ある程度は人に聞いて情報を集めますが、見知らぬ土地で自分なりに試行錯誤して歩き回るのも、その過程を楽しめれば面白いです。
地図や航空写真、衛星写真には色々なものがあります。
例を示そうとも考えましたが、スクリーンショットの貼り付けは地図サービスの利用規約で出来ませんし、スクロール地図の埋め込みは場所が特定されてしまうのでしません。
Google map
Google Earth(過去の衛星写真も見ることが出来る)
Yahoo地図
Bing地図
goo地図
【航空写真】
カシミール3D(国土地理院の航空写真)
【地図】
カシミール3D(国土地理院の地形図)
国有林の地図(最寄の森林管理署で購入)
衛星からの写真は、撮影時刻によっては、谷部が暗くて見えない場合があります。
異なるサービスを利用することで、よく見える衛星画像を見つけられることもあります。
また、葉のある時期では樹種が分かりにくいですが、冬の撮影であればより分かりやすくなります。
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地図や衛星写真は「道具」です。
使いこなすには、知識と技術が必要になります。
痕跡や植生で鹿の密度が分かるようになり、「こういった場所にはいそう」という判断ができなければ、地図を見ても想像できません。
実際に見たことのある場所と、そこの衛星写真を比べるなどして、写真判読の技術や、地図の見方の経験値を上げることも重要です。
国有林の地図は、植栽してある代表樹種と林齢が書いてあります。
衛星写真と実際の植生を見比べる、良い資料になります。
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ざっくりとした一般論として、人工林ばかりの地域は餌資源は少なく、シカの生息密度は低いです。
餌となる草がある草地や広葉樹林、隠れ家となる人工林が適度に混じり、傾斜もきつすぎない場所に鹿が多い印象です。
衛星写真の森林と草地の違いぐらいは素人目にも分かりますが、草地の植生や利用のされ方などは、行って見ないと分かりません。
傾斜が少ない草地が山の中にあっても、行く道も無く、アプローチが難しければ、猟場としては使いにくいです。
朝晩は水を飲みに下りてきて、昼は見晴らしの良い尾根にいる個体もいます。
地域差、季節による違いもあるので、猟期以外でも、まずは山を歩いてみましょう。
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