2018年5月9日水曜日

トリガー周りにベアリングの想像

 引き金を引いてから弾が発射されるまでのロックタイム(lock time)を速くする方法として、ベアリング化は有効なのだろうか。
(関連記事:スピードロックハンマー

 ボルト式の場合、ボルト内にスプリングがあり、直線的に動くので、時間も短いイメージがある。
 半自動銃は分からないが、スライド式のレミントンM870の場合はこうなっている。
・トリガーが動き、シアを外す
・シアが外れ、ハンマーが動く
・ハンマーが円弧運動をして、撃針を叩く。

 これらの中で、一番大きな動きをするのはハンマー。
 仮にハンマーのピン周りをベアリング化すると、どれだけ抵抗が減るだろうか。

 直径4mmぐらいの面接触をベアリング化して抵抗を減らしたところで、高速回転や高トルクがかかる訳でもないので、余り意味が無い?
 もしくは、小さすぎて収まるサイズのベアリングが無い?
 小さいベアリングを作っているミネベア

 日本の数万倍の銃が、世界では使われています。
 その世界で今までやられていないということは、試したうえで廃れたのか、そもそも検討すらされないのか。
 トリガースプリングの強さに対して、ピンの摩擦は無視できるほど小さいかもしれない。

ハンマーの肉抜や、極圧でも摩擦が少ないオイルを探した方が良さそうです。


 AR系のトリガーでのベアリング導入例
Elf Match Trigger
http://www.thetruthaboutguns.com/2015/02/jeremy-s/elftmann-tactical-drop-in-triggers/

0 件のコメント:

コメントを投稿