そもそも双眼鏡を使い込んでいないので、良し悪しが評価できない。
サンプルとして、昭和40年ぐらいの古いニコンの双眼鏡を使う機会がありました。
表記はJ-87 8x35
nikonとNIPPON KOUGAKU(日本光学)が両方書いてあるので、1988年以前のモデル。
なにぶん古いので、内部のプリズムにカビが生えています。
最近の双眼鏡ような窒素封入でもなく、防湿庫で保管していた訳でもないので仕方がない。
昔ながらのポロプリズム方式で、8x35
内部のカビのせいで微妙な曇りはありますが、実用可能です。
視野角は7度で、8倍としては標準的。
8x21と8x35を比べてみましたが、たしかに対物レンズが大きいほうが明るい。
しかし、遠くの物が判別できる解像度は、レンズのコーティングや湾曲なども影響してくるので、一概には良し悪しは語れない。
しかし、アイレリーフが短く、眼鏡使用では厳しい。
アイキャップを外せば眼鏡でも使えますが、金属がむき出しなので、眼鏡のレンズが傷つきそう。
接眼部にゴムを張れば使えそうですが、防水ではありませんし、現役で使うのはちょっと厳しそうです。
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