2016年5月31日火曜日

通達が分かりにくい(替え銃身と銃床について)

(注意)細かい解釈についての裏付けは、最寄りの警察などで確認してください。

 替え銃身の登録について、いつの時点で銃の所持許可証を書き換えるべきか。
 替え銃身自体の所持については許可など無いので、銃ではなく、パーツにすぎないと思っていた。
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銃砲刀剣類所持等取締法 第七条(許可証)抜粋
 当該許可証の記載事項に変更を生じた場合、当該許可証を亡失し、若しくは盗み取られた場合又は当該許可証が滅失した場合においては、内閣府令で定める手続により、すみやかにその旨を住所地(前条の外国人にあつては、現在地。以下同じ。)又は法人の事業場の所在地を管轄する都道府県公安委員会に届け出て許可証の書換又は再交付を受けなければならない。
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 替え銃身を購入し、装着してしまうと、色々引っかかりそう。
 しかし、手元に届いてから装着しない状態で申請すれば、「すみやかに」という考えに反していないと思うがどうか。
 郵便などで銃身が届き、所持した時点で、「当該許可証の記載事項に変更を生じた場合」と解釈できるのか?

 まだ具体化していないが、実際に買う際は、担当の警察官に聞いてから、手続きを進めれば問題ないだろう。
 書き換え後に購入という流れでも別にいいが、事前に聞いていた長さや直径と実際の数字が違った場合、ちょっと面倒なことになる。
 替え銃身を持ち込んで、実際に警察に測ってもらいながら申請書を書いたほうが確実だと思う。
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 銃床についても単体ではパーツなので、所持自体に制限は無さそう。
 しかし、取り付ける際には武器製造許可のある銃砲店でやってもらい、改造証明を出してもらうという説もある。
 その辺を突き詰めると、銃とはどこまでか、武器とは、という定義の問題になってくる。
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 武器等製造法などを読んでみた。
 2条1項1号では、銃砲(産業、娯楽、スポーツまたは救命の用に供するものを除く。以下同じ)となっています。
 法第2条1項6号、武器等製造法施行令の第3条1項イでは、銃身も武器とみなすと書かれていますが、そもそも猟銃は銃砲(産業、娯楽、スポーツまたは救命の用に供するものを除く)の除くに含まれているのか???

 猟銃については、武器等製造法
 第十八条
 猟銃等の製造(修理を除く。以下この条において同じ。)は、前条第一項の許可を受けた者(以下「猟銃等製造事業者」という。)でなければ、行つてはならない。但し、試験的に製造をする場合において、都道府県知事の許可を受けたときは、この限りでない。

 修理は製造から除くと書かれています。

 では、どこまでが「修理」なのか。
 施行令施行規則を読んでみました。

武器等製造法
(製造の許可)
第四条 武器の製造は、前条の許可を受けた者(以下「武器製造事業者」という。)でなければ、行つてはならない。但し、試験的に製造をする場合その他通商産業省令で定める場合において、通商産業大臣の許可を受けたときは、この限りでない。

 施行規則
 (製造の許可を受けうる場合)
第四条 法第四条但書の経済産業省令で定める場合は、武器たる部品の交換を伴わない軽微な改造または修理を行う場合とする。


 銃床に関して突き詰めていくと、ピストルグリップ問題に引っかかりますが、こちらも根拠となる通達が分かりません。

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 日本猟用資材工業会
http://www.saama-japan.com/howto/kyoka02.html
「修理・改造の概念」
>「改造」とは構造又は機能に変化を与えることで、小口径を大口径にしたとか、単身銃を2連に変えることは、書換えではなく、別の銃に変わるのだから許可の取り直しをしなければならなくなる。

>「修理」とは改造又は機能を現状に復することで、許可銃を自分で修理することは差支えないが、改造は改造できる免許のある有資格者でないとできない。

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こちらの修理の定義がありました。
https://www.meti.go.jp/policy/tsutatsutou/tuuti1/aa828.pdf
武器等製造法における武器の修理の取扱いについて
20130131製局第1号
平成25年3月22日

>武器の修理とは、主要部品の交換等により機能又は構造を原状に復する作業をいう。
>このため、連続射撃を目的として熱された砲身の常温の砲身への交換やボルト、ナット等の標準部品の交換など、武器の機能又は構造を原状に復することを直接の目的としない場合はこの限りではない。

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 軽犯罪の定義がふわっとしているように、あまりキッチリしすぎても、運用に支障がでてきます。
 しかし、銃所持は許可と取り消しに関わるものなので、「これをやったら罪になって取り消し」という解釈をキッチリと定義して欲しい。
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 1つ前の記事の火薬の消費期限も同じだが、こういった手続きについて、万人に分かりやすい資料がネットで公表されていません。
 銃刀法は警察、火薬取締法は経済産業省、鳥獣保護法は環境省と、それぞれ管轄が違うし、法律以外の通達も絡んでくる。
 銃砲の許可権限は各県の公安委員会にあり、県によっても微妙に異なる。
 通達等を読み込み、近くの銃砲店や申請する警察に実際に聞けば済む話だが、運転免許の手続き並みに、誰にでも分かるようにして欲しい。
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 ピストルグリップについてついでに調べていて見つけた資料。
 例の通達は情報公開の対象にならないという話もあるが、これで完全に分からなくなった。
参議院 内閣委員会
第10号 平成26年11月18日
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/187/0058/main.html
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 こちらも銃関係の話題があって興味深い。
第6号 平成26年10月30日
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/187/0058/18710300058006a.html

2016年5月30日月曜日

通達が分かりにくい(火薬の消費期限について)

(注意)細かい解釈についての裏付けは、最寄りの警察などで確認してください。

 警察に「猟銃用火薬類等譲受許可申請書」を出した。
 許可の手数料が2400円だが、平日に休みをとらなくてはいけないのもあり、費用が高く感じる。

 担当の警察官と雑談したが、ちょっとハッキリしなかった部分。
 銃砲関係は法律・施行令・取扱要領に加え、警察庁の通達や他の法律も関係してくるので分かりにくい。
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・火薬の消費期限
 担当さんは許可が切れてから3ヶ月という認識だったが、それは有害鳥獣の場合では。
 狩猟の無許可譲受の場合、1年間だと思う。
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 火薬類取締法
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S25/S25HO149.html
 (残火薬類の措置)
 第二十二条   製造業者若しくは販売業者が、第八条若しくは第四十四条の許可の取消しその他の事由により営業を廃止した場合、火薬類を消費する目的で第十七条第一項若しくは第二十四条第一項の規定により火薬類の譲受け若しくは輸入の許可を受けた者が、その火薬類を消費し、若しくは消費することを要しなくなつた場合又は第二十五条第一項の規定により火薬類の消費の許可を受けた者がその許可を取り消された場合において、なお火薬類の残量があるときは、遅滞なくその火薬類を譲り渡し、又は廃棄しなければならない。

 相続若しくは遺贈又は法人の合併若しくは分割により火薬類の所有権を取得した者が、その火薬類を消費することを要しなくなつたとき、及び鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律第五十五条第二項に規定する狩猟者登録を受けた者であつて装薬銃を使用するものが、登録の有効期間満了の際火薬類を所持する場合において、その満了の日から一年を経過したときも、同様とする。
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 火薬工業会の説明
http://www.saama-japan.com/howto/kyoka03.html
残火薬類の措置
 狩猟者登録証の有効期限が満了した際の残火薬類は、満了の日から1年間は適法に所持できるが1年を経過したときは遅滞なく譲渡又は廃棄の手続きをしなければならない。
 なるべく譲受けの時点で残火薬類を残さないような数量を譲り受けるよう心掛けるとともに、猟期終了後は猟友会等の主催する射撃会に参加するなどして残弾を自宅に残さないよう配慮することが望ましい。
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猟銃用火薬類等の取扱いについて(通達)
https://www.npa.go.jp/pdc/notification/seian/hoan/hoan20150604.pdf
8 不用実包等の処理
 (1) 有害鳥獣捕獲目的で譲り受けた火薬類を廃棄等しなければならない時期
 鳥獣保護管理法第9条第1項の規定による鳥獣の捕獲をすることの許可又は同条第8項に規定する従事者証の交付を受けた者であって、装薬銃を使用する者は、許可又は従事者証の有効期間満了の際、なお火薬類の残量があるときは、その満了の日から3月以内にその火薬類を譲り渡し、又は廃棄しなければならない。
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 鳥獣保護管理法(正式には、鳥獣の保護及び管理ならびに狩猟の適正化に関する法律)も、なかなか読みにくい法律です。

 第9条は環境大臣や知事の許可の必要な捕獲ですが、9条1項だけ読んでも有害鳥獣駆除とはなかなか読めない。
 通常の狩猟は第11条での許可なので、この通達には該当しない。
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猟銃用火薬類等の譲渡、譲受け、輸入及び消費に関する内閣府令
http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxselect.cgi?IDX_OPT=1&H_NAME=%89%CE%96%F2%97%DE&H_NAME_YOMI=%82%A0&H_NO_GENGO=H&H_NO_YEAR=&H_NO_TYPE=2&H_NO_NO=&H_FILE_NAME=S41F03101000046&H_RYAKU=1&H_CTG=1&H_YOMI_GUN=1&H_CTG_GUN=1
 無許可消費の量などは書いてあるが、消費期限については書かれていない。
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 銃砲店が独自に作った表。
http://gunshop-sakaue.com/tmp/hokan.pdf
 平成18年通達に基づく表があるが、その通達名が分からない。
 おそらく上の通達に上書きされたと思われる。
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 標的射撃用の火薬は無期限とこの表にあるが、本当かな。
 狩猟での無許可譲受は1年、有害は3ヶ月とすると、そこに定義されていない標的射撃用については、決まりが無い=保管については無制限という解釈か?

 弾薬については管理しやすいが、火薬はきり良く使えるものではないと思う。
 狩猟の無許可譲受、狩猟の許可譲受、有害の許可で購入した火薬は、練習射撃に使える。(上記通達の6 転用消費)
 逆に考えると、標的射撃用途で購入した火薬は、狩猟には使えない?
 そうなると、狩猟用のリロード火薬と、標的用リロード火薬を分けて管理し、狩猟用は期限付きで使わなくてはいけない。
 そんなことはありえるのか?う~む。
 火薬の段階と、リロードして弾薬となったら扱いは違うのか?。

 火薬類取締法には狩猟目的の譲受は17条1項3号に書いてあるが、標的射撃の譲受は何条になるのか分かりにくい。
 火薬類取締法は経済産業省の管轄なので、そちらも見ないと分からない。

 法令と通達の根拠をスッキリとさせた表や文章は無いものか。

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追記
猟銃用火薬類等の取扱いについて(通達)
https://www.npa.go.jp/pdc/notification/seian/hoan/hoan20150604.pdf
警察庁丁保発第123号 平成27年6月4日 警察庁生活安全局保安課長

転用消費
火取法第17条第1項第3号の規定により無許可で譲り受けた猟銃用火薬類等や、狩猟又は有害鳥獣駆除等の目的で許可を受けて譲り受けた猟銃用火薬類等について、狩猟及び有害鳥獣駆除の用途に加え、射撃場における練習射撃(狩猟、有害鳥獣駆除の練習の一環として行われる射撃大会を含む。)に使用することは差し支えない。

また、技能講習及び狩猟前練習に使用する猟銃用火薬類等について、猟銃所持者が現に猟銃用火薬類等を保有している場合には、当該猟銃用火薬類等の譲受目的にかかわらず、これを使用することができる。

2016年5月25日水曜日

新しい土地でジョギングしてみた

 花粉症の洗礼も一段落し、生活と仕事が落ち着いたので、狩猟シーズンに向けての体力づくりのためジョギングしてみました。

 転勤のたびにお世話になっているサイト
 投稿情報があり、最寄りのジョギンングルートや登山道が分かります。
 ジョグノート
 ヤマレコ(登山情報)

 河川敷を含むコースを走ってみましたが、まあまあの雰囲気。
 一般道の脇を走る時、歩道が狭いのでちょっと怖い。

 どこの田舎でもありがちですが、日が暮れてからジョギングする場所を探すのが難しい。
 歩道の幅が確保されており、なおかつ街路灯があって夜でも走れるという条件を満たし、片道2km以上のコースあれば良いのだが、あまり無い。

 夏至に向かって日が長くなるので、明るい時間に走ってみよう。
 スマートフォンアプリ 日の出日の入りマピオン
 通信環境が必要なので、山奥では使えません。
 出猟時などは、事前に調べておく必要があります。

2016年5月24日火曜日

M870のバレル固定方法

 レミントンM80は簡単に換え銃身に交換できる反面、機関部とバレルにがたつきがあります。
 解消方法はいくつかあるようです。

(1) バレルにタップを切ってネジ止めする方法(pin、pinned)
 870 SPS Super Slugなどでは、機関部と銃身がネジ止めされています。
http://www.remington.com/shotguns/pump-action/model-870/model-870-sps-superslug
http://www.shotgunsportsmagazine.com/archive/jan11/story0111.html
http://imgur.com/a/0srUD

 新たにPinを入れる話題はありますが、画像があるものが少ないです。
 SPSと同じ場所なのか、それとも気にせずエイヤっと穴を開けてしまうのか。
http://shotgunworld.com/bbs/viewtopic.php?f=118&t=214366


(2)エポキシ樹脂(epoxy)で固める方法
http://shotgunworld.com/bbs/viewtopic.php?f=118&t=257894
 熱による変化を心配し、金属系接着剤のJBweldを使うという話も。
 銃身が脱着できなくなるようです。


(3)シム(Shim)を入れる
 機関部と銃身の隙間にシムを入れる。
 この投稿では、アルミ缶を切って入れています。
 これは簡単なので、すぐにできそうです。
Soda Can barrel Shim on 870
http://www.shotgunworld.com/bbs/viewtopic.php?f=118&t=197756&start=0

(実際にやってみました:M870のバレル固定。アルミ缶でシムを作ってみた

 アルミホイルを巻いて、隙間を調節するという方法もあるようです。
 手軽さではこちらが上か。

 瞬間接着剤を銃身に塗り、機関部には油を塗り、接合させてガタを無くすという話を聞いたことがあります。
 熱すれば瞬間接着剤は外れますが、いきなりやるのはちょっと怖い。
 何かで試して、大丈夫だという確信があったらやってみていいかも。

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 命中度をどう上げるかというコラム。
Slug Gun Upgrade: 5 Ways to Make Your Shotgun More Accurate
http://www.outdoorlife.com/blogs/gun-shots/2013/04/slug-gun-upgrade-5-ways-make-your-shotgun-more-accurate

6 Steps To Slug Gun Accuracy
http://www.gameandfishmag.com/hunting/6-steps-to-slug-gun-accuracy/

Slug Gun Tactics For Deer Hunting
http://www.northamericanwhitetail.com/illinois/slug-gun-tactics-for-deer-hunting/

2016年5月22日日曜日

米軍のマニュアル

 これだけのマニュアルがある
http://armypubs.army.mil/doctrine/Active_FM.html

 射撃系のTC3-22.9というマニュアルが改正されたという話。
http://soldiersystems.net/2016/05/13/us-army-publishes-updated-tc-3-22-9-rifle-and-carbine/
 とりあえずダウンロードしてみて、暇を見て読み進めたい。
 射撃や狩猟の情報は、英語圏が圧倒的なので、錆びた英語をぼちぼちと磨きたい。
 ホームページの適当な翻訳であれば、ブラウザのChromeが、ページのどこかで右クリック→日本語に翻訳という2クリックで便利です。

2016年5月21日土曜日

銃砲店と射撃場で見かけたスコープ

・サイトロン SD-30 2万円
 実銃ドットサイトの定番。
http://www.sightron.co.jp/sightron/sightron_products19/
 時期によって違うが、Amazonでは15,800円
 
 2016年にモデルチェンジし、SD-30X(2万円)になりました。

・東京スコープ 1-4×24 SS-1424 2.6万円
http://www.to-scope.co.jp/products/scope_STD_ss1424.html
 箱にはMADE IN JAPANと書いてありました。
 保証やサポートが気になりますが、HPには書いていません。
 本州の狩猟としては、ドットサイトか低倍率スコープが定番なのかな?
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 自分の持っているボルト式のハーフライフルには3-9のスコープがついているが、ポンプ式のM870にはピープサイトがついている。
 スラッグ射撃と狩猟での使い方がどうなるのか分からないが、将来的にはM870にも光学機器を載せてみたいものだ。

 銃身の種類(ハ ーフライフル、シリンダー、インプシリンダー)
 スコープの搭載方法(サドルマウント、カンチレバー、機関部にタップを切ってレール設置、リブマウント)
 スコープの種類(ライフルサイト、ピープサイト、ドットサイト、スコープ、SeeALLなど)
 M870は替え銃身があり選択肢が多いが、さてどうしたものか。
 どんなスタイルの射撃や狩猟をするのかも定まっていないので、ゆっくりと決めていこう。

2016年5月20日金曜日

静岡ホビーショーに行ってきた

 2016年5月14日に、静岡ホビーショーに行ってきました。
http://www.hobby-shizuoka.com/
 特に目的はなく、車で行ける距離なので行ってみるか、という軽い感じです。
 9時開場のところ、8時50分ごろに臨時駐車場の静岡新聞社に到着しましたが、既に満車でした。
 会場も予想以上に人が多く、熱気もすごかったです。

 エアガンは1つも持っておらず、これから所有する予定もありませんが、ついでなので東京マルイのブースを見てきました。
 今回の目玉商品はM40A5
http://www.tokyo-marui.co.jp/event/hobbyshow/201605/
 レミントンM700がベースになった、アメリカ海兵隊版の狙撃銃です。
 サンプルとして幾つかおいてありましたが、今夏発売予定ということもあり、触れませんでした。
 詳しいことはエアガン関係で有名なマック堺さんの動画で。
https://www.youtube.com/watch?v=i4iJhzr1Yjg

 現行のボルトアクションエアガンのVSR-10も触りましたが、思っていたより重いのと、ボルトを引いてエアコッキングするムニュっとした感触が実銃と違うので違和感を感じました。
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 エアガン業界のトレンドはさっぱり分かりませんが、猿の追い払いなどに使える、実用重視のモデルはあるのかな?
 試射ブースもありましたが、東京マルイのショットガンAA-12は実際には無いモデルです。
http://tokyo-marui.co.jp/products/electric/shotgun/411PR/
 実銃に似せなくても良いので、ブルバップで全長を短くして取り回しを良くするなど、性能重視でメンテンナンスしやすいもの。
 例えるならばペイントボールの銃みたいなもの。
 後から思えば、実銃に応用できそうなスリングなど、サプライをじっくりと探せば良かった。
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 モデラーズクラブの展示も品数が多く、じっくり見ると2時間ぐらいかかりそうな量。
 タミヤ本社の見学もし、模型的には満足のいくボリュームでした。
 また来年行くか?と考えるとちょっと微妙。
 お目当ての商品やブース、見所をある程度決めていかないと、品数が多くてぼやけてしまいます。

2016年5月15日日曜日

新しい銃砲店と射撃場に行ってみた

 引っ越してから一月ちょっと経ち、時間の余裕も出てきたので遠出をしてきました。
・某銃砲店
 店に入ると、先客とお話をしていました。
 銃を並べているショーケースは見えないようにしてあり、具体的な相談をした際に開けるようになっている感じ。
 次の常連さんも入ってきて、なかなか話すタイミングも無し。
 時間があればお客さんがいなくなってから話をしたかったのですが、ちょっと遠い店で、次の用事もあったので、ざっくりと用品類を見てから店を出ました。
 お客さんが途切れないというのは、悪い印象はしない。

・某射撃場
 SNS繋がりで知り合った県内の人に教えてもらいました。
 小物やスコープ、リングなども置いてあり、使いやすそう。
 練習会があるとの話で、誘っていただけました。
 県内の狩猟の知り合いが2名しかおらず、行きつけの銃砲店も無い状態なので、練習会をきっかけとして、人脈を作っていきたい。

海外の狩猟教育の資料

 前の記事「どうすれば狩猟技術が上達するか」の続きです。
 狩猟や射撃に関しては、英語圏の方が情報があるので、狩猟教育について調べてみました。
 じっくり読み込んでいませんが、こんな所でしょうか。

International Hunter Education Association
http://homestudy.ihea.com/

QDMA Deer Steward Study Materials
https://www.qdma.com/corporate/study-materials-deer-steward

オハイオ州 Ohio Department of NATURAL RESOURCES
http://wildlife.ohiodnr.gov/education-and-outdoor-discovery/hunter-and-trapper-education

ニュージーランド政府 Hunting basics 
http://www.doc.govt.nz/parks-and-recreation/things-to-do/hunting/hunting-basics/

ニュージーランド Deerstalkers’Association. HUNTS Syllabus
http://www.deerstalkers.org.nz/HUNTS-Syllabus

イギリス British Deer Society のトレーニング
http://www.bds.org.uk/index.php/training/training

NJ Hunter Education Study Guide
http://www.state.nj.us/dep/fgw/hntedmanual.htm

2016年5月14日土曜日

どうすれば狩猟技術が上達するか

 狩猟を始めて2年目の新米です。
 転勤で引越して生活環境や仕事内容が変わり、狩猟についても新しい土地で何をすべきか、と呆然としている状態です。
 
 動物・植生・地形・林道など、すべて覚えなおさなくてはいけない。
 これは、狩猟を始めた一年目と同じ状態なのでは。

 では、どこから手をつければいいのか。
 そもそも、どのレベルまで達すれば、狩猟技術が身についた、と言えるのか。
 「狩猟」といっても幅広いが、さてどこから手をつけたらいいものだか。
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 メジャーなスポーツや趣味であれば、部活やサークルがあり、また、指導書などの情報も溢れています。

 趣味活動なので結果にこだわって練習が辛くなるのは本末転倒ですが、ある程度の分かりやすい目標があると、ステップアップの目安になるのではないでしょうか。

 狩猟や射撃そのものに否定的な意見もあるので、オープンにならないのは、ある意味当然ですし、これをやったら上手くなる、という情報は口伝になりがち。

 個々人で環境や装備、資金などは違いますが、ある程度共通するステップアップの目安があると、趣味として長続きして、裾野も広がるのかなと思います。

 経験が浅いので想像が多いですが、大まかに分けると、こんな感じでしょうか。
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【射撃】
 技能講習を受講し、銃を所持する
  費用は約7万円
  警察には平日に7回ほど行く必要があるので、平日の休みがとれること

 狩猟免許を取る
  免許取得と狩猟者登録1回で6万円程度。
  診断書を書いてもらい、警察の身辺調査をクリアできる
  銃ロッカー、装弾ロッカーを購入する資金があり、設置できる住居がある
  銃を所持する、家の中に持ち込むことに家族の理解が得られる

 安全に銃を取り扱うことができる
 銃検査、3年ごとの狩猟免許と銃所持の更新手続き、射撃や狩猟を行う時間と費用を継続して捻出できる
↑ここまでがスタートライン---------

 銃やスコープのメンテナンスや調整ができる
 トラッブ射撃で○点、もしくはスキート射撃で平均して○点とれる
 距離を目測し、ドロップ量を推測できる
 スラッグやサボットの場合、50mで○cm、100mで○cmにまとめることができる

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【体力・山歩き】
 スピードは問わないので、平地の舗装路を5km歩ける
 片道1時間程度の山に登れる
 日帰り登山ができる装備がある
 ファーストエイドの道具を持っており、いざという時に使える
 登山道の無い山を、2時間歩く体力・技術・装備がある
 獲物を引っ張るか背負って運べる
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【土地】
 出猟する地域の道や林道を把握している
 地形図やハンターマップを読むことができる
 GPSやスマートフォンの地図を使うことが出来る
 土地所有者を含め、狩猟して良い場所が分かる
 鳥獣が多い場所を把握している
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【交通手段】
 自動車を所有している人と一緒に出猟できる伝手か、ガイドを雇う金銭を持っている
 自動車もしくはオートバイを所有している
 林道走行に適した車を所有している
 シカやイノシシを運搬できる車を所有している
 これらの車を購入し、維持できる金銭的な余裕がある。
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【動物の知識】
 狩猟鳥獣を見分けられる
 目的の鳥獣の好む環境や、食べる餌を知り、実際に見分けることができる。
 獣道や痕跡を判別、分析できる
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【共猟・コミニュケーション】
 銃を持つこと、狩猟することに対して、家族の理解が得られる
 出猟する地域の狩猟者や土地所有者と良好な関係を築くことができる
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【解体】
 止めさしや解体できる心構えがある
 解体する道具と技術を持っている
 冷蔵庫・冷凍庫に空きがある
 料理の知識と技術がある
 専用の冷凍庫を持っている
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 他の趣味にも言えますが、レベルアップするには時間とお金をかける必要があります。

 射撃場の使い方にしても、諸説あると思いますが、狩猟に活かせる練習方法や目標は何なのか。
・トラップで○点出すまで、ひたすら練習
・スキートの方が実際の狩猟に近い
・四つ足主体なら、ランニングターゲット
・委託より立射で、挙銃からのスナップショットで練習
挙銃と頬付け日○回、○日やる
・空撃ちケースを使って、引き金を引く感覚を掴む
・射撃場は程々にして、実猟に行く機会を増やしたほうがいい
 全部が出来れば理想ですが、時間とお金に制限があります。

 自分の技量や適正、持っている銃、目標、使える時間とお金を考えると、どんなメニューがいいものか…
 コーチとまでは言わないですが、「自分の時はこうしたよ」「あそこで練習してみては」というアドバイスが欲しい。
 先輩狩猟者や行きつけの銃砲店などがあればいいのですが、引っ越したのでリアルな知り合いがいません。
 万人に共通するメニューなどは、ある程度マニュアル化してもいいのでは。
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 焦って成果を求めすぎたり、燃え尽きても仕方ないので、細く長く続けライフル所持まで至るのと、後輩に教えられるレベルになるのが、当面の目標になります。

 魚釣りにも共通しますが、ボウズであっても、野外で過ごした時間そのものに精神的に満足する、という心の余裕を忘れないようにしたい。
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 強制的な引越しがある転勤族は、新しい土地を覚え、人間関係を築きなおさなくてはいけません。
 動植物もある意味土地に付属するものなので、転勤族とは相性が悪いです。

 そのハンデはさておき、どこに行ってもやっていけるよう、基礎体力、動植物の知識、コミニュケーション能力、装備をじわじわと積み上げていきたい。

 この話の続きとして、海外の狩猟教育について、そのうち調べる予定です。

2016年5月13日金曜日

ダニ対策の薬品など

日本のダニ類による、主な感染症
つつが虫病。 つつがなく、の語源。

日本紅斑熱

ライム病   最近では2015年に歌手のアヴリル・ラヴィーンが感染したのが有名
                 適切な治療をうければ回復可能

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)  日本では西日本で患者が多い。
  治療は対症的な方法しかない

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 以下、ざっくりとした薬品の解説。
 記憶で書いている部分もあるので、裏を取ってください。
 アメリカ環境保護庁(EPA)の虫別の薬剤検索
 アメリカ疾病予防管理センター(CDC)の蚊とダニ対策について

 米アマゾンのCamping Insect Repellentベストセラー
 Insect  Pest Repellentベストセラー
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DEET(ディート)
 1940年代から使われている忌避剤。
 ヒル対策としても有効な成分。

 神経系への影響を心配する声もあるが、厚生労働省では検討会を開き、マウスで試験している。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/08/s0815-2.html
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000jff9-att/2r9852000000jfmo.pdf
http://www.info.pmda.go.jp/iyaku/file/h221026.pdf

 海外での濃度など。 カナダでは30%までで、その他の国ではもっと濃いものが売っている。

 濃度が濃いとプラスチックを溶かす。
 メガネのコーティングや、釣り糸などは要注意とのこと。
http://www.amazon.com/dp/B004LA5SUC/

 DEET40%の6オンス(約180ml)で4ドル。
http://www.amazon.com/dp/B0054NFYDG/

 実際にDEETが日本の物よりちょっと濃いスプレーも使ってみた。
http://www.amazon.com/3M-Ultrathon-Pump-6-Ounce-605-6/dp/B000UOHDII
 匂いは爽やかだけど甘ったるいような感じで、好みが分かれると思う。
 3時間有効とボトルに書いてあるのは分かりやすいが、3時間経過しても匂いが消えるわけではない。
 クリームの方が濃度が高く、持続時間も6時間でよく知られている。
http://www.amazon.com/3M-Ultrathon-Insect-Repellent-2-Ounce/dp/B004LA5SUC/
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【日本で売っている製品】
 日本でのDEETの最高濃度は12%で、池田模範堂のムシペールが代表的。
 ムシペールα 60mL ¥ 593 ディート12%
 αはポンプ式で容器が小さい。PSはスプレー式で多く吹くと服が白くなる。
 αは無理矢理ポンプ部を外すことができるので、ポンプが吸い上げられなかった残りを次の容器に足すことができる。

 デング熱やSFTS報道があったためか、大容量の製品が2015年あたりから登場している。
 スキンベープミスト 200mL 464円 ディート10%
 プレシャワー アクティブプラス 80mL 438円 ディート10%未満

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 Lemon Eucalyptus(レモン・ユーカリ油)
 CDCなどでも、弱いけどDEETの代替になると紹介されている。
 化学系忌避剤を使いたくない人向け。
 http://www.amazon.com/dp/B004N59OFU/

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 Picaridin (ピカリジン)
 DEET以外の忌避剤を、という要望に応えて開発された薬剤。
 1980年代にバイエル社が開発し、2005年からアメリカで発売。
 忌避能力はDEET並みで、噴射後しばらくプラスチックが焦げたような匂いがするらしい。
http://www.amazon.com/dp/B004NRPD7Q/
 短時間では5~10%濃度、長時間では20%濃度が目安。

 2013年ごろにcabelasで輸入しようとしたことがありますが、発送時点でキャンセルされました。
 飛行機への積載禁止なのか、日本への輸出禁止なのかは不明。
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 日本では2015年3月にイカリジンという名前で認可が下りた
フマキラー 天使のスキンベープ
キンチョール 虫よけキンチョール DF(ディートフリー)
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 IR3535
 CDCやEPAでも、ダニに効くとされている。
 1970年代にメルク社によって開発され、20年以上ヨーロッパで使用されている。
 アメリカでは1999年に登録。
http://www.amazon.com/dp/B003AMKKEQ/
 プラスチックを溶かす可能性あり。
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 ハッカ油、蚊取り線香(森林香)はブユなど飛ぶ虫に対しては効くが、ダニにはいまいちだと思う。
 イメージだとハッカ油は揮発して虫の呼吸を邪魔する感じで、蚊取り線香はピレスロイド系殺虫剤で服につくダニには煙が届かない。
 ハッカ油はポリスチレン系を溶かすので容器には注意。
 北海道の北見地区がハッカの生産地として有名。
 肌につけると痛いぐらいスースーするので、衣服の上からつけること。
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 Permethrin(ペルメトリン)
 忌避剤ではなく殺虫剤。触れたダニを殺す。
http://www.amazon.com/dp/B007VCRX2S/
 肌につけるのではなく、服に付けること。

 実際にこちらの製品を使ってみた。
http://sawyer.com/products/permethrin-premium-insect-repellent/
 効果は6週間または6回洗濯まで。
 洗濯する場合は手洗い自然乾燥を推奨。洗濯機ならやわらかモードで。
 ドライクリーニングで効果が無くなる。
 中身は白濁した液で、やや石油臭い。
 ペルメトリン自体は0.5%なので、残りは衣類に定着するための成分?

 スプレーは霧状と液状の選択があるが、綺麗な霧にはならないし、1トリガーで結構な量が出るので、布がビシャっとなる。
 着たまま吹きかけるのは不可能。
 地下足袋に吹いてみたが、乾燥してしまえば匂いは感じないし、色も透明になるので分からない。
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 忌避材を練りこんだ生地

 スコーロン
 有機エステル系の防虫剤を練りこんだ生地。
 防虫剤の薬品名は不明だが、効果はペルメトリンに似ている。
 フォックスファイヤーが扱っており、登山用品店でも見かける。
 日本では一番入手しやすい防虫繊維だと思われる。
 帝人フロンティアとアース製薬の共同開発


 インセクトシールド
http://www.insectshield.com/japanese/Faqs.aspx
 インセクトシールドを使ったTシャツ
http://www.baileysonline.com/shop.axd/ProductDetails?item_no=IZ100

 アメリカ軍の服にも2012年10月からペルメトリンは使われている
https://phc.amedd.army.mil/topics/envirohealth/epm/Pages/PermethrinFactory-treatedArmyCombatUniforms(ACUPermethrin).aspx

 ディート濃度が30%まで認可されましたので、ダニ対策の薬品 (2017年5月版)を作りました。


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 消費者テストの忌避剤についての結果
https://www.consumerreports.org/cro/insect-repellent/buying-guide/index.htm
 ディートは15~30%の濃度の製品が蚊やダニに対する長期的な防御を発揮
 ピカリジンは20%濃度を薦める。
 レモン・ユーカリ油(OLE)30%は効果あり。
 IR3535および2-ウンデカノンはいまいち。

2016年5月12日木曜日

雉の写真を見た

 近くに住む鳥好きの人と話す機会があり、雉の写真をみせてもらいました。
 撮ったシチュエーションも聞きましたが、思っていた以上に住宅に近く、銃が撃てない場所でした。

 鳥に関しては狩猟試験の判別で覚えたぐらいで、実際にしとめる意気込みで真剣に探し回ったことがありません。
 雉も「山から平野部の森林や、明るい草地にいる」とはボンヤリ知っているものの、具体的にどの程度の森林で、下層植生や隣接する畑、斜面の向きなど、実際の経験が伴っていない。

 狩猟シーズン以外でも、カメラで鳥獣を撮って、種類の判別と生態を覚えたいと思います。
 カメラを撮るのも、銃を撃つのもshootですね。

2016年5月11日水曜日

音と匂い

 狩猟に限らず、山歩きの際に、ジッパーの金具が動く音が気になります。
 ジョギングの際に着る、トレーニングウェアも同じく。
 音が気になる場面で使うジッパーは、金具をニッパーで切って外し、適当な紐に交換しています。
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 忍び猟についての参考情報
 神奈川県 自然環境保全センター報告 第12号
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f160543/p800735.html
 ワイルドライフレンジャーの取り組み
 非常に警戒心の高いニホンジカが生息する地域では、歩く際の服の擦り切れ音、ペットボトル内の水の音ですら注意を払った。
 忍び猟に従事するには、ニホンジカの捕獲経験を一定レベル有していることに合わせて、捕獲の現場となる山や地形、対象とする野生動物の生態、行動様式に関する知識が十分になければ困難であると思われた。
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 音や匂いの配慮、歩き方のレベルを、もうちょっと上げる必要がありそうです。
 狩猟用や軍向けのウェアでは、衣擦れの音がしにくい服もあります。
 http://www.silentpredator.ca/
 http://www.snipenstrike.com/
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 匂いについても、Scent Controlという概念があり、匂い消しの商品があったり、洗剤を使って洗濯しないなどのTipsがあります。
 そんな商品を買うほど資金に余裕はありませんが、同じ機能の服であれば、音がしない物を選ぶよう、心がけています。
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 引っ越して一ヶ月経ち、生活や仕事もひと段落し、花粉症も落ち着いてきたので、ジョギングと山歩きをして、猟期に備えたい。

2016年5月10日火曜日

有害鳥獣駆除への参加は難しい

 4月から有害鳥獣駆除をやる予定でしたが、引っ越したので新天地で仕切り直して、猟友会への加入と有害鳥獣駆除への参加を考えていました。

 地元自治体の有害鳥獣駆除は3月31日付で4月から9月末まで許可されており、年度途中で人を追加するのは難しい雰囲気。

 猟友会に話を聞いてみましたが、新規加入は3月で締め切ってしまい、有害に年度途中から参加できないのであれば、今から会費を払っても意味が無いのでは、という感じです。

 猟友会という組織を通して、地域の狩猟繋がりの人と繋がりを持ち、地域の情報を知りたかったのですが、猟期まで延期という形になりそうです。

 銃砲店や射撃場についてネットで情報は集めたものの、地元の人が実際にどこを使っているのか分からないです。
 射撃会的なものも、どの銃砲店や猟友会でやっているのかサッパリ。
 まあ、自分の足を使って訪問し、良し悪しを判断すればいいのですが。
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 狩猟税を払って狩猟はするつもりですが、それ以外の期間の有害鳥獣駆除も、若い(経験の浅い)ハンターにとっては経験を積む貴重な場所です。

 銃を持たない回収の手伝いや勢子での参加もしてみたいですが、保険の関係で引っかかる可能性もあるので難しそうです。
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 有害鳥獣をやる意思のある転勤族や新規の銃所持者、狩猟に興味があるが免許を取るまでいたらない人に対して、もうちょっと参加のハードルを下げてくれるとありがたい。

 野生鳥獣は土地に付属する存在で、地域の鳥獣外の問題も土地に根付いています。
 市町村や県をまたいで引越しをする転勤族は、部外者であり、地域の鳥獣害の問題を解決する主体にはなれませんが、一人工(いちにんく)として、うまく使って欲しい。
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 住んでいる自治体は違いますが、近い地域のハンターさんに会うことが出来たので、ちょっと話をしてみました。
 その方は有害は罠で、猟期は銃という感じらしいです。
 装弾を購入している店も教えてもらいました。

 狩猟には罠猟、集団猟、単独猟など色々なスタイルがありますが、自分はどの方向に行くべきか。
 罠は転勤族には厳しいが、かといって勝手の分からない地方で、忍び猟を出来るとは思えない。

 猟期まで狩猟に関われなさそうなので、それまでは何度か射撃場に行って練習するのと、山を散策して土地・植生・動物のいそうな場所を覚えるのが課題になります。

2016年5月9日月曜日

ネット上の鳥獣被害対策情報を読む

 ゴールデンウィーク中に、ネット上の鳥獣関係の報告書を読んでみました。

予防的鳥獣被害対策マニュアル
http://www.maff.go.jp/tohoku/seisan/tyozyu/bousisaku/yobou/manual.html
PDF最後のリンク集が充実しています。

農林水産省/鳥獣被害対策コーナー
http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/

林野庁 森林鳥獣被害対策技術高度化実証事業報告書
http://www.rinya.maff.go.jp/j/hogo/higai/tyouju.html

神奈川の野生鳥獣と狩猟のページ -
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f986/

静岡県 森林・林業研究センター
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-850/

野生動物保護管理事務所
http://www.wmo.co.jp/modules/report/index.php?page=article&storyid=6

J-STAGE 論文検索
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja/
 ニホンジカなどのキーワードで検索し、著者で追っていきます。
 当然のことですが、狩猟そのものというより、地域全体の鳥獣被害防止の話題が多いです。
 情報量としては、鳥獣被害防止>罠>シャープシューティングやモバイルカリング>銃猟 となります。