もうすぐ猟期。
(関連記事:狩猟期間の延長)
罠による有害鳥獣駆除の応援に行ってきました。
小さめの鹿ということもあり、こちらのイギリスの例を真似て、骨盤の前2箇所を鋸で切る方法でやってみる。
肛門周りを外したら、大腸をエイヤっと引っ張れば抜けそう。
しかし、力加減を間違えると、糞が出たり、膀胱を圧迫して尿が出そうになる。
糞の形が分かる大腸を引っ張るのは、感触的にも緊張する。
骨盤を切ると手が届きやすくなり、骨盤の中から肛門付近の腸と、膀胱は外しやすい。
切りすぎにさえ注意すれば、鋸での作業はそれほど難しくない。
鋸は細目のものが骨が切りやすい。
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解体を見たいという希望があったので、初めてとめさしを見る人や、解体をやってみたいという人など、数人を前にしての作業。
これまでに解体した鹿は50頭ぐらい。
講師役をするには経験が浅いかもしれませんが、やってみました。
鹿ハンガーに吊り下げ、皮剥ぎ、内蔵出し、前脚、内ロース、背ロース、後ろ脚の順で解体。
骨外しやトリミングも、参加者にやってもらいました。
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体験した人が狩猟免許をとったり銃所持する可能性は低いし、直接的にそれを目的としたイベントではなかった。
実際に見て、何かしら感じるものがあればと思う。
・将来的に狩猟や銃所持してみたい
・解体をやってみたい
・自分で解体するわけではないが、見てみたい。
・鹿肉を食べてみたい
色々な段階の人がいますが、それなりのニーズはあると思います。
解体の最後の出口は調理。
鉄分が多く~、火を通しすぎると~という概略を話すことはできますが、食材としての鹿肉の特性や、簡単な調理方法がまとまっているサイトが欲しい。
(印刷用にA4版2ページでまとまっていると、なお良い)
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