口から「南無阿弥陀仏」の六体の小さい阿弥陀如来を出している、六波羅蜜寺の空也上人立像が持っていることで有名です。
http://rokuhara.or.jp/icp/
>上人が鞍馬山に閑居後、常々心の友としてその鳴声を愛した鹿を、定盛なる猟師が射殺したと知り、大変悲しんでその皮と角を請い受け、皮をかわごろもとし、角を杖頭につけて生涯我が身から離さなかったという。
愛媛県の第49番札所 西林山 三蔵院 浄土寺にも、空也上人像がありますが、非公開のようです。
https://www.city.matsuyama.ehime.jp/kanko/kankoguide/rekishibunka/bunkazai/kuni/kuuyashouninrituzou.html
京都 行願寺(ぎょうがんじ)革堂(こうどう)
https://kanko.city.kyoto.lg.jp/detail.php?InforKindCode=1&ManageCode=1000043
寛弘(かんこう)元年(1004年)天台宗の行円上人が開く。
子を孕んだ鹿を射止めてしまったことを悔いた上人が、常にその皮をまとって鹿を憐れみ、人々から皮聖(かわのひじり)と呼ばれていたことから、革堂と呼ばれるようになったといわれる。
この資料が鹿杖について詳しいです。
わが国における遊行僧の研究―鹿角の杖を持つ遊行僧を中心に―
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ibk1952/48/2/48_2_884/_pdf
親鸞聖人がつかっていた鹿杖は、T字の杖であって、鹿の角ではなさそう。
山に生きる人びと :宮本 常一では、念仏聖について触れられています。
もうちょっと幅広く調べないと、掘り下げられないですね。
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