2017年6月20日火曜日

薪を作ってみた

 鉛を溶かしたい → 電気炉が使えない → 原始的に木を燃やして熱源にしようという流れです。

 手斧・鋸・鉈などの道具は、林業系の知り合いが倉庫を壊す際に譲ってもらったものや、これまで集めたもの。
 鉈は薪割りに向いている両刃(鞘無し)

 今回、新たに揃えた道具は、ダイソーで買った100円のゴムハンマーのみ。
 やたらとゴム臭く、洗剤で洗い、何日か雨ざらししても臭いが取れない。

 地主に断った上で、枝や落ちている木を拾ってきました。
 チェーンソーが無いので手鋸で切りましたが、なかなか手間が掛かります。

 直径15cmぐらいのナラ系の木も拾ってきました。
 薪ストーブ的には硬い広葉樹は良い燃料ですが、切ったり割ったりの加工はしにくい。

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【小さい薪を作るコツなど】
・刃物をちょっと食い込ませてから、薪を台に打ちつけるのが基本。
 慣れていないこともあり、自分で左手を切りそうになった。
 刃物がいく可能性のある手には、必ず手袋をする。

・左手に鉈を持って薪の上に置き、右手のゴムハンマーで叩いた方が安全。
 金属ハンマーだと、鉈の背が凹んでしまいます。

・ゴムバンドなどで薪をまとめてから一気に割る方法があります。
 小さい薪でも、同様な方法でやれば効率が上がったかも。

・鉈が滑ると、無駄に握力を消耗する。
 柄にテニスのグリップテープなどを巻くか、やすりで表面を荒らして滑り止めをつけるべきだった。

・手斧やハンマーは久しぶりに使うと、木の柄が緩んでいる場合がある。
 クサビを確認し、水を含ませて(木に水を吸わせて)抜けないようにする。

・ウッドストーブに入る薪は、長さ13cm以下と短い。
 このサイズでは樹種による持ちの良し悪しも分からないので、割りやすい針葉樹の方が良さそう。

・家のベランダでも作業してみたが、小割りとは言え、音や振動が出ます。
 下が土で、その上に手頃な丸太を台にするのは、意味がある。
 コンクリの上で薪割りすると、反動で手が疲れると思う。
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 今回の作業で、段ボール2箱分ぐらいの薪を確保しました。
 ウッドストーブに投入できるサイズが限定されるので、薪としては小さい。
 鉛を溶かすために遠い回り道をしていますが、過程も楽しんでいるので、あまり苦になりません。

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