市街地では晴れていましたが、標高の高い場所では霧雨の天気。
1ヶ月ちょっとでさらに笹が伸びており、歩きにくいです。
GPSのログによると、2時間30分で水平距離3.0km、累積標高255m。
藪漕ぎですし、踏破ではなく観察目的なので、こんなペースかと思います。
防水コンパクトカメラなので、ズームとピントが甘いですが、鹿の夏毛の茶色が見えます。
この斜面には10頭ほどいました。
沢向こうの対岸の笹地なども含め、約3時間で40頭ほど見ました。
そのうち、距離120m以内の鹿は5頭。
ハーフライフルにサボットだとしても、 正確な射撃に加え、ドロップを計算したくてはいけないので、なかなか難しい距離です。
笹は食害の多い場所では膝丈ですが、腰や胸までの高さの場所もあります。
背の高い場所では鹿が見えないこともありますし、猟期になって撃ったとして、回収が難しいことも考えられます。
今回は霧雨のため最奥まで行けませんでした。
あと800mほど奥まで行けそうなので、機会があったらチャレンジしてみたい。
食害を受けて背の低くなった笹の上の、新しい糞
シダ類の判別はサッパリですが、笹の見分けもちょっと難しい。
「鹿が餌資源として使っている笹」だけでも覚えたい。
鹿のミヤコザサの利用については、高槻さんの「北に生きるシカたち」が詳しいです。
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高密度の地域で撃った場合、音に驚いて散らばってしまいます。
結局、発砲チャンスは1回のみです。
・車からの徒歩移動時間が長くない
・鹿が昼間にいる
・バックストップがあり撃てる
こういった場所を数多く知っておき、季節や天気によって鹿の多い場所を組み合わせて一日のプランを立てられるのが理想です。
しかし、転勤族ですし、見知らぬ土地での猟場の情報は得にくいです。
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GoogleEarthに鳥獣保護区を表示し、植生を判断して、鹿の多そうな場所を推測。
カシミール3Dで等高線を表示し、歩ける山か判断する。
近くの登山向きの山名を検索し、登山記録の写真や動画から、植生が鹿の影響を受けているのか見る。
ネットが普及した現在、こういったことが出来るので、土地勘の無い場所でも、猟場を絞り込むことは可能です。
安楽椅子探偵のように事前に調べ、猟期外に下見することで、出会いの確立を上げることはできます。
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今回はスパイク地下足袋で歩きましたが、霧雨だったので中まで浸水しました。
指の又に笹が入ってうっとおしいので、先丸の地下足袋の方が、山歩きには向いているかもしれません。
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ヤマドリらしき鳥も見ましたが、一瞬だったのでかろうじて撮れる程度。
写真の右下が道路で、そこから短く羽ばたいたあと、左下へ沢下りで飛んでいきました。
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