ライフル10年規制を調べていて見つけた文章。
51-参-地方行政委員会-16号 昭和41年04月12日
昭和四十一年四月十二日(火曜日)
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/051/0320/05104120320016a.html
狩猟法によります狩猟免許を持っております場合に、いま先生のおっしゃいました無許可譲り渡しということが認められております。その量は、実包、空包で千個、火薬で五キログラム、銃用雷管で二千個、こういうことになっておるのでございます。
それから猟銃や空気銃を持っておる人のうちで、所持の許可を受けた中で狩猟の免許を持っている人の数が少ない。猟銃のほうは約六〇%、空気銃のほうは五%ぐらいしかないというが、そういうただ銃を持っているという人、こういう人は一体どういうために持っているのですか。
これは全くの私どもの一応の推算でございますが、大体こういう実態でないかと考えております点を最初に申し上げますと、猟銃につきましては約四十九丁、五十万丁弱でございますが、五十万丁ございます。
このうち狩猟に使われておる数は大体三十万丁ぐらいでないかと、こういうふうに考えております。
それから射撃のみをやっておる――狩猟をする人は射撃をやりますが、そうではなくて、射撃のみをやっておるという数が大体四万丁前後ではないかと、こういう推算をしまして、狩猟または射撃に使われておるのはまあ三十四、五万、残りの十五万丁ぐらいは狩猟にも射撃にも使われていない猟銃ではないかと、こう考えております。
空気銃につきましては約三十九万丁あるわけでございますが、大体狩猟に二、三万、それから射撃に三、四万丁、大体そういう使われておるのは六万丁前後ではないか。
残りの三十三万丁というのはそういうものに使われていない銃ではないかと、こう考えておるのであります。
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↑引用ここまで
装薬銃で50万丁のうち、狩猟は30万丁、射撃は4万丁で、眠り銃が15万丁。
今の銃規制の厳しさから言うと、凄い割合だ。
昭和30年代の銃ブーム?や、ゆるい銃規制だからこをありえる数であって、現在なら所持に当たっての面接、毎年の銃検査、3年毎の更新時に使用実績をチェックされるので無理なのでは。
無許可譲渡が、実包空包1000個、火薬5kg、雷管2000個というのも時代を感じさせます。
2018年現在では、実包で300個、火薬600g、雷管300個
ライフルの場合、実包が50発までなので、狩猟用としては足りなくなる人もいるようです。
ライフルと散弾銃の差は、何年からなのだろうか?
鳥獣や銃関係の法律や制度の歴史を、そのうち表にまとめてみたい。
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