2016年7月16日土曜日

久しぶりに地下足袋で山を歩いた

 北海道に住んでいたときは、スパイク長靴がメインで、スパイク地下足袋は年に数回の出番でした。
 山を歩く機会があったので、久しぶりにスパイク地下足袋を履いてみました。

 幹だけ見ても、杉と檜が分からない場合があります。
 典型的な樹皮なら分かりますが、幹に苔が生えていたり、杉檜が混じって生えていると、すぐに分からずに、落ち葉や上を見上げて確認します。
 あまり手入れのされていないヒノキ林でしたが、木漏れ日で苔が生えていました。

 謎の動物が作ったであろう穴。キツネか狸?
 トレイルカメラを持っていれば、仕掛けて正体を確かめたくなります。

 風で根こそぎ倒れた場所に近い杉林。
 最近施業していないので、本来は樹冠は閉鎖しているはずですが、枝が折れて妙な感じになっています。
 こうなってしまうと、枝が復活するのは相当時間がかかりそう。

 ここでシカを見かけました。
 昼の12時近くでのんびりしていたのか、50m先の凹みからあわてて逃げ出す。
 疎らな立木の間で、50m先を横に逃げるパターンは、結構ありがちです。
 このシチュエーションで、獲れるようにならなくては。

 下層植生(餌となる植物)が多いためか、風倒地や南斜面の風害地に獣道が多い印象です。
 シカの嫌いなマツカゼソウも目立ちます。

 スパイク地下足袋で数時間山を歩きましたが、足のトラブルはありませんでした。
 事務仕事で仕事場と家の往復になってしまっており、体力が落ちている方が問題です。

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