農林水産省の被害対策コーナー
http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/index.html
野生動物による被害対策-特色ある人材育成プログラムの実例-
http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/h_manual/H28_houkoku_jinzai_ikusei/H28_houkoku_jinzai_ikusei.html
市町村やJAの鳥獣被害職員の研修資料です。
特にアンケートが面白いです。
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↓以下引用
>成功事例ではなく失敗事例や新技術導入後5年を経過した時の取り組み事例発表うまくいかなかった事例を集めて問題抽出
>行政の職員向け研修(体制づくり、交付金活用、住民との合意形成等)
>近隣の複数市町村を参加させて、具体的な対策を考える様な研修。
>文献、インターネット等では調べることができないもの
>行政では鳥獣管理に関する専門的知識や技術を有した人材育成をしても、異動により組織的な適材適所は望めない
>研修会をおこなっても実際に行動する人がいないと意味がない。
>現場と事務の住み分けが必要。長期的に携わるわけではないので、誰が担当しても業務に支障が出ないような仕組み作りが必要。
>専門的な部分の業務が多く、長期的な職員の配置が必要である。
>地方自治体(市町村)の職員は異動が多いため、鳥獣被害対策に詳しくない職員が担当することが多い。そうした職員のための研修会は今後も続けて欲しい。
---------------------------------
農水省、環境省、各種団体など研修がありますが、重複している部分もあります。
国主導では開催の通知が末端まで届かなかったり、開催地まで遠く、旅費が出ないので参加できないという事情もあるようです。
鳥獣担当は人手が足りず、異動によって知識がリセットされることもあります。
---------------------------------
平成29年度も、同様の研修の参加者を募集しています。
http://wmo.co.jp/kenshu29/nittei/
年に数回の研修は、参加するのに費用がかかり、時間もかかります。
毎年のように同じ内容を繰り返すのではなく、基礎部分や資料を読めば済む部分は、ネット上に研修資料を公表すれば良いのではないでしょうか。
新任の担当は、それを見て知識を得ることができます。
研修をするのが目的ではなく、知見を広めるのが目的なですから、知識を受け渡す方法は人を集める研修に限定しないほうが良いのでは。
より実効性のある被害防止策になることを願います。
2017年8月4日金曜日
2017年8月3日木曜日
ワックススラッグの法的な扱いについて
ワックススラッグや、弾頭の差し替えは、法的にはどういった解釈になるのか調べてみました。
注意:
法律や通達については、あくまで筆者の解釈であり、運用にあたってはすべて自己責任となります。
この記事を見ての行動については、一切の責任を持ちません。
火薬類取締法
火薬類取締法 施行令
火薬類取締法 施行規則
法的な解釈は消費・廃棄・変形(製造)の3パターンに分かれると思います。
これらの法律等には「分解」という単語はありません。
---------------------------------------------------
(1)消費
火薬類取締法 第二十五条 (消費)
火薬類取締法 施行規則 第四十九条(無許可消費数量)
これに当てはまる場合については、全く問題がありません。
通常の標的射撃、有害鳥獣駆除や狩猟、そのための練習と同じように消費できます。
---------------------------------------------------
(2)廃棄
火薬類取締法 第二十七条(廃棄)
火薬類取締法 施行規則 第十章 廃棄
弾頭に加工したとしても、最終的に発射して実包(火薬)を消費するのであれば、廃棄ではないと思います。
仮に散弾の鉛粒やスラッグ弾頭を抜き、火薬とワッズだけにしたのち発射すれば、ただの消費になるのではないでしょうか。
こちらの通達に定義があります。
警察庁 平成27年6月4日 丁保発第123号 猟銃用火薬類等の取扱いについて
https://www.npa.go.jp/pdc/notification/seian/hoan/hoan20150604.pdf
>消費
>廃棄以外の目的でする火薬類の爆発又は燃焼をいう。
>その爆発又は燃焼の効力を有効に利用すると否とを問わない。
実包の火薬を集めて違うことに使うのは製造になり、火薬を爆発又は燃焼せずに廃棄するのは法的にはアウトになりそうです。
---------------------------------------------------
(3)変形
産業構造審議会 保安分科会 火薬小委員会 産業火薬保安ワーキンググループ(第5回)・煙火保安ワーキンググループ(第5回)合同開催‐配布資料
http://www.meti.go.jp/committee/sankoushin/hoan/kayaku/sangyo_kayaku_wg/005_haifu.html
火薬類の技術基準等の見直しについて(討議資料)
-リスクの大きさに応じた規制の実現-
②製造・消費の範囲、無許可製造
平成27年5月27日 鉱山・火薬類監理官付
A.火薬類取締法における「製造」の定義と運用の実態
火薬類取締法は、火薬類(火薬、爆薬、火工品)の製造について「製造(変形又は修理を含む。)」と定めている。
運用では製造行為を以下のとおり「狭義の製造」、「変形」、「修理」に区分している。
○狭義の製造(変形又は修理を除く)
物理的、化学的な物質の変化を通じて火薬類をつくり出すこと(例:TNTの合成)
火薬類でない物質から火薬類を作り出すこと(例:黒色火薬の調合)
火薬類である物質から他の火薬類をつくり出すこと(例:爆薬から雷管の製造)
○変形
火薬類の実質に変化を加えない加工(例:爆薬の分割・合体・成形)
ただし、消費場所において行われ、変形後ただちに消費される場合は消費行為とみなす。
------------------------
花火のラベル付けや、発炎筒を縛るのは「変形」に含まれるか?といった議論をしています。
手を加えること自体がいかん、と言われると、スラッグにグリスを塗るのも加工になってしまいそうな…
------------------------
http://www.pref.iwate.jp/anzenanshin/bosai/kayaku/002519.html
岩手県 火薬類取締法の火薬類の製造について
>火薬類取締法における火薬類の「製造」とは、火薬類でない物質から火薬類を作り出すことはもちろん、すでに火薬類である物質から他の火薬類をつくり出すこと、火工品(火薬又は爆薬を使用して、ある目的に適するように加工し製造したもの)を変形することも含まれます。
>このため、がん具煙火を分解して火薬を取り出す行為、複数のがん具煙火を連結する行為等も火薬類の製造となります。これらの行為は、危険を伴うだけではなく、火薬類の製造行為となるため、許可を受けた者でなければ、行うことができません。
------------------------
弾頭への加工は、火工品である実包の変形と解釈できそうです。
火薬類取締法
(製造の許可)
第三条 火薬類の製造(変形又は修理を含む。以下同じ。)の業を営もうとする者は、製造所ごとに、経済産業省令で定めるところにより、経済産業大臣の許可を受けなければならない。
ここでは、製造には変形又は修理を含むとあります。
花火や救命信号では上記の委員会のように変形=製造が問題になりますが、狩猟や有害鳥獣駆除のための実包であれば、無許可製造という仕組みがあります。
------------------------
火薬類取締法 第四条で製造の規制。但し書きで一部例外。
------------------------
火薬類取締法 施行規則
(無許可製造数量)
第三条 法第四条 但書の規定により許可を受けないで製造することができる火薬類の数量は、左の各号によるものとする。
三 法第十七条第一項第三号 に規定する者が鳥獣の捕獲または駆除の用に供するために製造する場合には、一日につき実包または空包百個以下
四 射的練習の用に供するために当該練習者が製造する場合には、一日につき実包または空包百個以下
五 鳥獣の駆逐の用に供するために製造する場合には、一日につき空包百個以下
------------------------
つまり、実包を変形(製造)したとしても、1日100個以内であれば、通常のリロードによる実包製作と同じ扱いになるのでは。
どうでしょうか。
---------------------------------------------
2019年11月11日追記
https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=595119118&Mode=0
パブリックコメント
火薬類取締法施行規則の一部を改正する省令に対する意見公募について
案件番号 595119118
(1)オリンピック競技大会の課題への対処
国際ルールの改正を踏まえ、現在、射撃競技においては、審判に従事する者が実包を分解し、不正がないかを検査することとなっており、2020年に開催が予定されているオリンピック競技大会においてもこの検査が行われることとなっています。
当該行為は、火薬類取締法における製造行為に該当するものですが、取り扱いについて検討したところ、国際的又は全国的な規模で開催される運動競技会において、審判に従事する者が当該行為を行う場合であれば、十分な安全管理体制が構築されていると考えられることから、運動競技会を円滑に開催するために、1日につき実包200個以下に限り、火薬類取締法の製造許可を不要とする改正を検討しております。
注意:
法律や通達については、あくまで筆者の解釈であり、運用にあたってはすべて自己責任となります。
この記事を見ての行動については、一切の責任を持ちません。
火薬類取締法
火薬類取締法 施行令
火薬類取締法 施行規則
法的な解釈は消費・廃棄・変形(製造)の3パターンに分かれると思います。
これらの法律等には「分解」という単語はありません。
---------------------------------------------------
(1)消費
火薬類取締法 第二十五条 (消費)
火薬類取締法 施行規則 第四十九条(無許可消費数量)
これに当てはまる場合については、全く問題がありません。
通常の標的射撃、有害鳥獣駆除や狩猟、そのための練習と同じように消費できます。
---------------------------------------------------
(2)廃棄
火薬類取締法 第二十七条(廃棄)
火薬類取締法 施行規則 第十章 廃棄
弾頭に加工したとしても、最終的に発射して実包(火薬)を消費するのであれば、廃棄ではないと思います。
仮に散弾の鉛粒やスラッグ弾頭を抜き、火薬とワッズだけにしたのち発射すれば、ただの消費になるのではないでしょうか。
こちらの通達に定義があります。
警察庁 平成27年6月4日 丁保発第123号 猟銃用火薬類等の取扱いについて
https://www.npa.go.jp/pdc/notification/seian/hoan/hoan20150604.pdf
>消費
>廃棄以外の目的でする火薬類の爆発又は燃焼をいう。
>その爆発又は燃焼の効力を有効に利用すると否とを問わない。
---------------------------------------------------
(3)変形
産業構造審議会 保安分科会 火薬小委員会 産業火薬保安ワーキンググループ(第5回)・煙火保安ワーキンググループ(第5回)合同開催‐配布資料
http://www.meti.go.jp/committee/sankoushin/hoan/kayaku/sangyo_kayaku_wg/005_haifu.html
火薬類の技術基準等の見直しについて(討議資料)
-リスクの大きさに応じた規制の実現-
②製造・消費の範囲、無許可製造
平成27年5月27日 鉱山・火薬類監理官付
A.火薬類取締法における「製造」の定義と運用の実態
火薬類取締法は、火薬類(火薬、爆薬、火工品)の製造について「製造(変形又は修理を含む。)」と定めている。
運用では製造行為を以下のとおり「狭義の製造」、「変形」、「修理」に区分している。
○狭義の製造(変形又は修理を除く)
物理的、化学的な物質の変化を通じて火薬類をつくり出すこと(例:TNTの合成)
火薬類でない物質から火薬類を作り出すこと(例:黒色火薬の調合)
火薬類である物質から他の火薬類をつくり出すこと(例:爆薬から雷管の製造)
○変形
火薬類の実質に変化を加えない加工(例:爆薬の分割・合体・成形)
ただし、消費場所において行われ、変形後ただちに消費される場合は消費行為とみなす。
------------------------
花火のラベル付けや、発炎筒を縛るのは「変形」に含まれるか?といった議論をしています。
手を加えること自体がいかん、と言われると、スラッグにグリスを塗るのも加工になってしまいそうな…
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http://www.pref.iwate.jp/anzenanshin/bosai/kayaku/002519.html
岩手県 火薬類取締法の火薬類の製造について
>火薬類取締法における火薬類の「製造」とは、火薬類でない物質から火薬類を作り出すことはもちろん、すでに火薬類である物質から他の火薬類をつくり出すこと、火工品(火薬又は爆薬を使用して、ある目的に適するように加工し製造したもの)を変形することも含まれます。
>このため、がん具煙火を分解して火薬を取り出す行為、複数のがん具煙火を連結する行為等も火薬類の製造となります。これらの行為は、危険を伴うだけではなく、火薬類の製造行為となるため、許可を受けた者でなければ、行うことができません。
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弾頭への加工は、火工品である実包の変形と解釈できそうです。
火薬類取締法
(製造の許可)
第三条 火薬類の製造(変形又は修理を含む。以下同じ。)の業を営もうとする者は、製造所ごとに、経済産業省令で定めるところにより、経済産業大臣の許可を受けなければならない。
ここでは、製造には変形又は修理を含むとあります。
花火や救命信号では上記の委員会のように変形=製造が問題になりますが、狩猟や有害鳥獣駆除のための実包であれば、無許可製造という仕組みがあります。
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火薬類取締法 第四条で製造の規制。但し書きで一部例外。
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火薬類取締法 施行規則
(無許可製造数量)
第三条 法第四条 但書の規定により許可を受けないで製造することができる火薬類の数量は、左の各号によるものとする。
三 法第十七条第一項第三号 に規定する者が鳥獣の捕獲または駆除の用に供するために製造する場合には、一日につき実包または空包百個以下
四 射的練習の用に供するために当該練習者が製造する場合には、一日につき実包または空包百個以下
五 鳥獣の駆逐の用に供するために製造する場合には、一日につき空包百個以下
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つまり、実包を変形(製造)したとしても、1日100個以内であれば、通常のリロードによる実包製作と同じ扱いになるのでは。
どうでしょうか。
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2019年11月11日追記
https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=595119118&Mode=0
パブリックコメント
火薬類取締法施行規則の一部を改正する省令に対する意見公募について
案件番号 595119118
(1)オリンピック競技大会の課題への対処
国際ルールの改正を踏まえ、現在、射撃競技においては、審判に従事する者が実包を分解し、不正がないかを検査することとなっており、2020年に開催が予定されているオリンピック競技大会においてもこの検査が行われることとなっています。
当該行為は、火薬類取締法における製造行為に該当するものですが、取り扱いについて検討したところ、国際的又は全国的な規模で開催される運動競技会において、審判に従事する者が当該行為を行う場合であれば、十分な安全管理体制が構築されていると考えられることから、運動競技会を円滑に開催するために、1日につき実包200個以下に限り、火薬類取締法の製造許可を不要とする改正を検討しております。
2017年8月2日水曜日
植生の衰退度
兵庫県ワイルドライフモノグラフ
http://www.wmi-hyogo.jp/publication/monograph.html
4号(PDF) ニホンジカによる森林生態系被害の広域評価マニュアル
下層植生衰退度(Shrub-layer decline rank:SDR)
低木層の植被率で衰退度を区分しています。
報告書の6~8ページです。
無被害刷(ND):シカの食痕が全く確認されなかった林分
表退度0(DO)・シカの食痕がある林分のうち、低木層の植被率が75.5%以上の林分(写真1-1)
表退度1(D1)・低木層の植被率75.5%未満38%以上のシカの食痕あり林分(写真1-2)
表退度2(D2)・低木層の植被率38%未満18%以上のシカの食痕あり林分(写真1-3)
表退度3(D3)・低木層の植被率18%未満9%以上のシカの食痕あり林分(写真1-4)
表退度4(D4)・低木層の植被率9%未満のシカの食痕あり林分
低木層の植被率の算出にあたっては、低木層における木本類の植被率とササの植被率の合計値を用いる。
合計値の算出にあたっては、それぞれの植被率カテゴリーの中央値を用いる。
この前、鹿を探しに山にいったときの写真。
公園のような見通しのよさに違和感を感じましたが、鹿の影響で下層植生が少ないせいでした。
表退度は3から4でしょうか。
こういった資料は、学問的な知見を狩猟者が活かせるツールかと思います。
神奈川県 シカ不嗜好性植物図鑑なども含め、植物名と植生がある程度分かるようになれば、林道を流しているだけでも、鹿の生息密度がなんとなくイメージできるようになります。
関連記事
シカの嗜好・不嗜好(忌避)植物
本:シカの被害が分かる図鑑
http://www.wmi-hyogo.jp/publication/monograph.html
4号(PDF) ニホンジカによる森林生態系被害の広域評価マニュアル
下層植生衰退度(Shrub-layer decline rank:SDR)
低木層の植被率で衰退度を区分しています。
報告書の6~8ページです。
無被害刷(ND):シカの食痕が全く確認されなかった林分
表退度0(DO)・シカの食痕がある林分のうち、低木層の植被率が75.5%以上の林分(写真1-1)
表退度1(D1)・低木層の植被率75.5%未満38%以上のシカの食痕あり林分(写真1-2)
表退度2(D2)・低木層の植被率38%未満18%以上のシカの食痕あり林分(写真1-3)
表退度3(D3)・低木層の植被率18%未満9%以上のシカの食痕あり林分(写真1-4)
表退度4(D4)・低木層の植被率9%未満のシカの食痕あり林分
低木層の植被率の算出にあたっては、低木層における木本類の植被率とササの植被率の合計値を用いる。
合計値の算出にあたっては、それぞれの植被率カテゴリーの中央値を用いる。
この前、鹿を探しに山にいったときの写真。
公園のような見通しのよさに違和感を感じましたが、鹿の影響で下層植生が少ないせいでした。
表退度は3から4でしょうか。
こういった資料は、学問的な知見を狩猟者が活かせるツールかと思います。
神奈川県 シカ不嗜好性植物図鑑なども含め、植物名と植生がある程度分かるようになれば、林道を流しているだけでも、鹿の生息密度がなんとなくイメージできるようになります。
関連記事
シカの嗜好・不嗜好(忌避)植物
本:シカの被害が分かる図鑑
トレランシューズの寿命。神保町のアウトドア屋
普段履きとして使っていたノースフェイスのトレランシューズ。
底が磨り減り、アッパーもほつれてきたので、そろそろ寿命を迎えそうです。
なぜかどんな床面でもキュッキュと音が鳴る底だったので、ノースフェイスの靴には良い印象がありませんでした。
実際の狩猟では、スパイク地下足袋やスパイク長靴の出番が多く、登山靴やトレランシューズで山に入ることは少ないです。
砂利の林道で足音を消したい場合や、林道脇で距離が短かく、履き替えるのが面倒な時ぐらい。
買い換えたいですが、さて、どんな靴にするべきか。
・普段履きにも使える地味な色
・斜面でも滑らないソール
・足に合っている
ざっくりこの3条件ぐらい。
タイムを競うわけでもないので、機能や防水性は問わない。
--------------------------------------
8月に東京に行く用事があるので、神保町に寄ってみよう。
・さかいやスポーツ シューズ館
http://www.sakaiya.com/wp/shopinfo/shoes
・ICI石井スポーツ登山本店
http://www.ici-sports.com/shop/honten.html
・ヴィクトリア L-Breath 御茶ノ水店
http://www.victoria.co.jp/13235/
この3軒に行けば、靴選びの用事は足りそうです。
底が磨り減り、アッパーもほつれてきたので、そろそろ寿命を迎えそうです。
なぜかどんな床面でもキュッキュと音が鳴る底だったので、ノースフェイスの靴には良い印象がありませんでした。
実際の狩猟では、スパイク地下足袋やスパイク長靴の出番が多く、登山靴やトレランシューズで山に入ることは少ないです。
砂利の林道で足音を消したい場合や、林道脇で距離が短かく、履き替えるのが面倒な時ぐらい。
買い換えたいですが、さて、どんな靴にするべきか。
・普段履きにも使える地味な色
・斜面でも滑らないソール
・足に合っている
ざっくりこの3条件ぐらい。
タイムを競うわけでもないので、機能や防水性は問わない。
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8月に東京に行く用事があるので、神保町に寄ってみよう。
・さかいやスポーツ シューズ館
http://www.sakaiya.com/wp/shopinfo/shoes
・ICI石井スポーツ登山本店
http://www.ici-sports.com/shop/honten.html
・ヴィクトリア L-Breath 御茶ノ水店
http://www.victoria.co.jp/13235/
この3軒に行けば、靴選びの用事は足りそうです。
2017年8月1日火曜日
2017年7月 新しい山を歩く
行ったことがないエリアの山を、地図や衛星写真で目星を付けておき、実際に歩いてきました。
(1)針葉樹に囲まれた広葉樹林(○峠付近)
周囲はスギ、ヒノキ林で鹿の気配は少ない。
入り口付近は間伐されている高齢のスギ林で、シダ類が生えている。
広葉樹林に突入するものの、足跡はあるが姿や声は聞こえない。
下草が少ないので、鹿の生息密度はありそう。
目的地の草地っぽい場所に近づくと、茂みから飛び跳ねる鹿1頭を確認。
片耳にイヤホンをつけて録音したラジオを聴きながら、足音も気にせず歩いていましたし、かなり距離があったので、こちらが先に発見するのは無理でした。
銃を持ち、慎重に歩いたとしても、植生と地形からちょっと難しい。
また、最寄の林道から800~900mあるので、手間の割りには微妙な猟場という感じ。
植生は苔、シダ類と裸地で、やや湿気っぽい。
行き帰りの林道で3頭発見。
3頭とも近い場所でしたのが、周囲の山は傾斜がきつく、藪も濃いので、歩き回る単独猟には向いていません。
地図や衛星写真を見直して、日を改めて歩いてみたい。
---------------------------------
(2)造林放棄地で、いかにも鹿が多い場所。
草地Aは脇に林道があるので、ゆっくりと車で移動する。
木陰やススキの後ろにいた鹿が4頭出てきました。
その後、草地1から1.2km離れた地点に車を止め、草地Bに向かって歩き出す。
草地Bは雰囲気は良いが、鹿の気配は少なめ。
新しい足跡もあるので、時間帯や接近方法次第では、出会いがありそう。
400mほど歩いて広葉樹林に到着。
何かの動物が落ち葉を掻き分けた跡もあり、雰囲気はある。
かなり古い空薬莢を見つける。
この地方では猟師さんが減りつつあるので、ナワバリを侵したというより、「昔ここで発砲した猟師がいるので、自分の見切りは間違っていなかった」という感触になる。
帰りも草地Aを通り、鹿を2頭見る。
林縁から草地にそっと近づき、鹿を先に見つけて撃てば良いのですが、造林放棄地なので、それなりの面積(距離)がある。
前回の笹地でも思ったが、150~200mで確実に仕留められる性能のライフルが欲しくなる状況。
無いものねだりを言っても仕方がないので、かなり手前の杉林から登り、尾根から草地Aを見下ろす場所に行ってみたいと思います。
地図上で目星をつけた場所は、あと5箇所ほどあります。
体力づくりも兼ねて、時間が出来たら歩いてみたい。
(1)針葉樹に囲まれた広葉樹林(○峠付近)
周囲はスギ、ヒノキ林で鹿の気配は少ない。
入り口付近は間伐されている高齢のスギ林で、シダ類が生えている。
広葉樹林に突入するものの、足跡はあるが姿や声は聞こえない。
下草が少ないので、鹿の生息密度はありそう。
目的地の草地っぽい場所に近づくと、茂みから飛び跳ねる鹿1頭を確認。
片耳にイヤホンをつけて録音したラジオを聴きながら、足音も気にせず歩いていましたし、かなり距離があったので、こちらが先に発見するのは無理でした。
銃を持ち、慎重に歩いたとしても、植生と地形からちょっと難しい。
また、最寄の林道から800~900mあるので、手間の割りには微妙な猟場という感じ。
植生は苔、シダ類と裸地で、やや湿気っぽい。
行き帰りの林道で3頭発見。
3頭とも近い場所でしたのが、周囲の山は傾斜がきつく、藪も濃いので、歩き回る単独猟には向いていません。
地図や衛星写真を見直して、日を改めて歩いてみたい。
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(2)造林放棄地で、いかにも鹿が多い場所。
草地Aは脇に林道があるので、ゆっくりと車で移動する。
木陰やススキの後ろにいた鹿が4頭出てきました。
その後、草地1から1.2km離れた地点に車を止め、草地Bに向かって歩き出す。
草地Bは雰囲気は良いが、鹿の気配は少なめ。
新しい足跡もあるので、時間帯や接近方法次第では、出会いがありそう。
400mほど歩いて広葉樹林に到着。
何かの動物が落ち葉を掻き分けた跡もあり、雰囲気はある。
かなり古い空薬莢を見つける。
この地方では猟師さんが減りつつあるので、ナワバリを侵したというより、「昔ここで発砲した猟師がいるので、自分の見切りは間違っていなかった」という感触になる。
帰りも草地Aを通り、鹿を2頭見る。
林縁から草地にそっと近づき、鹿を先に見つけて撃てば良いのですが、造林放棄地なので、それなりの面積(距離)がある。
前回の笹地でも思ったが、150~200mで確実に仕留められる性能のライフルが欲しくなる状況。
無いものねだりを言っても仕方がないので、かなり手前の杉林から登り、尾根から草地Aを見下ろす場所に行ってみたいと思います。
地図上で目星をつけた場所は、あと5箇所ほどあります。
体力づくりも兼ねて、時間が出来たら歩いてみたい。
2017年7月30日日曜日
鹿杖
口から「南無阿弥陀仏」の六体の小さい阿弥陀如来を出している、六波羅蜜寺の空也上人立像が持っていることで有名です。
http://rokuhara.or.jp/icp/
>上人が鞍馬山に閑居後、常々心の友としてその鳴声を愛した鹿を、定盛なる猟師が射殺したと知り、大変悲しんでその皮と角を請い受け、皮をかわごろもとし、角を杖頭につけて生涯我が身から離さなかったという。
愛媛県の第49番札所 西林山 三蔵院 浄土寺にも、空也上人像がありますが、非公開のようです。
https://www.city.matsuyama.ehime.jp/kanko/kankoguide/rekishibunka/bunkazai/kuni/kuuyashouninrituzou.html
京都 行願寺(ぎょうがんじ)革堂(こうどう)
https://kanko.city.kyoto.lg.jp/detail.php?InforKindCode=1&ManageCode=1000043
寛弘(かんこう)元年(1004年)天台宗の行円上人が開く。
子を孕んだ鹿を射止めてしまったことを悔いた上人が、常にその皮をまとって鹿を憐れみ、人々から皮聖(かわのひじり)と呼ばれていたことから、革堂と呼ばれるようになったといわれる。
この資料が鹿杖について詳しいです。
わが国における遊行僧の研究―鹿角の杖を持つ遊行僧を中心に―
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ibk1952/48/2/48_2_884/_pdf
親鸞聖人がつかっていた鹿杖は、T字の杖であって、鹿の角ではなさそう。
山に生きる人びと :宮本 常一では、念仏聖について触れられています。
もうちょっと幅広く調べないと、掘り下げられないですね。
http://rokuhara.or.jp/icp/
>上人が鞍馬山に閑居後、常々心の友としてその鳴声を愛した鹿を、定盛なる猟師が射殺したと知り、大変悲しんでその皮と角を請い受け、皮をかわごろもとし、角を杖頭につけて生涯我が身から離さなかったという。
愛媛県の第49番札所 西林山 三蔵院 浄土寺にも、空也上人像がありますが、非公開のようです。
https://www.city.matsuyama.ehime.jp/kanko/kankoguide/rekishibunka/bunkazai/kuni/kuuyashouninrituzou.html
京都 行願寺(ぎょうがんじ)革堂(こうどう)
https://kanko.city.kyoto.lg.jp/detail.php?InforKindCode=1&ManageCode=1000043
寛弘(かんこう)元年(1004年)天台宗の行円上人が開く。
子を孕んだ鹿を射止めてしまったことを悔いた上人が、常にその皮をまとって鹿を憐れみ、人々から皮聖(かわのひじり)と呼ばれていたことから、革堂と呼ばれるようになったといわれる。
この資料が鹿杖について詳しいです。
わが国における遊行僧の研究―鹿角の杖を持つ遊行僧を中心に―
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ibk1952/48/2/48_2_884/_pdf
親鸞聖人がつかっていた鹿杖は、T字の杖であって、鹿の角ではなさそう。
山に生きる人びと :宮本 常一では、念仏聖について触れられています。
もうちょっと幅広く調べないと、掘り下げられないですね。
2017年7月29日土曜日
鹿の残渣は肥料に使えるか
鹿や猪の食肉加工施設では、残渣を遠く離れた産業廃棄物処理場に引き取ってもらうため、処理にかなりの費用がかかっていると聞きます。
http://www.maff.go.jp/j/nousin/saigai/pdf/04_chapter2.pdf
この資料では産廃処理費を1頭15kg×キロ100円としているが、それで収まるとは思えない。
処理場によっては内臓を出さないままの搬入が基本となっている場所もあるので、産業廃棄物となる重量はもっと多いと思う。
肥料化できないのか調べてみましたが、偶蹄目のため、BSE関連の法律に引っかかるようです。
http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/hiryou/pdf/manual-2.pdf
農林水産省 牛由来の原料を原料とした肉骨粉等の肥料利用に関する手続きマニュアル【第2版】<肥料生産業者向け>平成26年9月
http://www.maff.go.jp/j/nousin/saigai/pdf/08_chapter6_4.pdf
農林水産省 微生物による減量化
北海道 エゾシカ対策課 微生物によるエゾシカの減量化処理手引書
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/est/yk/genryouka.htm
あくまで減量化であって、肥料化ではありません。
発酵物は最終的に埋設するか、焼却処理し焼却灰を埋め立てて処理することになります。
資源としてうまく使えれば良いのですが、なかなか難しいですね。
http://www.maff.go.jp/j/nousin/saigai/pdf/04_chapter2.pdf
この資料では産廃処理費を1頭15kg×キロ100円としているが、それで収まるとは思えない。
処理場によっては内臓を出さないままの搬入が基本となっている場所もあるので、産業廃棄物となる重量はもっと多いと思う。
肥料化できないのか調べてみましたが、偶蹄目のため、BSE関連の法律に引っかかるようです。
http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/hiryou/pdf/manual-2.pdf
農林水産省 牛由来の原料を原料とした肉骨粉等の肥料利用に関する手続きマニュアル【第2版】<肥料生産業者向け>平成26年9月
http://www.maff.go.jp/j/nousin/saigai/pdf/08_chapter6_4.pdf
農林水産省 微生物による減量化
北海道 エゾシカ対策課 微生物によるエゾシカの減量化処理手引書
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/est/yk/genryouka.htm
あくまで減量化であって、肥料化ではありません。
発酵物は最終的に埋設するか、焼却処理し焼却灰を埋め立てて処理することになります。
資源としてうまく使えれば良いのですが、なかなか難しいですね。
2017年7月28日金曜日
書籍:本当に正しい鳥獣害対策Q&A
文章量のボリュームもあります。
俗説への反論などもあり、読み応えがあります。
農文協(農山漁村文化協会)の本にも言えますが、たまに農家向けの被害対策の本を読むと、新たな発見があります。
2017年7月27日木曜日
アラスカ:11歳の少年がグリズリーを倒す
Facebookが元ネタのニュース
http://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20170705/Jisin_29619.html
https://www.facebook.com/AKShelleyHughes/posts/1372429886174990
銃はレミントンM870の12番に見えます。
さすがアラスカですね。
http://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20170705/Jisin_29619.html
https://www.facebook.com/AKShelleyHughes/posts/1372429886174990
銃はレミントンM870の12番に見えます。
さすがアラスカですね。
2017年7月26日水曜日
折りたたみ鋸の歯を細目に交換
関連記事:鋸で骨を切る
折りたたみ鋸を山に持って行きます。
鋸目が粗く、骨へ食い込みづらいので、細目の刃にしたい。
しかし、ホームセンターで適当に買ったメーカー不明なものなので、替刃の入手が怪しい。
柄にはGOLD GEARと書いてあります。
替刃に固定溝が2つ付いていて、他メーカーの折りたたみ鋸と、ほぼ同じ形をしています。
互換性があるのか不安でしたが、店頭で刃の形を見比べてから、エイヤっと買ってみました。
買った刃はSHARK SAWというブランド。梱包の裏には「ネオカット」という会社名が書いています。
上がシャークソー、下がゴールドギア
骨を切った際、水で洗って掃除し、乾燥後に保管しましたが、錆が浮いてきました。
分解して乾燥し、油を塗らないと駄目ですね。
刃を重ねてみる。
穴の大きさと切り欠きの距離はほぼ同じですが、刃と切欠きの角度がわずかに違います。
装着後の折りたたみ状態
開いた状態
マイナーメーカーの本体に、さらに謎のメーカーの刃をつけるという、カオスな状態です。
長く使うのであれば、通販で取り扱っているような、シルキーやSK11などの大手メーカーにしておくのが安心ですね。
--------------------------------
2018年9月2日追記
2018年7月にシャークソーのサイトが開設されています。
高儀は工具でそれなりに有名なメーカーです。
替刃 塩ビ・プラ・竹用 125mm 480円
--------------------------------
狩猟スタイルにもよりけりですが、単独猟の場合、鉈や鋸を使って枝を払うことは、余りありません。
巻き狩りでタツマで待つ場合、射線上の枝を切ろうとして、解体用の刃の薄いナイフしかなく、困ったことが一度だけあります。
この鋸も解体での使用が多く、枝を切ることは少なそう。
引く際にしか力を入れず、胸骨・骨盤・手足を切るだけであれば、刃だけ買って、簡単な柄を自作して軽量化するのが理想です。
こんなT字型の製品。
作る手間を考えると、ちょっと躊躇してしまいますが…
サバイバルなどで使われるワイヤーソーで骨きりというのも、可能性としてやってみたい。
折りたたみ鋸を山に持って行きます。
鋸目が粗く、骨へ食い込みづらいので、細目の刃にしたい。
しかし、ホームセンターで適当に買ったメーカー不明なものなので、替刃の入手が怪しい。
柄にはGOLD GEARと書いてあります。
替刃に固定溝が2つ付いていて、他メーカーの折りたたみ鋸と、ほぼ同じ形をしています。
互換性があるのか不安でしたが、店頭で刃の形を見比べてから、エイヤっと買ってみました。
買った刃はSHARK SAWというブランド。梱包の裏には「ネオカット」という会社名が書いています。
上がシャークソー、下がゴールドギア
骨を切った際、水で洗って掃除し、乾燥後に保管しましたが、錆が浮いてきました。
分解して乾燥し、油を塗らないと駄目ですね。
刃を重ねてみる。
穴の大きさと切り欠きの距離はほぼ同じですが、刃と切欠きの角度がわずかに違います。
装着後の折りたたみ状態
開いた状態
マイナーメーカーの本体に、さらに謎のメーカーの刃をつけるという、カオスな状態です。
長く使うのであれば、通販で取り扱っているような、シルキーやSK11などの大手メーカーにしておくのが安心ですね。
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2018年9月2日追記
2018年7月にシャークソーのサイトが開設されています。
高儀は工具でそれなりに有名なメーカーです。
替刃 塩ビ・プラ・竹用 125mm 480円
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狩猟スタイルにもよりけりですが、単独猟の場合、鉈や鋸を使って枝を払うことは、余りありません。
巻き狩りでタツマで待つ場合、射線上の枝を切ろうとして、解体用の刃の薄いナイフしかなく、困ったことが一度だけあります。
この鋸も解体での使用が多く、枝を切ることは少なそう。
引く際にしか力を入れず、胸骨・骨盤・手足を切るだけであれば、刃だけ買って、簡単な柄を自作して軽量化するのが理想です。
こんなT字型の製品。
作る手間を考えると、ちょっと躊躇してしまいますが…
サバイバルなどで使われるワイヤーソーで骨きりというのも、可能性としてやってみたい。
2017年7月25日火曜日
空薬莢の再利用
山で撃った薬莢を回収して持って帰ってきますが、分別してゴミとして処理するのがちょっと面倒です。
今住んでいる場所では金属ゴミとして出せばいいのでしょうが、プラ部分を切ったりする必要もありそうだったり、危険物として怪しまれる可能性もあります。
マッシブな雰囲気を演出するわけではありませんが、とりあえず鉛筆立てにしてみました。
見た目的にも微妙ですし、紐で縛っているだけなので安定性が悪いです。
ロンデルとプラスチック部分では直径が違うので、ギュっと縛ると螺旋状にねじれます。
-----------------------------
トイガン系のイベントで、空薬莢のつかみ取りをやっているようです。
1回600~1000円
https://sabage-archive.com/blog/archives/5110
https://twitter.com/sergeants_heart/status/736322993907896320
こちらでは販売もしています。
10個で800円…
https://repmart.jp/products/list.php?category_id=2705
銃所持者にとっては空薬莢はゴミですが、サバイバルゲームの演出アイテムとして、欲しがる人もいるのですね。
今住んでいる場所では金属ゴミとして出せばいいのでしょうが、プラ部分を切ったりする必要もありそうだったり、危険物として怪しまれる可能性もあります。
マッシブな雰囲気を演出するわけではありませんが、とりあえず鉛筆立てにしてみました。
見た目的にも微妙ですし、紐で縛っているだけなので安定性が悪いです。
ロンデルとプラスチック部分では直径が違うので、ギュっと縛ると螺旋状にねじれます。
-----------------------------
トイガン系のイベントで、空薬莢のつかみ取りをやっているようです。
1回600~1000円
https://sabage-archive.com/blog/archives/5110
https://twitter.com/sergeants_heart/status/736322993907896320
こちらでは販売もしています。
10個で800円…
https://repmart.jp/products/list.php?category_id=2705
銃所持者にとっては空薬莢はゴミですが、サバイバルゲームの演出アイテムとして、欲しがる人もいるのですね。
2017年7月24日月曜日
イヤーマフと電車
普段は車での移動がほとんどの田舎暮らしです。
久しぶりに都市部に行ってきました。
2次元的平面な田舎暮らしに慣れていると、まず階段での移動に違和感を感じます。
1フロアの折り返しなら問題ないのですが、駅などの長い階段は日常で出くわさないので、距離感が掴みにくくなることもあります。
山に登るのとは違う筋肉の使い方ですし、立体的な建物構造に慣れません。
都会暮らしの際はあまり気にならなかったものの、久しぶりに電車に乗ると、かなりうるさく感じます。
電車や地下鉄に長時間乗ると分かっていたので、イヤーマフとカナル型イヤホンの組み合わせを使ってみました。
遮音性が高く、音楽を聴くのに良いです。
ただし、数時間の使用になると、耳が蒸れたり、メガネのフレームが押されて痛くなってきます。
銃用や産業用などありますが、丸一日つけても苦にならず、頬付けの邪魔にならないイヤーマフがあるのだろうか。
久しぶりに都市部に行ってきました。
2次元的平面な田舎暮らしに慣れていると、まず階段での移動に違和感を感じます。
1フロアの折り返しなら問題ないのですが、駅などの長い階段は日常で出くわさないので、距離感が掴みにくくなることもあります。
山に登るのとは違う筋肉の使い方ですし、立体的な建物構造に慣れません。
都会暮らしの際はあまり気にならなかったものの、久しぶりに電車に乗ると、かなりうるさく感じます。
電車や地下鉄に長時間乗ると分かっていたので、イヤーマフとカナル型イヤホンの組み合わせを使ってみました。
遮音性が高く、音楽を聴くのに良いです。
ただし、数時間の使用になると、耳が蒸れたり、メガネのフレームが押されて痛くなってきます。
銃用や産業用などありますが、丸一日つけても苦にならず、頬付けの邪魔にならないイヤーマフがあるのだろうか。
2017年7月22日土曜日
サンデーモバイルカリング
モバイルカリング実施マニュアルver24.0
北海道 釧路総合振興局
http://www.kushiro.pref.hokkaido.lg.jp/sr/srs/fukyuuka/osirase3.htm
平成23-24年度道有林釧路管理区(浜中町)での取り組みのノウハウ
平成25年10月
北海道・浜中町・(地独)北海道立総合研究機構・酪農学園大学
北海道での林業現場を見たことがありますが、確かに伐採現場で鹿を見ることがありました。
無雪期だと、機械が動いていない昼休みに、丸太を積み上げる土場で、重機から5mぐらいの場所に鹿がいました。
積雪期では、搬出路の近くに鹿の足跡が多かったです。
伐採した木の葉などを、餌資源としているのでしょうか。
伐採事業実行中は調整が難しいですし、林道上からの発砲も条件があるので、一般狩猟者が行うのは、ほぼ無理です。
猟期直前に伐採作業が終わった場所あたりを、重点的に歩いてみたい。
北海道 釧路総合振興局
http://www.kushiro.pref.hokkaido.lg.jp/sr/srs/fukyuuka/osirase3.htm
平成23-24年度道有林釧路管理区(浜中町)での取り組みのノウハウ
平成25年10月
北海道・浜中町・(地独)北海道立総合研究機構・酪農学園大学
北海道での林業現場を見たことがありますが、確かに伐採現場で鹿を見ることがありました。
無雪期だと、機械が動いていない昼休みに、丸太を積み上げる土場で、重機から5mぐらいの場所に鹿がいました。
積雪期では、搬出路の近くに鹿の足跡が多かったです。
伐採した木の葉などを、餌資源としているのでしょうか。
伐採事業実行中は調整が難しいですし、林道上からの発砲も条件があるので、一般狩猟者が行うのは、ほぼ無理です。
猟期直前に伐採作業が終わった場所あたりを、重点的に歩いてみたい。
2017年7月21日金曜日
鳥獣保護区のGISデータ
GPSやGISに表示させて、じっくり見てみたい。
県のウェブGISでは表示できるものの、ダウンロードはできない
環境省の自然環境調査Web-GISでは、国の鳥獣保護区しか載っていない。
http://gis.biodic.go.jp/webgis/sc-026.html?kind=nwp
G空間情報センターにも無い。
https://www.geospatial.jp/gp_front/
改めて検索しなおしてみると、国土地理院国土数値情報に鳥獣保護区データがありました。
http://nlftp.mlit.go.jp/ksj/jpgis/datalist/KsjTmplt-A15.html
ただし、データ作成年度は平成21年度
xml形式なので、データ変換ツールを使い、shape形式に変換。
shapeからはGPS TrackMakerやQGISでkmlやgpxなどに変換できます。
最新の鳥獣保護区を、重複してもいいので、それぞれのサイトに掲載して欲しいです。
---------------------------
個人的な課題としては、狩猟のメッシュ番号を分かりやすくしたい。
そもそも、メッシュの格子は緯度経度などのルールがあるのか?
緯度経度からハンターマップメッシュ番号計算
http://ragwork.blog92.fc2.com/blog-entry-14.html
ちょっと面倒ですね。
大き目の紙地図にエイヤっと線を引くアナログな手段の方が早そうです。
県のウェブGISでは表示できるものの、ダウンロードはできない
環境省の自然環境調査Web-GISでは、国の鳥獣保護区しか載っていない。
http://gis.biodic.go.jp/webgis/sc-026.html?kind=nwp
G空間情報センターにも無い。
https://www.geospatial.jp/gp_front/
改めて検索しなおしてみると、国土地理院国土数値情報に鳥獣保護区データがありました。
http://nlftp.mlit.go.jp/ksj/jpgis/datalist/KsjTmplt-A15.html
ただし、データ作成年度は平成21年度
xml形式なので、データ変換ツールを使い、shape形式に変換。
shapeからはGPS TrackMakerやQGISでkmlやgpxなどに変換できます。
最新の鳥獣保護区を、重複してもいいので、それぞれのサイトに掲載して欲しいです。
---------------------------
個人的な課題としては、狩猟のメッシュ番号を分かりやすくしたい。
そもそも、メッシュの格子は緯度経度などのルールがあるのか?
緯度経度からハンターマップメッシュ番号計算
http://ragwork.blog92.fc2.com/blog-entry-14.html
ちょっと面倒ですね。
大き目の紙地図にエイヤっと線を引くアナログな手段の方が早そうです。
2017年7月19日水曜日
兵庫県のワイルドライフモノグラフ
兵庫県森林動物研究センターの資料です。
http://www.wmi-hyogo.jp/publication/monograph.html
毎年作成しており、2017年7月現在で9号まで発刊されています。
まだ全部読んでいませんが、新たな発見もありますし、狩猟に使える情報もありそうです。
例えば8号のイノシシ特集。
ベルリンでは訓練したハンターが公園や道路での夜間狙撃が許可されている。
オオカミはイノシシを思ったより食べない。
アメリカでは狩猟者がノブタを生け捕りにして、生息していない地域に放す人がいる。
一時期のブラックバスのよう?
対策の選択肢として避妊薬や亜硝酸ナトリウムも検討されている。
------------------------------------------
90から100ページを越すような報告書を毎年作れるだけの体力(職員数と予算)が、兵庫県にはあるということです。
学会誌は敷居が高く、会員にならないと見られない論文が多いです。
一般の農家や狩猟者でも見ることができ、比較的分かりやすい言葉で書かれているこういった資料の存在は、非常にありがたいです。
シンポジウムの内容をまとめた号もあります。
シンポジウムは一過性という記事も書きましたが、記録として保存し、誰でも見られる場所にある事が重要です。
8号の中でのイタリアの研究者さんの言葉
>一般の人たちに明確に情報を伝えるとは我々の義務だと思います。
>このようなことを説明して状況を理解してもらうのは私たち研究者の仕事です。
いくら立派な議論をしていても、限られたメンバーの中で、日時や場所が限定されれば、象牙の塔の中でやっているのと同じです。
学問の追及や学会での発表と、一般向けの普及事業は性格が違いますが、少しでもこういった取組が増えてくれればと思います。
地域の鳥獣害に対してじっくり取り組むという意味では、それぞれの県の研究機関が、もうちょっと充実してくれるとありがたいです。
http://www.wmi-hyogo.jp/publication/monograph.html
毎年作成しており、2017年7月現在で9号まで発刊されています。
まだ全部読んでいませんが、新たな発見もありますし、狩猟に使える情報もありそうです。
例えば8号のイノシシ特集。
ベルリンでは訓練したハンターが公園や道路での夜間狙撃が許可されている。
オオカミはイノシシを思ったより食べない。
アメリカでは狩猟者がノブタを生け捕りにして、生息していない地域に放す人がいる。
一時期のブラックバスのよう?
対策の選択肢として避妊薬や亜硝酸ナトリウムも検討されている。
------------------------------------------
90から100ページを越すような報告書を毎年作れるだけの体力(職員数と予算)が、兵庫県にはあるということです。
学会誌は敷居が高く、会員にならないと見られない論文が多いです。
一般の農家や狩猟者でも見ることができ、比較的分かりやすい言葉で書かれているこういった資料の存在は、非常にありがたいです。
シンポジウムの内容をまとめた号もあります。
シンポジウムは一過性という記事も書きましたが、記録として保存し、誰でも見られる場所にある事が重要です。
8号の中でのイタリアの研究者さんの言葉
>一般の人たちに明確に情報を伝えるとは我々の義務だと思います。
>このようなことを説明して状況を理解してもらうのは私たち研究者の仕事です。
学問の追及や学会での発表と、一般向けの普及事業は性格が違いますが、少しでもこういった取組が増えてくれればと思います。
地域の鳥獣害に対してじっくり取り組むという意味では、それぞれの県の研究機関が、もうちょっと充実してくれるとありがたいです。
2017年7月16日日曜日
漫画:猟犬探偵(谷口ジロー、稲見 一良)
猟犬探偵 1 セント・メリーのリボン
猟犬探偵 2 サイド・キック
稲見一良さんは狩猟小説の定番作家。
谷口ジローさんは、夢枕獏さん原作の登山小説「神々の山嶺」や「孤独のグルメ」なども描いた漫画家。
猟犬探しをする探偵の短編集という感じですが、原作と絵がマッチしていて、良い雰囲気です。
漫画に登場する銃は、リブ銃身の自動銃と、水平二連。
2巻目のサイド・キックの第1話ではポンプ式も使っているようです。
自動銃を描写する際は、ボルトも描いて欲しかった。
稲見一良さんは1994年に、谷口ジローさんは2017年に亡くなっています。合掌。
レビューで「肩付けをとても重視するので、リュックサックを担いで山に入ることはない」と書いている人がいますが、自分は担いで狩猟をしています。
猟犬探偵 2 サイド・キック
稲見一良さんは狩猟小説の定番作家。
谷口ジローさんは、夢枕獏さん原作の登山小説「神々の山嶺」や「孤独のグルメ」なども描いた漫画家。
猟犬探しをする探偵の短編集という感じですが、原作と絵がマッチしていて、良い雰囲気です。
漫画に登場する銃は、リブ銃身の自動銃と、水平二連。
2巻目のサイド・キックの第1話ではポンプ式も使っているようです。
自動銃を描写する際は、ボルトも描いて欲しかった。
稲見一良さんは1994年に、谷口ジローさんは2017年に亡くなっています。合掌。
稲見一良さんの小説はそれなりに読んでいますが、読んだのが10年以上前なのと、未読のものもあるので、改めて調べてみよう。
レビューで「肩付けをとても重視するので、リュックサックを担いで山に入ることはない」と書いている人がいますが、自分は担いで狩猟をしています。
2017年7月15日土曜日
報酬金と副業禁止規定
勤めている会社によりけりですが、有害鳥獣駆除の報酬金は副業となってしまい、服務規程に引っかかることが考えられます。
消防団については、公務員の場合、事前に任命権者の承認を得ることによって、職務専念義務免除扱いになるようです。
消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律第十条第一項の規定による国家公務員の消防団員との兼職等に係る職務専念義務の免除に関する政令等の公布について(通知)
消防地第46号 平成26年6月11日
https://www.fdma.go.jp/concern/law/tuchi2606/pdf/260611_chi46.pdf
有害鳥獣駆除についても、同様の仕組みを作ると、参加しやすくなります。
もしくは、報奨金を一旦猟友会が受け取り、狩猟税の支払いや練習用の弾代に充てるなどして、個人が直接受け取らないような仕組みがあると、副業が禁止されているサラリーマンハンターは助かります。
参加はしたいが、報酬は受け取れないという人は、従来型の猟友会や有害鳥獣駆除ではレアケースかもしれませんが、そんな人もいるという事でした。
消防団については、公務員の場合、事前に任命権者の承認を得ることによって、職務専念義務免除扱いになるようです。
消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律第十条第一項の規定による国家公務員の消防団員との兼職等に係る職務専念義務の免除に関する政令等の公布について(通知)
消防地第46号 平成26年6月11日
https://www.fdma.go.jp/concern/law/tuchi2606/pdf/260611_chi46.pdf
有害鳥獣駆除についても、同様の仕組みを作ると、参加しやすくなります。
もしくは、報奨金を一旦猟友会が受け取り、狩猟税の支払いや練習用の弾代に充てるなどして、個人が直接受け取らないような仕組みがあると、副業が禁止されているサラリーマンハンターは助かります。
参加はしたいが、報酬は受け取れないという人は、従来型の猟友会や有害鳥獣駆除ではレアケースかもしれませんが、そんな人もいるという事でした。
2017年7月14日金曜日
プラティパスの水筒
神奈川県の鹿捕獲事業では、ペットボトルの水の音にも気をつけています。
狩猟で山を歩く際は、水が減っても音がせず、容積が小さくなるプラティパスの水筒を使っています。
容量500mlですが、ペットボトルのように断面が円ではないので、ちょっと小さく感じます。
ペットボトルホルダーへの収まりはちょっと悪く、すっぽ抜けて落とさないか心配になります。
実際には銃袋などと一緒に、腰袋にエイヤっと突っ込んでいます。
かなり昔に買ったものなので、今だとこちらの商品になるのかな?
プラティパス ソフトボトル 0.5L マウンテン SoftBottle 25874 水筒 1,071円
現行モデルでは飲み口はついていないのでしょうか?
100均でも同様の畳める水筒は売っています。
自転車の水ボトルと同じような構造なので、水漏れがちょっと気になりますが、うまく使えばこれでも十分な気がしてきます。
単独猟の場合、車を起点として、片道1時間以内を回ってくるイメージです。
身につける水分はこの水筒1つか、+αで500mlのボトルのみ。
車に戻ってきた際に、車に積んである1.5Lのペットボトルなどから補給します。
ハイドレーションシステムも使ってみたいのですが、今は背負子に適当な袋をくくりつけているので、うまく収まらないです。
水を飲む数分間は体力的な休憩になりますし、何時間も歩き続けることも無いので、ハイドレーションを買う必要性をあまり感じません。
狩猟で山を歩く際は、水が減っても音がせず、容積が小さくなるプラティパスの水筒を使っています。
容量500mlですが、ペットボトルのように断面が円ではないので、ちょっと小さく感じます。
ペットボトルホルダーへの収まりはちょっと悪く、すっぽ抜けて落とさないか心配になります。
実際には銃袋などと一緒に、腰袋にエイヤっと突っ込んでいます。
かなり昔に買ったものなので、今だとこちらの商品になるのかな?
プラティパス ソフトボトル 0.5L マウンテン SoftBottle 25874 水筒 1,071円
現行モデルでは飲み口はついていないのでしょうか?
100均でも同様の畳める水筒は売っています。
自転車の水ボトルと同じような構造なので、水漏れがちょっと気になりますが、うまく使えばこれでも十分な気がしてきます。
単独猟の場合、車を起点として、片道1時間以内を回ってくるイメージです。
身につける水分はこの水筒1つか、+αで500mlのボトルのみ。
車に戻ってきた際に、車に積んである1.5Lのペットボトルなどから補給します。
ハイドレーションシステムも使ってみたいのですが、今は背負子に適当な袋をくくりつけているので、うまく収まらないです。
水を飲む数分間は体力的な休憩になりますし、何時間も歩き続けることも無いので、ハイドレーションを買う必要性をあまり感じません。
2017年7月13日木曜日
ウッドストーブを試運転
薪を試しに燃やしてみました。
底が詰まって不完全燃焼を起こしたのか、タールっぽい煤がついています。
密教の護摩を炊くように、リズム良く薪を補給すれば、温度を保てるのだろうか?
うまくいかなかった場合、アウトドア用のバーナーで鉛を溶かす事にします。
2017年7月12日水曜日
ローカルな鍛冶屋
沖縄本島の北部にあるカニマン鍛冶工房
http://kaniman.ti-da.net/e9686746.html
石垣島の池村鍛冶
http://www.dee-okinawa.com/topics/2012/05/blacksmith.html
沖縄には猪猟文化があるので、それに適した刃物もありそうです。
ローカルな鍛冶屋さんは高齢化で減ってきています。
群馬県沼田市の古見刃物店さんは、2015年あたりに引退しました。
http://www.geocities.jp/yamapon65/tisantisyou_dougu_numata.html
富山の大久保さんも、かなりのご高齢です。
https://www.asahi-tabi.com/asahimachi/256/
天竜杉で有名な金原明善が考案したという鎌を作る、静岡の片桐鍛冶店さんもご高齢です。
http://sugiten.exblog.jp/19663895/
狩猟向けのフクロナガサ的な刃物も作っているようです。
2006年とちょっと古いですが、かくまつとむの「日本鍛冶紀行―鉄の匠を訪ね歩く」が鍛冶屋さんについて詳しいです。
数が減りつつある鍛冶屋なので、少しでも興味があるのなら地元にあるのか調べ、まずは訪問してみましょう。
http://kaniman.ti-da.net/e9686746.html
石垣島の池村鍛冶
http://www.dee-okinawa.com/topics/2012/05/blacksmith.html
沖縄には猪猟文化があるので、それに適した刃物もありそうです。
ローカルな鍛冶屋さんは高齢化で減ってきています。
群馬県沼田市の古見刃物店さんは、2015年あたりに引退しました。
http://www.geocities.jp/yamapon65/tisantisyou_dougu_numata.html
富山の大久保さんも、かなりのご高齢です。
https://www.asahi-tabi.com/asahimachi/256/
天竜杉で有名な金原明善が考案したという鎌を作る、静岡の片桐鍛冶店さんもご高齢です。
http://sugiten.exblog.jp/19663895/
狩猟向けのフクロナガサ的な刃物も作っているようです。
2006年とちょっと古いですが、かくまつとむの「日本鍛冶紀行―鉄の匠を訪ね歩く」が鍛冶屋さんについて詳しいです。
数が減りつつある鍛冶屋なので、少しでも興味があるのなら地元にあるのか調べ、まずは訪問してみましょう。
2017年7月11日火曜日
10年未満でライフルを所持する方法を考える
ライフル所持の許可については、大きく分けると以下の種類があると思います。
1. 日本ライフル射撃協会で標的射撃の推薦受ける。
(銃刀法 法第五条の二第四項第二号
ライフル射撃競技に参加する選手又はその候補者として適当であるとして政令で定める者から推薦された者
(銃刀法施行令 第十五条)
(ライフル銃の所持が許可される射撃競技選手に係るライフル射撃競技等)
第十五条 法第五条の二第四項第二号 の政令で定めるライフル射撃競技は、日本体育協会又はその加盟競技団体が主催して行う運動競技会のライフル射撃競技とする。
http://www.riflesports.jp/member/process/process_recommend/
エアライフルの段位をとり、装薬銃の申請をするなどの手続きを踏めば、持てる可能性はあります。
しかし、あくまで標的射撃のためであって、狩猟や有害鳥獣駆除では使えません。
実猟や駆除で使うことを考えていますので、ここでは掘り下げないことにします。
推薦を受けて標的射撃用のライフルを持ち、10年以降に狩猟・有害を用途に加えることはできるのだろうか?
------------------------------------------
2. 10年以上の散弾銃所持
(銃刀法 法第五条の二第四項第一号)
通常の手続きなので省略。
県によっては10年経っても申請を受け付けないとか、狩猟者登録の実績が必要などを求め、門前払いするという噂もあります。
「継続して十年以上第四条第一項第一号の規定による猟銃の所持の許可を受けている者」とあるので、狩猟の実績は問われないと思いますが…
ここでいう「猟銃」とは、銃刀法の用語としての銃であって、実際に狩猟に使うなどの意味はないと思います。
--------------------------------------------
3. ライフル銃による獣類の捕獲(殺傷を含む。以下同じ。)を職業とする者
(銃刀法、法第五条の二第四項第一号)
いわゆるマタギ的な人ですね。
なにをもって「職業」とするのか、ちょっと曖昧です。
10年未満の人が「俺は職業として猟師をやっていく」と決めた場合、どの段階で申請すれば認められるのでしょうか?
岐阜の某団体の人は、猟師を職業としていると言ってもいいと思いますが、サボット銃のサベージを使っています。
ライフルは持てないのでしょうか?
もしくはあと数年なのでサボットで十分?
------------------------------------------
4. 事業に対する被害を防止するため
(銃刀法 法第五条の二第四項第一号)
この内訳として3パターンあります。
(4-1) 農林水産業等を営み、又はこれに従事する者であって、獣類による被害を受け、又は受けるおそれがあるもので、その被害を防止するためライフル銃による獣類の捕獲を必要とするもの
こちらの通達に、許可について具体的に書いてあります。
事業に対する被害を防止するためのライフル銃の所持許可について(通達)
警察庁丁保発第29号 平成27年1月30日
-------------------------------
・事業とは
通達には「申請者の行う農林水産業等に係る事業に対する獣類による被害について明らかにするため」とあります。
被害の証明を市町村に書いてもらう必要があります。
・防除措置
申請には防除措置等が講じられていることを明らかにする写真などを提出する必要があります。
農地であれば電気柵、林地であれば防護ネットなどを設置し、罠や散弾銃での防除措置をしている上で被害があることを説明しなくてはいけません。
・ライフルが使えるエリア
ある程度山林面積がある自治体で、ライフルによる有害鳥獣駆除を認めていないと、許可が出ません。
許可の範囲は、市町村単位とすることを原則としているようです。
------------------------------------------
(4-2) 鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律(平成19年法律第134号)第9条第1項の規定により市町村に設置された鳥獣被害対策実施隊の鳥獣被害対策実施隊員
鳥獣被害防止特措法について
http://www.maff.go.jp/tohoku/seisan/tyozyu/tokusoho/index.html
> 実施隊員であれば、銃刀法に規定する「事業に対する被害を防止するためライフル銃による獣類の捕獲を必要とする者」に該当し、散弾銃の所持経験が10年未満でも、ライフル銃の所持許可を受けることができます。
以前は銃を役場に預けるなどなっていましたが、平成27年1月30日の警察庁丁保発第30号で自宅保管になりました。
出し入れの簿冊をつけるなど、通常の猟銃の許可より厳しくなっています。
当然のことですが、実施隊員に任命されなくなった場合は、ライフルの所持許可も取り消されます。
>許可をする場合には、銃刀法第4条第2項の規定に基づき当該ライフル銃を使用(携帯、運搬及び発射)できる場合を、実施隊の活動として当該実施隊の設置された市町村における有害鳥獣駆除に従事する場合又は修理等正当な理由に基づく場合に限定するなど、実施隊による鳥獣の捕獲等の実態に合わせた条件を付すこと。
鳥獣被害対策実施隊としての許可の場合、実施隊としての活動でしか、ライフルは使えないと思われます。
狩猟はもちろん、有害鳥獣駆除や管理捕獲などでもライフルは使えないと推測します。
--------------------------------------------
(4-3) 鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(平成14年法律第88号)第18条の2の規定による認定を受けた鳥獣捕獲等事業者の捕獲従事者
------------------------------------------------------------------------------------------------------
牧場主や林業経営者であっても、積極的に狩猟免許をとり、ライフルを持ちたいと思う人であるとは限りません。
山村部に住んでいて狩猟免許と銃を持っている人が、早くライフルを所持し、地域の有害鳥獣駆除で使えるような落とし所に持っていければ良いのですが…
環境省の平成26年度の統計資料「年齢別狩猟免状交付状況」によると、60歳以上の狩猟者は全国で65%になります。
新規参入もあるでしょうが、20年後には狩猟者が半分になる可能性もあります。
環境省ではニホンジカ、イノシシについて、当面の目標として、平成35年度までに個体数を半減させることを目指すことにしています。
http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/attach/pdf/suisin_kaigi-7.pdf
捕獲数を上げるのであれば、農家さんの罠免許取得を増やした方が効果があるかもしれません。
しかし、罠免許の場合、免許を返上する人もいます。
「地方自治体は狩猟者減少時代をどう乗り越えればよいのか?」によると、平均狩猟従事年数は銃で40年、罠で9.2年となっています。
ライフル所持が、鹿被害防止の解決策になるかどうかは、統計的・学問的な裏付けがありません。
狩猟方法にもよりますが、「ライフルだったら獲れたのに」と思うことは個人的にはあります。
毎日見回りにいけるという事さえクリアできれば、罠の方が捕獲効率が良いですが、その反面、山奥や罠が仕掛けられない場所では、銃が必要ですし、散弾銃よりライフルの方が確実性はあります。
-------------------------------
全くの個人的意見ですが、ライフル所持が早まれば、10年未満の銃所持者の捕獲数底上げには繋がるでしょうし、早めに持てるという希望があれば、銃猟を辞める人が、少しでも減るのではと思います。
ただ銃を持ちたいという人を弾く意味で、有害鳥獣捕獲に限っての使用や、実績を求められても良いです。
シャープシューティングを実行できるような高い技術を持ったハンターは、高山帯や狩猟者が行きにくい地域などでの個体数調整のため、一定数が必要です。
現状の法令では、まず10年経験を積み、それからライフルを持たないと、高度な技術を必要とされる捕獲現場では戦力にならないかと思います。
(標的射撃のライフル所持で経験を積んだり、サボット銃でやるという方法もありますが)
技術の高いハンター(カラー)を育てる分母を増やす上でも、ライフル所持者はそれなりの数が必要なのではないでしょうか。
1. 日本ライフル射撃協会で標的射撃の推薦受ける。
(銃刀法 法第五条の二第四項第二号
ライフル射撃競技に参加する選手又はその候補者として適当であるとして政令で定める者から推薦された者
(銃刀法施行令 第十五条)
(ライフル銃の所持が許可される射撃競技選手に係るライフル射撃競技等)
第十五条 法第五条の二第四項第二号 の政令で定めるライフル射撃競技は、日本体育協会又はその加盟競技団体が主催して行う運動競技会のライフル射撃競技とする。
http://www.riflesports.jp/member/process/process_recommend/
エアライフルの段位をとり、装薬銃の申請をするなどの手続きを踏めば、持てる可能性はあります。
しかし、あくまで標的射撃のためであって、狩猟や有害鳥獣駆除では使えません。
実猟や駆除で使うことを考えていますので、ここでは掘り下げないことにします。
推薦を受けて標的射撃用のライフルを持ち、10年以降に狩猟・有害を用途に加えることはできるのだろうか?
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2. 10年以上の散弾銃所持
(銃刀法 法第五条の二第四項第一号)
通常の手続きなので省略。
県によっては10年経っても申請を受け付けないとか、狩猟者登録の実績が必要などを求め、門前払いするという噂もあります。
「継続して十年以上第四条第一項第一号の規定による猟銃の所持の許可を受けている者」とあるので、狩猟の実績は問われないと思いますが…
ここでいう「猟銃」とは、銃刀法の用語としての銃であって、実際に狩猟に使うなどの意味はないと思います。
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3. ライフル銃による獣類の捕獲(殺傷を含む。以下同じ。)を職業とする者
(銃刀法、法第五条の二第四項第一号)
いわゆるマタギ的な人ですね。
なにをもって「職業」とするのか、ちょっと曖昧です。
10年未満の人が「俺は職業として猟師をやっていく」と決めた場合、どの段階で申請すれば認められるのでしょうか?
岐阜の某団体の人は、猟師を職業としていると言ってもいいと思いますが、サボット銃のサベージを使っています。
ライフルは持てないのでしょうか?
もしくはあと数年なのでサボットで十分?
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4. 事業に対する被害を防止するため
(銃刀法 法第五条の二第四項第一号)
この内訳として3パターンあります。
(4-1) 農林水産業等を営み、又はこれに従事する者であって、獣類による被害を受け、又は受けるおそれがあるもので、その被害を防止するためライフル銃による獣類の捕獲を必要とするもの
こちらの通達に、許可について具体的に書いてあります。
事業に対する被害を防止するためのライフル銃の所持許可について(通達)
警察庁丁保発第29号 平成27年1月30日
-------------------------------
・事業とは
通達には「申請者の行う農林水産業等に係る事業に対する獣類による被害について明らかにするため」とあります。
被害の証明を市町村に書いてもらう必要があります。
・防除措置
申請には防除措置等が講じられていることを明らかにする写真などを提出する必要があります。
農地であれば電気柵、林地であれば防護ネットなどを設置し、罠や散弾銃での防除措置をしている上で被害があることを説明しなくてはいけません。
・ライフルが使えるエリア
ある程度山林面積がある自治体で、ライフルによる有害鳥獣駆除を認めていないと、許可が出ません。
許可の範囲は、市町村単位とすることを原則としているようです。
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(4-2) 鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律(平成19年法律第134号)第9条第1項の規定により市町村に設置された鳥獣被害対策実施隊の鳥獣被害対策実施隊員
鳥獣被害防止特措法について
http://www.maff.go.jp/tohoku/seisan/tyozyu/tokusoho/index.html
> 実施隊員であれば、銃刀法に規定する「事業に対する被害を防止するためライフル銃による獣類の捕獲を必要とする者」に該当し、散弾銃の所持経験が10年未満でも、ライフル銃の所持許可を受けることができます。
以前は銃を役場に預けるなどなっていましたが、平成27年1月30日の警察庁丁保発第30号で自宅保管になりました。
出し入れの簿冊をつけるなど、通常の猟銃の許可より厳しくなっています。
当然のことですが、実施隊員に任命されなくなった場合は、ライフルの所持許可も取り消されます。
>許可をする場合には、銃刀法第4条第2項の規定に基づき当該ライフル銃を使用(携帯、運搬及び発射)できる場合を、実施隊の活動として当該実施隊の設置された市町村における有害鳥獣駆除に従事する場合又は修理等正当な理由に基づく場合に限定するなど、実施隊による鳥獣の捕獲等の実態に合わせた条件を付すこと。
狩猟はもちろん、有害鳥獣駆除や管理捕獲などでもライフルは使えないと推測します。
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(4-3) 鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(平成14年法律第88号)第18条の2の規定による認定を受けた鳥獣捕獲等事業者の捕獲従事者
牧場主や林業経営者であっても、積極的に狩猟免許をとり、ライフルを持ちたいと思う人であるとは限りません。
山村部に住んでいて狩猟免許と銃を持っている人が、早くライフルを所持し、地域の有害鳥獣駆除で使えるような落とし所に持っていければ良いのですが…
環境省の平成26年度の統計資料「年齢別狩猟免状交付状況」によると、60歳以上の狩猟者は全国で65%になります。
新規参入もあるでしょうが、20年後には狩猟者が半分になる可能性もあります。
環境省ではニホンジカ、イノシシについて、当面の目標として、平成35年度までに個体数を半減させることを目指すことにしています。
http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/attach/pdf/suisin_kaigi-7.pdf
捕獲数を上げるのであれば、農家さんの罠免許取得を増やした方が効果があるかもしれません。
しかし、罠免許の場合、免許を返上する人もいます。
「地方自治体は狩猟者減少時代をどう乗り越えればよいのか?」によると、平均狩猟従事年数は銃で40年、罠で9.2年となっています。
ライフル所持が、鹿被害防止の解決策になるかどうかは、統計的・学問的な裏付けがありません。
狩猟方法にもよりますが、「ライフルだったら獲れたのに」と思うことは個人的にはあります。
毎日見回りにいけるという事さえクリアできれば、罠の方が捕獲効率が良いですが、その反面、山奥や罠が仕掛けられない場所では、銃が必要ですし、散弾銃よりライフルの方が確実性はあります。
-------------------------------
全くの個人的意見ですが、ライフル所持が早まれば、10年未満の銃所持者の捕獲数底上げには繋がるでしょうし、早めに持てるという希望があれば、銃猟を辞める人が、少しでも減るのではと思います。
ただ銃を持ちたいという人を弾く意味で、有害鳥獣捕獲に限っての使用や、実績を求められても良いです。
シャープシューティングを実行できるような高い技術を持ったハンターは、高山帯や狩猟者が行きにくい地域などでの個体数調整のため、一定数が必要です。
現状の法令では、まず10年経験を積み、それからライフルを持たないと、高度な技術を必要とされる捕獲現場では戦力にならないかと思います。
(標的射撃のライフル所持で経験を積んだり、サボット銃でやるという方法もありますが)
技術の高いハンター(カラー)を育てる分母を増やす上でも、ライフル所持者はそれなりの数が必要なのではないでしょうか。
2017年7月10日月曜日
紙の会報がいらない
転勤族なので、家財の容量の制限があります。
大日本猟友会や県猟友会から、猟期前に会報が送られてきます。
何度も読み返す内容ではないですし、紙媒体で配布する意味が薄いです。
自分の場合、一度読んだ後は、スキャンして電子化し、クラウドに保存したあとに捨てます。
クラウドに保存したものを見返すことはほぼ無いですが、「何かあったときに見られる」という精神的な安定剤として、とりあえず保存しています。
紙媒体の発行には、それなりの経費がかかっています。
自分のように紙媒体が要らない会員に対しては、500円ぐらい割り引いたプランが選択肢としてあると、非常にありがたいです。
大日本猟友会や県猟友会から、猟期前に会報が送られてきます。
何度も読み返す内容ではないですし、紙媒体で配布する意味が薄いです。
自分の場合、一度読んだ後は、スキャンして電子化し、クラウドに保存したあとに捨てます。
クラウドに保存したものを見返すことはほぼ無いですが、「何かあったときに見られる」という精神的な安定剤として、とりあえず保存しています。
紙媒体の発行には、それなりの経費がかかっています。
自分のように紙媒体が要らない会員に対しては、500円ぐらい割り引いたプランが選択肢としてあると、非常にありがたいです。
2017年7月9日日曜日
Deer Initiativeの資料
http://www.thedeerinitiative.co.uk/best_practice/
イギリスの狩猟団体Deer Initiativeの、ベストプラクティスという資料です。
鹿の生態、銃、解体衛生など幅広く、写真も多様されており分かりやすいです。
中には「ベテランの狩猟者だったら誰でも知っている常識だよ」という事も書かれています。
狩猟者にとっての常識を、学問的・衛生的に裏付けした資料を、誰でも見られる場所に公開し、広く普及しようとしている事が重要です。
口伝(くでん)や人づての情報伝達では、人の輪が途切れたり、知識を持った人が亡くなった場合、消滅してしまいます。
また、昔の猟師の常識も、今の学問や衛生から考えると、間違った部分があるかもしれません。
そのあたりをフォローするものとして、この資料は非常に羨ましいです。
これの日本版を、是非大日本猟友会には作って欲しい。
それぐらいの資料があれば、年会費数千円の払いがいがあるというものです。
イギリスの狩猟団体Deer Initiativeの、ベストプラクティスという資料です。
鹿の生態、銃、解体衛生など幅広く、写真も多様されており分かりやすいです。
中には「ベテランの狩猟者だったら誰でも知っている常識だよ」という事も書かれています。
狩猟者にとっての常識を、学問的・衛生的に裏付けした資料を、誰でも見られる場所に公開し、広く普及しようとしている事が重要です。
口伝(くでん)や人づての情報伝達では、人の輪が途切れたり、知識を持った人が亡くなった場合、消滅してしまいます。
また、昔の猟師の常識も、今の学問や衛生から考えると、間違った部分があるかもしれません。
そのあたりをフォローするものとして、この資料は非常に羨ましいです。
これの日本版を、是非大日本猟友会には作って欲しい。
それぐらいの資料があれば、年会費数千円の払いがいがあるというものです。
2017年7月8日土曜日
Deer Management Qualificationの問題
「野生動物と社会」学会の学会誌公開で見つけた論文、次世代の大型哺乳類管理の担い手を創出するには? : 英国シカ捕獲認証を参考に
https://www.jstage.jst.go.jp/article/awhswhs/3/1/3_KJ00010156287/_article/-char/ja/
イギリスのシカ捕獲認証を受講していますが、問題集はDeer Management Qualificationのウェブサイトで公開されているとありました。
>問題集(安全試験24 題,一般284 題,食肉衛生一般1188題,大型獣の食肉衛生87 題)が含まれており,後述するように実際の試験ではこの中から出題された.
このリンク先が問題集です。
https://dmq.org.uk/download.htm
https://www.jstage.jst.go.jp/article/awhswhs/3/1/3_KJ00010156287/_article/-char/ja/
イギリスのシカ捕獲認証を受講していますが、問題集はDeer Management Qualificationのウェブサイトで公開されているとありました。
>問題集(安全試験24 題,一般284 題,食肉衛生一般1188題,大型獣の食肉衛生87 題)が含まれており,後述するように実際の試験ではこの中から出題された.
このリンク先が問題集です。
https://dmq.org.uk/download.htm
上の論文を書かれた伊吾田さん、松浦さんは北海道のシカ捕獲認証制度にも関わっていたと思います。
北海道のシカ捕獲認証はイギリスをモデルにしており、その取り組みは評価できますが、実際に参加するのは時間・費用ともにかかるので難しいです。
一定の技術を担保するという点で研修・認証制度は良いですが、広く狩猟者に向けた公開された資料があっても良いと思います。
--------------------------------------
Deer Management Qualificationの問題集には、イギリスには鹿が6種類いて、その識別をする問題とか、この地方で使える最も軽い弾頭重量は?最小口径は?などもあります。
そういったイギリス特有の問題を省き、日本でも使える問題だけ残し、日本向けにアレンジすると面白そうです。
猟銃の初心者講習や狩猟免許試験はありますが、試験のための試験であって、実用的ではない部分もあります。
狩猟者の底上げのため、実用的かつ安全で、生態学、衛生学的にも良い問題があるのが理想でなのでは。
2017年7月7日金曜日
狩猟者の年齢構成とブーム
2chより
日本の職人(80)「職人を引き継いでくれる若者がいない」←これwwwwwwww
http://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1498501303/
その若者と職人の間の世代の人たちは何をしていたんですかね…
------------------------------------------
狩猟の世界では60歳以上が65%です。
そもそも60歳以上の世代に銃所持者が多いのは、狩猟ブームに乗って銃を持った世代だからという面があるのでは。
ブームと捉えれば、このグラフの凹み方に納得がいきます。
北海道大学演習林のサイトより
http://forest.fsc.hokudai.ac.jp/member/Agetsuma/ResDeerdyna.htm
江戸時代は「農具としての銃」が普及していたようですが、明治から戦後の銃規制により、専業猟師ではない銃猟文化は衰退した。
その後、1960~1970年代に狩猟ブームがおきたものの、更新の手間や高度経済成長による開発により狩猟鳥獣が減り、ブームが収束したと考えられないでしょうか。
「全猟」や大日本猟友会の古い会報を見れば、当時の雰囲気が分かると思いますが、そこまでは具体的に調べていません。
都市部やニュータウン住民による狩猟・銃ブームが過ぎ去り、1980年代からぐっと減少しています。
銃規制の強化などあったのかもしれませんが、ブームと捉えれば、ごく当然の減少ではないでしょうか。
ブームによる凸がなければ、20万人程度でゆるやかに推移していたのでは。
------------------------------------------
狩猟に関するシンポジウムなどを開き、若い狩猟者を募るも良いですが、その一方で、今の40代50代の狩猟者がなぜ少ないかという分析をする必要もあると思います。
そもそも、農山村に住み、農林業に携わっている若い人が、昔に比べて減っています。
農業では機械化が進んで3ちゃん農業的になり、働き盛りの世代は都市部に就職します。
鳥獣対策も高齢者が担うままになり、その次の世代はそもそも農村部に住んでいないというパターン。
高度経済成長が一段落して、公害問題などもあり、バブルやリゾート開発などがあった時代に、10代から20代を過ごした世代が、今の40代50代だと思います。
最初の2chの話しに戻りますが、山間部や農村では、次世代の狩猟者はそれなりにいて、技術を引き継いでいると思います(あくまで自分の見える範囲での印象ですが)
しかし、増えつつある鳥獣に対し、対抗できるだけの人数はいません。
------------------------------------------
狩猟免状交付者を増やすのと、実際に動ける有害鳥獣駆除の従事者を増やすのは、似ているようで違う問題です。
例えば東京に住んでいる人が銃を持ったとしても、趣味の狩猟の範囲で年間3ヶ月で10数回程度、狩猟者登録をした1つの県に行くぐらいです。
都市部でシンポジウムを開き、狩猟免許取得者を増やしても、鳥獣被害の削減には結びつきにくいです。
エアライフルについても、被害額の多い鳥獣対策には成り得ません。
また、罠の狩猟者は、継続年数が少ないという例もあります。
自営のための農家さんが罠免許を取得するのは、防御としては有効ですが、それとは別に、山村部で長く積極的に狩猟を続ける人材の育成も必要です。
長くというのは、20年以上という意味です。
漫画「山賊ダイアリー」や狩りガールなどにより、狩猟の認知度は上がり、ブームは一段落したと思います。
そろそろ「年間20日以上有害鳥獣駆除に従事できる人」を増やすといった、具体的な方策に舵を切る必要があるのでは。
今後10年で、60歳以上の人がぐっと減る時期に突入してしまい、被害対策や人材育成で後手に回る恐れがあります。
それは農村部の若い人を狩猟に引き込む手立てであったり、地方都市の狩猟者を、隣接する自治体の有害鳥獣駆除に参加できるようにする方策かもしれません。
鳥獣行政に関わっている訳ではないので、具体的な事は書けません。
市町村役場は猟友会のナワバリがあったり、職員のマンパワーが足りない、町境を超えての調整が大変。
県庁や環境省などでは事業や補助金制度で誘導していますが、うまく噛み合っていない印象を受けます。
------------------------------------------
狩猟者の年齢構成を見ていると、北海道では60歳以上の狩猟者が46%と少ないのが目立ちます。
住んでいる場所と猟場が比較的近いのと、1つの町の面積が大きいため、地方都市でも有害鳥獣駆除ができる可能性があるからでは。
狩猟者登録をすれば、広い北海道のどこでも狩猟できるというのも大きそうです。
北海道以外に当てはめるのであれば、狩猟者登録(狩猟税)の低減でしょうか。
地方税なので、なかなか難しそうですね。
色々対策してきた結果、今の高齢化という状態になっているのですから、机上の空論でも、頭から否定せず、オープンに議論するのが理想ではないでしょうか。
日本の職人(80)「職人を引き継いでくれる若者がいない」←これwwwwwwww
http://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1498501303/
その若者と職人の間の世代の人たちは何をしていたんですかね…
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狩猟の世界では60歳以上が65%です。
そもそも60歳以上の世代に銃所持者が多いのは、狩猟ブームに乗って銃を持った世代だからという面があるのでは。
ブームと捉えれば、このグラフの凹み方に納得がいきます。
北海道大学演習林のサイトより
http://forest.fsc.hokudai.ac.jp/member/Agetsuma/ResDeerdyna.htm
江戸時代は「農具としての銃」が普及していたようですが、明治から戦後の銃規制により、専業猟師ではない銃猟文化は衰退した。
その後、1960~1970年代に狩猟ブームがおきたものの、更新の手間や高度経済成長による開発により狩猟鳥獣が減り、ブームが収束したと考えられないでしょうか。
「全猟」や大日本猟友会の古い会報を見れば、当時の雰囲気が分かると思いますが、そこまでは具体的に調べていません。
都市部やニュータウン住民による狩猟・銃ブームが過ぎ去り、1980年代からぐっと減少しています。
銃規制の強化などあったのかもしれませんが、ブームと捉えれば、ごく当然の減少ではないでしょうか。
ブームによる凸がなければ、20万人程度でゆるやかに推移していたのでは。
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狩猟に関するシンポジウムなどを開き、若い狩猟者を募るも良いですが、その一方で、今の40代50代の狩猟者がなぜ少ないかという分析をする必要もあると思います。
そもそも、農山村に住み、農林業に携わっている若い人が、昔に比べて減っています。
農業では機械化が進んで3ちゃん農業的になり、働き盛りの世代は都市部に就職します。
鳥獣対策も高齢者が担うままになり、その次の世代はそもそも農村部に住んでいないというパターン。
高度経済成長が一段落して、公害問題などもあり、バブルやリゾート開発などがあった時代に、10代から20代を過ごした世代が、今の40代50代だと思います。
最初の2chの話しに戻りますが、山間部や農村では、次世代の狩猟者はそれなりにいて、技術を引き継いでいると思います(あくまで自分の見える範囲での印象ですが)
しかし、増えつつある鳥獣に対し、対抗できるだけの人数はいません。
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狩猟免状交付者を増やすのと、実際に動ける有害鳥獣駆除の従事者を増やすのは、似ているようで違う問題です。
例えば東京に住んでいる人が銃を持ったとしても、趣味の狩猟の範囲で年間3ヶ月で10数回程度、狩猟者登録をした1つの県に行くぐらいです。
都市部でシンポジウムを開き、狩猟免許取得者を増やしても、鳥獣被害の削減には結びつきにくいです。
エアライフルについても、被害額の多い鳥獣対策には成り得ません。
また、罠の狩猟者は、継続年数が少ないという例もあります。
自営のための農家さんが罠免許を取得するのは、防御としては有効ですが、それとは別に、山村部で長く積極的に狩猟を続ける人材の育成も必要です。
長くというのは、20年以上という意味です。
漫画「山賊ダイアリー」や狩りガールなどにより、狩猟の認知度は上がり、ブームは一段落したと思います。
そろそろ「年間20日以上有害鳥獣駆除に従事できる人」を増やすといった、具体的な方策に舵を切る必要があるのでは。
今後10年で、60歳以上の人がぐっと減る時期に突入してしまい、被害対策や人材育成で後手に回る恐れがあります。
それは農村部の若い人を狩猟に引き込む手立てであったり、地方都市の狩猟者を、隣接する自治体の有害鳥獣駆除に参加できるようにする方策かもしれません。
鳥獣行政に関わっている訳ではないので、具体的な事は書けません。
市町村役場は猟友会のナワバリがあったり、職員のマンパワーが足りない、町境を超えての調整が大変。
県庁や環境省などでは事業や補助金制度で誘導していますが、うまく噛み合っていない印象を受けます。
------------------------------------------
狩猟者の年齢構成を見ていると、北海道では60歳以上の狩猟者が46%と少ないのが目立ちます。
住んでいる場所と猟場が比較的近いのと、1つの町の面積が大きいため、地方都市でも有害鳥獣駆除ができる可能性があるからでは。
狩猟者登録をすれば、広い北海道のどこでも狩猟できるというのも大きそうです。
北海道以外に当てはめるのであれば、狩猟者登録(狩猟税)の低減でしょうか。
地方税なので、なかなか難しそうですね。
色々対策してきた結果、今の高齢化という状態になっているのですから、机上の空論でも、頭から否定せず、オープンに議論するのが理想ではないでしょうか。
2017年7月6日木曜日
北海道立総合研究機構の資料
http://www.hro.or.jp/list/environmental/research/ies/develop/publication.html
・森林管理者のためのエゾシカ捕獲の手引き
・森林管理者のためのエゾシカ調査の手引き
これらの資料が2017年初めに公開されていました。
被害の早期発見の重要性や、自動撮影カメラの連写は必要性、ファイル名をエクセルに張る方法など読み応えがあります。
具体的な機器名が載っているのも、スペック比較や購入の参考になります。
「捕獲の手引き」PDF最後にあるリンク先も面白そうです。
リンク切れもありましたので、一部修正してみました。
北海道 アーバンディア対応マニュアル 市街地に出没したエゾシカへの対応
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/est/urbandeer/manual.pdf
北海道立総合研究機構 林業試験場 モバイルカリングの手引き
https://www.hro.or.jp/list/forest/research/fri/01sigen/pdf/mc2014.pdf
兵庫県 森林動物研究センター シカ・イノシシの捕獲推進のための技術と体制
http://www.wmi-hyogo.jp/publication/pdf/mono_monograph07.pdf
兵庫ワイルドライフモノグラフ
http://www.wmi-hyogo.jp/publication/monograph.html
野生動物保護管理事務所 森林管理者が行うシカ捕獲の手引き
http://wmo.co.jp/wp-content/uploads/H25wmo_rinya_3.pdf
農林水産省 改訂版 野生鳥獣被害防止マニュアル
http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/h_manual/h26_03/
釧路総合振興局森林室 モバイルカリング実施マニュアル
http://www.kushiro.pref.hokkaido.lg.jp/sr/srs/fukyuuka/osirase3.htm
山口県農林総合技術センター シカ被害防護柵兼捕獲柵運用マニュアル
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a17100/tyoujuu/honntai.html
・森林管理者のためのエゾシカ捕獲の手引き
・森林管理者のためのエゾシカ調査の手引き
これらの資料が2017年初めに公開されていました。
被害の早期発見の重要性や、自動撮影カメラの連写は必要性、ファイル名をエクセルに張る方法など読み応えがあります。
具体的な機器名が載っているのも、スペック比較や購入の参考になります。
「捕獲の手引き」PDF最後にあるリンク先も面白そうです。
リンク切れもありましたので、一部修正してみました。
北海道 アーバンディア対応マニュアル 市街地に出没したエゾシカへの対応
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/est/urbandeer/manual.pdf
北海道立総合研究機構 林業試験場 モバイルカリングの手引き
https://www.hro.or.jp/list/forest/research/fri/01sigen/pdf/mc2014.pdf
兵庫県 森林動物研究センター シカ・イノシシの捕獲推進のための技術と体制
http://www.wmi-hyogo.jp/publication/pdf/mono_monograph07.pdf
兵庫ワイルドライフモノグラフ
http://www.wmi-hyogo.jp/publication/monograph.html
野生動物保護管理事務所 森林管理者が行うシカ捕獲の手引き
http://wmo.co.jp/wp-content/uploads/H25wmo_rinya_3.pdf
農林水産省 改訂版 野生鳥獣被害防止マニュアル
http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/h_manual/h26_03/
釧路総合振興局森林室 モバイルカリング実施マニュアル
http://www.kushiro.pref.hokkaido.lg.jp/sr/srs/fukyuuka/osirase3.htm
山口県農林総合技術センター シカ被害防護柵兼捕獲柵運用マニュアル
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a17100/tyoujuu/honntai.html
住宅地の定義
農林水産省の資料より
http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/h_manual/h21_03/pdf/data2.pdf
「住居が集合している地域」とは、判例(最高裁平成12年2月24日判決)によれば、次の地域は「住居が集合している地域」に該当するとされている。
なお、これより人家がまばらな地域であっても、当該地域に該当する場合があるので注意すること。
「人家と田畑が混在する地域内にあり、発射地点の周囲半径200メートル以内に人家が約10軒ある場所」
裁判所の判例はこちらのようです。
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=51229
平成9(あ)1299
鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律違反被告事件
------------------------------------------
地図ソフトのカシミール3Dの場合、ポイントのプロパティ内にある「プロキシミティ」を200にすると、地図上に半径200mの円が描かれます。
人家と余裕をもった距離での狩猟が基本ですが、具体的な確認方法として使えます。
http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/h_manual/h21_03/pdf/data2.pdf
「住居が集合している地域」とは、判例(最高裁平成12年2月24日判決)によれば、次の地域は「住居が集合している地域」に該当するとされている。
なお、これより人家がまばらな地域であっても、当該地域に該当する場合があるので注意すること。
「人家と田畑が混在する地域内にあり、発射地点の周囲半径200メートル以内に人家が約10軒ある場所」
裁判所の判例はこちらのようです。
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=51229
平成9(あ)1299
鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律違反被告事件
------------------------------------------
地図ソフトのカシミール3Dの場合、ポイントのプロパティ内にある「プロキシミティ」を200にすると、地図上に半径200mの円が描かれます。
人家と余裕をもった距離での狩猟が基本ですが、具体的な確認方法として使えます。
2017年7月4日火曜日
マンガ:山と食欲と私
山ガール×グルメの漫画
http://www.kurage-bunch.com/manga/yamashoku/
振り返ってみると、日帰り登山でも狩猟でも、バーナーを持っていったことが無い。
料理下手たし、馬鹿舌なのもあるし、山に使う時間が限られているので、料理をしている時間がもったいないのかもしれない。
「孤高の人」のモデルになった加藤文太郎は、甘納豆と干し小魚を行動食としたそうですが、そんな雰囲気に憧れている面もありそう。
狩猟車があるし、テントも持っているので、山で一泊して狩猟というのもやってみたいですね。
比較的多く歩いた日の総歩行距離は11.7km、累積標高955m
ポイント間の車移動もあるので、一日は結構忙しいです。
季節や天気、時間によって適切なポイントを選べれば、それほど歩かなくて良いのかもしれませんが…
http://www.kurage-bunch.com/manga/yamashoku/
振り返ってみると、日帰り登山でも狩猟でも、バーナーを持っていったことが無い。
料理下手たし、馬鹿舌なのもあるし、山に使う時間が限られているので、料理をしている時間がもったいないのかもしれない。
「孤高の人」のモデルになった加藤文太郎は、甘納豆と干し小魚を行動食としたそうですが、そんな雰囲気に憧れている面もありそう。
狩猟車があるし、テントも持っているので、山で一泊して狩猟というのもやってみたいですね。
比較的多く歩いた日の総歩行距離は11.7km、累積標高955m
ポイント間の車移動もあるので、一日は結構忙しいです。
季節や天気、時間によって適切なポイントを選べれば、それほど歩かなくて良いのかもしれませんが…
2017年7月2日日曜日
「野生動物と社会」学会の学会誌
2017年6月にの学会誌が公開されました。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/awhswhs/-char/ja/
今後ワイルドライフ・フォーラム、過去の野生生物保護、Biosphere Conservationなども公開されていく予定で、狩猟の学問的な情報として非常にありがたい。
こういった学会は、学会誌に投稿、査読、印刷し、年に一回学会で顔を合わせるイメージ。
しかし、投稿もせず学会にも参加しない、情報を受け取りたいという潜在的なROM()ユーザーはいるはず。
例えば自分のような狩猟者であったり、市町村の鳥獣害担当など。
全部を無料公開しなくても良いので、年間1000~3000円ぐらいの購読料で読めるウェブベースのコンテンツがあっても良いと思う。
年8000円の正会員しか選択肢が無いのは、ちょっとキツイ。
この情報を森林施業、市町村の鳥獣害対策行政、狩猟者としてどう活かしていくかが課題。
学会側もどう見られているのか気になる部分だと思う。
スキャンしたものをOCR処理している論文がありますが、引用するのに誤字が出てしまいます。
自動OCRの文字埋め込みは間違いが多いので、原稿から直接PDF出力したものに交換して欲しいです。
こういった論文発表の著作権ルールが分からないですが、公的なお金で研究したものは、基本的に公開されるべきなのでは?
学会の写真撮影禁止という意見もあるが、デリケートな問題や希少動植物の生息地などは写真撮影不可としても、基本的に公開の方向にできないものか。
基本は学会員のためのものであり、広く一般に普及するものではないのかもしれない。
しかし、知見は広く知られるべきだと思う。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/awhswhs/-char/ja/
今後ワイルドライフ・フォーラム、過去の野生生物保護、Biosphere Conservationなども公開されていく予定で、狩猟の学問的な情報として非常にありがたい。
こういった学会は、学会誌に投稿、査読、印刷し、年に一回学会で顔を合わせるイメージ。
しかし、投稿もせず学会にも参加しない、情報を受け取りたいという潜在的なROM()ユーザーはいるはず。
例えば自分のような狩猟者であったり、市町村の鳥獣害担当など。
全部を無料公開しなくても良いので、年間1000~3000円ぐらいの購読料で読めるウェブベースのコンテンツがあっても良いと思う。
年8000円の正会員しか選択肢が無いのは、ちょっとキツイ。
この情報を森林施業、市町村の鳥獣害対策行政、狩猟者としてどう活かしていくかが課題。
学会側もどう見られているのか気になる部分だと思う。
スキャンしたものをOCR処理している論文がありますが、引用するのに誤字が出てしまいます。
自動OCRの文字埋め込みは間違いが多いので、原稿から直接PDF出力したものに交換して欲しいです。
こういった論文発表の著作権ルールが分からないですが、公的なお金で研究したものは、基本的に公開されるべきなのでは?
学会の写真撮影禁止という意見もあるが、デリケートな問題や希少動植物の生息地などは写真撮影不可としても、基本的に公開の方向にできないものか。
基本は学会員のためのものであり、広く一般に普及するものではないのかもしれない。
しかし、知見は広く知られるべきだと思う。
2017年7月1日土曜日
知床データセンターの報告書
平成28年度の報告書が公開されました。
http://dc.shiretoko-whc.com/research/report/report_h28.html
こちらの資料が特に読み応えがあります。
平成28年度知床国立公園エゾシカ個体数調整実施業務(PDF)
http://dc.shiretoko-whc.com/data/research/report/h28/H28_ezoshika_kotaisu_chousei.pdf
A-3 流し猟式シャープシューティングによるエゾシカ捕獲
シャープシューティングには243winという口径を使っています。
小口径ボルトライフルで頭や首を狙い、昏倒させるのが定番です。
>射手のライフルは243Win(口径:0.243インチ=6.17mm)、ライフル弾頭はバーンズ社のトリプルショック(銅弾)85グレイン(1グレインgrain = 0.0648 g)、火薬は1名はIMR4350を42グレイン、もう1名はIMR4895を37グレイン用いた
B-2 船舶を使用した相泊以北のエゾシカ捕獲
海上からの狙撃には、トド撃ち経験者を入れています。
波の動きの予測もあるので、相当難しそう。
使っている弾は7mmWSM、300WSM、300Winmag
積雪時期は餌資源が少なくなるため、干草やヘイキューブなどの餌で誘引するのは知っていました。
29ページでスノーシューで足跡をつけて誘導しようとしていますが、警戒されないのでしょうか?
また、本州でもよく使われる箱罠での捕獲実績が多いのも、意外でした。
積雪期の餌の誘引力は凄い。
囲い罠より設置が楽で、移動しやすいのがメリットですが、1頭しか獲れないので、使いどころを選びそう。
http://dc.shiretoko-whc.com/research/report/report_h28.html
こちらの資料が特に読み応えがあります。
平成28年度知床国立公園エゾシカ個体数調整実施業務(PDF)
http://dc.shiretoko-whc.com/data/research/report/h28/H28_ezoshika_kotaisu_chousei.pdf
A-3 流し猟式シャープシューティングによるエゾシカ捕獲
シャープシューティングには243winという口径を使っています。
小口径ボルトライフルで頭や首を狙い、昏倒させるのが定番です。
>射手のライフルは243Win(口径:0.243インチ=6.17mm)、ライフル弾頭はバーンズ社のトリプルショック(銅弾)85グレイン(1グレインgrain = 0.0648 g)、火薬は1名はIMR4350を42グレイン、もう1名はIMR4895を37グレイン用いた
海上からの狙撃には、トド撃ち経験者を入れています。
波の動きの予測もあるので、相当難しそう。
使っている弾は7mmWSM、300WSM、300Winmag
積雪時期は餌資源が少なくなるため、干草やヘイキューブなどの餌で誘引するのは知っていました。
29ページでスノーシューで足跡をつけて誘導しようとしていますが、警戒されないのでしょうか?
また、本州でもよく使われる箱罠での捕獲実績が多いのも、意外でした。
積雪期の餌の誘引力は凄い。
囲い罠より設置が楽で、移動しやすいのがメリットですが、1頭しか獲れないので、使いどころを選びそう。
2017年6月30日金曜日
フラックスとは何なのか
鉛から弾頭を鋳造する前段階で、フラックス処理(fluxing)をします。
フラックスという物質を入れ、鉛の中の不純物を取り除きます。
では、フラックスとはそもそも何なのか。
日本語で検索すると、産業用アルミのフラックスや、ハンダ付けのフラックスなどの情報が多く、自家鋳造や鉛の情報に辿り付けません。
Leeの電気ポットをAmazonで見ると、関連製品としてフラックスが出てきます。
Battenfield Caldwell Frankford Cleancast Lead Flux $13.95
https://www.amazon.com/dp/B0063GSOK8/
これを買えば済む話ですが、そもそもフラックスとはどんな仕組みで、この商品は何の成分なのか。
------------------------------------
The "Simple" Act of Fluxing
http://www.lasc.us/FryxellFluxing.htm
このあたりのサイトが、フラックスについて詳しいです。
適当に翻訳してみます。
フラックスの目的は、金属の表面張力に影響を与え、鋳造の邪魔になる不純物を除くこと(カルシウム、アルミニウム、亜鉛、銅)
錫は必要なので、還元することができれば役に立つ。
ワックス、グリース、油などの炭化水素フラックスは犠牲還元剤として作用し、酸化スズを金属状態に戻す。
溶けたワックスを1/4インチ(6.4mm)を表面に張れば、錫の再酸化を防げる。
パラフィンと蜜蝋はどちらも同じ効果がある、
パラフィンは安く入手しやすいが、必ずしもカルシウム、アルミニウム、銅、亜鉛などの有害な不純物を取り除くわけではありません。
市販のフラックスは、煙や臭いをあまり出さない。
ホウ砂(borax)が主成分
錫を含む酸化物と結合し、溶けた鉛の上に浮く。
10ポンドのポットには約1/2のティースプーンしか必要ありませんが、ガラス質のものが出来る。
(浮かんだ不純物をドロス(dross)と言う)
鋸屑は錫を還元して溶融物に戻す。
酸化した金属に結合するリグニンやタンニンを持つ。
鉛、錫、アンチモンは、金属状態に戻すのはかなり簡単ですが、他のものはそれほど簡単ではありません。
おがくずのリグニンと活性炭は、カルシウム、アルミニウムおよび亜鉛のような金属イオンを結合するのに非常に有効である。
おがくずの利点は、スズを溶融物に戻し、問題のある不純物を除去することである。
安いのも利点。
鋸屑を溶融物の上に残すことによって、錫の酸化を遅くするための障壁になる。
---------------------------------------------------------
Melt It, Pour It, and Wait for It to Get Hard! ? Shoot for Less with Lead
https://artsofthefusilier.com/2014/09/28/melt-it-pour-it-and-wait-for-it-to-get-hard-shoot-for-less-with-lead/
上で紹介したサイトと重複する内容ですが、こちらも比較的分かりやすいです。
フラックスという物質を入れ、鉛の中の不純物を取り除きます。
では、フラックスとはそもそも何なのか。
日本語で検索すると、産業用アルミのフラックスや、ハンダ付けのフラックスなどの情報が多く、自家鋳造や鉛の情報に辿り付けません。
Leeの電気ポットをAmazonで見ると、関連製品としてフラックスが出てきます。
Battenfield Caldwell Frankford Cleancast Lead Flux $13.95
https://www.amazon.com/dp/B0063GSOK8/
これを買えば済む話ですが、そもそもフラックスとはどんな仕組みで、この商品は何の成分なのか。
------------------------------------
The "Simple" Act of Fluxing
http://www.lasc.us/FryxellFluxing.htm
このあたりのサイトが、フラックスについて詳しいです。
適当に翻訳してみます。
フラックスの目的は、金属の表面張力に影響を与え、鋳造の邪魔になる不純物を除くこと(カルシウム、アルミニウム、亜鉛、銅)
錫は必要なので、還元することができれば役に立つ。
ワックス、グリース、油などの炭化水素フラックスは犠牲還元剤として作用し、酸化スズを金属状態に戻す。
溶けたワックスを1/4インチ(6.4mm)を表面に張れば、錫の再酸化を防げる。
パラフィンと蜜蝋はどちらも同じ効果がある、
パラフィンは安く入手しやすいが、必ずしもカルシウム、アルミニウム、銅、亜鉛などの有害な不純物を取り除くわけではありません。
市販のフラックスは、煙や臭いをあまり出さない。
ホウ砂(borax)が主成分
錫を含む酸化物と結合し、溶けた鉛の上に浮く。
10ポンドのポットには約1/2のティースプーンしか必要ありませんが、ガラス質のものが出来る。
(浮かんだ不純物をドロス(dross)と言う)
鋸屑は錫を還元して溶融物に戻す。
酸化した金属に結合するリグニンやタンニンを持つ。
鉛、錫、アンチモンは、金属状態に戻すのはかなり簡単ですが、他のものはそれほど簡単ではありません。
おがくずのリグニンと活性炭は、カルシウム、アルミニウムおよび亜鉛のような金属イオンを結合するのに非常に有効である。
おがくずの利点は、スズを溶融物に戻し、問題のある不純物を除去することである。
安いのも利点。
鋸屑を溶融物の上に残すことによって、錫の酸化を遅くするための障壁になる。
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Melt It, Pour It, and Wait for It to Get Hard! ? Shoot for Less with Lead
https://artsofthefusilier.com/2014/09/28/melt-it-pour-it-and-wait-for-it-to-get-hard-shoot-for-less-with-lead/
上で紹介したサイトと重複する内容ですが、こちらも比較的分かりやすいです。
2017年6月29日木曜日
小さいクッション
プロハンターのRandy Newbergさんも山に行くのに、尻に敷くクッションを持って行っています。
とりあえずの試しとして、ダイソーのレジャークッションを買ってみました。
表記しているサイズは34cmx26cm厚さ約1cm
重量は実測23gです。
単独猟の場合は歩き続けるので、あまり必要ありません。
巻き狩りのタツマでの待ちや、狩猟ではない登山などで活用したいと思います。
写真左は人から貰ったので製品名は分からないが、銀マット素材のシート。
折り目がついていて、3つ折りできる。
Amazonの寝袋用マット・パッド の 売れ筋ランキング
クッション機能としては、サーマレストのような凸凹タイプが優れていると思います。
THERMAREST(サーマレスト) アウトドア用マットレス厚さ2.0cm 30947 【日本正規品】2,376円
BYBREGAL 折りたたみ 座布団 980円
マジックマウンテン(MAGIC MOUNTAIN) ナノテクシットマット ネイビー NV JW101 950円
キャンパーズコレクション どこでもマルチクッション ネイビー DMC-33 257円
安い寝袋用のフルサイズマットを切っても良いですね。
1000円ぐらいなので買ってしまえば良いですが、土の上に直接敷くこともありえますし、消耗品なので、まずはダイソー製を使い込み、不満が出てきたら買い足したいと思います。
関連記事:100円の尻革

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とりあえずの試しとして、ダイソーのレジャークッションを買ってみました。
表記しているサイズは34cmx26cm厚さ約1cm
重量は実測23gです。
単独猟の場合は歩き続けるので、あまり必要ありません。
巻き狩りのタツマでの待ちや、狩猟ではない登山などで活用したいと思います。
写真左は人から貰ったので製品名は分からないが、銀マット素材のシート。
折り目がついていて、3つ折りできる。
Amazonの寝袋用マット・パッド の 売れ筋ランキング
クッション機能としては、サーマレストのような凸凹タイプが優れていると思います。
THERMAREST(サーマレスト) アウトドア用マットレス厚さ2.0cm 30947 【日本正規品】2,376円
BYBREGAL 折りたたみ 座布団 980円
マジックマウンテン(MAGIC MOUNTAIN) ナノテクシットマット ネイビー NV JW101 950円
キャンパーズコレクション どこでもマルチクッション ネイビー DMC-33 257円
安い寝袋用のフルサイズマットを切っても良いですね。
1000円ぐらいなので買ってしまえば良いですが、土の上に直接敷くこともありえますし、消耗品なので、まずはダイソー製を使い込み、不満が出てきたら買い足したいと思います。
関連記事:100円の尻革

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2017年6月28日水曜日
笹地を歩く
衛星写真で下調べをした場所を歩いてきました。
長年使われた獣道。
登山道と見間違うぐらいです。
幅1~2m程度ですが、周りが均一な笹地なので、衛星写真からでも判別できます。
足跡は多いですが、鹿の姿は無し。
時間帯が悪かったようです。
しばらく歩いた場所にあった鹿柵。
中に苗木を植えているようですが、笹に埋もれています。
柵の外は食害を受けているので、高さが微妙に違います。
これも、衛星写真から判別することができます。
前日の雨で笹が濡れているので、ヤッケズボンを履きました。
ナイロン地のヤッケは防水機能は弱いですが、1つあると便利です。
笹の高さは膝から腰ぐらい。
鹿に食害を受けている感じもある。
スズタケは食害に弱いですが、これは強い種類のようです。
ミヤマクマザサでしょうか?
(神奈川県 シカ不嗜好性植物図鑑)
http://www.agri-kanagawa.jp/sinrinken/tebiki/fushiko_2016.pdf
目星をつけた場所に近づきました。
音を立てないように慎重に歩きますが、笹があるのでどうしても音が出ます。
小さい凹みの向こうに鹿が現れました。
こちらは動きを止め、ゆっくりカメラを構えます。
しばらくして立ち去りましたので、レンジファインダーで距離を計測。75mでした。
尾根沿いの笹地は餌場になっていそうですが、向こうの山まで400mもありますし、腰までの高さの笹ですので、倒れた鹿を探すのも容易ではありません。
ライフルでないと届かないですし、即倒させないと回収が難しくなります。
しばらく尾根を歩くと、自分の下の右斜面から警戒音が。
少し後で、谷向こうに鹿が2頭現れました。
距離は150m
サボットでも厳しいですし、沢まで降りてまた登るのを考えると、撃つのを躊躇う距離です。
この日は2時間程度で鹿3頭、アナグマ1頭を見て終了。
夜明け直後に来れば、また違う雰囲気があるのかもしれません。
2017年6月27日火曜日
衛星写真で猟場探し
引越しが多いので、猟場を探すのが大変です。
ある程度は人に聞いて情報を集めますが、見知らぬ土地で自分なりに試行錯誤して歩き回るのも、その過程を楽しめれば面白いです。
地図や航空写真、衛星写真には色々なものがあります。
例を示そうとも考えましたが、スクリーンショットの貼り付けは地図サービスの利用規約で出来ませんし、スクロール地図の埋め込みは場所が特定されてしまうのでしません。
【衛星写真】
Google map
Google Earth(過去の衛星写真も見ることが出来る)
Yahoo地図
Bing地図
goo地図
【航空写真】
カシミール3D(国土地理院の航空写真)
【地図】
カシミール3D(国土地理院の地形図)
国有林の地図(最寄の森林管理署で購入)
衛星からの写真は、撮影時刻によっては、谷部が暗くて見えない場合があります。
異なるサービスを利用することで、よく見える衛星画像を見つけられることもあります。
また、葉のある時期では樹種が分かりにくいですが、冬の撮影であればより分かりやすくなります。
---------------------------------
地図や衛星写真は「道具」です。
使いこなすには、知識と技術が必要になります。
痕跡や植生で鹿の密度が分かるようになり、「こういった場所にはいそう」という判断ができなければ、地図を見ても想像できません。
実際に見たことのある場所と、そこの衛星写真を比べるなどして、写真判読の技術や、地図の見方の経験値を上げることも重要です。
国有林の地図は、植栽してある代表樹種と林齢が書いてあります。
衛星写真と実際の植生を見比べる、良い資料になります。
---------------------------------
ざっくりとした一般論として、人工林ばかりの地域は餌資源は少なく、シカの生息密度は低いです。
餌となる草がある草地や広葉樹林、隠れ家となる人工林が適度に混じり、傾斜もきつすぎない場所に鹿が多い印象です。
衛星写真の森林と草地の違いぐらいは素人目にも分かりますが、草地の植生や利用のされ方などは、行って見ないと分かりません。
傾斜が少ない草地が山の中にあっても、行く道も無く、アプローチが難しければ、猟場としては使いにくいです。
朝晩は水を飲みに下りてきて、昼は見晴らしの良い尾根にいる個体もいます。
地域差、季節による違いもあるので、猟期以外でも、まずは山を歩いてみましょう。
ある程度は人に聞いて情報を集めますが、見知らぬ土地で自分なりに試行錯誤して歩き回るのも、その過程を楽しめれば面白いです。
地図や航空写真、衛星写真には色々なものがあります。
例を示そうとも考えましたが、スクリーンショットの貼り付けは地図サービスの利用規約で出来ませんし、スクロール地図の埋め込みは場所が特定されてしまうのでしません。
Google map
Google Earth(過去の衛星写真も見ることが出来る)
Yahoo地図
Bing地図
goo地図
【航空写真】
カシミール3D(国土地理院の航空写真)
【地図】
カシミール3D(国土地理院の地形図)
国有林の地図(最寄の森林管理署で購入)
衛星からの写真は、撮影時刻によっては、谷部が暗くて見えない場合があります。
異なるサービスを利用することで、よく見える衛星画像を見つけられることもあります。
また、葉のある時期では樹種が分かりにくいですが、冬の撮影であればより分かりやすくなります。
---------------------------------
地図や衛星写真は「道具」です。
使いこなすには、知識と技術が必要になります。
痕跡や植生で鹿の密度が分かるようになり、「こういった場所にはいそう」という判断ができなければ、地図を見ても想像できません。
実際に見たことのある場所と、そこの衛星写真を比べるなどして、写真判読の技術や、地図の見方の経験値を上げることも重要です。
国有林の地図は、植栽してある代表樹種と林齢が書いてあります。
衛星写真と実際の植生を見比べる、良い資料になります。
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ざっくりとした一般論として、人工林ばかりの地域は餌資源は少なく、シカの生息密度は低いです。
餌となる草がある草地や広葉樹林、隠れ家となる人工林が適度に混じり、傾斜もきつすぎない場所に鹿が多い印象です。
衛星写真の森林と草地の違いぐらいは素人目にも分かりますが、草地の植生や利用のされ方などは、行って見ないと分かりません。
傾斜が少ない草地が山の中にあっても、行く道も無く、アプローチが難しければ、猟場としては使いにくいです。
朝晩は水を飲みに下りてきて、昼は見晴らしの良い尾根にいる個体もいます。
地域差、季節による違いもあるので、猟期以外でも、まずは山を歩いてみましょう。
2017年6月26日月曜日
ショットガン用のマズルブレーキ
12番スラッグのリコイルは、かなり強いです。
リコイルを減らす方法の1つ、マズルブレーキ(muzzle brake)を調べてみました。
--------------------------------------
イギリスやアメリカの幾つかの州では、射手の聴覚保護のため、サプレッサー(Suppressor)、サイレンサー(Silencer)が装着可能です
日本の銃刀法では、消音器は装着はもちろん、所持も許可されていません。
銃砲刀剣類所持等取締法
(消音器等の所持の制限)
第十条の七 第四条第一項第一号の規定による許可を受けた者は、許可に係る猟銃又は空気銃に取り付けて使用することができる政令で定める消音器、弾倉又は替え銃身を所持してはならない。
銃砲刀剣類所持等取締法施行令
(所持を制限される消音器等)
第三十四条 法第十条の七 の政令で定める消音器、弾倉又は替え銃身は、それぞれ次に掲げるものとする。
一 消音器にあつては、専ら銃砲に取り付けて使用するもので、内閣府令で定めるもの
銃砲刀剣類所持等取締法施行規則
(消音器)
第八十九条 令第三十四条第一号 の内閣府令で定める消音器は、銃砲の発射音を減殺するために製作された器具で、消音効果のあるものとする。
--------------------------------------
銃関係の資料で出てくるコンペンセイター(Compensator)は、マズルブレーキの一種です。
http://www.saama-japan.com/howto/kyoka01.html
日本猟用資材工業会の資料
>消音装置のある銃は許可されない。もっぱら減音効果をあげるためのものを指し、パターン調整とか反動防止を目的としたポリチョークとかカッツコンペンセーターは構わない
--------------------------------------
サプレッサーは幾つかの密閉された部屋(バッフル)で音のエネルギーを抑えますが、マズルブレーキはガスの方向を変えてリコイルの反動や銃身の跳ね上がりを防止するもので、音は小さくなりません。
ということで、マズルブレーキは取締りの対象にならないと思います。
(あくまで筆者の解釈なので、この文章に基づいて行動した結果については、自己責任になります)
---------------------------------------
散弾銃に装着可能なマズルブレーキを探してみました。
チョークのネジを使うタイプ
Remington Tactical Muzzle Brake
http://www.choketube.com/choke-tube-style-details-R.php?tactical-muzzle-brake-choke-tubes&cts=25
Item #84020 Cylinder Diameter .730 $119.95
---------------------------------------
銃身の外側に取り付けるタイプ。
Grizzly Gunworks(GGW)
http://www.grizzlygunworks.com/muzzle-brakes.html
http://shop.grizzlygunworks.com/Remington-870-Magpul-Shotgun-Muzzle-Brake-12-Gauge-Clamp-On-870MAGPULMUZZLEBRAKE.htm
価格$225.00
リコイルを60%減らせるとか。
Defcon 1
Ghost Protocol
Grizzly
Hunter
デザインが4種類ありますが、ど性能が違うのかを具体的に示して欲しい。
レビュー記事
https://www.thetruthaboutguns.com/2014/04/joe-grine/gear-review-grizzly-gunworks-ltd-muzzle-brakes/
Witt Machine Clamp On Shotgun Brake
価格$115.00
銃身先端の外形と、先端部から1/2インチの場所を測るセミオーダー
https://www.wittmachine.net/clamp-on-brakes/
Kahntrol Solutions 価格:$ 149.95
https://kahntrol.com/clamp-on-muzzle-brake/
金属の切削加工が出来れば自分でも作れそうな気がしますが、高圧の発射ガスが抜ける形状や穴の配置など、設計ノウハウが難しそうです。
2019年6月追記。twitterを見ると、輸入して使っている人が数名いるようです。
跳ね上がりをかなり押さえている印象です。
サボット弾の場合、Grizzly Gunworksのマズルブレーキはサボットが干渉し、集弾に悪影響を与えるという情報がありました。
Witt MachineをAボルトで使っている人は大丈夫のようです。
ただし、Grizzly Gunworksは海外発送に対応していますが、Witt Machineは送ってくれないそうです。
-------------------------------------
装着することでデメリットもあります。
(1) 燃焼ガス(音)が前方に行かず、上や後ろに拡散するため、射手の感じる音は、むしろ大きくなります。
http://precisionrifleblog.com/2015/08/07/muzzle-brakes-sound-test/
デシベル数が10近く上がり、射手にとって2倍以上の騒音になるものもあります。
(2) 発射ガスが膨張する際にでリコイルが後ろ向き発生し、その後、ガスがマズルブレーキを通過して前向きの力が発生するため、スコープに瞬間的に前後の衝撃が加わります。
スコープにとっては、厳しい環境。
(3)長くなることで取り回しが悪くなり、全体重量が重くなる。
-------------------------------------
狩猟であれば1発で決まり、次弾を装填している間に逃げられる場合が多いです。
鳥を対象としないのであれば、スラッグ銃やサボット銃は将来的にライフルに置き換わると思います(許可が出るかは別問題として)
買い換えるのであれば、スラッグ銃にそこまで費用をかけてカスタムしなくてもいい。
ライフル所持までの10年間を充実させるには、それなりの精度と信頼性があれば十分。
それなりの基準が色々ですが、効果のハッキリしないものに2万円はちょっと高い。
サイレンサーかな?
ロシア・東欧のスラッグ射撃の器材が知りたいです。
リコイルを減らす方法の1つ、マズルブレーキ(muzzle brake)を調べてみました。
--------------------------------------
イギリスやアメリカの幾つかの州では、射手の聴覚保護のため、サプレッサー(Suppressor)、サイレンサー(Silencer)が装着可能です
日本の銃刀法では、消音器は装着はもちろん、所持も許可されていません。
銃砲刀剣類所持等取締法
(消音器等の所持の制限)
第十条の七 第四条第一項第一号の規定による許可を受けた者は、許可に係る猟銃又は空気銃に取り付けて使用することができる政令で定める消音器、弾倉又は替え銃身を所持してはならない。
銃砲刀剣類所持等取締法施行令
(所持を制限される消音器等)
第三十四条 法第十条の七 の政令で定める消音器、弾倉又は替え銃身は、それぞれ次に掲げるものとする。
一 消音器にあつては、専ら銃砲に取り付けて使用するもので、内閣府令で定めるもの
銃砲刀剣類所持等取締法施行規則
(消音器)
第八十九条 令第三十四条第一号 の内閣府令で定める消音器は、銃砲の発射音を減殺するために製作された器具で、消音効果のあるものとする。
--------------------------------------
銃関係の資料で出てくるコンペンセイター(Compensator)は、マズルブレーキの一種です。
http://www.saama-japan.com/howto/kyoka01.html
日本猟用資材工業会の資料
>消音装置のある銃は許可されない。もっぱら減音効果をあげるためのものを指し、パターン調整とか反動防止を目的としたポリチョークとかカッツコンペンセーターは構わない
--------------------------------------
サプレッサーは幾つかの密閉された部屋(バッフル)で音のエネルギーを抑えますが、マズルブレーキはガスの方向を変えてリコイルの反動や銃身の跳ね上がりを防止するもので、音は小さくなりません。
ということで、マズルブレーキは取締りの対象にならないと思います。
(あくまで筆者の解釈なので、この文章に基づいて行動した結果については、自己責任になります)
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散弾銃に装着可能なマズルブレーキを探してみました。
チョークのネジを使うタイプ
Remington Tactical Muzzle Brake
http://www.choketube.com/choke-tube-style-details-R.php?tactical-muzzle-brake-choke-tubes&cts=25
Item #84020 Cylinder Diameter .730 $119.95
---------------------------------------
銃身の外側に取り付けるタイプ。
Grizzly Gunworks(GGW)
http://www.grizzlygunworks.com/muzzle-brakes.html
http://shop.grizzlygunworks.com/Remington-870-Magpul-Shotgun-Muzzle-Brake-12-Gauge-Clamp-On-870MAGPULMUZZLEBRAKE.htm
価格$225.00
リコイルを60%減らせるとか。
Defcon 1
Ghost Protocol
Grizzly
Hunter
デザインが4種類ありますが、ど性能が違うのかを具体的に示して欲しい。
レビュー記事
https://www.thetruthaboutguns.com/2014/04/joe-grine/gear-review-grizzly-gunworks-ltd-muzzle-brakes/
Witt Machine Clamp On Shotgun Brake
価格$115.00
銃身先端の外形と、先端部から1/2インチの場所を測るセミオーダー
https://www.wittmachine.net/clamp-on-brakes/
Kahntrol Solutions 価格:$ 149.95
https://kahntrol.com/clamp-on-muzzle-brake/
金属の切削加工が出来れば自分でも作れそうな気がしますが、高圧の発射ガスが抜ける形状や穴の配置など、設計ノウハウが難しそうです。
2019年6月追記。twitterを見ると、輸入して使っている人が数名いるようです。
跳ね上がりをかなり押さえている印象です。
サボット弾の場合、Grizzly Gunworksのマズルブレーキはサボットが干渉し、集弾に悪影響を与えるという情報がありました。
Witt MachineをAボルトで使っている人は大丈夫のようです。
ただし、Grizzly Gunworksは海外発送に対応していますが、Witt Machineは送ってくれないそうです。
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装着することでデメリットもあります。
(1) 燃焼ガス(音)が前方に行かず、上や後ろに拡散するため、射手の感じる音は、むしろ大きくなります。
http://precisionrifleblog.com/2015/08/07/muzzle-brakes-sound-test/
デシベル数が10近く上がり、射手にとって2倍以上の騒音になるものもあります。
(2) 発射ガスが膨張する際にでリコイルが後ろ向き発生し、その後、ガスがマズルブレーキを通過して前向きの力が発生するため、スコープに瞬間的に前後の衝撃が加わります。
スコープにとっては、厳しい環境。
(3)長くなることで取り回しが悪くなり、全体重量が重くなる。
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狩猟であれば1発で決まり、次弾を装填している間に逃げられる場合が多いです。
鳥を対象としないのであれば、スラッグ銃やサボット銃は将来的にライフルに置き換わると思います(許可が出るかは別問題として)
買い換えるのであれば、スラッグ銃にそこまで費用をかけてカスタムしなくてもいい。
ライフル所持までの10年間を充実させるには、それなりの精度と信頼性があれば十分。
それなりの基準が色々ですが、効果のハッキリしないものに2万円はちょっと高い。
ラトビアのスラッグ射撃やランニングボア競技で、何かを銃口部に付けています。
https://youtu.be/3qWjQoU-O18?t=21sサイレンサーかな?
ロシア・東欧のスラッグ射撃の器材が知りたいです。
2017年6月25日日曜日
Randyさんの持ち物
モンタナ州のプロハンター、Randy Newbergさんの熊撃ち向けの持ち物紹介。
https://www.youtube.com/watch?v=P9cKDdOBZzo
Youtubeの動画を1つの画面で開きつつ、別の画面で製品へのリンクを開くと便利です。
多くのブラウザの場合、マウスのホイールを押し込むと、新しいタブが開きます。
FHF Gear BINO HARNESS(双眼鏡入れ)
http://fhfgear.com/hunting/bino-harness/
リューポルドのプロトタイプ双眼鏡
Rocky Mountain Predator Call
http://buglingbull.com/shop/predator-calls/406-distemper-predator-call/
右に入っているのがwing tracker。
風向きを確認する粉です。
レンジファインダーはLeupold Optics RX-1200i TBR
https://www.leupold.com/hunting-shooting/rangefinders/rx-rangefinders/rx-1200i-tbr-with-dna-digital-laser-rangefinder/
ザックはミステリーランチ(Mystery Ranch)Metcalf
http://www.mysteryranch.com/metcalf-pack-ex
三脚もリューポルド
おそらくカーボン製の2.5ポンド(1.13kg)
https://www.leupold.com/hunting-shooting/pro-gear/pro-gear-equipment/carbon-fiber-tripod-kit/
カメラや大きな双眼鏡を固定するクイックシューを利用。
トレッキングポールはLEKI。
柄がコルクで、スピードロックのモデル。CORKLITEかな?
https://www.leki.com/us/trekking/poles/2762/corklite-dss/?c=708
GPSはガーミンのmontana 600
https://buy.garmin.com/en-US/US/p/75226
GPSを入れているのは、FHF Gearのポーチ
スマートフォンにはonXmapsを入れている。
https://play.google.com/store/apps/details?id=onxmaps.hunt
ベアスプレーもFHF Gearのホルスターに入れている。
http://fhfgear.com/hunting/bear-spray-holster/
銃はhowa1500Alpine Mountain Rifle
https://www.legacysports.com/catalog/howa/howa-alpine-mountain-rifle/
スコープはリューポルドVX-6HD 2-12x42mm
https://www.leupold.com/hunting-shooting/scopes/vx-6hd-riflescopes/vx-6hd-2-12x42mm-30mm-cds-zl2/
弾はNoslerAccuBond 140 Grain 7mm-08
Trophy Gradeの既成弾
座布団は近所のガーデンストアで買ったもの。
高倍率の双眼鏡はリューポルドの15x56 BX-5 SANTIAM
https://www.leupold.com/hunting-shooting/binoculars/bx-5-santiam-hd/
さらに遠い場合はリューポルドの60mm spotter
おそらくこれ。GR 12-40x60mm HD
https://www.leupold.com/hunting-shooting/spotting-scopes/gr-spotting-scopes/gr-12-40x60mm-hd/
カメラはニコンのCOOLPIX P900
2000 mm相当の光学83倍の超望遠ズーム
http://www.nikon-image.com/products/compact/lineup/p900/
雨具はsitka
https://www.sitkagear.com/products/big-game-subalpine/jackets-vests/
puffy coat もsitka Kelvin light version
https://www.sitkagear.com/products/big-game-subalpine/jackets-vests/kelvin-active-jacket
肉を入れるゲームパックはCaribou Gear Game Bags
http://www.biggamebags.com/products.html
粘着テープ(電工テープ)とパラシュートコード
ナイフはGerber Gator premium のガットフック付き
http://www.gerbergear.com/Knives/Fixed/Gator-Premium-Fixed-Gut-Hook_30-001082
替刃式のGerber VITAL 。幾つかモデルがあるが不明
http://www.gerbergear.com/Activity/HUNT?SearchText=&force_type=&tool_type=Knives+category
解体用ラテックスグローブ
ビニール袋
トイレットペーパー
浄水タブレットAquamira
https://www.amazon.com/Aquamira-Water-Treatment-Drops-1oz/dp/B016DSCYUQ
ファーストエイドとして包帯
Moleskinはテーピング的なもの?
https://www.amazon.com/First-Aid-Only-Moleskin-Protection/dp/B00N3BPRKQ
ファイヤースターター、ウインドプルーフライター、
火起こしの補助材
Ignite-O Instant Fire Starter
https://www.amazon.com/dp/B00FXY8YYW/J9BF5ZTDW2XGRW
使い方の動画
https://youtu.be/LeeLUK8z1q8?t=2m
trioxane(トライオキシン:1,3,5-トリオキサン)の燃料
ヘッドランプを3つ。ペツル、ブラックダイヤモンド、Brunton
電池は別体タイプではない。
撮影のために木にくくりつける。
ガーバーのマルチプライヤー、ビットが付いているもの。
弾はライフルに3個と予備10個
チョコレートバーのスニッカーズ2個
電池はEnergizer Lithium (エナジャイザー リチウム)GPSなどに使う
ライセンスやペン。結束バンド
小さいドライバックにカメラ用電池、SDカード
グラノーラバー(エネルギーバー)
プラティパスのハイドレーション。
ビッグジップの2Lか3L
https://www.e-mot.co.jp/platypus/product.asp?id=388
https://www.youtube.com/watch?v=P9cKDdOBZzo
Youtubeの動画を1つの画面で開きつつ、別の画面で製品へのリンクを開くと便利です。
多くのブラウザの場合、マウスのホイールを押し込むと、新しいタブが開きます。
FHF Gear BINO HARNESS(双眼鏡入れ)
http://fhfgear.com/hunting/bino-harness/
リューポルドのプロトタイプ双眼鏡
Rocky Mountain Predator Call
http://buglingbull.com/shop/predator-calls/406-distemper-predator-call/
右に入っているのがwing tracker。
風向きを確認する粉です。
レンジファインダーはLeupold Optics RX-1200i TBR
https://www.leupold.com/hunting-shooting/rangefinders/rx-rangefinders/rx-1200i-tbr-with-dna-digital-laser-rangefinder/
ザックはミステリーランチ(Mystery Ranch)Metcalf
http://www.mysteryranch.com/metcalf-pack-ex
三脚もリューポルド
おそらくカーボン製の2.5ポンド(1.13kg)
https://www.leupold.com/hunting-shooting/pro-gear/pro-gear-equipment/carbon-fiber-tripod-kit/
カメラや大きな双眼鏡を固定するクイックシューを利用。
トレッキングポールはLEKI。
柄がコルクで、スピードロックのモデル。CORKLITEかな?
https://www.leki.com/us/trekking/poles/2762/corklite-dss/?c=708
GPSはガーミンのmontana 600
https://buy.garmin.com/en-US/US/p/75226
GPSを入れているのは、FHF Gearのポーチ
スマートフォンにはonXmapsを入れている。
https://play.google.com/store/apps/details?id=onxmaps.hunt
ベアスプレーもFHF Gearのホルスターに入れている。
http://fhfgear.com/hunting/bear-spray-holster/
銃はhowa1500Alpine Mountain Rifle
https://www.legacysports.com/catalog/howa/howa-alpine-mountain-rifle/
スコープはリューポルドVX-6HD 2-12x42mm
https://www.leupold.com/hunting-shooting/scopes/vx-6hd-riflescopes/vx-6hd-2-12x42mm-30mm-cds-zl2/
弾はNoslerAccuBond 140 Grain 7mm-08
Trophy Gradeの既成弾
座布団は近所のガーデンストアで買ったもの。
高倍率の双眼鏡はリューポルドの15x56 BX-5 SANTIAM
https://www.leupold.com/hunting-shooting/binoculars/bx-5-santiam-hd/
さらに遠い場合はリューポルドの60mm spotter
おそらくこれ。GR 12-40x60mm HD
https://www.leupold.com/hunting-shooting/spotting-scopes/gr-spotting-scopes/gr-12-40x60mm-hd/
カメラはニコンのCOOLPIX P900
2000 mm相当の光学83倍の超望遠ズーム
http://www.nikon-image.com/products/compact/lineup/p900/
雨具はsitka
https://www.sitkagear.com/products/big-game-subalpine/jackets-vests/
puffy coat もsitka Kelvin light version
https://www.sitkagear.com/products/big-game-subalpine/jackets-vests/kelvin-active-jacket
肉を入れるゲームパックはCaribou Gear Game Bags
http://www.biggamebags.com/products.html
粘着テープ(電工テープ)とパラシュートコード
ナイフはGerber Gator premium のガットフック付き
http://www.gerbergear.com/Knives/Fixed/Gator-Premium-Fixed-Gut-Hook_30-001082
替刃式のGerber VITAL 。幾つかモデルがあるが不明
http://www.gerbergear.com/Activity/HUNT?SearchText=&force_type=&tool_type=Knives+category
解体用ラテックスグローブ
ビニール袋
トイレットペーパー
浄水タブレットAquamira
https://www.amazon.com/Aquamira-Water-Treatment-Drops-1oz/dp/B016DSCYUQ
ファーストエイドとして包帯
Moleskinはテーピング的なもの?
https://www.amazon.com/First-Aid-Only-Moleskin-Protection/dp/B00N3BPRKQ
ファイヤースターター、ウインドプルーフライター、
火起こしの補助材
Ignite-O Instant Fire Starter
https://www.amazon.com/dp/B00FXY8YYW/J9BF5ZTDW2XGRW
使い方の動画
https://youtu.be/LeeLUK8z1q8?t=2m
trioxane(トライオキシン:1,3,5-トリオキサン)の燃料
ヘッドランプを3つ。ペツル、ブラックダイヤモンド、Brunton
電池は別体タイプではない。
撮影のために木にくくりつける。
ガーバーのマルチプライヤー、ビットが付いているもの。
弾はライフルに3個と予備10個
チョコレートバーのスニッカーズ2個
電池はEnergizer Lithium (エナジャイザー リチウム)GPSなどに使う
ライセンスやペン。結束バンド
小さいドライバックにカメラ用電池、SDカード
グラノーラバー(エネルギーバー)
プラティパスのハイドレーション。
ビッグジップの2Lか3L
https://www.e-mot.co.jp/platypus/product.asp?id=388
2017年6月24日土曜日
有害鳥獣駆除の巻き狩りに参加
有害鳥獣駆除は、自治体ごとにルールが異なります。
・数年の銃猟経験を必要とする
・地元猟友会の分会に所属していることが条件
という参加のハードルが高い場所から、住民票がそこに無くとも参加可能な場所まで色々です。
今住んでいる地域は、猟期以外は単独の銃による有害駆除が禁止されているので、銃を使うのならば、猟友会分会の行う巻き狩りに参加するしかありません。
他の地区からの応援も合わせた、20人規模の巻き狩りに参加してきました。
有害鳥獣駆除や管理捕獲では、アマチュア無線は使えませんので、簡易デジタル無線を使います。
無線を借りることができました。
個人負担が無くて助かります。
-----------------------------------
巻き狩りの範囲は800m四方ぐらい。
タツマとして配置し、勢子や犬が入るのを待ちます。
単独猟では鹿の跡を追跡し、物音を立てないように歩き、周囲を警戒します。
巻き狩りでは獣道が見える場所で、気配を消して木化けして待ち、鹿が出てくるのに備えます。
結果はグループで12頭。
捕獲努力量あたりの成果CPUE(Catch per unit effort)は0.45でした。
投入した労働力に対して、成果がいまいちな気もしますが、こんなものかな?
地域やチーム構成によって異なると思いますが、巻き狩りにおけるSPUEの平均値が知りたいです。
良い成果を上げるチームのコツを学びたいし、それには何をもって「良い」とするかの指標が必要なのでは。
-----------------------------------
地形や獣道を把握し、動物の動きを予測、タツマを配置するリーダーは大変です。
タツマも撃ち損じればミスとなります。
グループならではの連携や技術もありますが、責任感がちょっと重い。
巻き狩りは射手の人数がいて、犬がいないとできません。
常に引っ越し続ける転勤族は、巻き狩りの主体にはなり得ません。
自分は、じっと待つより、歩き続けるほうが性に合っています。
単独猟であれば、猟場選びから成果まで自分自身の責任になり、ある意味気軽です。
また、狩猟技術としても、個人で完結するのが、転勤族に合っています。
有害鳥獣駆除のシーズンは巻き狩りを手伝うとして、有害でも猟期でも無い時期は、射撃の腕を上げ、体力を作らなくては。
・数年の銃猟経験を必要とする
・地元猟友会の分会に所属していることが条件
という参加のハードルが高い場所から、住民票がそこに無くとも参加可能な場所まで色々です。
今住んでいる地域は、猟期以外は単独の銃による有害駆除が禁止されているので、銃を使うのならば、猟友会分会の行う巻き狩りに参加するしかありません。
他の地区からの応援も合わせた、20人規模の巻き狩りに参加してきました。
有害鳥獣駆除や管理捕獲では、アマチュア無線は使えませんので、簡易デジタル無線を使います。
無線を借りることができました。
個人負担が無くて助かります。
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巻き狩りの範囲は800m四方ぐらい。
タツマとして配置し、勢子や犬が入るのを待ちます。
単独猟では鹿の跡を追跡し、物音を立てないように歩き、周囲を警戒します。
巻き狩りでは獣道が見える場所で、気配を消して木化けして待ち、鹿が出てくるのに備えます。
結果はグループで12頭。
捕獲努力量あたりの成果CPUE(Catch per unit effort)は0.45でした。
投入した労働力に対して、成果がいまいちな気もしますが、こんなものかな?
地域やチーム構成によって異なると思いますが、巻き狩りにおけるSPUEの平均値が知りたいです。
良い成果を上げるチームのコツを学びたいし、それには何をもって「良い」とするかの指標が必要なのでは。
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地形や獣道を把握し、動物の動きを予測、タツマを配置するリーダーは大変です。
タツマも撃ち損じればミスとなります。
グループならではの連携や技術もありますが、責任感がちょっと重い。
巻き狩りは射手の人数がいて、犬がいないとできません。
常に引っ越し続ける転勤族は、巻き狩りの主体にはなり得ません。
自分は、じっと待つより、歩き続けるほうが性に合っています。
単独猟であれば、猟場選びから成果まで自分自身の責任になり、ある意味気軽です。
また、狩猟技術としても、個人で完結するのが、転勤族に合っています。
有害鳥獣駆除のシーズンは巻き狩りを手伝うとして、有害でも猟期でも無い時期は、射撃の腕を上げ、体力を作らなくては。
2017年6月23日金曜日
肉のミンチ機械
月間「少年エース」で連載している漫画「東京カリニク銃砲隊」の2017年6月号では、2000円程度のミンサーを描いていました。
こちらの商品でしょうか?
貝印 ヘルシーミンサー DK-0580 2,100円
出口の大きさが決まっているので筋があると引っかかる可能性がありますが、試しに買える値段なのが良いですね。
我が家では、こちらの機械を使っています。
YAMAMOTO マルチスピードミキサー Master Cut MM41レッド YE-MM41R 12,000円
ざっくり3cm幅ぐらいに肉を切ってから機械にかけてしまえば、それなりのミンチになります。
スネなどの筋はミンチにならない場合もありますが、最後に除けばいいです。
蓋を押し付けると機械が動くので、荒挽きなどの調節もできます。
鹿ミンチを餃子に入れるなど、料理の幅が広がったように思います。
野菜のみじん切りや、果物と氷を入れてスムージー的なものも作れます。
こちらの商品でしょうか?
貝印 ヘルシーミンサー DK-0580 2,100円
出口の大きさが決まっているので筋があると引っかかる可能性がありますが、試しに買える値段なのが良いですね。
我が家では、こちらの機械を使っています。
YAMAMOTO マルチスピードミキサー Master Cut MM41レッド YE-MM41R 12,000円
ざっくり3cm幅ぐらいに肉を切ってから機械にかけてしまえば、それなりのミンチになります。
スネなどの筋はミンチにならない場合もありますが、最後に除けばいいです。
蓋を押し付けると機械が動くので、荒挽きなどの調節もできます。
鹿ミンチを餃子に入れるなど、料理の幅が広がったように思います。
野菜のみじん切りや、果物と氷を入れてスムージー的なものも作れます。
2017年6月22日木曜日
若い人の育成
隣町の山に登った際、若い役場職員と話す機会がありました。
狩猟について聞きましたが、いまいちイメージができない様子。
自分は転勤族なので、地域の有害鳥獣対策の主体とはなりえません。
あくまで自分の回りで見た印象ですが、地域の鳥獣害対策の戦力となったり、狩猟技術を引き継ぎ、将来指導側になるような人は、あまりいない印象です
高齢化も進んでいて、10年後を考えると、巻き狩りができないような人数しか残っていないような感じを受けます。
ざっくりと若い人の育成を考えてみました。
--------------------------------
(1)もうちょっと踏み込んだ体験の場の設定
環境省主催のイベントや、ネット上の情報が増えたことで、入り口部分は広がったと思います。
シンポジウムやフォーラムでは模擬銃や罠を触る程度で終わってしまいます。
さらに踏み込んだ、具体的な体験や情報が足りていないのでは。
・一方的に話を聞くのではなく、現役猟師さんと受け答えする場を作る(リアルでもネットでも可)
・解体体験
・一緒に山を歩く
銃があるとリスク管理や保険が難しそうなので、カメラを持って歩くだけでも良い。
・罠猟への同行。
解体に関しては、見てみないと乗り越えられるか分かりません。
自分の場合、Youtubeの解体動画を見て、いきなり単独猟で鹿を解体しましたが、それが万人に通用するとは思えない。
--------------------------------
(2)若い人はお金の余裕がない
20万円を用意する覚悟がなければ、その先何年も銃を維持できないという話の持っていき方も分かります。
しかし、ガンロッカーで2万円、装弾ロッカーで1万円という値段は、ちょっと尻込みしてしまいます。
引退した人の中古ロッカーをどこかに集めておくか、情報を集めておき、新規加入者に斡旋するのはどうか。
県の猟友会費や有害鳥獣駆除の報酬の一部を、若い人の練習費用や、予備講習に充てるのも有りかと思います。
埼玉県では予備講習の受講料は無料です。
https://blogs.yahoo.co.jp/howagunex/32181203.html
大分県では狩猟税を免除する方向です。
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2016/09/17/JD0054934059
--------------------------------
(3)有害鳥獣駆除や管理捕獲へ参加する門戸を広げる
猟期だけでは、なかなか実践経験が積めないので、若い人が参加しやすいような状況を作って欲しい。
生臭い話になりますが、有害鳥獣駆除に参加すると、狩猟税が半額になり、更新時の技能講習も免除されます。
年間3日間ぐらい出動すれば、元はとれる感じです。
有害鳥獣駆除は自治体や猟友会ごとにルールが違います。
新規加入や転入者が、猟期前に有害に参加できるのが理想です。
現場に出るには射撃場で技量を見たり、グループに向くかの判断する場が必要になりますが、まずは門前払いしないで欲しい。
--------------------------------
(4)違う町への有害鳥獣駆除への参加
地方であっても、車で1時間の範囲に、いくつも自治体があります。
住んでいる自治体が違うと、有害鳥獣駆除への参加は難しいです。
都市部の銃所持者の場合、猟期に狩猟に行くことはあっても、有害鳥獣駆除に参加している人は、なかなかいないのでは。
住んでいない場所の有害鳥獣駆除に助っ人として参加する機会があれば、ありがたいです。
参加する人の技量や装備、性格が分からなければ猟グループの安全性が担保されなかったり、ナワバリ的な物もあります。
地元の狩猟グループが認めた人であれば、参加できる仕組みがあると良いのでは。
狩猟ができる人材を、郡や県、近県など、広い範囲で考えて欲しい。
--------------------------------
(5)休日対応を増やす
お役所仕事なので難しいですが、手続きの度に休みをとるのは、勤め人にはちょっと厳しい。
郵送での受付や、代理人による受付、収入証紙以外の納付など、柔軟な対応を希望します。
---------------------------------------------
最近の流れとして、農家さんが自衛のために罠免許を取る傾向があります。
それはそれとして、山奥にいる鹿の個体数をコントロールや、鳥の駆除には、銃が一定数必要です。
年間200頭以上獲るような凄腕ハンターも必要ですが、そういった高い技術があったり、年間稼働日数の多い人に地域の鳥獣害防止を任せるのは、人数的に無理があります。
「農具としての銃」として、また、凄腕ハンターを生み出す土壌として、個体数調整事業に協力できる一般ハンターの数を維持する視点は必要です。
年間10日ぐらい有害鳥獣駆除に出動すれば、銃や狩猟免許の維持費ぐらいは貰える、という感じが理想的です。
県、町、猟友会とそれぞれ縦割りで、うまく連動していないもどかしさを感じます。
---------------------------------------------
鳥獣害対策という点では、引越しをせず、地域の問題としてとらえることができる役場職員が最適なのかもしれません。
役場の規模として鳥獣専門ポストを配置するのは難しいですが、職員の銃の取得をサポートしたり、公務として有害鳥獣駆除に従事するのもありえるのでは。
例えば北海道庁では狩猟免許持ちの職員が、直接の担当ではなくとも、公務として鳥獣業務に当たる制度があるそうです。
http://hunt-memo.blogspot.jp/2015/01/blog-post_29.html
もしくは、消防団員のようにな扱いで、日当を支給する準公務員ハンターがいてもいいのでは。
狩猟について聞きましたが、いまいちイメージができない様子。
自分は転勤族なので、地域の有害鳥獣対策の主体とはなりえません。
あくまで自分の回りで見た印象ですが、地域の鳥獣害対策の戦力となったり、狩猟技術を引き継ぎ、将来指導側になるような人は、あまりいない印象です
高齢化も進んでいて、10年後を考えると、巻き狩りができないような人数しか残っていないような感じを受けます。
ざっくりと若い人の育成を考えてみました。
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(1)もうちょっと踏み込んだ体験の場の設定
環境省主催のイベントや、ネット上の情報が増えたことで、入り口部分は広がったと思います。
シンポジウムやフォーラムでは模擬銃や罠を触る程度で終わってしまいます。
さらに踏み込んだ、具体的な体験や情報が足りていないのでは。
・一方的に話を聞くのではなく、現役猟師さんと受け答えする場を作る(リアルでもネットでも可)
・解体体験
・一緒に山を歩く
銃があるとリスク管理や保険が難しそうなので、カメラを持って歩くだけでも良い。
・罠猟への同行。
解体に関しては、見てみないと乗り越えられるか分かりません。
自分の場合、Youtubeの解体動画を見て、いきなり単独猟で鹿を解体しましたが、それが万人に通用するとは思えない。
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(2)若い人はお金の余裕がない
20万円を用意する覚悟がなければ、その先何年も銃を維持できないという話の持っていき方も分かります。
しかし、ガンロッカーで2万円、装弾ロッカーで1万円という値段は、ちょっと尻込みしてしまいます。
引退した人の中古ロッカーをどこかに集めておくか、情報を集めておき、新規加入者に斡旋するのはどうか。
県の猟友会費や有害鳥獣駆除の報酬の一部を、若い人の練習費用や、予備講習に充てるのも有りかと思います。
埼玉県では予備講習の受講料は無料です。
https://blogs.yahoo.co.jp/howagunex/32181203.html
大分県では狩猟税を免除する方向です。
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2016/09/17/JD0054934059
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(3)有害鳥獣駆除や管理捕獲へ参加する門戸を広げる
猟期だけでは、なかなか実践経験が積めないので、若い人が参加しやすいような状況を作って欲しい。
生臭い話になりますが、有害鳥獣駆除に参加すると、狩猟税が半額になり、更新時の技能講習も免除されます。
年間3日間ぐらい出動すれば、元はとれる感じです。
有害鳥獣駆除は自治体や猟友会ごとにルールが違います。
新規加入や転入者が、猟期前に有害に参加できるのが理想です。
現場に出るには射撃場で技量を見たり、グループに向くかの判断する場が必要になりますが、まずは門前払いしないで欲しい。
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(4)違う町への有害鳥獣駆除への参加
地方であっても、車で1時間の範囲に、いくつも自治体があります。
住んでいる自治体が違うと、有害鳥獣駆除への参加は難しいです。
都市部の銃所持者の場合、猟期に狩猟に行くことはあっても、有害鳥獣駆除に参加している人は、なかなかいないのでは。
住んでいない場所の有害鳥獣駆除に助っ人として参加する機会があれば、ありがたいです。
参加する人の技量や装備、性格が分からなければ猟グループの安全性が担保されなかったり、ナワバリ的な物もあります。
地元の狩猟グループが認めた人であれば、参加できる仕組みがあると良いのでは。
狩猟ができる人材を、郡や県、近県など、広い範囲で考えて欲しい。
--------------------------------
(5)休日対応を増やす
お役所仕事なので難しいですが、手続きの度に休みをとるのは、勤め人にはちょっと厳しい。
郵送での受付や、代理人による受付、収入証紙以外の納付など、柔軟な対応を希望します。
---------------------------------------------
最近の流れとして、農家さんが自衛のために罠免許を取る傾向があります。
それはそれとして、山奥にいる鹿の個体数をコントロールや、鳥の駆除には、銃が一定数必要です。
年間200頭以上獲るような凄腕ハンターも必要ですが、そういった高い技術があったり、年間稼働日数の多い人に地域の鳥獣害防止を任せるのは、人数的に無理があります。
「農具としての銃」として、また、凄腕ハンターを生み出す土壌として、個体数調整事業に協力できる一般ハンターの数を維持する視点は必要です。
年間10日ぐらい有害鳥獣駆除に出動すれば、銃や狩猟免許の維持費ぐらいは貰える、という感じが理想的です。
県、町、猟友会とそれぞれ縦割りで、うまく連動していないもどかしさを感じます。
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鳥獣害対策という点では、引越しをせず、地域の問題としてとらえることができる役場職員が最適なのかもしれません。
役場の規模として鳥獣専門ポストを配置するのは難しいですが、職員の銃の取得をサポートしたり、公務として有害鳥獣駆除に従事するのもありえるのでは。
例えば北海道庁では狩猟免許持ちの職員が、直接の担当ではなくとも、公務として鳥獣業務に当たる制度があるそうです。
http://hunt-memo.blogspot.jp/2015/01/blog-post_29.html
もしくは、消防団員のようにな扱いで、日当を支給する準公務員ハンターがいてもいいのでは。
2017年6月21日水曜日
鋸で骨を切る
鹿の胸骨を切るのに、鋸を使っている人がいました。
厚めのナイフでも割れますが、鋸の方が手早い印象です。
海外では狩猟向けのBone Sawがあります。
Gerber Vital Pack Saw [31-002741]$12.08
https://www.amazon.com/dp/B00I9Y75NY/
Mossy Oak Mini Saw $5.99
https://www.amazon.com/dp/B0083ZZH0M/
Gerber Myth Fixed Blade Saw [31-002094]$18.74
https://www.amazon.com/dp/B00CJJARQM/
6~20ドル程度と安いですが、海外から取り寄せると、送料の方が高くついてしまいそう。
ホームセンターで買った折りたたみ鋸で骨を切ったことがありますが、ピッチが荒く、食い込みが悪かったです。
----------------------------------------------
実際に使っているのを見たのは、パイプソーでした。
刃のピッチが1.5mmと細かく、刃厚0.6mm、切り幅0.9mmと薄い。1,014円
ピッチなどの説明はこちら。
寸何枚目というのは、一寸(30.3mm)に鋸目が幾つあるかという表記で、数字が多いほどピッチが細かい
ピッチ1.5mmというのは、20枚目相当
しかし、全長240mmは携帯するには長い。
Z ライフソー竹プラ 175S 1,014円
のこぎり板厚:0.5mm。
ピッチ:1.5mm 切幅:0.8mm 刃渡り:180mm。
こちらの方が携帯しやすいか?
-----------------------------------------------------------------------
折り畳みで、ピッチが細かいものを探してみました
シルキー ポケットボーイ細目 切幅0.9mm20枚目 折込時170mm
https://www.silky.jp/items/342-13.html
実売1,627円
----------------------------------------------
SK11 替刃式折込鋸 刃渡り 120mm サイディング用 S120-S ¥ 1,210
板厚:0.6mm寸20枚目
----------------------------------------------
SK11 替刃式折込鋸 刃渡り 120mm 樹脂用 S120-J ¥ 1,624
刃渡り:120mm。板厚:0.6mm寸20枚目
----------------------------------------------
SK11 替刃式折込鋸 刃渡り 120mm 竹挽き用 S120-T ¥ 1,210
板厚:0.6mm寸18枚目
----------------------------------------------
SK11 替刃式折込鋸 刃渡り 120mm ダボ切 細工用 S120-DB 1,225円
刃渡り:120mm。刃厚:0.4mm。目数:26枚目
1000~1600円程度なので、とりあえず買ってみたい。
(関連記事:折りたたみ鋸の歯を細目に交換)
厚めのナイフでも割れますが、鋸の方が手早い印象です。
海外では狩猟向けのBone Sawがあります。
Gerber Vital Pack Saw [31-002741]$12.08
https://www.amazon.com/dp/B00I9Y75NY/
Mossy Oak Mini Saw $5.99
https://www.amazon.com/dp/B0083ZZH0M/
Gerber Myth Fixed Blade Saw [31-002094]$18.74
https://www.amazon.com/dp/B00CJJARQM/
6~20ドル程度と安いですが、海外から取り寄せると、送料の方が高くついてしまいそう。
ホームセンターで買った折りたたみ鋸で骨を切ったことがありますが、ピッチが荒く、食い込みが悪かったです。
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実際に使っているのを見たのは、パイプソーでした。
刃のピッチが1.5mmと細かく、刃厚0.6mm、切り幅0.9mmと薄い。1,014円
ピッチなどの説明はこちら。
寸何枚目というのは、一寸(30.3mm)に鋸目が幾つあるかという表記で、数字が多いほどピッチが細かい
ピッチ1.5mmというのは、20枚目相当
しかし、全長240mmは携帯するには長い。
Z ライフソー竹プラ 175S 1,014円
のこぎり板厚:0.5mm。
ピッチ:1.5mm 切幅:0.8mm 刃渡り:180mm。
こちらの方が携帯しやすいか?
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折り畳みで、ピッチが細かいものを探してみました
シルキー ポケットボーイ細目 切幅0.9mm20枚目 折込時170mm
https://www.silky.jp/items/342-13.html
実売1,627円
SK11 替刃式折込鋸 刃渡り 120mm サイディング用 S120-S ¥ 1,210
板厚:0.6mm寸20枚目
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SK11 替刃式折込鋸 刃渡り 120mm 樹脂用 S120-J ¥ 1,624
刃渡り:120mm。板厚:0.6mm寸20枚目
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SK11 替刃式折込鋸 刃渡り 120mm 竹挽き用 S120-T ¥ 1,210
板厚:0.6mm寸18枚目
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SK11 替刃式折込鋸 刃渡り 120mm ダボ切 細工用 S120-DB 1,225円
刃渡り:120mm。刃厚:0.4mm。目数:26枚目
1000~1600円程度なので、とりあえず買ってみたい。
(関連記事:折りたたみ鋸の歯を細目に交換)
2017年6月20日火曜日
薪を作ってみた
鉛を溶かしたい → 電気炉が使えない → 原始的に木を燃やして熱源にしようという流れです。
手斧・鋸・鉈などの道具は、林業系の知り合いが倉庫を壊す際に譲ってもらったものや、これまで集めたもの。
鉈は薪割りに向いている両刃(鞘無し)
今回、新たに揃えた道具は、ダイソーで買った100円のゴムハンマーのみ。
やたらとゴム臭く、洗剤で洗い、何日か雨ざらししても臭いが取れない。
地主に断った上で、枝や落ちている木を拾ってきました。
チェーンソーが無いので手鋸で切りましたが、なかなか手間が掛かります。
直径15cmぐらいのナラ系の木も拾ってきました。
薪ストーブ的には硬い広葉樹は良い燃料ですが、切ったり割ったりの加工はしにくい。
-----------------------------------------
【小さい薪を作るコツなど】
・刃物をちょっと食い込ませてから、薪を台に打ちつけるのが基本。
慣れていないこともあり、自分で左手を切りそうになった。
刃物がいく可能性のある手には、必ず手袋をする。
・左手に鉈を持って薪の上に置き、右手のゴムハンマーで叩いた方が安全。
金属ハンマーだと、鉈の背が凹んでしまいます。
・ゴムバンドなどで薪をまとめてから一気に割る方法があります。
小さい薪でも、同様な方法でやれば効率が上がったかも。
・鉈が滑ると、無駄に握力を消耗する。
柄にテニスのグリップテープなどを巻くか、やすりで表面を荒らして滑り止めをつけるべきだった。
・手斧やハンマーは久しぶりに使うと、木の柄が緩んでいる場合がある。
クサビを確認し、水を含ませて(木に水を吸わせて)抜けないようにする。
・ウッドストーブに入る薪は、長さ13cm以下と短い。
このサイズでは樹種による持ちの良し悪しも分からないので、割りやすい針葉樹の方が良さそう。
・家のベランダでも作業してみたが、小割りとは言え、音や振動が出ます。
下が土で、その上に手頃な丸太を台にするのは、意味がある。
コンクリの上で薪割りすると、反動で手が疲れると思う。
-----------------------------------------
今回の作業で、段ボール2箱分ぐらいの薪を確保しました。
ウッドストーブに投入できるサイズが限定されるので、薪としては小さい。
鉛を溶かすために遠い回り道をしていますが、過程も楽しんでいるので、あまり苦になりません。
手斧・鋸・鉈などの道具は、林業系の知り合いが倉庫を壊す際に譲ってもらったものや、これまで集めたもの。
鉈は薪割りに向いている両刃(鞘無し)
今回、新たに揃えた道具は、ダイソーで買った100円のゴムハンマーのみ。
やたらとゴム臭く、洗剤で洗い、何日か雨ざらししても臭いが取れない。
地主に断った上で、枝や落ちている木を拾ってきました。
チェーンソーが無いので手鋸で切りましたが、なかなか手間が掛かります。
直径15cmぐらいのナラ系の木も拾ってきました。
薪ストーブ的には硬い広葉樹は良い燃料ですが、切ったり割ったりの加工はしにくい。
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【小さい薪を作るコツなど】
・刃物をちょっと食い込ませてから、薪を台に打ちつけるのが基本。
慣れていないこともあり、自分で左手を切りそうになった。
刃物がいく可能性のある手には、必ず手袋をする。
・左手に鉈を持って薪の上に置き、右手のゴムハンマーで叩いた方が安全。
金属ハンマーだと、鉈の背が凹んでしまいます。
・ゴムバンドなどで薪をまとめてから一気に割る方法があります。
小さい薪でも、同様な方法でやれば効率が上がったかも。
・鉈が滑ると、無駄に握力を消耗する。
柄にテニスのグリップテープなどを巻くか、やすりで表面を荒らして滑り止めをつけるべきだった。
・手斧やハンマーは久しぶりに使うと、木の柄が緩んでいる場合がある。
クサビを確認し、水を含ませて(木に水を吸わせて)抜けないようにする。
・ウッドストーブに入る薪は、長さ13cm以下と短い。
このサイズでは樹種による持ちの良し悪しも分からないので、割りやすい針葉樹の方が良さそう。
・家のベランダでも作業してみたが、小割りとは言え、音や振動が出ます。
下が土で、その上に手頃な丸太を台にするのは、意味がある。
コンクリの上で薪割りすると、反動で手が疲れると思う。
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今回の作業で、段ボール2箱分ぐらいの薪を確保しました。
ウッドストーブに投入できるサイズが限定されるので、薪としては小さい。
鉛を溶かすために遠い回り道をしていますが、過程も楽しんでいるので、あまり苦になりません。
2017年6月19日月曜日
隣町の山に登る
ローカルな繋がりで、隣町の登山道点検に参加してきました。
頂上付近にも鹿の気配はありますが、アクセスが悪すぎる。
有害鳥獣捕獲で林道沿いに罠が仕掛けられており、何度か獲物を引きずった痕跡もありました。
ワラビが多かったり、鹿の嫌いな植生が目立つことからも、それなりの生息密度があるようです。
午後2時頃、かなり下りてきた1~2合目付近で、鹿の声を聞きました。
登山道からちょっと離れた場所で、ススキやワラビがあり、見通しも効くので銃猟ができそう。
しかし、家から車で1時間半かかる。
もっと近く、鹿の多そうな場所もあるので、地元をじっくりと歩き回ったほうが効率が良いのかも?
鹿がいそうという第一印象と、実際にいるかの確認も含め、猟期に一度は行ってみたい。
【反省点】
登山道点検ということで鋸を持っていきましたが、大小2つあったほうが便利。
案内板や階段工のボルトを締めるため、モンキーレンチやドライバー、針金やペンチを持っていけば良かった。
下りが多かったせいもありますが、脛が筋肉痛です。
もうちょっと身体を鍛えなくては。
頂上付近にも鹿の気配はありますが、アクセスが悪すぎる。
有害鳥獣捕獲で林道沿いに罠が仕掛けられており、何度か獲物を引きずった痕跡もありました。
ワラビが多かったり、鹿の嫌いな植生が目立つことからも、それなりの生息密度があるようです。
登山道からちょっと離れた場所で、ススキやワラビがあり、見通しも効くので銃猟ができそう。
しかし、家から車で1時間半かかる。
もっと近く、鹿の多そうな場所もあるので、地元をじっくりと歩き回ったほうが効率が良いのかも?
鹿がいそうという第一印象と、実際にいるかの確認も含め、猟期に一度は行ってみたい。
【反省点】
登山道点検ということで鋸を持っていきましたが、大小2つあったほうが便利。
案内板や階段工のボルトを締めるため、モンキーレンチやドライバー、針金やペンチを持っていけば良かった。
下りが多かったせいもありますが、脛が筋肉痛です。
もうちょっと身体を鍛えなくては。
2017年6月18日日曜日
エアライフルへの興味が少ない
近くに持っている知り合いが少ないのもあるが、エアライフルへの興味が少ない。
何故なのか、客観的に考えてみた。
(1)ライフル所持に結びつかない
装薬銃を10年所持していればライフルへの道が開けるが、エアライフルはカウントされない。
10年は長いので、ちょっとでもライフルを持つ可能性のある人は、最初の1本は装薬銃の方が良い。
(2)ミートハンターとして
銃を持つには幾つかのキッカケあるが、自分の場合はどちらかというと、ミートハンターと、鳥獣害防止の意味が大きかった。
鮎などのカワウ、畑のカラス、果樹園のヒヨドリ、牧場のハトなど鳥の駆除をやるのなら所持に傾くが、今の場所ではそんな縁は無い。
狩猟鳥として鴨やキジバト、ヒヨドリなどがあるが、狩猟に1日割くのであれば、鹿のほうに興味がある。
(3)渡り鳥を撃つことへのためらい
2で書いたような鳥の有害駆除はともかく、鴨などはわざわざ日本に飛んできた渡り鳥なので、撃つのはしのびないという気持ちがちょっとある。
生き物を殺生することへの忌避感だが、鹿に関しては被害を目の当たりにしているので、比較的少ない。
(4)罠をやっていない
最近では威力の高いPCP(Pre-Charged Pneumatic)エアライフルで、罠の止め刺しをする傾向がある。
まだ罠に手を出していないので、出番が無い。
(5)練習用としての有効性
エアライフルは弾代が安いので、射撃の練習になると聞いたことがある。
射撃場も近くないし、そこまで練習するのか微妙。
そもそもスラッグとエアライフルでは、どこまで練習成果が共有できるのだろうか?
(6)価格が高い
PCPは新銃で20~35万円と高い。
中古のシャープのポンプ銃なら5万円程度だが、止め刺しやカワウに使えないので、対象がかなり限定される。
---------------------------------
日本でもフィールドターゲット射撃やプリンキングができれば面白いが、法律的に無理。
射撃場まではそれなりの距離があるし、自治体から鳥の有害も出なさそうな感じ。
自分の場合、労力とお金を投入する優先順位としては、エアライフルより罠だろう。
何故なのか、客観的に考えてみた。
(1)ライフル所持に結びつかない
装薬銃を10年所持していればライフルへの道が開けるが、エアライフルはカウントされない。
10年は長いので、ちょっとでもライフルを持つ可能性のある人は、最初の1本は装薬銃の方が良い。
(2)ミートハンターとして
銃を持つには幾つかのキッカケあるが、自分の場合はどちらかというと、ミートハンターと、鳥獣害防止の意味が大きかった。
鮎などのカワウ、畑のカラス、果樹園のヒヨドリ、牧場のハトなど鳥の駆除をやるのなら所持に傾くが、今の場所ではそんな縁は無い。
狩猟鳥として鴨やキジバト、ヒヨドリなどがあるが、狩猟に1日割くのであれば、鹿のほうに興味がある。
(3)渡り鳥を撃つことへのためらい
2で書いたような鳥の有害駆除はともかく、鴨などはわざわざ日本に飛んできた渡り鳥なので、撃つのはしのびないという気持ちがちょっとある。
生き物を殺生することへの忌避感だが、鹿に関しては被害を目の当たりにしているので、比較的少ない。
(4)罠をやっていない
最近では威力の高いPCP(Pre-Charged Pneumatic)エアライフルで、罠の止め刺しをする傾向がある。
まだ罠に手を出していないので、出番が無い。
(5)練習用としての有効性
エアライフルは弾代が安いので、射撃の練習になると聞いたことがある。
射撃場も近くないし、そこまで練習するのか微妙。
そもそもスラッグとエアライフルでは、どこまで練習成果が共有できるのだろうか?
(6)価格が高い
PCPは新銃で20~35万円と高い。
中古のシャープのポンプ銃なら5万円程度だが、止め刺しやカワウに使えないので、対象がかなり限定される。
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日本でもフィールドターゲット射撃やプリンキングができれば面白いが、法律的に無理。
射撃場まではそれなりの距離があるし、自治体から鳥の有害も出なさそうな感じ。
自分の場合、労力とお金を投入する優先順位としては、エアライフルより罠だろう。
2017年6月17日土曜日
シンポジウムは一過性。ネット上で記録の共有を
2017年6月4日に開催された野生動物管理全国協議会公開シンポジウム「野生動物管理の体制と資源的利用のあり方を考える」について
「けもの道」関係の人のブログ
http://ameblo.jp/kemonomichi-aeg/entry-12280963322.html
http://ameblo.jp/kemonomichi-aeg/entry-12281173524.html
これとは別に、ネット上の知り合いが書いた感想も読みました。
こういったシンポジウムは、時間とお金があり、ある程度以上の関心がある人しか参加しません。
興味があっても、離れた場所に済んでいたり、日程が合わずに参加できない人もいます。
ネット上の情報は、基本的に無料で、時間と場所を選びません。
今は興味が無い人や、将来を担う層が見る可能性もあります。
情報を広く伝えるのが目的であれば、イベント後に概要をまとめるなり、動画を公開してはどうでしょうか。
シンポジウムや講演会は、会場の大きさから、500人程度が上限ではないでしょうか。
ネットであれば、1日100PV(ページビュー)はすぐにいける数字です。
1年で3万6500PV、10年なら36万です。
情報を発信し、維持するコストは、ほぼゼロ円です。
エゾシカ協会さんのシンポジウム「森を創るために人を育むー野生動物管理の担い手像ー」の動画。
https://www.youtube.com/channel/UC_Wnot2SAuxq5M81rxq8lkg
内容や現在の視聴回数はともかく、誰でも見られる状態にあるということが重要。
ネット馬鹿の視点からすると、せっかく経費をかけてコンテンツを生み出しているのに、勿体無く感じてしまいます。
音楽で例えるのなら、ライブ会場限定で終わらせ、CDやDVDを販売しないようなもの。
ライブ感を楽しんだり、会場限定のオフレコ話で盛り上がるのならともかく、知名度を上げてファンを増やすことが目的なら、CDを売らないのは方針として間違っています。
-----------------------------
こういった資料も、紙ベースでの出版と合わせて、ネット上に公開してくれればと思います。
・印刷部数や採算ラインを気にしなくて良い
採算ラインに届かない情報でも、コストゼロで公開してしまえば、誰か見てくれる可能性があります。
・長期間低コストで情報を維持できる
紙ベースでは保管スペースの維持コストがかかり、絶版などがあります。
ブログやクラウドサービスが継続している間、情報が残り続けます。
-----------------------------
ベテラン猟師さんやスペシャリストの技術は凄いですが、一個人の技術のままにしておくと、引退したり亡くなってしまった際に、そこで途切れてしまいます。
次世代のスペシャリストを育てるためには、技術自体を段階的に得るノウハウを整理しておく必要があります。
口伝や記憶ではなく、赤の他人でも理解できて、30年後にも伝わる形の記録。
狩猟グループ内では当たり前の常識も、文字にして保存、共有する意味はあります。
「けもの道」関係の人のブログ
http://ameblo.jp/kemonomichi-aeg/entry-12280963322.html
http://ameblo.jp/kemonomichi-aeg/entry-12281173524.html
これとは別に、ネット上の知り合いが書いた感想も読みました。
こういったシンポジウムは、時間とお金があり、ある程度以上の関心がある人しか参加しません。
興味があっても、離れた場所に済んでいたり、日程が合わずに参加できない人もいます。
ネット上の情報は、基本的に無料で、時間と場所を選びません。
今は興味が無い人や、将来を担う層が見る可能性もあります。
情報を広く伝えるのが目的であれば、イベント後に概要をまとめるなり、動画を公開してはどうでしょうか。
シンポジウムや講演会は、会場の大きさから、500人程度が上限ではないでしょうか。
ネットであれば、1日100PV(ページビュー)はすぐにいける数字です。
1年で3万6500PV、10年なら36万です。
情報を発信し、維持するコストは、ほぼゼロ円です。
エゾシカ協会さんのシンポジウム「森を創るために人を育むー野生動物管理の担い手像ー」の動画。
https://www.youtube.com/channel/UC_Wnot2SAuxq5M81rxq8lkg
内容や現在の視聴回数はともかく、誰でも見られる状態にあるということが重要。
ネット馬鹿の視点からすると、せっかく経費をかけてコンテンツを生み出しているのに、勿体無く感じてしまいます。
音楽で例えるのなら、ライブ会場限定で終わらせ、CDやDVDを販売しないようなもの。
ライブ感を楽しんだり、会場限定のオフレコ話で盛り上がるのならともかく、知名度を上げてファンを増やすことが目的なら、CDを売らないのは方針として間違っています。
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こういった資料も、紙ベースでの出版と合わせて、ネット上に公開してくれればと思います。
・印刷部数や採算ラインを気にしなくて良い
採算ラインに届かない情報でも、コストゼロで公開してしまえば、誰か見てくれる可能性があります。
・長期間低コストで情報を維持できる
紙ベースでは保管スペースの維持コストがかかり、絶版などがあります。
ブログやクラウドサービスが継続している間、情報が残り続けます。
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ベテラン猟師さんやスペシャリストの技術は凄いですが、一個人の技術のままにしておくと、引退したり亡くなってしまった際に、そこで途切れてしまいます。
次世代のスペシャリストを育てるためには、技術自体を段階的に得るノウハウを整理しておく必要があります。
口伝や記憶ではなく、赤の他人でも理解できて、30年後にも伝わる形の記録。
狩猟グループ内では当たり前の常識も、文字にして保存、共有する意味はあります。
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