっているのなら、フィンやシュノーケルの選択、銛の作り方、禁止漁具など、道具の選択だけで20記事ぐらい書けるだろう。

 都会暮らしをしていて、アウトドアがたまにのレジャーであれば、狩猟や素潜りも目新しさがあるのかもしれない。
 どちらも車で1時間以内にできる環境があり、作者と同じような経験を積んでくると、漫画だけの情報では物足りないし、面白くなくなってくる。


 ネット上で補足情報も入れたページを作ればいいのに、とも思う。
 読者もフォロー情報が見られて助かるし、作者もPVを稼いで、幾らかの収益が得られるかもしれない。

 マンガを描く目的は情報の普及ではなく、自己の表現や収入なのかも。
 狩猟マンガはブルーオーシャンで目新しかったが、ブログ等も含めると情報の希少さは無くなってきた。

 漫画の中で筆者がスマホで調べ物をしている様子が描かれると、ちょっと萎える。
 実際に新しい分野では誰しもそうやって調べるかもしれないが、絵で描写する必要があるのか?
 あと、キャンプをしながら放浪しており、職業:旅人のような非日常感が強い。

 収益を得たいとか、より多くの人に紙ベースで見てもらいたいという動機が無ければ、情報のボリュームや投稿間隔が自由で、表現に縛られないネットの方が良い。
 紙ベースの出版物しか無い時代に比べ、情報発信の選択肢があるのは、なんと自由なことか。
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 コミケには行ったことがないが、より多くの人に見てもらうのが目的で、趣味に収益を求めないのであれば、ネット上の情報発信でも済むのでは。
 ネット脳に漬かっていると、何時間並んで買えなかったというレアリティとか、50部刷って多いなどの感覚が理解しづらい。

 数万人が一堂に会するお祭り的なイベントが年に2回あるのは凄いことだが、人を集めるのと、出版して配るのは分けて考えてもいい。
 シンポジウムでのみ発表し、そこに参加しないと情報が得られないのに似ている。
 知りたい人に届いていないのでは。

 これだけ歴史があるのに、一定数以上予約が溜まるとオンデマンドで増版するシステムはないのか?
 刷る部数が少ないので割高だろうが、作者も在庫を抱えるリスクが減り、転売屋ではなく本人に収益が入り、読者も手に入れられるだろうに。

 著作権的にグレーな2次創作はともかく、趣味系の出版物もあると聞く。
 電子書籍化がもうちょっと簡単であれば、コミケ後1ヶ月ぐらいして電子書籍で販売するとかはないのかな。

 ざっくりまとめると漫画の出版は広めるツールではあるが、それに拘らなくてもいいし、崇める時代でもないということ。

2017年8月19日土曜日

猟友会のベストが変わるらしい

 モデルチェンジの噂がありましたが、ぼちぼち情報が出始めています。
 基本的なデザインは同じで、黄色部分が蛍光っぽくなり、背面の収納が廃止されるとか?
 2年前に加入したばかりでへたっていないので、正直、ベストは要りません。
 希望している人に、廉価に販売する方式でいいのでは?
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 それほど使い込んでいませんが、狩猟ベストに望むもの
・生地に関しては防水である必要はない。
・通気性が良い
・音がしない素材
・太さが調整可能
・ポケットは現行モデルと近い場所で良いが、左外側の小分けは要らない。
・人間には見えやすく、動物には見えにくい柄
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 蛍光色は紫外線を反射しそう。
 鳥獣に気付かれる恐れはないのだろうか。

 ネットで蛍光について調べてみる波長を吸収し、別の波長で放出しているとか。
 蛍光ペンの例
http://t.nomoto.org/spectra/000698.html
 
 鹿は赤に対しては色盲らしいが、黄色はどうなんだ?
 むしろ500nm以下の青い光を吸収するという点では、鹿に対しては良いのかも?

 しかし、市場の大きな海外で、蛍光色を使った狩猟ウェアを見たことがない。
 洗剤も蛍光漂白剤入りを避けるという話もあるので、蛍光色の採用はちょっと疑問です。
http://www.atsko.com/color-vision-in-deer-huntlady/

 紫外線などで劣化し、色が褪せてくるとみすぼらしいのもある。
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 有害鳥獣駆除などのしがらみがあるので、猟友会には入り続けますが、会費はもうちょっと下げる努力をして欲しい。

 地域にもよりますが、昨年度は引越し直後で分会へ新規加入ということもあり、大日本、県、地区、分会の4階建て、総額2万2500円も支払いました。

 今年は継続なので少し安いですが、猟友会費は1万8500円。
 狩猟税は有害に参加したので半額で8,250円。
 狩猟者登録手数料1,800円、ハンター保険3,500円。
 合計すると3.2万円ほどかかる予定です。
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 県や地区の会費は、何にどう使われているのかサッパリ分かりません。
 奈良県の使い込みの例もありますし、会員には収支を報告するべきなのでは。

 新規参入者というハンデもありますが、大規模な巻き狩りや慰霊祭などの情報が回ってきません。

 紙や電話という通信手段も良いですが、一方的に下りてくる情報であれば、メールなりで会員に一斉通知していいのでは。

 端的にまとめると、会報誌やベストといった物(ハード)より、情報や人のネットワークなどのソフトが欲しいです。

 関連記事:紙の会報がいらない

2017年8月18日金曜日

役場の鳥獣担当と話す

 役場に行く用事があったので、ついでに鳥獣担当の方を雑談をしてきました。

・鳥獣被害対策実施隊を発足したが、猟友会員全員ではない。
 班長さんの推薦や、罠猟であっても頭数を獲っている人らしい。

・鳥獣被害対策実施隊について記載した、鳥獣被害防止計画を作成中。

・実施隊のライフル所持については、防止計画に記載しない方向
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 これに対する自分の意見として
1.猟友会員が減っており、犬を使った巻き狩りが出来なくなる可能性があり、忍び猟や流し猟などの、スコープ付きの銃を使った狩猟が増えていく可能性

2.若い人にとってライフルの10年は長く、実施隊によるライフル所持があれば、希望となりえる
 という話をしました。

 警察庁丁保発第30号 平成27年1月30日
 鳥獣被害対策実施隊の隊員からの事業に対する被害を防止するためのライフル銃の所持許可申請への対応について(通達)
>被害防止計画にライフル銃による獣類の捕獲等が行われることが明示されていない場合には、当該市町村が作成した別添様式第1号「ライフル銃による捕獲を必要とする意見書」の提出を求め、ライフル銃の必要性等について確認すること。

 とあるので、被害防止計画にライフル所持について記載していなくとも、別添様式第1号「ライフル銃による捕獲を必要とする意見書」に市町村長がハンコを押してくれれば、申請は可能です。

 警察の許可のしやすさ的にも、被害防止計画に記載されていたほうが良さそうですし、可能ならば記載するようお願いしました。
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・先日行った、3時間で40頭見た地域の話もしました。
 担当さんも鹿が多いエリアと分かっており、背の高い笹地では、従来型の巻き狩りでは成果が出にくいという認識でした。

・鳥獣保護区について、鹿が逃げ込む場所にもなっているので、何とかならないか。
 これに対しては、有害鳥獣駆除や管理捕獲などの制度で対応していくという話です。
 しかし、有害などではやりやすい場所での実施になり、標高の高い場所や車から遠い場所、分会のナワバリの微妙な場所での捕獲は後手になりがちという認識はあるようです。

 被害を受けている農地と、鹿の生息箇所のゾーニングや、有害鳥獣駆除を実施する地域や猟友会のコーディネートなどが難しそう。

 比較的年齢が若い担当者ということもあり、ざっくばらんな話ができました。
 猟友会の人ともそんな話をしてみたいですが、横の繋がりとか、違う分会の若い人と話す機会がなかなかありません。

2017年8月17日木曜日

本:サバイバル猟師飯 荒井 裕介 (著)


2017年5月発売の本

 ジビエ料理の本はバターを溶かしてかけるとか、料理として敷居が高い。
 こちらの本は時雨煮など庶民的な料理が多く、じゃあやってみるか、となりやすい。

 単独猟でフレームザックを背負っているのも好印象。
 Slumberjack(スランバージャック)のRAIL HAULER 2500(レイルホーラー)
 実売160ドル程度
 獲物の解体と運搬については巻き狩りで手段で引っ張ってくる情報はあるが、単独猟の情報は少ない。
 自分は背負子に大きめの苗木袋の組み合わせだが、これでも体重50kgの鹿を現地解体し、肉量12kgを入れると、かなりきついことになる。

 マタギの集団猟や料理、装備について情報を残すという意味でおすすめ。
 実際に使っているのが感じられる本。

2017年8月16日水曜日

トレイルランニングシューズ探し

 スポーツデポに行く用事があったので、トレイルランニングシューズを探してみました。
 本気のスポーツ店や登山店に比べると品数は少ないでしょうが、それなりにある。

 サロモンが色が地味なので、普段使いも出来そうです。

XA PRO 3D ゴアテックス 18,360円
ソール 3D Advanced Chassis
http://www.salomon.com/jp/product/xa-pro-3d-gtx-1.html?article=393322



SPEEDCROSS 4 GTX 19,440円
ソール Speedcrossラグパターンの第4世代
http://www.salomon.com/jp/product/speedcross-4-gtx.html?article=383181



X ULTRA 2 GTX 17,820円
ソール Advanced Chassisをベース
http://www.salomon.com/jp/product/x-ultra-2-gtx.html

公式サイトに無い廃盤品?英語サイト
エフェクト ゴアテックス 13,932円30%オフ97,52円
ソールはX ULTRA 2 と同じ。

ソール形状が色々ありますが、何が良いのだろうか。
 レースモデルの方が凸が少なく土に食い込みそうですが、横方向のグリップはどうか。
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 狩猟の際、本気で山を歩く際はスパイク系。
 トレランシューズの出番があるのは普段使いと、車の運転、スパイク音が気になる砂利道、林道から徒歩10分程度の林内。

 耐久性と性能のバランス的に、ゴアテックスを使っている一番安いモデルでいいか。

 靴メーカーは靴底の写真もホームページにアップして欲しい。
 アッパーやデザインなども選択する要素だが、底こそ大事じゃないのか?

2017年8月15日火曜日

猟友会でなくとも入れるハンター保険

 ハンター協会さんが取扱いを始めたとか。
 年間3000円なら入りやすそうです。
http://hunter.official.jp/hunter_insurance

地図にフリクションペン

 GoogleMapやGoogleEarthの衛星画像を見つつ、カシミール3Dで印刷した地形図に、鹿がいそうな草地をメモしています。
 その数年でストリートビューの範囲が広がっており、山奥でも見られる場合があるので、おおよその林況も、家にいながらにして分かる場合もあります。

 今までは草地をメモするのに蛍光ペンを使っていました。
 衛星写真では良さそうな草地でも、実際に行ってみると鹿柵がしっかりしていて入れなかったり、潅木が多くて狩猟に適さない場合もあります。

http://www.pilot.co.jp/products/pen/frixion/
 そんな場合、消せるフリクションペンだと便利。
 ただし、-10度以下になると熱で消えたものが表示される場合があるので、寒い地方の山歩きには向かないかも。

2017年8月14日月曜日

2017年8月初旬 登山と下見

 地元の付き合いも兼ね、登山に行ってきました。
鹿柵の内外で草の伸びが違うのが、一目瞭然です。
柵に引っ掛けてあるペットボトルは、蜂の誘引捕殺用のもの。

樹木の皮剥ぎが多く、下草も無い。
林道脇なので日当たりが良く、下草はあるが短い

午後3時頃、衛星写真で見た草原らしき場所に行ってみる。
思っていたのと違い、潅木が密に生えている。
写真左下の緑っぽいものは、昔の鹿柵の金網。

静かに接近すると、藪の中20m以内からガサっと音がする。
じっと固まっていると、メスジカが逃げていくのが見えました。
距離50m以内で、ゆっくり歩いていたので、撃つチャンスはありそう。

近くの林内の様子。獣道は濃い。

皮も齧られている。

古い空薬莢を2つ見つけました。
それなりに猟師が入っているようです。
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 数箇所に行き、トータルでは4時間45分、距離11.8km 累積標高675m。
 狩猟のトレーニングとして考えると、銃や解体用品などに相当する5kgぐらいの重りをプラスして歩くべきだったのかも。

 8月の盛夏だったので、水分補給が忙しい。
 狩猟期はあまり必要を感じなかったが、ハイドレーションシステムは1つあってもいいかもしれない。

2017年8月13日日曜日

2017年7月末 山の奥を歩く

 6月に新しい場所を開拓しましたが、さらに奥まで行ってみました。
 市街地では晴れていましたが、標高の高い場所では霧雨の天気。

 1ヶ月ちょっとでさらに笹が伸びており、歩きにくいです。
 GPSのログによると、2時間30分で水平距離3.0km、累積標高255m。
 藪漕ぎですし、踏破ではなく観察目的なので、こんなペースかと思います。


前回と同じ場所で鹿を発見。
 防水コンパクトカメラなので、ズームとピントが甘いですが、鹿の夏毛の茶色が見えます。
 この斜面には10頭ほどいました。

 沢向こうの対岸の笹地なども含め、約3時間で40頭ほど見ました。

 そのうち、距離120m以内の鹿は5頭。
 ハーフライフルにサボットだとしても、 正確な射撃に加え、ドロップを計算したくてはいけないので、なかなか難しい距離です。

 笹は食害の多い場所では膝丈ですが、腰や胸までの高さの場所もあります。
 背の高い場所では鹿が見えないこともありますし、猟期になって撃ったとして、回収が難しいことも考えられます。

 今回は霧雨のため最奥まで行けませんでした。
 あと800mほど奥まで行けそうなので、機会があったらチャレンジしてみたい。
食害を受けて背の低くなった笹の上の、新しい糞
 シダ類の判別はサッパリですが、笹の見分けもちょっと難しい。
 「鹿が餌資源として使っている笹」だけでも覚えたい。
 鹿のミヤコザサの利用については、高槻さんの「北に生きるシカたち」が詳しいです。

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 高密度の地域で撃った場合、音に驚いて散らばってしまいます。
 結局、発砲チャンスは1回のみです。

・車からの徒歩移動時間が長くない
・鹿が昼間にいる
・バックストップがあり撃てる

 こういった場所を数多く知っておき、季節や天気によって鹿の多い場所を組み合わせて一日のプランを立てられるのが理想です。
 しかし、転勤族ですし、見知らぬ土地での猟場の情報は得にくいです。
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 GoogleEarthに鳥獣保護区を表示し、植生を判断して、鹿の多そうな場所を推測。
 カシミール3Dで等高線を表示し、歩ける山か判断する。
 近くの登山向きの山名を検索し、登山記録の写真や動画から、植生が鹿の影響を受けているのか見る。

 ネットが普及した現在、こういったことが出来るので、土地勘の無い場所でも、猟場を絞り込むことは可能です。
 安楽椅子探偵のように事前に調べ、猟期外に下見することで、出会いの確立を上げることはできます。

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 今回はスパイク地下足袋で歩きましたが、霧雨だったので中まで浸水しました。
 指の又に笹が入ってうっとおしいので、先丸の地下足袋の方が、山歩きには向いているかもしれません。
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 ヤマドリらしき鳥も見ましたが、一瞬だったのでかろうじて撮れる程度。
 写真の右下が道路で、そこから短く羽ばたいたあと、左下へ沢下りで飛んでいきました。

2017年8月12日土曜日

哺乳類科学 57号

https://www.jstage.jst.go.jp/browse/mammalianscience/57/1/_contents/-char/ja/

 2017年07月11日に公開されていました。
 あとでチェックしてみよう。

 数ヶ月に一回、J-Stageを狩猟やニホンジカなどのキーワードで検索したいが、つい忘れがち。

2017年8月11日金曜日

ライフルvsショットガン

 2011年の哺乳類学会大会のポスター発表より。
http://www.mammalogy.jp/conf/doc/msl2011abstract_all.pdf
 Pa-44 エゾシカ狩猟における捕獲効率の銃種比較?ライフルv.s.ショットガン

 伊吾田兄弟、松浦さんという定番の組み合わせです。

>一般にライフル銃は散弾銃(ショットガン)より有効射程距離が長く、諸外国ではシカ類捕獲の標準装備となっており、初心者でも使用が認められている。

>ライフル銃と散弾銃の捕獲効率における比較研究はこれまでなかった。

>平成22年度の猟期でのべ87名(ライフル60名、ショットガン27名)捕獲成功率(1回の入猟でシカを捕獲できかたどうかの割合)はライフルで96%、ショットガンで77%だった。

 ポスター発表ですが、中身をもうちょっと知りたい。
 北海道での冬季のガイド猟で、流し猟か忍び猟なので、距離は長めと想像する。
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 狩猟者が少なくなる時代。
 技術や情報は、人による口伝ではなく、誰にでも読むことが出来る記録として残して欲しい。
 捕獲数(Catch per unit effort)の数字や科学的な視点で良し悪しを判断し、良い部分は取り入れることで、狩猟技術がさらに磨かれていくのでは。

 罠についても秘伝的なものはあるが、どんどん公開していく向きがあって良いと思う。

2017年8月10日木曜日

RSSリーダーの活用

 ブログの場合、RSSという仕組みを使うと、更新を自動的にチェックしてくれる仕組みがあります。
 以前はGoogleリーダーというサービスがありましたが、廃止されてしまいました。
 プログラムやアプリなど、色々なRSSリーダーがあるので、ぜひ探してみてください。

 面白そうなブログを見つけた端から追加しているので、かなりの登録数になっています。
 サイドバーにRSSというマークやボタンがある場合が多いです。
 無い場合は、ページのソースを見てみます。
 大手のブログであれば、feed、atomなどの記述が上の方にあるはずです。

<link rel="alternate" type="application/rss+xml" title="AAA ; フィード" href="http://AAA.com/feed/">

 こんな表記であれば、最後の""で挟まれた「http://AAA.com/feed/」をRSSリーダーに登録します。(AAAはページ名など)

 ウェブサービスとして、通常のホームページの更新をRSSとして出力してくれるものもあります。
 毎日巡回して見に行かなくとも、更新されると通知してくれるので便利です。

2017年8月9日水曜日

日本衛生動物学会

 マダニの情報を探していて引っかかりました。
 殺虫剤研究班のしおり 2014年の85号(PDF)がマダニ特集です。

>二酸化ケイ素粒子と組み合わせてDEETの持続性、使用感、付着性を向上(エアゾールタイプ)
>塗るタイプのDEET忌避剤。19.5%以上では忌避率に有意な差が無い。
>忌避効力の持続には、DEET濃度の維持が重要。

 2016年のDEET濃度の上昇やイカリジン(ピカリジン)承認以降の、防疫的な研究成果が知りたい。
 個人的にはエアゾールはあまり買いません。
 うまく吹き付けられない部分があるのと、ガス缶の車に積みっぱなしが危険。
 スプレー式は噴出したものが全部布に付く感じなのと、容器を移し替えられるのが利点。
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 家畜用の薬剤を使うのは、人体にとって有害?
 有機リン系はもちろん使わないが、ピレスロイド系であれば、人体への影響は比較的低そう。

 ピレスロイド系でマダニに効果があり、人体への影響が少なく、なおかつ残りやすい薬品は何だろうか。
・ペルメトリンが入っている牛用イヤータグを猟犬の首輪につける
・イヤータグに穴を開けて靴紐に通す。

・金鳥ETB乳剤(ペルメトリン)か、バイチコール(フルメトリン)を長靴や地下足袋、ズボンに噴霧する。

 全くの想像だが、これぐらいはギリギリ自己責任でいけそうな気がする。
(この記事を読んで起きた事象について、一切の責任を負いません)

2017年8月8日火曜日

本:これから始める人のための エアライフル猟の教科書


 自分は鹿中心なので、エアライフルには興味がありませんが、一応読んでみました。
 細かい突っ込みどころなど。

P44
>申請を猟友会に代行してもらう場合は、申請書類や狩猟免状、損害賠償能力を有することの証明書(ハンター保険、狩猟者共済)の処理もすべて行ってくれるのでとても楽ちんです。

 ハンター保険、狩猟者共済という言葉が並列で出てきますが、狩猟者共済とは何ぞやという説明がありません。
 はじめての人が読んだら意味が分からないのでは。


P56 カモが看板を持っているイラストの「REFUGE」の意味が分かりませんでした。
 避難という意味らしいです。
 前作より英語の乱用、英語カッコイイという雰囲気は減りましたが、ここに残っていました。


P79 エアタンクに検査が必要なことと、値段が書いていない。
http://www.air-service.jp/page/tank.html
 タンクは新品で5万円、5年毎の検査は1.3万円、チャージは1回1500円程度かかります。


P150 スプリング式ライフル
 ダイアナM50という廃盤品の紹介のみ。
 シャープと違い、海外では色々売っているのだから、せめて現行品を紹介するべきでは。
 Air Arms TX200(Weihrauch HW 97)がフィールドターゲット競技では上位に入っている。
https://airgunaccuracy.wordpress.com/field-target-equipment-at-the-2015-world-championships/

 大手通販のピラミッドエアのスプリング式
http://www.pyramydair.com/a/Air_guns/Air_rifles/Spring_piston_air_rifles/Pellet_rifles/375


P175 バイクで流し猟
 フロントフォークやリアキャリアの横、ズーマーのシート下への収納例を挙げているが、スコープが狂わないのか?
 実際の所は分からないが、ちょっと不安に感じる。


P182-183
 サーマルビジョンとレンジファインダーを紹介しているが、エアライフルの教科書としては、レンジファインダーが先なのでは。
 サーマルビジョンの説明に「残念ながら遠くにいる鳥の体温を感知できるような高性能のサーマルカメラは現在のところ市販されていません」と自ら書いてある。


P191 装備
>銃砲店には山の中で移動がしやすいように指先が二股に分かれたハンター足袋も売っておりオススメです
 普通のスパイク地下足袋では?狩猟用より林業用で売れている数の方が多いのでは。

>また、山の中で座れるようにお尻に引敷(ひっしき ヒップガード)と呼ばれるウレタン製のプロテクターを付けておきましょう。寒い山の中で長時間地面に座っているとお腹が痛くなので集団猟には必需品です。

 前作では 空気を入れて膨らむクッションシートタイプと書いていました。
 今作で言うウレタン製のプロテクターが、具体的な商品名が何でどこに売っているのか、いまいちイメージしにくいです。


P194 ナイフ
>山の中に入っていく集団猟ではサバイバルナイフや剣鉈といった、刃渡りが20cm以上ある大型のナイフを持っておきましょう。

 エアライフル猟は鳥が主体なのだから、そんなに大型のナイフは要らないのでは?


P195 ナイフの鋼材
>ハンドメイドナイフの材料は車のパーツなどにも利用される板バネを使います。
>板バネの素材は色々ありますが、ATS-34と呼ばれる鋼材が人気で、3000円ほどで通販されています。

 板バネもATS-34もナイフの鋼材としてありますが、イコールではないのでは?


P219 依託射撃
>銃を預ける物は、木の股やガンポッドと呼ばれる一脚や二脚の道具を使います。
 
 ガンポッドという名称は一般的ではないような。
 まとめてレスト(Rifle Rest)かShooting Sticksでは。
 一脚(モノポッドmonopod)二脚(バイポッドbipod)三脚(トライポッドtripod)四脚(クアッドポッドQuadPod)などあります。

>もしバイポッドがなければ、ナイフを地面に突き刺してグリップの上に乗せても良いでしょう。
 ナイフを突き刺すより、ザックに委託するほうがメジャーでは。

P397 あとがき
>「ばかばかしい」と思われるかもしれませんが、現代社会においてこれほど簡単に『承認欲求』を満たせることは狩猟以外にありません。

 ~にありません。と言い切られても。それはそんなに一般的な考えじゃないと思う。

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 エアライフルの所持期間は、装薬ライフルの所持期間にカウントされないと一言も書かれていないのも違和感があります。


【利点】
・装薬銃に比べて危険なイメージが一般的に少なく、家族等の反対が少なめ
・弾の管理が楽で、装弾ロッカーが必要ない
・弾代が安い

【欠点】
・集団の巻狩りに参加できない
・鹿など大型の動物を対象にできない
・動いている鳥も狙えない
・ライフルまでの所持期間にカウントされない
・エアタンクを使う場合、検査や充填費用がかかり、銃自体もOリングなどメンテナンス費用がかかる。
・PCPエアライフルは銃自体が高い(装薬銃より高いこともある)

 装薬の散弾銃の方が、使える場面は多いと思います。
 イノシシやシカを獲りたい、ライフルを持ちたいとちょっとでも考えている人は、多少ハードルがあっても装薬銃を所持することをおすすめします。

2017年8月7日月曜日

NHKグレートレース

http://www4.nhk.or.jp/greatrace/
 狩猟は地下足袋や山歩きという要素があるので、登山やトレイルランニングに共通するものがあります。
 NHK BS1で、グレートレースというシリーズが放送されています。
 2017年の年明けから知ったのですが、昨年10月から放送していたのですね。

 24時間走り続けることは、実際の生活ではありえませんし、登山でも無いとは思いますが、心意気に影響されてトレーニングしたくなります。



 このあたりがベアフット(裸足)系トレイルランニングの本として有名です。

 ややスピリチュアル要素が入ってる本ですが、「ぼくは原始人になった 」は、投げ槍のアトラトル(atlatl)を使って狩猟を行っています。
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 2017年8月7日追記
 2017年8月12日(土) 午後1:30~午後3:30
 日本海(新潟)から太平洋(静岡)までを駆け抜ける、2016年のトランス・ジャパンアルプス・レースについて放送されます。

http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2017-08-12&ch=10&eid=02730&f=3303

猟期の100日前

 地域によって異なりますが、11月15日の解禁まで100日前になりました。
「猟期まであと○日」のカウントダウンを手帳に書いておこう。

 年をとったせいか時の流れが速いので、準備をぼちぼち始めなくては。

・射撃技術を磨く
・さらなる猟場開拓
・体力づくり
 この3つが課題です。

 雑誌などでは春に「夏までに間に合う身体作り」などの特集が組まれますが、狩猟者にとっての目標は猟期。

 春先は花粉症と有害鳥獣駆除で忙しく、夏は暑すぎて運動する気分になれず、子供の夏休みなど家族の用事で時間をとられがち。

 田舎では日が暮れると真っ暗になり、ジョギングするのは面倒になります。
 ちょっとした室内での運動をするとか、歩く機会を増やしたい。

特措法によるライフル所持はありえるのか

 農林水産省 鳥獣被害対策コーナー
http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/index.html#実施隊
 被害防止計画作成市町村は1444、鳥獣被害対策実施隊設置市町村は1093あります(平成28年10月時点)

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 鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律に基づく被害防止計画の作成の推進について
http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/pdf/h27_keikaku_ryui.pdf

被害防止計画の作成に当たっての留意事項

対象鳥獣の捕獲体制
 捕獲等を推進する上で、鳥獣被害対策実施隊員に、銃砲刀剣類所持等取締法(昭和33年法律第6号。以下「銃刀法」という。)第5条の2第4項第1号に規定する「事業に対する被害を防止するためライフル銃による獣類の捕獲を必要とする者」としてライフル銃を所持させる必要がある場合には、そのことについて記入する。

対象鳥獣の捕獲計画
 また、鳥獣被害対策実施隊員に、銃刀法第5条の2第4項第1号に規定する「事業に対する被害を防止するためライフル銃による獣類の捕獲を必要とする者」としてライフル銃を所持させて捕獲等を行う場合は、ライフル銃による捕獲等を実施する必要性及び当該鳥獣被害対策実施隊員による捕獲手段、捕獲の実施予定時期、捕獲予定場所等を記入する。
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 市町村が作成する被害防止計画に、この例のようにライフル所持させる旨書いている市町村はあるのか?
 気になったので調べてみました。

 インターネットで被害防止計画を公表している自治体があります。
 「被害防止計画」検索結果
 検索上位の計画を80箇所ほど開き、文書内を「ライフル」で検索してみました。

 実施隊にライフル所持させることについて書かれているのは、9町村だけでした。
 北海道では留萌市、初山別村、遠別町、興部町、本別町、陸別町、北見市。
 あとは山形県小国町、兵庫県篠山市。

 実施隊を設置している市町村は1093箇所あるので、サンプルの分母が少ないですが、約1割といったところ。
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 農水省は特措法で鳥獣被害対策実施隊を設置するメリットをうたっていますが、市町村がそれを受け、被害防止計画に記載しなければならない。

 被害防止計画に記載し、市町村長のハンコを押した書類を貰い、ようやくライフル所持許可の申請ができるが、許可が下りるかは分からない。

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警察庁丁保発第30号 平成27年1月30日
鳥獣被害対策実施隊の隊員からの事業に対する被害を防止するためのライフル銃の所持許可申請への対応について(通達)

https://www.npa.go.jp/pdc/notification/seian/hoan/hoan20150130-6.pdf
>実施隊を設置した市町村が作成した被害防止計画に、農林水産業等に係る被害の実態及び実施隊員が所持する銃器(ライフル銃)による獣類の捕獲等が行われることが定められていることを確認すること。
>被害防止計画にライフル銃による獣類の捕獲等が行われることが明示されていない場合には、当該市町村が作成した別添様式第1号「ライフル銃による捕獲を必要とする意見書」の提出を求め、ライフル銃の必要性等について確認すること。
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 実際に、特措法の鳥獣被害対策実施隊としてのライフル所持をした例はあるのだろうか?


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http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/187/0058/18710300058006a.html
第187回国会 内閣委員会 第6号
平成二十六年十月三十日(木曜日)
○尾立源幸君 是非、この辺もまだ積み残しの点でございますので、またこれは継続的に議論をしていきたいと思います。
 それでは、もう一点、農業被害の方の特措法の中で決められていることなんですけれども、ライフル銃というのは特に遠距離の鳥獣を捕獲するときにはこれ非常に有効なわけなんですけれども、今、十年以上の散弾銃の所持歴がないとライフル銃は持てないようになっております。

 これはこれで一定の理由があるわけなんですけれども、この特措法ではそれを五年に短縮できるようになっておりますが、この特措法の特例を受けた人は全国でたった二人しか今いません。
 じゃ、なぜこの特例が今まで二人しか受けられなかったのか、大臣、レクは受けられましたですかね。──分からない。そうしたらいいです、私の方で言います。

 実は、散弾銃は持っている人なんですけれども、ライフル銃は十年たたないと持てないので、それを五年に縮めるためにどうするかというと、この実施隊員さんは、ライフル銃を持った場合に、各市町村の役場のどこかの部屋でそれを保管してもらわなきゃいけないんです。
 ということは、北海道だと朝四時半ぐらいにもう明るく、もっと、三時半ぐらいですかね、日の出が夏なんかはあると思うんですけれども、そうしたら、その三時半前に役所に行って、銃を取って、それから駆除に行かなきゃいけないわけなんですよ。
 そんな面倒くさいこと、誰がやりますかと。市町村の職員さんも絶対嫌なわけです、こんなことは。
 しかも、土日にやる場合も多いし、そのたびにそういう休日出勤、早朝出勤、遅くまで残るみたいな、このためだけに必要になってくるし、市役所や町役場のその保管する場所というのは別に銃砲店でも何でもありませんので、そんなに厳重に管理をされているわけではありません。ということから含めて、非常にこんなことは嫌がってきたというのが実際なんです。

 ということで、これについて改正を我々はお願いをしておるんですけれども、どのような改正方向になっていくのかということを、それではお聞かせください。

○国務大臣(山谷えり子君) 鳥獣被害対策実施隊の隊員については、有害鳥獣による事業に対する被害を防止するため、ライフル銃による獣類の捕獲を必要とする者に該当するとして、散弾銃を十年以上所持していなくてもライフル銃の所持許可を認めていますが、ライフル銃の適切な取扱いを担保するため、その保管、管理について、市町村の施設内において市町村の責任ある立場の者が施錠管理するなど厳格な監督を求めてきたところでございます。

 尾立委員が今おっしゃられたような現状の中で、これについて市町村の負担が重過ぎるという声を受けまして、ライフル銃の適切な保管、管理がなされるのであれば所持許可を受けた者の自宅で保管することを認める方向で、現在その詳細について検討しているところでございまして、年内を目途に通達を発出する予定であります。
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特措法の成立が平成19年12月21日なので、平成26年まで2人というのはどうなんだ?
絵に描いた餅でしかない。

その後、↓の通達が作られ、自宅保管になった。
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警察庁丁保発第30号
平成27年1月30日
警察庁生活安全局保安課長
https://www.npa.go.jp/pdc/notification/seian/hoan/hoan20150130-6.pdf
鳥獣被害対策実施隊の隊員からの事業に対する被害を防止するためのライフル銃の所持許可申請への対応について(通達)

 ライフル銃の保管・管理の状況の確認
 保管場所
当該ライフル銃の保管については、個人保管を原則とする。
市町村の施設において保管する場合においては、許可所持者ごとに保管設備を設置の上、当該保管設備の施錠を許可所持者自身にさせるなど許可所持者において自ら保管させること。


 ライフル銃の所持許可を受けた実施隊員は、市町村による捕獲等の出動命令があった場合又は射撃の練習若しくは修理等正当な理由のため当該ライフル銃を持ち出すことについて市町村の責任のある立場の者から承認を受けた場合に限り当該ライフル銃を持ち出すことができることとし、許可所持者において、ライフル銃の出し入れ状況を別添様式第2号「ライフル銃管理票」に記録すること。

市町村の責任ある立場の者は、出動命令又はライフル銃の持ち出しの承認状況について、別添様式第3号「出動命令簿兼持ち出し承認簿」により管理し、定期的に「ライフル銃管理票」と照らし合わせて齟齬がなければ「ライフル銃管理票」に押印をするなどして、確認すること。

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 鳥獣被害対策実施隊員として、実際に許可が下りた人は、この人ぐらいしか見つけられませんでした。
 2015年(平成27年)7月に許可のようです。
http://blog.livedoor.jp/imai_bass/archives/55624718.html

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追記:
警察庁丁保発第209号
令和2年12月22日

被害防止計画に基づく対象鳥獣の捕獲等に従事する者及び認定鳥獣捕獲等事業者の捕獲従事者からの事業に対する被害を防止するためのライフル銃の所持許可申請への対応について(通達)

こちらの通達で手続きについて整理されたようです。


2017年8月6日日曜日

データベース(アグリナレッジ)

 農林水産研究に関する国内の論文・情報が探せるデータベース(アグリナレッジ)
http://agriknowledge.affrc.go.jp/

 J-Stageでも論文は探せますが、こちらは農林水産研究に特化したものです。
 ただし、研究課題や論文は見られないものもあります。
 公費で研究しているものは、県や大学レベルであっても公表して欲しいものです。


 明治-平成の狩猟雑誌に見る記事内容の変遷
 こういった情報は、なかなか探しにくいです。

2017年8月5日土曜日

鳥類による被害の防除

 農水省の野生鳥獣被害防止マニュアル改訂版 鳥類編が平成29年3月にアップされていました。
http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/h_manual/H28_manual_tyourui/H28_manual_tyourui.html
 狩猟対象として鳥にあまり興味はありません、農作物被害対策として、一度目を通しておこう。

 こちらの研究機関が協力しており、資料が充実しています。
(国立研究開発法人)
農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業研究センター 鳥獣害グループ
http://www.naro.affrc.go.jp/org/narc/chougai/

効果がないもの
 カラス対策の黄色いゴミ袋
 鳥に対しての磁石。

2017年8月4日金曜日

研修資料の公開とeラーニング

農林水産省の被害対策コーナー
http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/index.html

野生動物による被害対策-特色ある人材育成プログラムの実例-
http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/h_manual/H28_houkoku_jinzai_ikusei/H28_houkoku_jinzai_ikusei.html

 市町村やJAの鳥獣被害職員の研修資料です。
 特にアンケートが面白いです。
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 ↓以下引用
>成功事例ではなく失敗事例や新技術導入後5年を経過した時の取り組み事例発表うまくいかなかった事例を集めて問題抽出

>行政の職員向け研修(体制づくり、交付金活用、住民との合意形成等)

>近隣の複数市町村を参加させて、具体的な対策を考える様な研修。

>文献、インターネット等では調べることができないもの

>行政では鳥獣管理に関する専門的知識や技術を有した人材育成をしても、異動により組織的な適材適所は望めない

>研修会をおこなっても実際に行動する人がいないと意味がない。

>現場と事務の住み分けが必要。長期的に携わるわけではないので、誰が担当しても業務に支障が出ないような仕組み作りが必要。

>専門的な部分の業務が多く、長期的な職員の配置が必要である。

>地方自治体(市町村)の職員は異動が多いため、鳥獣被害対策に詳しくない職員が担当することが多い。そうした職員のための研修会は今後も続けて欲しい。

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 農水省、環境省、各種団体など研修がありますが、重複している部分もあります。
 国主導では開催の通知が末端まで届かなかったり、開催地まで遠く、旅費が出ないので参加できないという事情もあるようです。

 鳥獣担当は人手が足りず、異動によって知識がリセットされることもあります。

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 平成29年度も、同様の研修の参加者を募集しています。
http://wmo.co.jp/kenshu29/nittei/
 年に数回の研修は、参加するのに費用がかかり、時間もかかります。

 毎年のように同じ内容を繰り返すのではなく、基礎部分や資料を読めば済む部分は、ネット上に研修資料を公表すれば良いのではないでしょうか。

 新任の担当は、それを見て知識を得ることができます。
 研修をするのが目的ではなく、知見を広めるのが目的なですから、知識を受け渡す方法は人を集める研修に限定しないほうが良いのでは。

 より実効性のある被害防止策になることを願います。

2017年8月3日木曜日

ワックススラッグの法的な扱いについて

 ワックススラッグや、弾頭の差し替えは、法的にはどういった解釈になるのか調べてみました。
注意:
 法律や通達については、あくまで筆者の解釈であり、運用にあたってはすべて自己責任となります。
 この記事を見ての行動については、一切の責任を持ちません。

 火薬類取締法
 火薬類取締法 施行令
 火薬類取締法 施行規則

 法的な解釈は消費・廃棄・変形(製造)の3パターンに分かれると思います。
 これらの法律等には「分解」という単語はありません。
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(1)消費
 火薬類取締法 第二十五条 (消費)
 火薬類取締法 施行規則 第四十九条(無許可消費数量)

 これに当てはまる場合については、全く問題がありません。
 通常の標的射撃、有害鳥獣駆除や狩猟、そのための練習と同じように消費できます。

---------------------------------------------------
(2)廃棄
 火薬類取締法 第二十七条(廃棄)
 火薬類取締法 施行規則 第十章 廃棄

 弾頭に加工したとしても、最終的に発射して実包(火薬)を消費するのであれば、廃棄ではないと思います。
 仮に散弾の鉛粒やスラッグ弾頭を抜き、火薬とワッズだけにしたのち発射すれば、ただの消費になるのではないでしょうか。

 こちらの通達に定義があります。
 警察庁 平成27年6月4日 丁保発第123号 猟銃用火薬類等の取扱いについて
https://www.npa.go.jp/pdc/notification/seian/hoan/hoan20150604.pdf
>消費
>廃棄以外の目的でする火薬類の爆発又は燃焼をいう。
>その爆発又は燃焼の効力を有効に利用すると否とを問わない。

実包の火薬を集めて違うことに使うのは製造になり、火薬を爆発又は燃焼せずに廃棄するのは法的にはアウトになりそうです。
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(3)変形
産業構造審議会 保安分科会 火薬小委員会 産業火薬保安ワーキンググループ(第5回)・煙火保安ワーキンググループ(第5回)合同開催‐配布資料
http://www.meti.go.jp/committee/sankoushin/hoan/kayaku/sangyo_kayaku_wg/005_haifu.html

火薬類の技術基準等の見直しについて(討議資料)
-リスクの大きさに応じた規制の実現-
②製造・消費の範囲、無許可製造
平成27年5月27日 鉱山・火薬類監理官付

A.火薬類取締法における「製造」の定義と運用の実態
火薬類取締法は、火薬類(火薬、爆薬、火工品)の製造について「製造(変形又は修理を含む。)」と定めている。
運用では製造行為を以下のとおり「狭義の製造」、「変形」、「修理」に区分している。

○狭義の製造(変形又は修理を除く)
物理的、化学的な物質の変化を通じて火薬類をつくり出すこと(例:TNTの合成)
火薬類でない物質から火薬類を作り出すこと(例:黒色火薬の調合)
火薬類である物質から他の火薬類をつくり出すこと(例:爆薬から雷管の製造)

○変形
火薬類の実質に変化を加えない加工(例:爆薬の分割・合体・成形)
ただし、消費場所において行われ、変形後ただちに消費される場合は消費行為とみなす。

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 花火のラベル付けや、発炎筒を縛るのは「変形」に含まれるか?といった議論をしています。
 手を加えること自体がいかん、と言われると、スラッグにグリスを塗るのも加工になってしまいそうな…
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http://www.pref.iwate.jp/anzenanshin/bosai/kayaku/002519.html
岩手県 火薬類取締法の火薬類の製造について

>火薬類取締法における火薬類の「製造」とは、火薬類でない物質から火薬類を作り出すことはもちろん、すでに火薬類である物質から他の火薬類をつくり出すこと、火工品(火薬又は爆薬を使用して、ある目的に適するように加工し製造したもの)を変形することも含まれます。

>このため、がん具煙火を分解して火薬を取り出す行為、複数のがん具煙火を連結する行為等も火薬類の製造となります。これらの行為は、危険を伴うだけではなく、火薬類の製造行為となるため、許可を受けた者でなければ、行うことができません。

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 弾頭への加工は、火工品である実包の変形と解釈できそうです。

 火薬類取締法
(製造の許可)
第三条  火薬類の製造(変形又は修理を含む。以下同じ。)の業を営もうとする者は、製造所ごとに、経済産業省令で定めるところにより、経済産業大臣の許可を受けなければならない。

 ここでは、製造には変形又は修理を含むとあります。
 
 花火や救命信号では上記の委員会のように変形=製造が問題になりますが、狩猟や有害鳥獣駆除のための実包であれば、無許可製造という仕組みがあります。
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 火薬類取締法 第四条で製造の規制。但し書きで一部例外。
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 火薬類取締法 施行規則
(無許可製造数量)
第三条  法第四条 但書の規定により許可を受けないで製造することができる火薬類の数量は、左の各号によるものとする。

三  法第十七条第一項第三号 に規定する者が鳥獣の捕獲または駆除の用に供するために製造する場合には、一日につき実包または空包百個以下

四  射的練習の用に供するために当該練習者が製造する場合には、一日につき実包または空包百個以下

五  鳥獣の駆逐の用に供するために製造する場合には、一日につき空包百個以下
------------------------
 つまり、実包を変形(製造)したとしても、1日100個以内であれば、通常のリロードによる実包製作と同じ扱いになるのでは。
 どうでしょうか。


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 2019年11月11日追記
https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=595119118&Mode=0
パブリックコメント
火薬類取締法施行規則の一部を改正する省令に対する意見公募について
案件番号 595119118

(1)オリンピック競技大会の課題への対処

 国際ルールの改正を踏まえ、現在、射撃競技においては、審判に従事する者が実包を分解し、不正がないかを検査することとなっており、2020年に開催が予定されているオリンピック競技大会においてもこの検査が行われることとなっています。

 当該行為は、火薬類取締法における製造行為に該当するものですが、取り扱いについて検討したところ、国際的又は全国的な規模で開催される運動競技会において、審判に従事する者が当該行為を行う場合であれば、十分な安全管理体制が構築されていると考えられることから、運動競技会を円滑に開催するために、1日につき実包200個以下に限り、火薬類取締法の製造許可を不要とする改正を検討しております。

2017年8月2日水曜日

植生の衰退度

 兵庫県ワイルドライフモノグラフ
http://www.wmi-hyogo.jp/publication/monograph.html

 4号(PDF)  ニホンジカによる森林生態系被害の広域評価マニュアル
 下層植生衰退度(Shrub-layer decline rank:SDR)
 低木層の植被率で衰退度を区分しています。
 報告書の6~8ページです。

無被害刷(ND):シカの食痕が全く確認されなかった林分

表退度0(DO)・シカの食痕がある林分のうち、低木層の植被率が75.5%以上の林分(写真1-1)
表退度1(D1)・低木層の植被率75.5%未満38%以上のシカの食痕あり林分(写真1-2)

表退度2(D2)・低木層の植被率38%未満18%以上のシカの食痕あり林分(写真1-3)
表退度3(D3)・低木層の植被率18%未満9%以上のシカの食痕あり林分(写真1-4)

表退度4(D4)・低木層の植被率9%未満のシカの食痕あり林分

 低木層の植被率の算出にあたっては、低木層における木本類の植被率とササの植被率の合計値を用いる。
 合計値の算出にあたっては、それぞれの植被率カテゴリーの中央値を用いる。



 この前、鹿を探しに山にいったときの写真。
 公園のような見通しのよさに違和感を感じましたが、鹿の影響で下層植生が少ないせいでした。
 表退度は3から4でしょうか。

 こういった資料は、学問的な知見を狩猟者が活かせるツールかと思います。
 神奈川県 シカ不嗜好性植物図鑑なども含め、植物名と植生がある程度分かるようになれば、林道を流しているだけでも、鹿の生息密度がなんとなくイメージできるようになります。

 関連記事
シカの嗜好・不嗜好(忌避)植物
本:シカの被害が分かる図鑑


トレランシューズの寿命。神保町のアウトドア屋

 普段履きとして使っていたノースフェイスのトレランシューズ。
 底が磨り減り、アッパーもほつれてきたので、そろそろ寿命を迎えそうです。
 なぜかどんな床面でもキュッキュと音が鳴る底だったので、ノースフェイスの靴には良い印象がありませんでした。

 実際の狩猟では、スパイク地下足袋やスパイク長靴の出番が多く、登山靴やトレランシューズで山に入ることは少ないです。

 砂利の林道で足音を消したい場合や、林道脇で距離が短かく、履き替えるのが面倒な時ぐらい。

 買い換えたいですが、さて、どんな靴にするべきか。
・普段履きにも使える地味な色
・斜面でも滑らないソール
・足に合っている
 ざっくりこの3条件ぐらい。

 タイムを競うわけでもないので、機能や防水性は問わない。

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 8月に東京に行く用事があるので、神保町に寄ってみよう。
・さかいやスポーツ シューズ館
http://www.sakaiya.com/wp/shopinfo/shoes

・ICI石井スポーツ登山本店
http://www.ici-sports.com/shop/honten.html

・ヴィクトリア L-Breath 御茶ノ水店
http://www.victoria.co.jp/13235/

 この3軒に行けば、靴選びの用事は足りそうです。

2017年8月1日火曜日

2017年7月 新しい山を歩く

 行ったことがないエリアの山を、地図や衛星写真で目星を付けておき、実際に歩いてきました。

(1)針葉樹に囲まれた広葉樹林(○峠付近)
 周囲はスギ、ヒノキ林で鹿の気配は少ない。
 入り口付近は間伐されている高齢のスギ林で、シダ類が生えている。


 広葉樹林に突入するものの、足跡はあるが姿や声は聞こえない。
 下草が少ないので、鹿の生息密度はありそう。


 目的地の草地っぽい場所に近づくと、茂みから飛び跳ねる鹿1頭を確認。
 片耳にイヤホンをつけて録音したラジオを聴きながら、足音も気にせず歩いていましたし、かなり距離があったので、こちらが先に発見するのは無理でした。
 銃を持ち、慎重に歩いたとしても、植生と地形からちょっと難しい。
 また、最寄の林道から800~900mあるので、手間の割りには微妙な猟場という感じ。
 植生は苔、シダ類と裸地で、やや湿気っぽい。

 行き帰りの林道で3頭発見。
 3頭とも近い場所でしたのが、周囲の山は傾斜がきつく、藪も濃いので、歩き回る単独猟には向いていません。
 地図や衛星写真を見直して、日を改めて歩いてみたい。
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(2)造林放棄地で、いかにも鹿が多い場所。
 草地Aは脇に林道があるので、ゆっくりと車で移動する。
 木陰やススキの後ろにいた鹿が4頭出てきました。

 その後、草地1から1.2km離れた地点に車を止め、草地Bに向かって歩き出す。
 草地Bは雰囲気は良いが、鹿の気配は少なめ。
 新しい足跡もあるので、時間帯や接近方法次第では、出会いがありそう。

 400mほど歩いて広葉樹林に到着。
 何かの動物が落ち葉を掻き分けた跡もあり、雰囲気はある。


 かなり古い空薬莢を見つける。
 この地方では猟師さんが減りつつあるので、ナワバリを侵したというより、「昔ここで発砲した猟師がいるので、自分の見切りは間違っていなかった」という感触になる。

 帰りも草地Aを通り、鹿を2頭見る。
 林縁から草地にそっと近づき、鹿を先に見つけて撃てば良いのですが、造林放棄地なので、それなりの面積(距離)がある。
 前回の笹地でも思ったが、150~200mで確実に仕留められる性能のライフルが欲しくなる状況。

 無いものねだりを言っても仕方がないので、かなり手前の杉林から登り、尾根から草地Aを見下ろす場所に行ってみたいと思います。

 地図上で目星をつけた場所は、あと5箇所ほどあります。
 体力づくりも兼ねて、時間が出来たら歩いてみたい。

2017年7月30日日曜日

鹿杖

 口から「南無阿弥陀仏」の六体の小さい阿弥陀如来を出している、六波羅蜜寺の空也上人立像が持っていることで有名です。
http://rokuhara.or.jp/icp/
>上人が鞍馬山に閑居後、常々心の友としてその鳴声を愛した鹿を、定盛なる猟師が射殺したと知り、大変悲しんでその皮と角を請い受け、皮をかわごろもとし、角を杖頭につけて生涯我が身から離さなかったという。


 愛媛県の第49番札所 西林山 三蔵院 浄土寺にも、空也上人像がありますが、非公開のようです。
https://www.city.matsuyama.ehime.jp/kanko/kankoguide/rekishibunka/bunkazai/kuni/kuuyashouninrituzou.html


 京都 行願寺(ぎょうがんじ)革堂(こうどう)
https://kanko.city.kyoto.lg.jp/detail.php?InforKindCode=1&ManageCode=1000043
 寛弘(かんこう)元年(1004年)天台宗の行円上人が開く。
 子を孕んだ鹿を射止めてしまったことを悔いた上人が、常にその皮をまとって鹿を憐れみ、人々から皮聖(かわのひじり)と呼ばれていたことから、革堂と呼ばれるようになったといわれる。

 この資料が鹿杖について詳しいです。
 わが国における遊行僧の研究―鹿角の杖を持つ遊行僧を中心に―
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ibk1952/48/2/48_2_884/_pdf

 親鸞聖人がつかっていた鹿杖は、T字の杖であって、鹿の角ではなさそう。

 山に生きる人びと :宮本 常一では、念仏聖について触れられています。
 もうちょっと幅広く調べないと、掘り下げられないですね。

2017年7月29日土曜日

鹿の残渣は肥料に使えるか

 鹿や猪の食肉加工施設では、残渣を遠く離れた産業廃棄物処理場に引き取ってもらうため、処理にかなりの費用がかかっていると聞きます。

http://www.maff.go.jp/j/nousin/saigai/pdf/04_chapter2.pdf
 この資料では産廃処理費を1頭15kg×キロ100円としているが、それで収まるとは思えない。
 処理場によっては内臓を出さないままの搬入が基本となっている場所もあるので、産業廃棄物となる重量はもっと多いと思う。

 肥料化できないのか調べてみましたが、偶蹄目のため、BSE関連の法律に引っかかるようです。
 
http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/hiryou/pdf/manual-2.pdf
農林水産省 牛由来の原料を原料とした肉骨粉等の肥料利用に関する手続きマニュアル【第2版】<肥料生産業者向け>平成26年9月

http://www.maff.go.jp/j/nousin/saigai/pdf/08_chapter6_4.pdf
農林水産省 微生物による減量化

北海道 エゾシカ対策課 微生物によるエゾシカの減量化処理手引書
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/est/yk/genryouka.htm

 あくまで減量化であって、肥料化ではありません。
 発酵物は最終的に埋設するか、焼却処理し焼却灰を埋め立てて処理することになります。
 資源としてうまく使えれば良いのですが、なかなか難しいですね。

2017年7月28日金曜日

書籍:本当に正しい鳥獣害対策Q&A


出荷できない農産物を放置しないなどの基本的な部分が多いですが、改めて考えさせられることも多く、参考になりました。
 文章量のボリュームもあります。
 俗説への反論などもあり、読み応えがあります。

 農文協(農山漁村文化協会)の本にも言えますが、たまに農家向けの被害対策の本を読むと、新たな発見があります。

2017年7月26日水曜日

折りたたみ鋸の歯を細目に交換

 関連記事:鋸で骨を切る

 折りたたみ鋸を山に持って行きます。
 鋸目が粗く、骨へ食い込みづらいので、細目の刃にしたい。

 しかし、ホームセンターで適当に買ったメーカー不明なものなので、替刃の入手が怪しい。
 柄にはGOLD GEARと書いてあります。

 替刃に固定溝が2つ付いていて、他メーカーの折りたたみ鋸と、ほぼ同じ形をしています。
 互換性があるのか不安でしたが、店頭で刃の形を見比べてから、エイヤっと買ってみました。
 買った刃はSHARK SAWというブランド。梱包の裏には「ネオカット」という会社名が書いています。

上がシャークソー、下がゴールドギア
 骨を切った際、水で洗って掃除し、乾燥後に保管しましたが、錆が浮いてきました。
 分解して乾燥し、油を塗らないと駄目ですね。

刃を重ねてみる。
 穴の大きさと切り欠きの距離はほぼ同じですが、刃と切欠きの角度がわずかに違います。

装着後の折りたたみ状態

開いた状態

 マイナーメーカーの本体に、さらに謎のメーカーの刃をつけるという、カオスな状態です。

 長く使うのであれば、通販で取り扱っているような、シルキーやSK11などの大手メーカーにしておくのが安心ですね。


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 2018年9月2日追記 
 2018年7月にシャークソーのサイトが開設されています。
 高儀は工具でそれなりに有名なメーカーです。
 
 

替刃 塩ビ・プラ・竹用 125mm 480円


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 狩猟スタイルにもよりけりですが、単独猟の場合、鉈や鋸を使って枝を払うことは、余りありません。
 巻き狩りでタツマで待つ場合、射線上の枝を切ろうとして、解体用の刃の薄いナイフしかなく、困ったことが一度だけあります。
 この鋸も解体での使用が多く、枝を切ることは少なそう。
 
 引く際にしか力を入れず、胸骨・骨盤・手足を切るだけであれば、刃だけ買って、簡単な柄を自作して軽量化するのが理想です。
 こんなT字型の製品。
 作る手間を考えると、ちょっと躊躇してしまいますが…

 サバイバルなどで使われるワイヤーソーで骨きりというのも、可能性としてやってみたい。

2017年7月25日火曜日

空薬莢の再利用

 山で撃った薬莢を回収して持って帰ってきますが、分別してゴミとして処理するのがちょっと面倒です。
 今住んでいる場所では金属ゴミとして出せばいいのでしょうが、プラ部分を切ったりする必要もありそうだったり、危険物として怪しまれる可能性もあります。

 マッシブな雰囲気を演出するわけではありませんが、とりあえず鉛筆立てにしてみました。
 見た目的にも微妙ですし、紐で縛っているだけなので安定性が悪いです。
 ロンデルとプラスチック部分では直径が違うので、ギュっと縛ると螺旋状にねじれます。

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 トイガン系のイベントで、空薬莢のつかみ取りをやっているようです。
 1回600~1000円
https://sabage-archive.com/blog/archives/5110
https://twitter.com/sergeants_heart/status/736322993907896320

 こちらでは販売もしています。
 10個で800円…
https://repmart.jp/products/list.php?category_id=2705

 銃所持者にとっては空薬莢はゴミですが、サバイバルゲームの演出アイテムとして、欲しがる人もいるのですね。

2017年7月24日月曜日

イヤーマフと電車

 普段は車での移動がほとんどの田舎暮らしです。
 久しぶりに都市部に行ってきました。

 2次元的平面な田舎暮らしに慣れていると、まず階段での移動に違和感を感じます。
 1フロアの折り返しなら問題ないのですが、駅などの長い階段は日常で出くわさないので、距離感が掴みにくくなることもあります。
 山に登るのとは違う筋肉の使い方ですし、立体的な建物構造に慣れません。

 都会暮らしの際はあまり気にならなかったものの、久しぶりに電車に乗ると、かなりうるさく感じます。
 電車や地下鉄に長時間乗ると分かっていたので、イヤーマフとカナル型イヤホンの組み合わせを使ってみました。
 遮音性が高く、音楽を聴くのに良いです。
 ただし、数時間の使用になると、耳が蒸れたり、メガネのフレームが押されて痛くなってきます。

 銃用や産業用などありますが、丸一日つけても苦にならず、頬付けの邪魔にならないイヤーマフがあるのだろうか。

2017年7月22日土曜日

サンデーモバイルカリング

モバイルカリング実施マニュアルver24.0

 北海道 釧路総合振興局
http://www.kushiro.pref.hokkaido.lg.jp/sr/srs/fukyuuka/osirase3.htm
平成23-24年度道有林釧路管理区(浜中町)での取り組みのノウハウ
平成25年10月
北海道・浜中町・(地独)北海道立総合研究機構・酪農学園大学

 北海道での林業現場を見たことがありますが、確かに伐採現場で鹿を見ることがありました。
 無雪期だと、機械が動いていない昼休みに、丸太を積み上げる土場で、重機から5mぐらいの場所に鹿がいました。
 積雪期では、搬出路の近くに鹿の足跡が多かったです。

 伐採した木の葉などを、餌資源としているのでしょうか。

 伐採事業実行中は調整が難しいですし、林道上からの発砲も条件があるので、一般狩猟者が行うのは、ほぼ無理です。
 猟期直前に伐採作業が終わった場所あたりを、重点的に歩いてみたい。

2017年7月21日金曜日

鳥獣保護区のGISデータ

 GPSやGISに表示させて、じっくり見てみたい。
 県のウェブGISでは表示できるものの、ダウンロードはできない

 環境省の自然環境調査Web-GISでは、国の鳥獣保護区しか載っていない。
http://gis.biodic.go.jp/webgis/sc-026.html?kind=nwp

 G空間情報センターにも無い。
https://www.geospatial.jp/gp_front/

 改めて検索しなおしてみると、国土地理院国土数値情報に鳥獣保護区データがありました。
http://nlftp.mlit.go.jp/ksj/jpgis/datalist/KsjTmplt-A15.html
 ただし、データ作成年度は平成21年度

 xml形式なので、データ変換ツールを使い、shape形式に変換。
 shapeからはGPS TrackMakerやQGISでkmlやgpxなどに変換できます。

 最新の鳥獣保護区を、重複してもいいので、それぞれのサイトに掲載して欲しいです。
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 個人的な課題としては、狩猟のメッシュ番号を分かりやすくしたい。
 そもそも、メッシュの格子は緯度経度などのルールがあるのか?
緯度経度からハンターマップメッシュ番号計算
http://ragwork.blog92.fc2.com/blog-entry-14.html
 ちょっと面倒ですね。
 大き目の紙地図にエイヤっと線を引くアナログな手段の方が早そうです。

2017年7月19日水曜日

兵庫県のワイルドライフモノグラフ

 兵庫県森林動物研究センターの資料です。
http://www.wmi-hyogo.jp/publication/monograph.html
 毎年作成しており、2017年7月現在で9号まで発刊されています。
 まだ全部読んでいませんが、新たな発見もありますし、狩猟に使える情報もありそうです。

 例えば8号のイノシシ特集。
 ベルリンでは訓練したハンターが公園や道路での夜間狙撃が許可されている。
 オオカミはイノシシを思ったより食べない。

 アメリカでは狩猟者がノブタを生け捕りにして、生息していない地域に放す人がいる。
 一時期のブラックバスのよう?
 対策の選択肢として避妊薬や亜硝酸ナトリウムも検討されている。

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 90から100ページを越すような報告書を毎年作れるだけの体力(職員数と予算)が、兵庫県にはあるということです。

 学会誌は敷居が高く、会員にならないと見られない論文が多いです。
 一般の農家や狩猟者でも見ることができ、比較的分かりやすい言葉で書かれているこういった資料の存在は、非常にありがたいです。

 シンポジウムの内容をまとめた号もあります。
 シンポジウムは一過性という記事も書きましたが、記録として保存し、誰でも見られる場所にある事が重要です。

 8号の中でのイタリアの研究者さんの言葉
>一般の人たちに明確に情報を伝えるとは我々の義務だと思います。
>このようなことを説明して状況を理解してもらうのは私たち研究者の仕事です。


いくら立派な議論をしていても、限られたメンバーの中で、日時や場所が限定されれば、象牙の塔の中でやっているのと同じです。

 学問の追及や学会での発表と、一般向けの普及事業は性格が違いますが、少しでもこういった取組が増えてくれればと思います。
 地域の鳥獣害に対してじっくり取り組むという意味では、それぞれの県の研究機関が、もうちょっと充実してくれるとありがたいです。

2017年7月16日日曜日

漫画:猟犬探偵(谷口ジロー、稲見 一良)

猟犬探偵 1 セント・メリーのリボン

猟犬探偵 2 サイド・キック


 稲見一良さんは狩猟小説の定番作家。
 谷口ジローさんは、夢枕獏さん原作の登山小説「神々の山嶺」や「孤独のグルメ」なども描いた漫画家。

 猟犬探しをする探偵の短編集という感じですが、原作と絵がマッチしていて、良い雰囲気です。

 漫画に登場する銃は、リブ銃身の自動銃と、水平二連。
 2巻目のサイド・キックの第1話ではポンプ式も使っているようです。
 自動銃を描写する際は、ボルトも描いて欲しかった。

 稲見一良さんは1994年に、谷口ジローさんは2017年に亡くなっています。合掌。

 稲見一良さんの小説はそれなりに読んでいますが、読んだのが10年以上前なのと、未読のものもあるので、改めて調べてみよう。

 レビューで「肩付けをとても重視するので、リュックサックを担いで山に入ることはない」と書いている人がいますが、自分は担いで狩猟をしています。

2017年7月15日土曜日

報酬金と副業禁止規定

 勤めている会社によりけりですが、有害鳥獣駆除の報酬金は副業となってしまい、服務規程に引っかかることが考えられます。

 消防団については、公務員の場合、事前に任命権者の承認を得ることによって、職務専念義務免除扱いになるようです。

 消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律第十条第一項の規定による国家公務員の消防団員との兼職等に係る職務専念義務の免除に関する政令等の公布について(通知)
消防地第46号 平成26年6月11日
https://www.fdma.go.jp/concern/law/tuchi2606/pdf/260611_chi46.pdf

 有害鳥獣駆除についても、同様の仕組みを作ると、参加しやすくなります。

 もしくは、報奨金を一旦猟友会が受け取り、狩猟税の支払いや練習用の弾代に充てるなどして、個人が直接受け取らないような仕組みがあると、副業が禁止されているサラリーマンハンターは助かります。

 参加はしたいが、報酬は受け取れないという人は、従来型の猟友会や有害鳥獣駆除ではレアケースかもしれませんが、そんな人もいるという事でした。

2017年7月14日金曜日

プラティパスの水筒

 神奈川県の鹿捕獲事業では、ペットボトルの水の音にも気をつけています。
 狩猟で山を歩く際は、水が減っても音がせず、容積が小さくなるプラティパスの水筒を使っています。

 容量500mlですが、ペットボトルのように断面が円ではないので、ちょっと小さく感じます。
 ペットボトルホルダーへの収まりはちょっと悪く、すっぽ抜けて落とさないか心配になります。
 実際には銃袋などと一緒に、腰袋にエイヤっと突っ込んでいます。

 かなり昔に買ったものなので、今だとこちらの商品になるのかな?

 プラティパス ソフトボトル 0.5L マウンテン SoftBottle 25874 水筒 1,071円
 現行モデルでは飲み口はついていないのでしょうか?

 100均でも同様の畳める水筒は売っています。
 自転車の水ボトルと同じような構造なので、水漏れがちょっと気になりますが、うまく使えばこれでも十分な気がしてきます。

 単独猟の場合、車を起点として、片道1時間以内を回ってくるイメージです。
 身につける水分はこの水筒1つか、+αで500mlのボトルのみ。
 車に戻ってきた際に、車に積んである1.5Lのペットボトルなどから補給します。

 ハイドレーションシステムも使ってみたいのですが、今は背負子に適当な袋をくくりつけているので、うまく収まらないです。
 水を飲む数分間は体力的な休憩になりますし、何時間も歩き続けることも無いので、ハイドレーションを買う必要性をあまり感じません。

2017年7月13日木曜日

ウッドストーブを試運転




 薪を試しに燃やしてみました。
 底が詰まって不完全燃焼を起こしたのか、タールっぽい煤がついています。
 密教の護摩を炊くように、リズム良く薪を補給すれば、温度を保てるのだろうか?
 うまくいかなかった場合、アウトドア用のバーナーで鉛を溶かす事にします。

2017年7月12日水曜日

ローカルな鍛冶屋

 沖縄本島の北部にあるカニマン鍛冶工房
http://kaniman.ti-da.net/e9686746.html

 石垣島の池村鍛冶
http://www.dee-okinawa.com/topics/2012/05/blacksmith.html

 沖縄には猪猟文化があるので、それに適した刃物もありそうです。


 ローカルな鍛冶屋さんは高齢化で減ってきています。

 群馬県沼田市の古見刃物店さんは、2015年あたりに引退しました。
http://www.geocities.jp/yamapon65/tisantisyou_dougu_numata.html
 
 富山の大久保さんも、かなりのご高齢です。
https://www.asahi-tabi.com/asahimachi/256/

 天竜杉で有名な金原明善が考案したという鎌を作る、静岡の片桐鍛冶店さんもご高齢です。
http://sugiten.exblog.jp/19663895/
 狩猟向けのフクロナガサ的な刃物も作っているようです。

 2006年とちょっと古いですが、かくまつとむの「日本鍛冶紀行―鉄の匠を訪ね歩く」が鍛冶屋さんについて詳しいです。
 数が減りつつある鍛冶屋なので、少しでも興味があるのなら地元にあるのか調べ、まずは訪問してみましょう。

2017年7月11日火曜日

10年未満でライフルを所持する方法を考える

 ライフル所持の許可については、大きく分けると以下の種類があると思います。

1. 日本ライフル射撃協会で標的射撃の推薦受ける。
(銃刀法 法第五条の二第四項第二号
ライフル射撃競技に参加する選手又はその候補者として適当であるとして政令で定める者から推薦された者

(銃刀法施行令 第十五条)
(ライフル銃の所持が許可される射撃競技選手に係るライフル射撃競技等)
第十五条  法第五条の二第四項第二号 の政令で定めるライフル射撃競技は、日本体育協会又はその加盟競技団体が主催して行う運動競技会のライフル射撃競技とする。

http://www.riflesports.jp/member/process/process_recommend/

 エアライフルの段位をとり、装薬銃の申請をするなどの手続きを踏めば、持てる可能性はあります。
 しかし、あくまで標的射撃のためであって、狩猟や有害鳥獣駆除では使えません。
 実猟や駆除で使うことを考えていますので、ここでは掘り下げないことにします。

 推薦を受けて標的射撃用のライフルを持ち、10年以降に狩猟・有害を用途に加えることはできるのだろうか?

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2. 10年以上の散弾銃所持
(銃刀法 法第五条の二第四項第一号)

 通常の手続きなので省略。
 県によっては10年経っても申請を受け付けないとか、狩猟者登録の実績が必要などを求め、門前払いするという噂もあります。

 「継続して十年以上第四条第一項第一号の規定による猟銃の所持の許可を受けている者」とあるので、狩猟の実績は問われないと思いますが…
 ここでいう「猟銃」とは、銃刀法の用語としての銃であって、実際に狩猟に使うなどの意味はないと思います。

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3. ライフル銃による獣類の捕獲(殺傷を含む。以下同じ。)を職業とする者
(銃刀法、法第五条の二第四項第一号)

 いわゆるマタギ的な人ですね。
 なにをもって「職業」とするのか、ちょっと曖昧です。

 10年未満の人が「俺は職業として猟師をやっていく」と決めた場合、どの段階で申請すれば認められるのでしょうか?

 岐阜の某団体の人は、猟師を職業としていると言ってもいいと思いますが、サボット銃のサベージを使っています。
 ライフルは持てないのでしょうか?
 もしくはあと数年なのでサボットで十分?


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4. 事業に対する被害を防止するため
(銃刀法 法第五条の二第四項第一号)
 この内訳として3パターンあります。

(4-1) 農林水産業等を営み、又はこれに従事する者であって、獣類による被害を受け、又は受けるおそれがあるもので、その被害を防止するためライフル銃による獣類の捕獲を必要とするもの

 こちらの通達に、許可について具体的に書いてあります。
 事業に対する被害を防止するためのライフル銃の所持許可について(通達)
 警察庁丁保発第29号 平成27年1月30日

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 ・事業とは
 通達には「申請者の行う農林水産業等に係る事業に対する獣類による被害について明らかにするため」とあります。
 被害の証明を市町村に書いてもらう必要があります。

 ・防除措置
 申請には防除措置等が講じられていることを明らかにする写真などを提出する必要があります。
 農地であれば電気柵、林地であれば防護ネットなどを設置し、罠や散弾銃での防除措置をしている上で被害があることを説明しなくてはいけません。

 ・ライフルが使えるエリア
 ある程度山林面積がある自治体で、ライフルによる有害鳥獣駆除を認めていないと、許可が出ません。
 許可の範囲は、市町村単位とすることを原則としているようです。


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(4-2) 鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律(平成19年法律第134号)第9条第1項の規定により市町村に設置された鳥獣被害対策実施隊の鳥獣被害対策実施隊員

鳥獣被害防止特措法について
http://www.maff.go.jp/tohoku/seisan/tyozyu/tokusoho/index.html
> 実施隊員であれば、銃刀法に規定する「事業に対する被害を防止するためライフル銃による獣類の捕獲を必要とする者」に該当し、散弾銃の所持経験が10年未満でも、ライフル銃の所持許可を受けることができます。

 以前は銃を役場に預けるなどなっていましたが、平成27年1月30日の警察庁丁保発第30号で自宅保管になりました。

 出し入れの簿冊をつけるなど、通常の猟銃の許可より厳しくなっています。
 当然のことですが、実施隊員に任命されなくなった場合は、ライフルの所持許可も取り消されます。

>許可をする場合には、銃刀法第4条第2項の規定に基づき当該ライフル銃を使用(携帯、運搬及び発射)できる場合を、実施隊の活動として当該実施隊の設置された市町村における有害鳥獣駆除に従事する場合又は修理等正当な理由に基づく場合に限定するなど、実施隊による鳥獣の捕獲等の実態に合わせた条件を付すこと。


鳥獣被害対策実施隊としての許可の場合、実施隊としての活動でしか、ライフルは使えないと思われます。
 狩猟はもちろん、有害鳥獣駆除や管理捕獲などでもライフルは使えないと推測します。

 別の記事にもまとめました。(特措法によるライフル所持はありえるのか)

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(4-3) 鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(平成14年法律第88号)第18条の2の規定による認定を受けた鳥獣捕獲等事業者の捕獲従事者


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 牧場主や林業経営者であっても、積極的に狩猟免許をとり、ライフルを持ちたいと思う人であるとは限りません。

 山村部に住んでいて狩猟免許と銃を持っている人が、早くライフルを所持し、地域の有害鳥獣駆除で使えるような落とし所に持っていければ良いのですが…

 環境省の平成26年度の統計資料「年齢別狩猟免状交付状況」によると、60歳以上の狩猟者は全国で65%になります。
 新規参入もあるでしょうが、20年後には狩猟者が半分になる可能性もあります。
 環境省ではニホンジカ、イノシシについて、当面の目標として、平成35年度までに個体数を半減させることを目指すことにしています。
http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/attach/pdf/suisin_kaigi-7.pdf


 捕獲数を上げるのであれば、農家さんの罠免許取得を増やした方が効果があるかもしれません。
 しかし、罠免許の場合、免許を返上する人もいます。
「地方自治体は狩猟者減少時代をどう乗り越えればよいのか?」によると、平均狩猟従事年数は銃で40年、罠で9.2年となっています。

 ライフル所持が、鹿被害防止の解決策になるかどうかは、統計的・学問的な裏付けがありません。
 狩猟方法にもよりますが、「ライフルだったら獲れたのに」と思うことは個人的にはあります。

 毎日見回りにいけるという事さえクリアできれば、罠の方が捕獲効率が良いですが、その反面、山奥や罠が仕掛けられない場所では、銃が必要ですし、散弾銃よりライフルの方が確実性はあります。
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 全くの個人的意見ですが、ライフル所持が早まれば、10年未満の銃所持者の捕獲数底上げには繋がるでしょうし、早めに持てるという希望があれば、銃猟を辞める人が、少しでも減るのではと思います。
 ただ銃を持ちたいという人を弾く意味で、有害鳥獣捕獲に限っての使用や、実績を求められても良いです。

 シャープシューティングを実行できるような高い技術を持ったハンターは、高山帯や狩猟者が行きにくい地域などでの個体数調整のため、一定数が必要です。

 現状の法令では、まず10年経験を積み、それからライフルを持たないと、高度な技術を必要とされる捕獲現場では戦力にならないかと思います。
(標的射撃のライフル所持で経験を積んだり、サボット銃でやるという方法もありますが)

 技術の高いハンター(カラー)を育てる分母を増やす上でも、ライフル所持者はそれなりの数が必要なのではないでしょうか。

2017年7月10日月曜日

紙の会報がいらない

 転勤族なので、家財の容量の制限があります。

 大日本猟友会や県猟友会から、猟期前に会報が送られてきます。
 何度も読み返す内容ではないですし、紙媒体で配布する意味が薄いです。
 自分の場合、一度読んだ後は、スキャンして電子化し、クラウドに保存したあとに捨てます。
 クラウドに保存したものを見返すことはほぼ無いですが、「何かあったときに見られる」という精神的な安定剤として、とりあえず保存しています。

 紙媒体の発行には、それなりの経費がかかっています。

 自分のように紙媒体が要らない会員に対しては、500円ぐらい割り引いたプランが選択肢としてあると、非常にありがたいです。

2017年7月9日日曜日

Deer Initiativeの資料

http://www.thedeerinitiative.co.uk/best_practice/
 イギリスの狩猟団体Deer Initiativeの、ベストプラクティスという資料です。
 鹿の生態、銃、解体衛生など幅広く、写真も多様されており分かりやすいです。

 中には「ベテランの狩猟者だったら誰でも知っている常識だよ」という事も書かれています。
 狩猟者にとっての常識を、学問的・衛生的に裏付けした資料を、誰でも見られる場所に公開し、広く普及しようとしている事が重要です。

 口伝(くでん)や人づての情報伝達では、人の輪が途切れたり、知識を持った人が亡くなった場合、消滅してしまいます。
 また、昔の猟師の常識も、今の学問や衛生から考えると、間違った部分があるかもしれません。

 そのあたりをフォローするものとして、この資料は非常に羨ましいです。
 これの日本版を、是非大日本猟友会には作って欲しい。
 それぐらいの資料があれば、年会費数千円の払いがいがあるというものです。

2017年7月8日土曜日

Deer Management Qualificationの問題

 「野生動物と社会」学会の学会誌公開で見つけた論文、次世代の大型哺乳類管理の担い手を創出するには? : 英国シカ捕獲認証を参考に
https://www.jstage.jst.go.jp/article/awhswhs/3/1/3_KJ00010156287/_article/-char/ja/

 イギリスのシカ捕獲認証を受講していますが、問題集はDeer Management Qualificationのウェブサイトで公開されているとありました。

>問題集(安全試験24 題,一般284 題,食肉衛生一般1188題,大型獣の食肉衛生87 題)が含まれており,後述するように実際の試験ではこの中から出題された.

 このリンク先が問題集です。
https://dmq.org.uk/download.htm

 上の論文を書かれた伊吾田さん、松浦さんは北海道のシカ捕獲認証制度にも関わっていたと思います。

 北海道のシカ捕獲認証はイギリスをモデルにしており、その取り組みは評価できますが、実際に参加するのは時間・費用ともにかかるので難しいです。

 一定の技術を担保するという点で研修・認証制度は良いですが、広く狩猟者に向けた公開された資料があっても良いと思います。
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 Deer Management Qualificationの問題集には、イギリスには鹿が6種類いて、その識別をする問題とか、この地方で使える最も軽い弾頭重量は?最小口径は?などもあります。

 そういったイギリス特有の問題を省き、日本でも使える問題だけ残し、日本向けにアレンジすると面白そうです。

 猟銃の初心者講習や狩猟免許試験はありますが、試験のための試験であって、実用的ではない部分もあります。
 

 狩猟者の底上げのため、実用的かつ安全で、生態学、衛生学的にも良い問題があるのが理想でなのでは。

2017年7月7日金曜日

狩猟者の年齢構成とブーム

 2chより
 日本の職人(80)「職人を引き継いでくれる若者がいない」←これwwwwwwww
 http://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1498501303/
 その若者と職人の間の世代の人たちは何をしていたんですかね…
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 狩猟の世界では60歳以上が65%です。
 そもそも60歳以上の世代に銃所持者が多いのは、狩猟ブームに乗って銃を持った世代だからという面があるのでは。

 ブームと捉えれば、このグラフの凹み方に納得がいきます。

 北海道大学演習林のサイトより
http://forest.fsc.hokudai.ac.jp/member/Agetsuma/ResDeerdyna.htm
 江戸時代は「農具としての銃」が普及していたようですが、明治から戦後の銃規制により、専業猟師ではない銃猟文化は衰退した。

 その後、1960~1970年代に狩猟ブームがおきたものの、更新の手間や高度経済成長による開発により狩猟鳥獣が減り、ブームが収束したと考えられないでしょうか。
 「全猟」や大日本猟友会の古い会報を見れば、当時の雰囲気が分かると思いますが、そこまでは具体的に調べていません。

 都市部やニュータウン住民による狩猟・銃ブームが過ぎ去り、1980年代からぐっと減少しています。
 銃規制の強化などあったのかもしれませんが、ブームと捉えれば、ごく当然の減少ではないでしょうか。
 ブームによる凸がなければ、20万人程度でゆるやかに推移していたのでは。

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 狩猟に関するシンポジウムなどを開き、若い狩猟者を募るも良いですが、その一方で、今の40代50代の狩猟者がなぜ少ないかという分析をする必要もあると思います。

 そもそも、農山村に住み、農林業に携わっている若い人が、昔に比べて減っています。
 農業では機械化が進んで3ちゃん農業的になり、働き盛りの世代は都市部に就職します。
 鳥獣対策も高齢者が担うままになり、その次の世代はそもそも農村部に住んでいないというパターン。

 高度経済成長が一段落して、公害問題などもあり、バブルやリゾート開発などがあった時代に、10代から20代を過ごした世代が、今の40代50代だと思います。

 最初の2chの話しに戻りますが、山間部や農村では、次世代の狩猟者はそれなりにいて、技術を引き継いでいると思います(あくまで自分の見える範囲での印象ですが)
 しかし、増えつつある鳥獣に対し、対抗できるだけの人数はいません。

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 狩猟免状交付者を増やすのと、実際に動ける有害鳥獣駆除の従事者を増やすのは、似ているようで違う問題です。

 例えば東京に住んでいる人が銃を持ったとしても、趣味の狩猟の範囲で年間3ヶ月で10数回程度、狩猟者登録をした1つの県に行くぐらいです。

 都市部でシンポジウムを開き、狩猟免許取得者を増やしても、鳥獣被害の削減には結びつきにくいです。
 エアライフルについても、被害額の多い鳥獣対策には成り得ません。

 また、罠の狩猟者は、継続年数が少ないという例もあります。
 自営のための農家さんが罠免許を取得するのは、防御としては有効ですが、それとは別に、山村部で長く積極的に狩猟を続ける人材の育成も必要です。
 長くというのは、20年以上という意味です。

 漫画「山賊ダイアリー」や狩りガールなどにより、狩猟の認知度は上がり、ブームは一段落したと思います。

 そろそろ「年間20日以上有害鳥獣駆除に従事できる人」を増やすといった、具体的な方策に舵を切る必要があるのでは。
 今後10年で、60歳以上の人がぐっと減る時期に突入してしまい、被害対策や人材育成で後手に回る恐れがあります。

 それは農村部の若い人を狩猟に引き込む手立てであったり、地方都市の狩猟者を、隣接する自治体の有害鳥獣駆除に参加できるようにする方策かもしれません。

 鳥獣行政に関わっている訳ではないので、具体的な事は書けません。

 市町村役場は猟友会のナワバリがあったり、職員のマンパワーが足りない、町境を超えての調整が大変。
 県庁や環境省などでは事業や補助金制度で誘導していますが、うまく噛み合っていない印象を受けます。

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 狩猟者の年齢構成を見ていると、北海道では60歳以上の狩猟者が46%と少ないのが目立ちます。
 住んでいる場所と猟場が比較的近いのと、1つの町の面積が大きいため、地方都市でも有害鳥獣駆除ができる可能性があるからでは。
 狩猟者登録をすれば、広い北海道のどこでも狩猟できるというのも大きそうです。

 北海道以外に当てはめるのであれば、狩猟者登録(狩猟税)の低減でしょうか。
 地方税なので、なかなか難しそうですね。

 色々対策してきた結果、今の高齢化という状態になっているのですから、机上の空論でも、頭から否定せず、オープンに議論するのが理想ではないでしょうか。

2017年7月6日木曜日

北海道立総合研究機構の資料

http://www.hro.or.jp/list/environmental/research/ies/develop/publication.html
・森林管理者のためのエゾシカ捕獲の手引き
・森林管理者のためのエゾシカ調査の手引き
 これらの資料が2017年初めに公開されていました。

 被害の早期発見の重要性や、自動撮影カメラの連写は必要性、ファイル名をエクセルに張る方法など読み応えがあります。
 具体的な機器名が載っているのも、スペック比較や購入の参考になります。

 「捕獲の手引き」PDF最後にあるリンク先も面白そうです。
 リンク切れもありましたので、一部修正してみました。

北海道 アーバンディア対応マニュアル 市街地に出没したエゾシカへの対応
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/est/urbandeer/manual.pdf

北海道立総合研究機構 林業試験場 モバイルカリングの手引き
https://www.hro.or.jp/list/forest/research/fri/01sigen/pdf/mc2014.pdf

兵庫県 森林動物研究センター シカ・イノシシの捕獲推進のための技術と体制
http://www.wmi-hyogo.jp/publication/pdf/mono_monograph07.pdf

兵庫ワイルドライフモノグラフ
http://www.wmi-hyogo.jp/publication/monograph.html

野生動物保護管理事務所 森林管理者が行うシカ捕獲の手引き
http://wmo.co.jp/wp-content/uploads/H25wmo_rinya_3.pdf

農林水産省 改訂版 野生鳥獣被害防止マニュアル
http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/h_manual/h26_03/

釧路総合振興局森林室 モバイルカリング実施マニュアル
http://www.kushiro.pref.hokkaido.lg.jp/sr/srs/fukyuuka/osirase3.htm

山口県農林総合技術センター シカ被害防護柵兼捕獲柵運用マニュアル
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a17100/tyoujuu/honntai.html

住宅地の定義

 農林水産省の資料より
http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/h_manual/h21_03/pdf/data2.pdf
 「住居が集合している地域」とは、判例(最高裁平成12年2月24日判決)によれば、次の地域は「住居が集合している地域」に該当するとされている。
 なお、これより人家がまばらな地域であっても、当該地域に該当する場合があるので注意すること。
「人家と田畑が混在する地域内にあり、発射地点の周囲半径200メートル以内に人家が約10軒ある場所」

 裁判所の判例はこちらのようです。
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=51229
 平成9(あ)1299
 鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律違反被告事件
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 地図ソフトのカシミール3Dの場合、ポイントのプロパティ内にある「プロキシミティ」を200にすると、地図上に半径200mの円が描かれます。

 人家と余裕をもった距離での狩猟が基本ですが、具体的な確認方法として使えます。

2017年7月4日火曜日

マンガ:山と食欲と私

 山ガール×グルメの漫画
http://www.kurage-bunch.com/manga/yamashoku/

 振り返ってみると、日帰り登山でも狩猟でも、バーナーを持っていったことが無い。
 料理下手たし、馬鹿舌なのもあるし、山に使う時間が限られているので、料理をしている時間がもったいないのかもしれない。

 「孤高の人」のモデルになった加藤文太郎は、甘納豆と干し小魚を行動食としたそうですが、そんな雰囲気に憧れている面もありそう。

 狩猟車があるし、テントも持っているので、山で一泊して狩猟というのもやってみたいですね。

 比較的多く歩いた日の総歩行距離は11.7km、累積標高955m
 ポイント間の車移動もあるので、一日は結構忙しいです。
 季節や天気、時間によって適切なポイントを選べれば、それほど歩かなくて良いのかもしれませんが…

2017年7月2日日曜日

「野生動物と社会」学会の学会誌

 2017年6月にの学会誌が公開されました。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/awhswhs/-char/ja/
 今後ワイルドライフ・フォーラム、過去の野生生物保護、Biosphere Conservationなども公開されていく予定で、狩猟の学問的な情報として非常にありがたい。

 こういった学会は、学会誌に投稿、査読、印刷し、年に一回学会で顔を合わせるイメージ。
 しかし、投稿もせず学会にも参加しない、情報を受け取りたいという潜在的なROM()ユーザーはいるはず。
 例えば自分のような狩猟者であったり、市町村の鳥獣害担当など。

 全部を無料公開しなくても良いので、年間1000~3000円ぐらいの購読料で読めるウェブベースのコンテンツがあっても良いと思う。
 年8000円の正会員しか選択肢が無いのは、ちょっとキツイ。

 この情報を森林施業、市町村の鳥獣害対策行政、狩猟者としてどう活かしていくかが課題。
 学会側もどう見られているのか気になる部分だと思う。

 スキャンしたものをOCR処理している論文がありますが、引用するのに誤字が出てしまいます。
 自動OCRの文字埋め込みは間違いが多いので、原稿から直接PDF出力したものに交換して欲しいです。

 こういった論文発表の著作権ルールが分からないですが、公的なお金で研究したものは、基本的に公開されるべきなのでは?
 学会の写真撮影禁止という意見もあるが、デリケートな問題や希少動植物の生息地などは写真撮影不可としても、基本的に公開の方向にできないものか。

 基本は学会員のためのものであり、広く一般に普及するものではないのかもしれない。
 しかし、知見は広く知られるべきだと思う。

2017年7月1日土曜日

知床データセンターの報告書

 平成28年度の報告書が公開されました。
http://dc.shiretoko-whc.com/research/report/report_h28.html

 こちらの資料が特に読み応えがあります。
 平成28年度知床国立公園エゾシカ個体数調整実施業務(PDF)
http://dc.shiretoko-whc.com/data/research/report/h28/H28_ezoshika_kotaisu_chousei.pdf

A-3 流し猟式シャープシューティングによるエゾシカ捕獲
 シャープシューティングには243winという口径を使っています。
 小口径ボルトライフルで頭や首を狙い、昏倒させるのが定番です。

>射手のライフルは243Win(口径:0.243インチ=6.17mm)、ライフル弾頭はバーンズ社のトリプルショック(銅弾)85グレイン(1グレインgrain = 0.0648 g)、火薬は1名はIMR4350を42グレイン、もう1名はIMR4895を37グレイン用いた


B-2 船舶を使用した相泊以北のエゾシカ捕獲
 海上からの狙撃には、トド撃ち経験者を入れています。
 波の動きの予測もあるので、相当難しそう。
 使っている弾は7mmWSM、300WSM、300Winmag

 積雪時期は餌資源が少なくなるため、干草やヘイキューブなどの餌で誘引するのは知っていました。
 29ページでスノーシューで足跡をつけて誘導しようとしていますが、警戒されないのでしょうか?

 また、本州でもよく使われる箱罠での捕獲実績が多いのも、意外でした。
 積雪期の餌の誘引力は凄い。
 囲い罠より設置が楽で、移動しやすいのがメリットですが、1頭しか獲れないので、使いどころを選びそう。