ロシアではライフルを持てるのは銃所持5年以上なので、366 TKMや9.6x53mm Lancasterという口径が生まれたらしい。
日本のハーフライフルはライフリングが銃身の半分以下という規定だが、ロシアはライフリングが14cm以下だと散弾銃とされる。
https://www.thefirearmblog.com/blog/2015/08/13/the-new-russian-shotgun-round-366-tkm-for-sks-ak-rifles/
https://www.thefirearmblog.com/blog/2018/10/16/molot-oruzhie-news-arms-hunting-2018/
https://www.thefirearmblog.com/blog/2018/05/16/three-new-russian-guns-chambered-in-366-tkm-and-9-6x53mm-lancaster/
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.366TKM
http://modernfirearms.net/en/cartridge/366-tkm-2/
ロシアの「Techcrim」社によって開発された。
7.62×39 M43カートリッジがベースになっている。
9.55mm 弾頭を入れるようにネックアップ。
弾頭重量は12~15g(185~231gr)で、弾速は550~600m/s
150~200mのミディアムゲーム向け
弾を作っているTechcrim社
http://techcrim.ru/?page_id=8514
ロシアのwikipedia
https://ru.wikipedia.org/wiki/.366_%D0%A2%D0%9A%D0%9C
Techcrim社のみ製造しているので、リロードは難しそう。
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銃メーカーのMolot社
http://molot.biz/
.366TKMを使える銃で、AK系以外のもの
VPO-208
http://molot.biz/goods/vpo-208-sks.html
http://modernfirearms.net/en/shotguns/russia-shotguns/vpo-208-eng/
弾倉は10発
全長1025 mm、銃身長520 mm、重さ3.6kg
Simonov SKSカービンをベースにしている半自動銃。
Paradox-rifled barrelは125mmで、残りはスムースボア
VPO-212-01 カービン、半自動
http://molot.biz/goods/vpo-212-01.html
VPO-212-04 銃身長が650mmと長めの半自動
http://molot.biz/goods/vpo-212-04-laminat.html
VPO-215 ボルト式。
https://molot.biz/goods/gornostay-vpo-215-01-520.html
ADAR社 Ladoga
https://www.thefirearmblog.com/blog/2018/10/22/adar-ladoga-and-2-15-rifles-arms-hunting-2018/
ストレートプルライフル。
.366TKMのモールド。
https://www.instagram.com/p/B0U8lN3oLQe/
7.62×39をネックアップした薬莢だが、入手はできるのかな。
9.6x53mm Lancaster(ランカスター)はライフリングが楕円らしい。
http://istate.tv/new-russian-cartridge-rifle-9-6x53mm-lancaster/
Molot社とTechcrim社によって開発。2017年10月に発表。
https://www.thefirearmblog.com/blog/2017/10/10/update-russian-9-6x53mm-lancaster-cartridge/
7.62x54mmRカートリッジをベースに、10.3mmにネックアップ。
Lancaster riflingという言葉自体が、楕円形のボアという意味
チャールズ・ウィリアム・ランカスターが楕円形の銃身を開発したのは、1850年代。
VPO-223 ボルト式
http://molot.biz/goods/vpo-223.html
VPO-220 ボルト式
http://molot.biz/goods/vpo-220-po-aktu-2926.html
https://patriotswithguns.com/articles/molot-introduces-four-new-rifles-chambered-in-9-6x53mm-lancaster-arms-hunting-2017/
カラシニコフSVDライフルの9.6x53mmランカスター口径、TG3
https://www.thefirearmblog.com/blog/2018/08/30/kalashnikov-concenrns-tg3-svd-chambered-in-9-6x53mm-lancaster/
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2019年7月追記
新たな規格が追加されていました。
https://www.thefirearmblog.com/blog/2019/02/20/new-russian-cartridge-345-tk/
https://www.kalashnikov.ru/kakim-budet-patron-345-tk/
.345 TKは9x19mmに似た弾。
http://smartguns.com/new-russian-cartridge-366-magnum/
.366 Magnumはこれからですね。
弾倉を2発にすれば、日本でも散弾銃として認められそうな銃があります。
旧東側がライフルに厳しく、その結果スラッグが発達したように、日本とライフル規制の状況が似ているかもしれない。
ロシアの法律の詳細が分かりませんが、日本のハーフライフルのように、メジャーな308winなどの銃身のライフリングを15cm残して削り、散弾銃として登録できないのでしょうか。
薬莢から新たに作るより、手っ取り早いと思うのですが…
ベルダン銃やモシンナガンのライフリングを削って、24番などのスムースボアにしたFrolovka。
村田銃の払い下げの経緯に似ている。
https://t.co/1fNa4croCh
http://www.kalibr.ru/pdf/29/frolovka.pdf
モシンナガンベースの410番Mouflon(Муфлон )という銃もある。
こちらは2013年に作られたもの。
ボルトが邪魔になるのでスコープがサイドマウントなのが全く進化していない。
https://t.co/4R5PHBBSzM
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