ラベル ハーフライフル の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ハーフライフル の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2019年2月2日土曜日

ハーフライフルへの加工費用は2万円

 ファーイーストガンセールスに、単発元折れ銃のH&Rウルトラスラッグハンターが出品されています。
 4.2kgと重いものの、1発勝負のロマン枠として所持してみたくなります。

 関連記事
 単発元折れの散弾銃(スムースボア)
 単発元折れの散弾銃(ライフリング・スコープ取り付け可能)


#G19009 米国製ハーリントン&リチャードソン ウルトラスラッグ  12番 24インチ 1/2ライフル ヘビーバレル 新銃 年始記念月間 1,000円スタート!
http://www.fareast-gun.co.jp/auction/auction.cgi?acc=disp&no=1548664095&t=1175295907

 ここで注目したいのが、以下の記述
>今や珍しい存在になった単発式のハーフライフル、サボット専用銃です。ヘビーバレル仕様ですが、 取り回しが良く、面倒な操作も必要ありません。ヘビーバレルは伊達ではないので、かなりの命中率だと思います。 今回、1,000円スタートですので、落札者様にハーフライフル削り代金21,600円をご負担いただきますが評価額を超えた場合はサービスさせていただきます。

 日本では法律にあわせるため、いわゆるサボット銃のライフリングを半分削る必要があります。
 加工賃がどれぐらいかかるのか謎でした。
 21600円というのは、1つの例になります。

 サベージ212はアメリカでの定価は704ドル。
 日本では22万円ほど。
 加工費用を引いても、輸入や販売店の費用がそれなりにかかっていますね。

 単発元折れ銃はシンプルなため、定価250ドルという製品もあります。
 新品で定価8万円という銃が、1つの選択肢としてあってもいいのでは。

 上記のオークションは、最終的に6.2万円になりました。

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村

2019年1月2日水曜日

ブローニング Aボルトのトリガー周りを調べる

 「銃の分解図の描いてある作業マット」を描いたマットからの流れ。
 メジャーな銃は分解図やパーツリストが出回っていますが、ミロクなど日本メーカーの情報が見当たりません。

 ミロクで製造し、ブローニングで販売しているA-BOLT(サボット銃)の分解図やトリガー調整方法について調べてみました。
 (自分では所持していません)

 ブローニング公式サイトのオーナーズマニュアル
 トリガー調整は24ページ
https://www.browning.com/content/dam/browning/support/owners-manuals/2016/14-BFA-337_ABoltShotgun%20OM_WEB.pdf
 重さは約3~6.5ポンド(1.3~2.9kg)の範囲で調整できる。
 マガジン、トリガーガードを外し、引き金の後ろの調整ネジを回すと重さ調整できる。
 軽くするには反時計回り、重くするには時計回り。

 ブロウネルズの分解図
https://www.brownells.co.uk/Schematics/Browning/Shotguns/Browning-A-Bolt-Shotgun-Schematic

 パーツ販売のMidwest Gun Works。見やすい。
https://www.midwestgunworks.com/browning-a-bolt-shotgun/parts.html

----------------------------------------
 比較 ライフルA-boltIIのパーツリスト
 ブローニング公式のマニュアル
https://www.browning.com/content/dam/browning/support/owners-manuals/abolt-pre93-om-s.pdf

部品番号入りの価格一覧
https://www.browning.com/content/dam/browning/support/parts-service/gun-parts-price-list/parts/2013/12-arn-432-a-bolt-rifle.pdf

https://www.midwestgunworks.com/browning-a-bolt/parts.html


Browning A-Bolt IIの分解記事
https://www.gun-tests.com/special_reports/long_guns/Disassembly-Reassembly-Browning-A-Bolt-II-gunsmith-14801-1.html


 機関部は根本的に違うので、流用できないように見えます。
 Midwest Gun Worksのリンクから見ると、シアスプリング、トリガースプリング、トリガーは共通になっていますが、ブローニングでざっくりと検索しているだけなので、信頼性は怪しい。
----------------------------------------
 ボルト式散弾銃で同じぐらい有名なミロクMSS-20も、同様の分解図の情報があればいいのですが。
 銃砲は悪用されると危険という特殊な分野のため、分解図の情報を制限しているのかもしれませんが、ネットが普及した現在では、海外の銃の情報を見ることができます。

 分解図やパーツリスト、何年から何年の製造やマイナーチェンジの歴史あたりの情報は、公開しても問題ないのでは。
 自分で使う機械なのに、そういった情報がない事が、むしろ不親切に感じます。

 オートバイの場合、パーツリストや整備マニュアルは有料でした。
 銃の場合も有料であったり、紙ベースでいいので、情報として見てみたい。

2018年12月19日水曜日

サベージ220のターハント銃身

TarHunt’s Savage 220 Barrel Upgrade
https://thereloadersnetwork.com/2018/11/12/tarhunts-savage-220-barrel-upgrade/

ターハント公式サイト
ANNOUNCING SAVAGE 220 UPGRADES!
“SECURE YOUR BARREL CONVERSION FOR 2019 NOW”!

 #1は265ドル、#2は450ドル。
 日本ではライフリングを半分削り落とすので、わざわざ輸入する意味も無いでしょうけど…

2018年12月9日日曜日

モスバーグ695のトリガーを軽くする

 縁があって手に入れた、モスバーグM695というボルト式散弾銃を使っています。
 インターネット普及前の2003年頃に廃盤となったため、情報が少ない。
 さらに古いモデルの395のトリガーが流用できるらしいですが、入手が困難ですし、日本への輸入も大変そう。
 廃盤となっていて部品の入手が困難な銃なので、交換用のトリガーなどもありません。
 レミントンM870と同じく、スプリングをオーダーすることにしました。


 バネ工場で「同じ寸法で弱いバネ」を作ったので、交換してみました。
 混ざると分かりにくいので、油性マジックで色を塗っています。
 ステンレスなので、これぐらいでは錆びないはず。

 モスバーグ695はレミントンM870と比べると、トリガーやシアの構造が複雑です。
 自分で分解組み立てができる人に向けての情報なので、細かい写真や手順などは省略。


 使われているバネは3個、部品を固定するピンは4個。
 正式名称が分からないので、上部をシアスプリング、下部をトリガースプリングと呼びます。
 Cリングで固定されているピンは、ラジオペンチやマイナスドライバがあれば分解できます。
 シアスプリングはトリガーとシアの間に挟まっているだけなので、取り外しは簡単。


CDケースなど透明な板を使い、トリガー内部の動きが分かるスケルトンモデルをつくろうとも一瞬考えましたが、そこまでやるニーズも無いだろう。

 一番後ろでトリガーを引っ張っているバネがあり、その下のピンを抜くのがちょっと難しい。
 ピンがパイプ状になっており、切れ目が入っていて開く構造になっている。
 細いポンチで叩くと抜けます。
 ピンを入れる際も、まず細いポンチや精密ドライバーをガイドとして入れ、それを追いかける形でピンを入れないと、ピンが最後まで刺さりにくい。

 中間のバネを柔らかくしたところ、シアが戻らず、トリガーを引いても撃針が動かない症状が出ました。
 構造的にじっくり考えると、ある意味、当然ですね。



 せっかくバネを作ったのですから、色々な組み合わせを試してみたい。
 しかし、銃にトリガーを取り付けないと、正確なトリガーの重さは分からないであろう作り。
 2種類ぐらいで挫折しました……

 かなり前にトリガーユニットだけ外していたのでノーマルの重さを測り忘れましたが、「トリガーの重さはどれぐらいが最適なのか」で調べた時は、8.5ポンド(3.8kg)という情報がありました。

 結局、一番後ろでトリガーを引っ張っているバネをノーマルの30%、真ん中のバネを75%に交換という組み合わせにしました。

 トリガープルスケールで測ったところ、4 7/8~5ポンド(2.22~2.26kg)になりました。
 とりあえずこのセッティングで使い込んでみたい。

 廃盤(ディスコン)製品はパーツの供給に不安が付きまといます。
 部品の入手を考えると、日本ではメジャーな銃や、現行品を選んだほうが安心できる。
 メジャーゆえにアフターパーツもあるので、そこで個性を出せる。
 マイナーな銃は自作や加工が必要になりがち。

トリガーケースが樹脂製なので、破損しないような注意が必要です。
 バネやシアなどは金属パーツなので、硬度や熱加工などをクリアすれば、作るのは不可能ではなさそう。

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村

2017年12月2日土曜日

ブローニングAボルト廃止?

散弾銃のAボルト
http://www.browning.com/products/firearms/shotguns/a-bolt/current-production/a-bolt-shotgun-stalker.html

ライフルのAボルト
http://www.browning.com/products/firearms/rifles/a-bolt.html

どちらも
These products are no longer in production.
(これらの製品は生産されていません)
となっています。

 ミロクで生産しているAボルトですが、アメリカでは散弾銃、ライフルともに廃盤と読めます。
 ライフルはX-boltに移行しているのでそのうち廃盤になると思っていましたが、散弾銃はどうなるのか?
 ボルト式サボット銃はサベージのみになりそう。
(ターハントもありますが、価格が高いので…)


2020年2月追記
https://www.browning.com/products/firearms/rifles/a-bolt.html
Discontinued(廃止)になっています。

銃砲店ハンティングネットさんの記事
http://huntingnet.blog55.fc2.com/blog-entry-3878.html
国内向けには作り続けるということで、選択肢が減らないのはありがたい。

2017年11月7日火曜日

モスバーグ695のボルト分解

 トリガーまでは現物を見て分解可能ですが、ボルト部分はどうやって分解するのか、見た目からは分かりませんでした。

 こちらの本のプレビューで、分解と組み立てを写真つきで観ることが出来ます。
 マイナーな銃の場合、情報量が少なく、部品の入手も困難で苦労します。

Gun Digest Book of Shotguns Assembly/Disassembly
著者: Kevin Muramatsu

https://books.google.co.jp/books?id=-JlPDQAAQBAJ&pg=PA281&lpg=PA281&dq=M695+mossberg+bolt+disassembly&source=bl&ots=eSeQY3kLNy&sig=94tdsvL7g4eSHwXaORCzVVsQxes&hl=ja&sa=X&ved=0ahUKEwiTmMHZqpjXAhVBtZQKHcCjBcEQ6AEIcDAN#v=onepage&q=M695%20mossberg%20bolt%20disassembly&f=false

2017年3月8日水曜日

ハーフライフルの経緯とYahoo知恵袋

 このブログのハーフライフルカテゴリの記事
 Yahoo知恵袋に、うまくまとまった回答がありました。

 猟銃のハーフライフルについて。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14143827944

 以前、国会の委員会で経済産業省の規定でライフリングが決まっているとあったのは、旧JIS規格のようです。

https://www.jisc.go.jp/app/pager?id=1427641
JIS S7101 小口径銃の銃こう(腔)及び薬室の寸法
制定年月日 1968/08/01
廃止年月日 1993/09/01

JIS B9804 散弾銃
こちらは詳細が不明です。

 国内で使われる散弾銃とライフルを分けるものは銃刀法なので、経済産業省の管轄するJIS規格は、どちらかというと、日本からの銃の輸出のためのニュアンスが強そうです。

-----------------------------------------
 狩猟・銃砲系のこの回答が、勉強になります。
fukafuka15

m100308

northland_craft

sommer_scheesturm


2017年2月3日金曜日

散弾銃のライフリング銃身とサボット弾の歴史

 いつ頃からサボット弾やライフリングバレルが生まれたのか調べてみました。

 アメリカでは狩猟の解禁を、猟具によってずらしている地域があります。
 弓、黒色火薬銃、散弾銃、ライフル銃という区分けがあり、威力の弱い順に解禁時期が早くなっています。
 ライフリング銃身の散弾銃は、散弾銃のカテゴリになっています。

 また、住宅が多い場所などでも、ライフルによる狩猟の規制があったりします。
 銃としての威力(射程距離)は、散弾銃 < ライフル銃 という考えです。

 散弾銃という狩猟カテゴリで有効射程距離を伸ばすべく、サボット弾が生まれたと思われます。
(推測ですので、違うという説がありましたら教えてください)
 具体的な州の例は、そのうち追記したいです。
-------------------------------
【ライフリング銃身の散弾銃の歴史】

 ボルト式ショットガンについて書かれている、2001年の比較的古いコラムです。
http://www.gun-tests.com/issues/13_7/features/Bolt-Action-Slug-Shotguns-Savage-Tar-Hunt-Get-The-Nod-4945-1.html

マーリン Marlin 512P Slugmaster
モスバーグ Mossberg 695
サベージSavage 210
ターハント
これら4つが比較されています。

-------------------------------
イサカ ディアスレイヤーは1988年
http://www.chuckhawks.com/ithaca_deerslayer_II.htm

ターハントRSGは1990年発売
http://www.fieldandstream.com/photos/gallery/guns/shotguns/shotgun-reviews/2007/11/50-best-shotguns-ever-made#page-23

レミントン870は1992年にFULLY RIFLED barrelが発売されています。
http://www.remingtonsociety.org/collecting-870-shotguns/

マーリン Marlin 512P Slugmasterは1993年
http://www.marlinforum.com/The-shotgun-that-hits-like-a-rifle-Marlin-512-Slugmaster.html

ブローニングA-Bolt Shotgun(ミロク製造)
初期は1995~1998年、現行は2011年から
http://www.browning.com/support/date-your-firearm/a-bolt-shotgun.html

モスバーグ695は1995~2003年
http://www.guns.com/2013/08/21/mossberg-bolt-action-shotguns-odd-never-felt-so-good/

サベージ12番の210は1996~2009年
https://savagearms.zendesk.com/hc/en-us/articles/214237243-Is-the-210-still-being-produced-

サベージ20番の220は2009年から販売、
http://www.chuckhawks.com/savage_212_slug_gun.htm

サベージ12番の改良版の212は2011年に発売
https://www.americanhunter.org/articles/2012/8/16/savage-212/

-------------------------------
【サボット弾の歴史】

 ライフリングのないスムースボアでサボット弾を撃っても、横転してしまい、精度が出ません。
 サボット弾とライフリング銃身の散弾銃は、ほぼ同じ時期に発売されたと推測されます。

http://www.winchesterguns.com/news/historical-timeline/historical-timeline-1950-1999.html
ウィンチェスター Winchester Super-X BRIサボットスラグが1991年に発売。

http://www.gun-tests.com/issues/13_7/features/Bolt-Action-Slug-Shotguns-Savage-Tar-Hunt-Get-The-Nod-4945-1.html
 上と同じコラムの中で、
 ホーナディ、ウィンチェスター、ライトフィールド、フェデラル、ブリネッキが2000~2001年にサボットを発売したとあります。

-------------------------------
 歴史としては、1991年あたりにライフリング銃身、サボット弾の両方が出始めたということになります。

 2008年ぐらいから、サボット弾の新製品が出ていないと思います。

 カスタム銃メーカーのターハントが2017年に新しい弾を発表した程度。
https://www.tarhunt.com/20ga-schrifle-new-20ga-slug-round-rifled-barrels-tarhunt/

 今の弾頭の形と重量のバランスで落ち着いており、これ以上の精度や威力増加は、物理的に見込めないのか、サボット銃の市場規模が小さく、新しい弾を開発するコストがかけられない可能性もあります。

2017年1月15日日曜日

昭和46年の国会議事録を読んでみる

 ハーフライフル規定の経緯について調べています。
 第065回国会 法律第四十八号(昭四六・四・二〇)でライフル銃(銃腔に腔旋を有する猟銃で腔旋を有する部分が銃腔の長さの半分をこえるものをいう)という部分が追加されました
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_housei.nsf/html/houritsu/06519710420048.htm

 1968年(昭和43年)金嬉老事件(ホーワカービン)
 1970年(昭和45年)よど号ハイジャック事件 爆弾、拳銃など
 1970年(昭和45年)瀬戸内シージャック事件(銃砲店から奪ったライフル)
 1971年(昭和46年)栃木県の真岡銃砲店襲撃事件

 こういった事件があったため、ライフル規制の流れになったと思われます。
---------------------------
 ライフルについて議論されている委員会
 第065回国会 参議院 地方行政委員会 
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/065/1050/main.html
 7号、8号、9号。
 第065回国会 衆議院 地方行政委員会
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/065/0050/main.html

---------------------------
 以下、気になった部分をメモ
---------------------------
参議院7号から

10年以上の許可は76,522丁、許可人数は約1割減で約69,000人(複数丁所持の概算)
5年以上10年未満は162,234丁、人数は約146,000人
5年未満は346,490丁、約310,000人

ライフル銃による獣類の捕獲を職業とする者
115人、147丁

事業に対する被害を防止するためライフル銃による獣類の捕獲を必要とする者
1529人、1716丁
---------------------------
昭和43年の統計
  2,543頭 クマ、ヒグマ
441,900頭 イノシシ
 11,659頭 シカ 
---------------------------
参議院8号から
猟銃58万丁、うちライフル銃は3.4万丁
猟銃等の販売事業所が全国で1600店ぐらいある。
旧憲法時代の法律で、銃砲販売店を県別に決めていて950の定数だった。

 最近の猟銃等の盗難の丁数を見ますと、多い年で168丁、少ない年で158丁、大体160丁前後が盗まれている。
 猟銃の関係では大体54%ぐらいが発見回復
 ライフル銃は約80%程度発見回復
---------------------------
参議院9号から
 現在許可をしている麻酔銃は60丁
 31丁は市役所、保健所
 27丁は動物園
 2丁は動物を研究する学者など

---------------------------
衆議院 18号
○古屋委員 
 ただいま法案の逐条説明がございましたが、こういうような銃砲等につきましての種類と申しますか、ライフルについてもいろいろあるわけでありまして、あるいは散弾銃のたまの問題あるいは空気銃等があるわけでございますが、こういうような猟銃について、その定義と申しますか、特徴といいますか、そうしてまたそれがどの程度威力を発するものであるか、最大到達距離と申しますか、そういう点をまず第一にお伺いしておきたいと思います。

○長谷川政府委員 お答え申し上げます。
 ライフル銃につきましては、二十二口径あるいは二十八口径あるいは三十口径、そういうふうにございますが、多いのは二十二口径と三十口径でございます。
 それぞれによりまして、また使うたまによりまして威力等は異なるわけでございまするが、最も威力がある三十口径について申し上げますると、最大の到達距離は大体三千二百メートルくらいでございます。
 それから有効射程距離と申しまして、普通の技能を有する者が的をねらって撃ちました場合に、その的に当たる距離でございまするが、これはいわゆるスコープといいまして、的がよく見えるようなめがねをつけてねらいますると、六百メートル先のものにも当たる、こういうことでございます。
 もしそのスコープがない場合におきましてはおおむね三百メートル、こういうふうにいわれております。

 それから散弾銃は、御承知のように、たまの種類がいろいろありまして、それに応じまして銃口の口径が違うわけでございまするが、最も威力があるという散弾銃で、七号の散弾を使いました場合の距離でございまするが、大体散弾銃の場合におきましては、最大到達距離は二百三十メートルくらい、それから有効射程距離は五十メートルくらいである、こういうふうにいわれております。


○古屋委員 
 ライフル銃というのは、第五条の二の三項に「銃腔に腔旋を有する猟銃で腔旋を有する部分が銃腔の長さの半分をこえるものをいう。」というふうに法律で書いてありますが、もうちょっと常識的にこの意味をひとつ説明してもらいたい。


○長谷川政府委員 お答えいたします。
 ライフル銃は銃腔――銃身部の中のところでございますが、そこにみぞが掘ってございまして、このみぞの数は、その銃によりまして多いのも少ないのもありまするけれども、みぞが掘ってございます。
 これは何のためにみぞが掘ってあるかといいますると、そのみぞの掘ってあるところをたまが通りますると、たまが飛び出すときこまのような原理になりまして、正確にねらった方向に飛んでいって当たる、こういうものでございます。つまりそういう正確に遠い距離に当たる機能を果たすものでございます。

 それで散弾銃は、そういうみぞが全然ないのが普通でございますが、ごくまれなものに、銃腔の長さの半分以下の部分にあるのがございます。
 これは現在通産省のほうで規格を定めておりまする散弾銃の中にそういうものがございますので、法律の定義といたしましては、そこに書いてございますように、そういうみぞが半分以上掘ってあるものをライフル銃とする、こういうことにしておるわけでございます。

○古屋委員 
 今回の法改正におきましては、ライフル銃につきましては相当の規制を加えることになっておりますが、いまのお話のように、ある程度威力のある散弾銃については、今回は全然触れないのか、あるいはこれについては将来さらに検討されるのか、野放しにしておくのか、その点をひとつお伺いしておきます。

○長谷川政府委員 
 散弾銃につきましては、今回の改正案におきましては、その所持について特別の規制の強化ということはばかっておりません。と申しますのは、散弾銃は最も多く使用されるのは、狩猟に使用されるわけでございまするが、この散弾銃につきましても、もちろんいろいろ事故がございますし、治安上検討を要すべき点がございますけれども、やはりこれの所持の規制ということに関しましては、日本における狩猟をどうするか、そういった根本的な問題等につきまして検討した上で、それと相適合して銃刀法の面におきまして処理をいたしませんと不都合が生ずるわけでございます。

 この狩猟の問題につきましては、昨年政府におきまして、狩猟全般につきまして林野庁が中心になっていろいろ検討することになっております。
 したがいまして、そういった結論を得ました上で、銃刀法の面におきましても検討を加えたい、こういう考えで今回は間に合いませんので、触れておらない次第でございます。

○古屋委員 
 最後に公安委員長に一つお伺いしまして、私の質問を終わらせていただきます。参議院におきまして、ライフル銃の許可につきましては、原案では更新さえすればいつまでも持てるということになっているのを、経過規定として五年間に限るというふうにこの法案を修正されておりますが、これに対して公安委員長は、いい修正であったかあるいはこの修正はやむを得なかったものか、どういうふうに考えておられるか、その所信をお伺いしまして、私の質問を終わります。

○荒木国務大臣 お答えいたします。
 政府案では、許可を受けてライフル銃を所持する者の既得権を尊重して、将来に向かってライフル銃の所持の規制を強化することとしております。
 したがいまして、現在の所持者のうち許可年数の少ない者については、事故の防止という観点からすれば、規制がゆるやかに過ぎるということも考えられるところであります。参議院における修正は、安全性という側面を特に重視するものでありまして、その意味において意義があり、警察庁としては特に異論はございません。

--------------------------------
 この通産省の規格が謎です。
 明治から昭和46年までの間、法律や通達上、何をもってして散弾銃とライフル銃を分けていたのか。

 経済産業省(通商産業省)のサイト
 規制にかかわる通知・通達等一覧(22.武器等製造法)
http://www.meti.go.jp/policy/tsutatsutou/022buki.html

武器等製造法の施行について(28重局第1181号)
http://www.meti.go.jp/policy/tsutatsutou/tuuti1/aa68.pdf
猟銃はこうせんを有するものの無いものも同一にしている。

 猟銃とは何ぞやという部分はありますが、昭和28年の時点では、ライフリングの有無は問題になっていないようです。

 通産省管轄の法律・通達ということで、武器等製造法あたりを引き続き調べてみます。
 (追記:ハーフライフルの経緯とYahoo知恵袋に書きましたが、今は廃止されているJIS規格らしいです)
----------------------------------------------------------------
19号

○海法説明員 お答え申し上げます。

 捕獲のためにライフルを必要といたします獣類の種類とその生息数というお話でございますが、クマ、ヒグマ及びイノシシ等は、手負いになりますと人に危害を与えるものでございますので、捕獲のためには命中精度の高いもの、それから威力のすぐれているというものが必要でございますので、このためにライフル銃がぜひ必要であるというふうに考えます。

 それから生息数は大体クマが一万頭、ヒグマが二千五百頭、イノシシが約十万頭、これは推定でございます。


○山口(鶴)委員 そうしますと、クマが一万、ヒグマが二千五百ですから、クマのたぐいが一万二千五百、それからイノシシがそのほかに約十万ですね。
ライフルがいまどのくらいあるかを拝見しますと、三万四千三百四十三丁。
イノシシの中には最近イノブタと称するものもおるようでありまして、どうもう性の少ないものもあるようですが、そうしますと、特にどうもうだというクマが一万二千五百に対してライフルは二倍以上あるということになりますね。
どうですか、クマの数等から見て、これだけのライフルが要るとお考えでありますか。


○海法説明員 銃の数でございますけれども、これらは先ほど申し上げましたように、手負いになりますと人に危害を及ぼすということ、それから北海道あたりでございますと、非常に人里にも出てくる。
そういうのを駆除しなければならぬという場合に、全体の数がどうだということよりは、そこでどのくらい必要であるかということになろうかと思いますので、直ちに必要かどうかということはちょっと判断しかねます。


○山口(鶴)委員
  昨年奄美大島に行きましたら、奄美大島の人口が十五、六万、これに対してハブの数が約二十万というお話を拝聴してまいりました。
 そこに住んでおります人の倍もどうもうな獣類がおるとか、国内のライフルに数倍する有害などうもうなけものがおるということならば、これはその必要性も感ずるのですが、どうもわが国におきましても、これほど多数のライフルは必要ないんじゃないか。
 先ほど御答弁を聞きましたら、生計を営むために持っておりますライフルは百四十七丁と聞きましたけれども、大体この程度あれば十分でないかという感じがするわけであります。
そういう意味で、今回ライフルの規制を強化されたことは非常に時宜に適したことではないか。
 むしろおそきに失したんじゃないかという感じがいたします。
 
 参議院が修正をいたしまして特に規制の強化をいたしましたことにつきましても、私どもとしては全面的に賛成であります。
 私はかつて国家公安委員長にも、わが国ではライフルというようなものは狩猟にはほとんど必要ないんじゃないか、ひとつ政府の内部でもいまこういう時期に御検討いただいたほうがいいんじゃないかということを申し上げたわけでありますが、大臣としての御所見があれば、承っておきたいと思います。

○荒木国務大臣 お説のとおりであると思います。
そこで、狩猟、害獣駆除のためにやむを得ないもの、競技のためにやむを得ないもの以外は、原則として持たせないという趣旨で一貫することが適切であろうかと存じます。


○山口(鶴)委員 今回参議院が修正をいたしまして、この経過規定につきましても縛りを加えたわけでありますが、そうなりますと今後ライフルの国内における所持数はおおよそどの程度になるだろう、こういう見通しがあれば、ひとつ承っておきたいと思います。


○長谷川政府委員 お答え申し上げます。

 現在三万四千何がしの銃がございますが、参議院の修正どおりで、今後の増減を一応抜きにしていたしますと、五年後におきましては二万一千五百丁くらいになると思います。
なお、参議院の附帯決議にありました小口径のものもやめる、こういうことになりますと、その数は正確ではありませんが、約七千丁くらいさらに落ちまして一万四千丁くらいになるのではないか、こういうふうに推計いたしております。
---------------------------------------------------------------
 この議論も凄い流れだ。
 生息数と丁数を比較しているが、持っている人全員が個体数調整に協力するわけでもないだろうに。

---------------------------------------------------------------
警察白書 昭和48年
第5章 生活環境の安全浄化
https://www.npa.go.jp/hakusyo/s48/s480500.html
警察白書も、古いものは時代背景が分かって面白いです。

 基準の厳格化など、所持規制の強化に努めた結果、法改正による効果が確実に現われ、昭和46年までの増加傾向は、昭和47年に初めて減少に転じた。
 これは、銃刀法上、一般のハンターがライフル銃の所持許可を受けるには、散弾銃を10年以上継続して所持することが必要とされたこと、また、鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律施行規則の昭和46年の改正によって、小口径のライフル銃が昭和48年2月16日以後は狩猟具として認められなくなることや、所持許可を受けながら狩猟や標的射撃に使用したことのない「眠り銃」の排除等に努めた結果である。
 ちなみに、昭和47年中に許可期間が満了したライフル銃4,678丁のうち1,003丁(21.4%)は許可の更新をせず、期間 満了前に廃銃の手続きをとったものと合わせ、1,601丁の減少となっている。

 銃の数の推移なども、まとめてみたい。

2017年1月14日土曜日

村田銃の払い下げ

 村田銃についてネット上の資料を探してみましたが、wikipediaと個人サイトが詳しいと言う結果に終わりました。

 色々と検索しましたが、wikipediaが詳しいです。


-------------------------------
 諸説としては、こちらがあります。
http://www.piyoyonet.com/douraku/shoot/mukasibanasi.html
>(明治13年(1880年)から)十年もして先の十三年式が旧態化すると、明治政府は軍費調達の為に旧式となった十三年式のライフリングを半分刳り貫いて見かけ28番径の散弾銃として売り出しました。

>それに気を良くしたか村田氏は自分の設立した会社で引き続き売れ残っている十三年式を28~36番散弾銃として完全に刳り貫いたものや、今迄の半刳り貫きを全刳り貫きとする有償改造、はたまた最初から12~40番散弾銃として作ったものを売る他、市中の銃工房にライセンスを売って同型品やその薬莢等属具を生産販売させる権利売りもし、こうして広まったボルト式単発の散弾銃を村田銃と纏めて呼んでいるものです。
-------------------------------
http://www.cc.rim.or.jp/~matu-mik/gyoukairekisi(2).html
>わが国では明治13年村田経芳少将により、13年式村田歩兵銃が完成されたのが、近代的な銃として国産最初のものである。これは元折式ではなく、遊底を前後に操作して脱包・装填をする、ボルト・アクション銃である。この銃は後程三八(サンパチ)式が完成されると滑腔に改造して大量に猟銃として払い下げられた。

さらに明治14年、藩お抱えの鉄砲師(火縄銃)であり、のち砲兵工廠で村田少将の片腕となって働いていた松屋兼次郎氏が猟銃としての村田銃の製作をはじめた。

 松屋氏の後は、横浜の金丸謙次郎氏、東京の川口屋・川口亀吉氏、岡本光長氏などが工場を持ち、村田銃の製造をはじめ、外国銃の元折単身銃やニ連銃を模倣して国産元折式散弾銃の製造をはじめた。

 明治初年、陸軍の銃工として砲兵工廠に勤務していた宮田栄助氏も退役して宮田銃と称して村田銃の製作をはじめたが、後年自転車の製造に転向した。

 明治38年には、砲兵大佐有坂成章氏により村田銃が改良され三八式歩兵銃ができたので旧村田銃は、制式廃止されて散弾銃に改造されて民間へ払い下げられた。

-------------------------------
ファーイーストガンセールスのコラム
https://www.fareast-gun.co.jp/column/2013/05/qa-1.html
Q14 1/2ライフリングについて全ライフリング銃身だと散弾銃でも「ライフル」との解釈はいつごろからですか?
それまでに許可された銃があるとすればそれは「散弾銃」として許可されているのでは?
もっとも、ショットガンは散弾銃でライフルはライフルでいいんじゃないの?

 ライフルか散弾銃かの解釈は明治年間に確定されています、当時軍隊で使用していた村田銃を民間に払い下げる際、ライフルを半分除去して散弾銃として只みたいな値段で猟師に払い下げた事例があります。
 従って1/2ライフルは散弾銃という解釈が生まれたのです、逆に言うとライフルの定義はライフリングのある銃と言うことになっていますので、サボット弾を撃つ散弾銃が出現したときライフルになってしまった訳です。
 ご質問にありますとおり、ライフルはライフル、散弾銃は散弾銃というふうにしないと、現用のライフルのライフリングを半分除去して410番散弾銃と言ってまかり通っています現状を考えると、ふと考えてしまう事があります。

-------------------------------
 村田銃は明治13年(1880年)に採用
 有坂の作った38式は明治38年(1905年)で、軍用銃の切り替わりに伴い、村田銃が払い下げられたと思われます。
 
 軍用で使われた村田銃の口径は11mm。
 36番は11.3mm、28番は14mm、
 

 法律的にライフル銃が規定されたのは、昭和46年です。
 第065回国会 法律第四十八号(昭四六・四・二〇)でライフル銃(銃腔に腔旋を有する猟銃で腔旋を有する部分が銃腔の長さの半分をこえるものをいう)という部分が追加されました
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_housei.nsf/html/houritsu/06519710420048.htm

 明治や大正時代は古すぎて、何を持ってして散弾銃とライフル銃を分類していたのか分かりません。
 ライフル銃の所持は今ほど難しくなかったと思いますが、弾の入手や汎用性から、散弾銃が多く流通したのでしょうか?

 全日本猟友会の会報や雑誌「全猟」など古い紙媒体を読めば雰囲気が分かるかもしれません。

2017年1月13日金曜日

ハーフライフル加工

 ガンショップGBさんのツイート
https://twitter.com/Tomi_GBK/status/817175285342748673
 日本に輸入してから、ライフリングを削っているのですね。

 しかし、税込7万円は高い。
http://www.gun-bank.com/201701_news.html

 ハーフライフル銃身については、以前の記事でまとめました。
http://hunt-memo.blogspot.jp/2016/01/m870.html
 モスバーグ製の銃身なら、定価200ドル、小売180ドル程度。

 銃所持10年未満の人の費用負担を軽くするために、日本独自のハーフライフル規格を掘り下げたい。

2016年1月2日土曜日

レミントンM870のハーフライフル銃身

(2016年1月2日に更新)
 なんやかんやの縁があって、レミントンM870を所有する方向で動いている。
 レミントンM870ポンプ式散弾銃で、色々なバリエーションがある。
http://www.remington.com/product-families/firearms/shotgun-families/pump-action-model-870.aspx
 銃身(バレル)を工具なしで簡単に交換できるのも特徴。
https://youtu.be/kYG7BS-Wntc?t=1m30s

 サボット弾を使う場合、ハーフライフリングの銃身を使う。
 MODEL 870 EXPRESSR SLUG $545

 ファーイーストガンセールスの場合、新銃で約11万円
 レミントン M870 エクスプレス シンセティック ライフルド カンチレバー ¥109,200

 替え銃身は、日本ではこれぐらい。
 輸入手数料とハーフライフル加工が入ると、一気に値段が上がるようです。
RM6229 M870SP                   12×20 1/2ライフル カンチレバー 73,500円
RM4557 M870ウイングマスター 12×20 1/2ライフル カンチレバー73,500円

------------------------------------------------------------------------
 海外の情報。
 ライフリングバレルの換え銃身(カンチレバー付き)
 レミントン純正、20インチと23インチ
 リンクが切れたのでアーカイブへ
24557  Wingmaster       Deer Barrel Fully Rifled Cantilever 20"
26229  Special Purpose Deer Barrel Fully Rifled Cantilever 20"
24553  Special Purpose Fully Rifled Cantilever, Scoped Clampack 23"
27597  Express             Fully Rifled Cantilever  23"
----------------------
 バレルの小売価格は250~390ドルぐらい。
 20インチの方が高く、在庫が無い店が多い。
 品番24553のスコープ付きクラムパックが流通が多く、安い。
----------------------
24557 Wingmaster Deer Barrel Fully Rifled Cantilever 20"
$359.99 OpticsPlanet
$389.99 MidwayUSA

----------------------
26229 Special Purpose Deer Barrel Fully Rifled Cantilever 20"
$295.00 GunsAmerica
$337.00 MidwestGunWorks
$389.99 MidwayUSA

----------------------
24553 Special Purpose Fully Rifled Cantilever, Scoped Clampack 23"
$245.05 Cabela's
$259.99 MidwestGunWorks

----------------------
27597 Express Fully Rifled Cantilever  23"
$248.49 GrabAGun
$249.99 Cabela's
$254.00 MidwestGunWorks
----------------------
Parts Information > Parts Price List 
交換部品としての銃身もある。
F242443 V-3 870 BBL 12/20 FR CANT N/S DEER BL (FULLY RIFLED BBL) $363.59
MidwayUSA ,$359.99

F242441 V-3 870 BBL 12/20 FR CANT N/S SP DEER MATTE (FULLY RIFLED BBL) $363.59
------------------------------------------------------------------------
------------------------------------------------------------------------
 モスバーグからも互換性のある銃身を出しています。
品番92356

 3-9x32スコープが付いています。
$189.14 GrabAGun
$220.00 Midwestgunworks
$239.99 Cabela's

2017年1月追記 ページが削除され、品番が変更されたようです。
スコープなしのバレルのみ。
http://www.mossberg.com/store/91356.html
品番 91356 200ドル
$167.13 grab a gun
$173.97 Cheaper Than Dirt
$182.00 midwest gunworks
$186.83  Walmart
$205.99 Midwa USA


------------------------------------------------------------------------
 銃身長別にまとめるとこうなります
20インチ レミントン純正、ハスティング製
23インチ レミントン純正
24インチ モスバーグ製、ハスティング製
------------------------------------------------------------------------
 カンチレバーの無いライフリング銃身
 レミントン(ウェブアーカイブ)
24558  Wingmaster Fully Rifled Deer Barrel w/ Rifle Sights 20"
$281.00 MidwestGunWorks
----------------------
24611 Express Deer Barrel Fully Rifled w/ Rifle Sights  20"
$167.91 GrabAGun
$170.78 Cheaper Than Dirt

------------------------------------
90048 - Remington 870 Slug Barrel, 24"          $200 ライフルサイト Midway180ドル

91048 - Remington 870 Slug Barrel, 24", Matte $200 ライフルサイト

------------------------------------------------------------------------
以下、ネット上の情報など。
 スコープマウントと精度について

 カンチレバーにひびが入った例。

 レミントン純正バレルのカンチレバーはビス止めだが、ハスティング社のバレルは溶接。
 Parts Information > Parts Price List カンチレバー単品の品番はF200081
 2014年の純正部品価格は$57.68、MidwayUSAでは$56.99

 機関部につけるサドルマウントを介してスコープを付けるのは、精度が出ないという話もある。
 M870は簡単に銃身が交換できる半面、銃身と機関部の間に隙間があるためだとか。
http://www.gunsmith.jp/rifleshoot.htm?639
無改造でレシーバーにスコープ<<<カンチレバー<銃身にスコープ<銃身とレシーバーを溶接

 機関部とバレルをロウ付けする話もあるが、これをやると、バレル交換できるメリットはなくなる。
http://www.gunsmith.jp/rifleshoot.htm?527

 MODEL 870 SPS SHURSHOT SYNTHETIC SUPER SLUG
 このモデルの場合、機関部にレールマウントが付いている。

 機関部と銃身との接続だが、ボルトで接続されているらしい。
http://www.shotgunsportsmagazine.com/archive/jan11/story0111.html
http://imgur.com/a/0srUD

 機関部自体の構造が違うのか?
 後付けで機関部にレールを取り付ける場合、ドリルで穴を開けてタップを切らないと駄目らしい。
http://www.rem870.com/2013/10/30/drilling-and-tapping-remington-870-receiver-to-install-rail-or-ghost-ring-sights/
------------------------------------------

 鹿児島のサツマ銃砲店の解説動画。基本的な動きが分かりやすい。
手動式散弾銃の安全な脱砲方法、スライドアクション銃、Remington M870、鹿児島の銃砲店サツマ火薬

------------------------------------------

 M870よりボルト式の方がいいという話。
 スライドして弾を薬室に送り込むときに音がして、シカに気づかれるという話もある。
http://www.hokkaido-hunting.jp/cgi-bin/diary2/diary.cgi?page=2
 バレルが自分で交換できるのはメリットである反面、サボットでの精度が出にくいという感じでしょうか。

 7万円のハーフライフルバレルを買うのなら、いっそのこと11万円で新銃を買うか、19万円のボルト式のサボット銃を買った方がいい??
------------------------------------
(所持許可後の追記)
 ハーフライフルという規定が無ければ、海外から輸入してすぐ使えるのですが、わざわざライフリングを削らなくてはいけないので、一手間かかります。

 仮に海外で銃身を購入し、ライフリングを半分削り、個人輸入したら幾らになるのか知りたいです。
------------------------------------
 ボルト式ハーフライフルとM870のリブ付き銃身の2丁持ちですが、10年後にライフルを持つようになれば、ボルト式は手放すと思います。

・12番、20番のサボット銃は、フルライフリングで使わせてほしい
・ライフルの10年規定は期間が長すぎる
・銅サボット弾が高すぎる
 狩猟を始めてみて、このあたりを実感します。

 サボット弾については、猟期の数ヶ月前に発注・支払いすれば割引になる制度を作ってほしいです。

2015年2月28日土曜日

ハーフライフル規格はいつできたのか

 何となく村田銃がどうこうで、という感じで覚えているが、根拠があるのか調べてみた。
----------------------------------------
 wikipediaの村田銃より
 旧式化した十三年式・十八年式村田銃の一部は、軍の収益事業の一環として着剣装置や銃身内のライフリングを銃身長の半分まで削り取られ[27]、散弾銃に改造されてから民間に払い下げられ、軍用銃としてよりも長い期間を猟銃として活躍した。

[27]
村田銃のライフリング除去措置は、現代の猟銃に使用されるスラッグ銃身に銃身長の半分までライフリングを施せることの法的根拠となっている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%91%E7%94%B0%E9%8A%83#.E7.8C.9F.E9.8A.83.E3.81.A8.E3.81.97.E3.81.A6.E3.81.AE.E6.9D.91.E7.94.B0.E9.8A.83
http://sorceress.raindrop.jp/siryou/kouennsairoku/kouen-2.htm

----------------------------------------
ファーイーストガンセールスのコラム
http://www.fareast-gun.co.jp/goroku/QA_shotgun/
> 1/2ライフリングについて全ライフリング銃身だと散弾銃でも「ライフル」との解釈はいつごろからですか?
> それまでに許可された銃があるとすればそれは「散弾銃」として許可されているのでは?
> もっとも、ショットガンは散弾銃でライフルはライフルでいいんじゃないの?

> ライフルか散弾銃かの解釈は明治年間に確定されています。
> 当時軍隊で使用していた村田銃を民間に払い下げる際、ライフルを半分除去して散弾銃として只みたいな値段で猟師に払い下げた事例があります。
> 従って1/2ライフルは散弾銃という解釈が生まれたのです。
> 逆に言うとライフルの定義はライフリングのある銃と言うことになっていますので、サボット弾を撃つ散弾銃が出現したときライフルになってしまった訳です。
> ご質問にありますとおり、ライフルはライフル、散弾銃は散弾銃というふうにしないと、現用のライフルのライフリングを半分除去して410番散弾銃と言ってまかり通っています現状を考えると、ふと考えてしまう事があります。
----------------------------------------
 日清戦争が終わったのが明治28年(1895年)、日露戦争が終わったのが明治38年(1905年)。
 その当時に、ライフリングを削る手間をかける余裕があるのか?というのが疑問だった。
 古い法律や通達はこのあたり。
 
銃砲火薬類取締法 ( 明治32年 8月 4日法律第106号 )
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/788011/258
全改 銃砲火薬類取締法  ( 明治43年 4月13日法律第53号  )
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/788070/118
銃砲火薬類取締法施行規則 ( 明治44年 3月11日勅令第16号 )
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/788076/385
改正鉄砲火薬類取締法要義 : 附・現行法規 図書 田山宗尭 編 (警眼社, 1911)
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/790869
火薬類関係法規集 図書 (日本窒素火薬編纂部, 1934)
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1110495
銃砲等所持禁止令(昭和21年勅令第300号)
http://www.digital.archives.go.jp/DAS/meta/Detail_F0000000000000044191
----------------------------------------
 カタカナで読みづらいのでしっかりとは読んでいないが、これらには、ライフリングなどについて書かれていないように見える。

 銃砲火薬類取締法施行規則(明治44年3月11日、改正大正6年)
 第1条に軍用銃砲の指定は、100m以上の距離に有数に弾着する装置を有して、大臣に指定されているもの、と書かれている。

 軍用銃砲の定義を追っていけば、何か見つかるかもしれないと思い、陸軍軍用銃砲及火藥類拂下規則 (明治44年)を見たが、ライフリングどうこうは書いていない。
----------------------------------------
 横道にそれるが、これは地味に面白そう。
 狩猟家必携 昭和8年
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1174252
 全軍国狩猟地案内 大正11年
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/964754

----------------------------------------
 現行の銃刀法は昭和33年からで、過去の改正の経緯はこちら
http://www.houko.com/00/01/S33/006.HTM
http://hourei.ndl.go.jp/SearchSys/viewEnkaku.do?i=KotecK4c378RkGLmO2LliQ%3d%3d
----------------------------------------
http://www.houko.com/00/01/S46/048.HTM#top
銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律
昭和46・4・20・法律 48号 
第5条の2に次の1項を加える。
3 都道府県公安委員会は、第4条第1項第1号の規定による許可の申請に係る猟銃がライフル銃(銃腔に腔旋を有する猟銃で腔旋を有する部分が銃腔の長さの半分をこえるものをいう。以下同じ。)である場合には、当該ライフル銃の所持の許可を受けようとする者が次の各号の一に該当する者でなければ、許可をしてはならない。

一 狩猟又は有害鳥獣駆除の用途に供するためライフル銃を所持しようとする者にあつては、ライフル銃による獣類の捕獲を職業とする者、事業に対する被害を防止するためライフル銃による獣類の捕獲を必要とする者又は継続して10年以上第4条第1項第1号の規定による猟銃の所持の許可を受けている者

----------------------------------------
 銃刀法改正の経緯を見ると、この時点でハーフライフル規格と10年規定が追加されたようです。
 昭和46年なので、思っていたよりかなり遅い。
 昭和48年の警察白書
http://www.npa.go.jp/hakusyo/s48/s480500.html

----------------------------------------
一方、こんな情報もある。
村田銃について書かれたサイト
http://sorceress.raindrop.jp/siryou/kouennsairoku/kouen-2.htm
 最初は廃品の村田銃の機関部-つまり、槓桿を開いて薬室に装填して閉鎖して引金を引いて発火させる、その部分だけを流用致しまして、廃品利用の改造品という形で単発の散弾銃を造って民間の銃砲店に払い下げを始めたのですが、すぐに、18年式村田歩兵銃の生産ラインの一部を使って、まるっきり新品の猟用ショットガンとして受注生産を始めたようなのです。
 それこそ、口径や銃身長、台尻の木材の素材、安全装置をどうするかまで、客からの注文に応じていた痕跡がございます。

 だいたい、イギリス製の口径12番、水平二連の猟銃は200円以上していたそうですが、村田式の猟銃は、新調なのにたった9円50銭。

 二十分の一の激安というわけで、これは非常に普及致しまして、1950年代まで東北あたりでは村田式の猟銃で熊などを撃っていたことが、マタギの記録などを読みますとよく分るのです。
----------------------------------------
 機関部のみ流用し、銃身は別に作っていたらしい。
 これなら猟銃としての村田銃に色々な口径があるのも納得。

 結局、ハーフライフル規格が作られた経緯は、文書的には追えなかった。
・発端は村田銃が払い下げられた明治時代
・銃刀法に追加されたのは昭和46年
 この間を埋める文書的な証拠が欲しい。

----------------------------------------
 実際問題として、この規格に意味があるのだろうか。

 アメリカでは市街地への影響や、狩猟圧の低減などで、ライフルを規制し、スラッグ銃やマズルローダー、弓での狩猟を認めている時期や地域があります。
(デラウェア州、アイオワ州、イリノイ州、バージニア州など)

 射程距離が長く、威力があるライフル銃を初心者に持たせない意義は分かるが、今となってはライフリングを半分にする意味が分からない。

 ハーフライフルのスラッグ銃と、フルライフリングのスラッグ銃を比較しないと何とも言えませんが、射程距離は火薬量と銃弾の速度、銃弾の重さ、空気抵抗が影響する部分が大きく、ライフリングの有無でそう変化するとは思えない。
 ライフリングが全部あったほうが、サボット弾やスラッグ弾は集弾率が高まり、より安全に使えるのでは。
http://www.fareast-gun.co.jp/goroku/QA_shotgun/
>Q72 散弾銃のフルライフリングは 1/2ライフリングに対して相当に命中精度が良いのでしょうか。'03-02/20
>同じです。
 こちらのコラムのように、同じだと書かれている程度の違いしかないかもしれない。
----------------------------------------
 海外で安く売られているスラッグ銃もありますが、日本の法律に合わせるために、ライフリングを半分削る手間がかかっている。
 新規狩猟者の初期費用を下げ、より安全に使うためにも、ハーフライフル規定は無くなって欲しい。
----------------------------------------
 ライフル銃(銃腔に腔旋を有する猟銃で腔旋を有する部分が銃腔の長さの半分をこえるものをいう。以下同じ。)

 許可されないとは思うが、この部分だけでライフルを定義しているとなると、ライフル銃のライフリングを半分削れば、1年目から使えるということ?
http://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/oto/otodb/japanese/kujyou/kobetu/OTO645.html
 こちらの警察庁の回答では「ライフル実包を発射する機能を有するもの」が許可のポイントとなっています。
 そこがライフル銃を決める基準ならば、12番、20番に対応したサボットやスラッグ銃は、ライフリングの有無に関わらず散弾銃なのでは。

 法律を改正しないとハーフライフルの定義が変わらないので難しいとは思いますが、実態に合ったライフルの定義になって欲しいものです。

2015年1月25日日曜日

技能講習とハーフライフル

 銃砲店なりリアルに詳しい人に聞けば済む話だが、ぼっちがネットで調べた範囲について書いておく。

根拠となる通達。
技能講習実施基準の制定について
https://www.pref.yamagata.jp/ou/keisatsu/800053/disclosure/seian/seikan8007.pdf

ライフルの合格率のほうが低いようだ。
実際の合格率につきましても、散弾銃の場合99%、ライフル銃の場合は85%と
http://www.env.go.jp/council/12nature/y124-03a.html

銃砲刀剣類所持等取締法等一部改正施行に係るQ&A
一般社団法人日本火薬銃砲商組合連合会
http://www.nikkaren.jp/pdf/q&a.pdf


警視庁 猟銃・空気銃の所持許可手続
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/tetuzuki/gun/gun.htm
技能講習における猟銃の種類は、「ライフル銃」と「ライフル銃以外の猟銃」の2種類に区分されます。
※ここで呼称する「ライフル銃以外の猟銃」とは、従前の散弾銃のことで「散弾銃」及び「ライフル銃及び散弾銃以外の猟銃」(通称「ハーフライフル銃(スラッグ弾のみ発射でき、散弾が発射できないもの)」等)のことをいいます(前4(1)の区分に同じです)。
(1) 許可を受けて所持する猟銃の種類ごと(ライフル銃、ライフル銃以外の猟銃ごと)に受講しなければなりません。
 なお、同種の猟銃を複数所持する方は、それらの猟銃のうちいずれか1つを用いて受講すれば足ります。
---------------------------------

 ハーフライフル(ライフリングの無い銃身への交換が不可能なもの)を1丁のみ所持の場合、技能講習では「散弾銃以外の猟銃」となり、大口径ライフルの教習となってしまう。
 立射で25点、膝射で40点以上の難しさがサッパリ分からないが、実銃を一度も撃ったことがない人間が、講習当日に練習しただけで合格できるものか?

 散弾銃の場合、トラップ射撃で25枚中2枚命中させれば合格。

 「なお、同種の猟銃を複数所持する方は、それらの猟銃のうちいずれか1つを用いて受講すれば足ります」とあるので、ハーフライフルを1丁所持するより、ハーフライフルと散弾銃の2丁所持した方が、技能講習の難しさは下がるような気がする。
---------------------------------

追記:平成27年4月1日より、講習が変わります。
http://www.npa.go.jp/pdc/notification/seian.htm#hoan
平成27年1月30日 丁保発第27号 技能講習実施基準の制定について
http://www.npa.go.jp/pdc/notification/seian/hoan/hoan20150130-3.pdf
技能検定、技能講習及び射撃教習に関する規則の一部を改正する規則の施行について
http://www.npa.go.jp/pdc/notification/seian/hoan/hoan20150130-2.pdf

 点数ではなく、「講習指導員が講習事項を修得したと認定 した者について、技能講習の修了認定を行う」となりました。
 ライフルの場合依託射撃ができるようになったので、難易度は下がったような?
 講習会は4月以降になるので、新制度での受講になる予定です。