2017年8月18日金曜日

役場の鳥獣担当と話す

 役場に行く用事があったので、ついでに鳥獣担当の方を雑談をしてきました。

・鳥獣被害対策実施隊を発足したが、猟友会員全員ではない。
 班長さんの推薦や、罠猟であっても頭数を獲っている人らしい。

・鳥獣被害対策実施隊について記載した、鳥獣被害防止計画を作成中。

・実施隊のライフル所持については、防止計画に記載しない方向
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 これに対する自分の意見として
1.猟友会員が減っており、犬を使った巻き狩りが出来なくなる可能性があり、忍び猟や流し猟などの、スコープ付きの銃を使った狩猟が増えていく可能性

2.若い人にとってライフルの10年は長く、実施隊によるライフル所持があれば、希望となりえる
 という話をしました。

 警察庁丁保発第30号 平成27年1月30日
 鳥獣被害対策実施隊の隊員からの事業に対する被害を防止するためのライフル銃の所持許可申請への対応について(通達)
>被害防止計画にライフル銃による獣類の捕獲等が行われることが明示されていない場合には、当該市町村が作成した別添様式第1号「ライフル銃による捕獲を必要とする意見書」の提出を求め、ライフル銃の必要性等について確認すること。

 とあるので、被害防止計画にライフル所持について記載していなくとも、別添様式第1号「ライフル銃による捕獲を必要とする意見書」に市町村長がハンコを押してくれれば、申請は可能です。

 警察の許可のしやすさ的にも、被害防止計画に記載されていたほうが良さそうですし、可能ならば記載するようお願いしました。
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・先日行った、3時間で40頭見た地域の話もしました。
 担当さんも鹿が多いエリアと分かっており、背の高い笹地では、従来型の巻き狩りでは成果が出にくいという認識でした。

・鳥獣保護区について、鹿が逃げ込む場所にもなっているので、何とかならないか。
 これに対しては、有害鳥獣駆除や管理捕獲などの制度で対応していくという話です。
 しかし、有害などではやりやすい場所での実施になり、標高の高い場所や車から遠い場所、分会のナワバリの微妙な場所での捕獲は後手になりがちという認識はあるようです。

 被害を受けている農地と、鹿の生息箇所のゾーニングや、有害鳥獣駆除を実施する地域や猟友会のコーディネートなどが難しそう。

 比較的年齢が若い担当者ということもあり、ざっくばらんな話ができました。
 猟友会の人ともそんな話をしてみたいですが、横の繋がりとか、違う分会の若い人と話す機会がなかなかありません。

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