2018年3月9日金曜日

車のスタックからの脱出を考える

 2018年3月1日に、北海道でNHK記者が狩猟に行き、林道で車がはまり、JAFを読んだら2次遭難してJAFの人が亡くなった事件がありました。

平成30年3月1日から2日にかけての暴風雪と高波及び大雪に関する気象速報
http://www.jma-net.go.jp/hakodate-c/data/weather/prompt/prompt20180305.pdf

http://www.axis-cube.com/2018/03/02/18787/

 札幌猟友会のサイトに現場写真がありました。

 何度か雪道でスタックした経験がありますが、この状況は難しそうです。
 新雪の場合、車自体の重さでタイヤが沈み、亀の子になって車の腹がつかえてしまう場合があります。
 まずは車体下の雪をどかさないと、どうにも動きません。

 幅が狭いので、車の方向転換もできなさそう。

 雪道の左カーブで、右前が路肩から脱輪したことがあります。
 完全にお腹がついた状態ではなかったものの、タイヤが雪で滑り、なかなかバックできませんでした。
 砂利や土なら脱出できるような場所でも、雪だと難しくなります。

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 台風並みの970hpaという低気圧だったので、そもそも狩猟は控えるべきだったのでは。
 あと、天気や林道の状況をみて、引き返す判断力。
 そもそも、悪天候の際、鹿がどこにいるのか分かっていたのか。
 たまの休みだからといって無理して出かけるより、翌週に延期してもよかったのでは。

 山の中で怪我をしたり、夕暮れ時に車が故障することを想定し、一晩過ごせる装備も積んでおくべき。
 (保温、照明、食料、火起こしの道具)

 上記のサイトによると、スコップ、ハンドウインチ、牽引ロープがあったそうですが、セルフレスキューの道具も不足していたのかもしれません。
・タイヤの下に入れるスノーヘルパー
・遠い立木まで届くワイヤー類
・アンカーが作れる道具
・鋸
 このへんがあれば、結果が違っていたのかも。
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 自分もハンドウインチやワイヤーなどは車に積んでいますが、実際に使ったことがありません。
 パンクでのタイヤ交換は数回あります。

 近くに立木が無い状況もあるので、その場合はアンカーを作らないと、ウインチの意味が無くなります。
 異型鉄筋重いハンマーぐらいは車に積んでおくべきか?

 ジムニーカスタムのワイルドグース
https://www.rv4wildgoose.com/event/offroad_school.html
 電動ウインチスクール
 ハンドウインチスクール
 スタックリカバリースクール
 このあたりのレポートが参考になります。

 有害鳥獣駆除もないオフシーズンがきたら、実際に脱出の練習をしてみたい。


 ウインチで引っ張ることを考えると、後ろに牽引フックが無い車はいまいちです。
 メッキパーツやフォグランプなどより、リア牽引フックが欲しい。

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