2017年10月7日土曜日

古い8x35双眼鏡を使ってみた

 双眼鏡のスペックを調べてみましたが、倍率や対物レンズ径など、コレという決め手が分かりません。
 そもそも双眼鏡を使い込んでいないので、良し悪しが評価できない。
サンプルとして、昭和40年ぐらいの古いニコンの双眼鏡を使う機会がありました。
 表記はJ-87 8x35
 nikonとNIPPON KOUGAKU(日本光学)が両方書いてあるので、1988年以前のモデル。

なにぶん古いので、内部のプリズムにカビが生えています。
 最近の双眼鏡ような窒素封入でもなく、防湿庫で保管していた訳でもないので仕方がない。

 昔ながらのポロプリズム方式で、8x35
 内部のカビのせいで微妙な曇りはありますが、実用可能です。
 視野角は7度で、8倍としては標準的。
 8x21と8x35を比べてみましたが、たしかに対物レンズが大きいほうが明るい。
 しかし、遠くの物が判別できる解像度は、レンズのコーティングや湾曲なども影響してくるので、一概には良し悪しは語れない。
しかし、アイレリーフが短く、眼鏡使用では厳しい。
 アイキャップを外せば眼鏡でも使えますが、金属がむき出しなので、眼鏡のレンズが傷つきそう。

 接眼部にゴムを張れば使えそうですが、防水ではありませんし、現役で使うのはちょっと厳しそうです。





















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