2018年2月11日日曜日

GPS ガーミンeTrex VistaHCx

 10年ぐらい前の古いGPSを使っています。
 この頃は60scxの評判がよく、受信チップのSIRFStar3が搭載されるかなどをやっていた時代。
 その後、スマートフォンが普及し、GPS受信チップは小さく高性能になりました。

 ロシアのGLONASS、ヨーロッパの、日本のみちびきには対応していませんが、山の中では誤差10mぐらいは別に問題ありません。
 紙の地図を読む能力があり、尾根を間違えなければいいだけ。
 国有林内であれば、スギ60年生など植生の入った図面もあるので、そうそう迷うことはありません。

 国土地理院の地図を変換したものを入れています。
 家ではカシミール3Dで軌跡ログを管理しています。

・10年使っても壊れない
・単3電池2本で12時間ぐらい動く
・電源を入れればすぐ使える

 単体のGPSであれば、ガーミンにしておけば間違いない安心感があります。
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 今買うとすれば、eTrex30xでしょうか。
 日本語化もできそうですし、地図も自分で作って入れればいい。



 一昔前は日本語版がやたらと高かったですが、いまはそれほどの価格差は無いようです。
 約2万9千円

 ザックの肩ベルトに取り付けたポーチに入れてたり、腰袋に放り込んでいます。
 適当な液晶保護シールを切り抜いて、画面を保護しています。
 画面上のボタンが間違って押されることがあるので、ゴム板を貼り付けました。
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 Fortrexを薦める人もいますが、自分の使い方では等高線が表示できる機種の方が、圧倒的なメリットがあります。
・知らない土地を歩くのには、等高線が必須。
・次の尾根や林道までの距離が分かる

 地図が重いという人は、ひょっとしたら地図がラスター(面)なのでは。
 ベクター(線)の地図なら、そこまで重くありません。
 

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 紙の地図、コンパス、スマホの地図アプリ(野外調査地図OruxMaps)も山に持っています。
 OruxMapsはガーミン地図のimgファイルが表示できます。

 知り合いの会社で、山の中に一人で調査にいったものの、連絡がとれずに行方不明になった人がいたそうです。
 雪が降ったりクマがでるので二次災害の恐れがあり、捜索は中止し、雪解けを待ってからになるとか。
 狩猟に行って滑落して骨折、電波が通じない場所であれば、そんなこともありえます。

・どこに入るか家族に伝えておく
・一人の場合は無理しない
・地図を確認してから山に入る
・電波状況を時々確認する
・ヘッドライトやサバイバルシート、ライターなどの動作確認をたまにする
 この辺をしっかりやっておきたいです。

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