狩猟に関しては鳥狙いのスリングショット猟をやる程度で、メインは釣りと魚突き。
最近、マンガをいくつか読んだ。
いつでも検索可能なネット環境に浸っていると、マンガは情報量が足りず、もどかしく感じるときがある。
マンガでしか表現できない架空世界ならともかく、現実世界の日常系は特にそう思う。
昔、海の近くに住んでいて、素潜りをやっていたことがある。
若いこともあったが、水深25mまで潜ることができた。
山賊ダイアリーSSには、情報不足のもどかしさを感じた。
もし素潜りブログをやっているのなら、フィンやシュノーケルの選択、銛の作り方、禁止漁具など、道具の選択だけで20記事ぐらい書けるだろう。
都会暮らしをしていて、アウトドアがたまにのレジャーであれば、狩猟や素潜りも目新しさがあるのかもしれない。
どちらも車で1時間以内にできる環境があり、作者と同じような経験を積んでくると、漫画だけの情報では物足りないし、面白くなくなってくる。
ネット上で補足情報も入れたページを作ればいいのに、とも思う。
読者もフォロー情報が見られて助かるし、作者もPVを稼いで、幾らかの収益が得られるかもしれない。
マンガを描く目的は情報の普及ではなく、自己の表現や収入なのかも。
狩猟マンガはブルーオーシャンで目新しかったが、ブログ等も含めると情報の希少さは無くなってきた。
漫画の中で筆者がスマホで調べ物をしている様子が描かれると、ちょっと萎える。
実際に新しい分野では誰しもそうやって調べるかもしれないが、絵で描写する必要があるのか?
あと、キャンプをしながら放浪しており、職業:旅人のような非日常感が強い。
収益を得たいとか、より多くの人に紙ベースで見てもらいたいという動機が無ければ、情報のボリュームや投稿間隔が自由で、表現に縛られないネットの方が良い。
紙ベースの出版物しか無い時代に比べ、情報発信の選択肢があるのは、なんと自由なことか。
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コミケには行ったことがないが、より多くの人に見てもらうのが目的で、趣味に収益を求めないのであれば、ネット上の情報発信でも済むのでは。
ネット脳に漬かっていると、何時間並んで買えなかったというレアリティとか、50部刷って多いなどの感覚が理解しづらい。
数万人が一堂に会するお祭り的なイベントが年に2回あるのは凄いことだが、人を集めるのと、出版して配るのは分けて考えてもいい。
シンポジウムでのみ発表し、そこに参加しないと情報が得られないのに似ている。
知りたい人に届いていないのでは。
これだけ歴史があるのに、一定数以上予約が溜まるとオンデマンドで増版するシステムはないのか?
刷る部数が少ないので割高だろうが、作者も在庫を抱えるリスクが減り、転売屋ではなく本人に収益が入り、読者も手に入れられるだろうに。
著作権的にグレーな2次創作はともかく、趣味系の出版物もあると聞く。
電子書籍化がもうちょっと簡単であれば、コミケ後1ヶ月ぐらいして電子書籍で販売するとかはないのかな。
ざっくりまとめると漫画の出版は広めるツールではあるが、それに拘らなくてもいいし、崇める時代でもないということ。
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