http://dc.shiretoko-whc.com/research/report/report_h28.html
こちらの資料が特に読み応えがあります。
平成28年度知床国立公園エゾシカ個体数調整実施業務(PDF)
http://dc.shiretoko-whc.com/data/research/report/h28/H28_ezoshika_kotaisu_chousei.pdf
A-3 流し猟式シャープシューティングによるエゾシカ捕獲
シャープシューティングには243winという口径を使っています。
小口径ボルトライフルで頭や首を狙い、昏倒させるのが定番です。
>射手のライフルは243Win(口径:0.243インチ=6.17mm)、ライフル弾頭はバーンズ社のトリプルショック(銅弾)85グレイン(1グレインgrain = 0.0648 g)、火薬は1名はIMR4350を42グレイン、もう1名はIMR4895を37グレイン用いた
海上からの狙撃には、トド撃ち経験者を入れています。
波の動きの予測もあるので、相当難しそう。
使っている弾は7mmWSM、300WSM、300Winmag
積雪時期は餌資源が少なくなるため、干草やヘイキューブなどの餌で誘引するのは知っていました。
29ページでスノーシューで足跡をつけて誘導しようとしていますが、警戒されないのでしょうか?
また、本州でもよく使われる箱罠での捕獲実績が多いのも、意外でした。
積雪期の餌の誘引力は凄い。
囲い罠より設置が楽で、移動しやすいのがメリットですが、1頭しか獲れないので、使いどころを選びそう。
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