2017年6月28日水曜日
笹地を歩く
衛星写真で下調べをした場所を歩いてきました。
長年使われた獣道。
登山道と見間違うぐらいです。
幅1~2m程度ですが、周りが均一な笹地なので、衛星写真からでも判別できます。
足跡は多いですが、鹿の姿は無し。
時間帯が悪かったようです。
しばらく歩いた場所にあった鹿柵。
中に苗木を植えているようですが、笹に埋もれています。
柵の外は食害を受けているので、高さが微妙に違います。
これも、衛星写真から判別することができます。
前日の雨で笹が濡れているので、ヤッケズボンを履きました。
ナイロン地のヤッケは防水機能は弱いですが、1つあると便利です。
笹の高さは膝から腰ぐらい。
鹿に食害を受けている感じもある。
スズタケは食害に弱いですが、これは強い種類のようです。
ミヤマクマザサでしょうか?
(神奈川県 シカ不嗜好性植物図鑑)
http://www.agri-kanagawa.jp/sinrinken/tebiki/fushiko_2016.pdf
目星をつけた場所に近づきました。
音を立てないように慎重に歩きますが、笹があるのでどうしても音が出ます。
小さい凹みの向こうに鹿が現れました。
こちらは動きを止め、ゆっくりカメラを構えます。
しばらくして立ち去りましたので、レンジファインダーで距離を計測。75mでした。
尾根沿いの笹地は餌場になっていそうですが、向こうの山まで400mもありますし、腰までの高さの笹ですので、倒れた鹿を探すのも容易ではありません。
ライフルでないと届かないですし、即倒させないと回収が難しくなります。
しばらく尾根を歩くと、自分の下の右斜面から警戒音が。
少し後で、谷向こうに鹿が2頭現れました。
距離は150m
サボットでも厳しいですし、沢まで降りてまた登るのを考えると、撃つのを躊躇う距離です。
この日は2時間程度で鹿3頭、アナグマ1頭を見て終了。
夜明け直後に来れば、また違う雰囲気があるのかもしれません。
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