「けもの道」関係の人のブログ
http://ameblo.jp/kemonomichi-aeg/entry-12280963322.html
http://ameblo.jp/kemonomichi-aeg/entry-12281173524.html
これとは別に、ネット上の知り合いが書いた感想も読みました。
こういったシンポジウムは、時間とお金があり、ある程度以上の関心がある人しか参加しません。
興味があっても、離れた場所に済んでいたり、日程が合わずに参加できない人もいます。
ネット上の情報は、基本的に無料で、時間と場所を選びません。
今は興味が無い人や、将来を担う層が見る可能性もあります。
情報を広く伝えるのが目的であれば、イベント後に概要をまとめるなり、動画を公開してはどうでしょうか。
シンポジウムや講演会は、会場の大きさから、500人程度が上限ではないでしょうか。
ネットであれば、1日100PV(ページビュー)はすぐにいける数字です。
1年で3万6500PV、10年なら36万です。
情報を発信し、維持するコストは、ほぼゼロ円です。
エゾシカ協会さんのシンポジウム「森を創るために人を育むー野生動物管理の担い手像ー」の動画。
https://www.youtube.com/channel/UC_Wnot2SAuxq5M81rxq8lkg
内容や現在の視聴回数はともかく、誰でも見られる状態にあるということが重要。
ネット馬鹿の視点からすると、せっかく経費をかけてコンテンツを生み出しているのに、勿体無く感じてしまいます。
音楽で例えるのなら、ライブ会場限定で終わらせ、CDやDVDを販売しないようなもの。
ライブ感を楽しんだり、会場限定のオフレコ話で盛り上がるのならともかく、知名度を上げてファンを増やすことが目的なら、CDを売らないのは方針として間違っています。
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こういった資料も、紙ベースでの出版と合わせて、ネット上に公開してくれればと思います。
・印刷部数や採算ラインを気にしなくて良い
採算ラインに届かない情報でも、コストゼロで公開してしまえば、誰か見てくれる可能性があります。
・長期間低コストで情報を維持できる
紙ベースでは保管スペースの維持コストがかかり、絶版などがあります。
ブログやクラウドサービスが継続している間、情報が残り続けます。
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ベテラン猟師さんやスペシャリストの技術は凄いですが、一個人の技術のままにしておくと、引退したり亡くなってしまった際に、そこで途切れてしまいます。
次世代のスペシャリストを育てるためには、技術自体を段階的に得るノウハウを整理しておく必要があります。
口伝や記憶ではなく、赤の他人でも理解できて、30年後にも伝わる形の記録。
狩猟グループ内では当たり前の常識も、文字にして保存、共有する意味はあります。
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