ライフル所持の10年までは遠い。
それより先に、子供が20歳になりそうです。
(子供が10歳を超えてから、親が銃所持をしたということ)
自分の子供に、狩猟や銃所持を薦めるべきだろうか。
バイクで例えると、親子でツーリングに行くとか、親父が昔乗っていたバイクを子供が乗るという感じ。
それが狩猟や銃であっても、別に特別なことではない。
30歳という若いうちにライフルを持てるというのは、狩猟や管理捕獲などで大きなアドバンテージとなりえる。
銃の維持費が年間5万円として、10年間で50万円払うだけの意味はあるか?
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自分の過去を振り返ってみると、20歳ぐらいの時に空気銃所持者と話したことがあります。
当時はインターネットも携帯電話も普及していなかったので、銃所持まで踏み切れなかった。
その後の就職や転勤先での人付き合いを考えると、銃を持っていれば何か運命が変わっていたかもしれない。
バイクやゴルフ、登山と同じような趣味の1つとして、年をとっても関わっていくかどうか。
20歳という若い年齢では、将来の想像はなかなかできない。
これまでの経験から言って、狩猟や野生鳥獣、アウトドアに興味があれば可能性はある。
人から薦められた趣味は長続きしないので、自らの意思で銃や動物のことを調べるレベルだったら、その素質はあるのかも。
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現在進行形で狩猟者不足が問題になっているが、ベテランさんの子供や孫は、狩猟や銃についてどう思っているのだろうか。
「奥さんが反対して」「就職で都会に引っ越してしまって」「息子じゃなくて娘だから」など、色々な理由はあると思います。
身近に狩猟者を見ている子や孫が銃を持たないのであれば、何かしらの原因があるはず。
どんな趣味にもいえますが、苦労と楽しみがあります。
興味のあって狩猟免許や銃所持に至った人は、スタート時のハードルをクリアした人。
その一方、数年で銃や狩猟免許を更新しなくなる人も、一定割合います。
子や孫が狩猟をしないことや、一度目の更新で手放す人を分析しないまま「狩猟者が減って困っている」をアピールするのはどうなんだろうか。
減っている原因は自らにあるのかもしれないのに、外に理由を求めてやしないか。
これまで何となくできていた事が破綻しつつあるのに、誰も原因の分析を言い出さないことに、閉塞感を感じます。
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例えば北海道では若い狩猟者が増えています。
「自然や環境が違うから」と済ますのは簡単ですが、掘り起こせば他県の参考になる取組が見つかるかもしれない。
環境省主導の狩猟紹介イベントはそれなりの効果がありますが、画一的で、入り口までしか示していません。
それ以降については、情報が少ないイメージがあります。
ローカルな原因分析や魅力の発信は、やろうと思えばいつでもできる。
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子供と狩猟だが、大まかなステップとしては、こんな感じになるだろうか。
1.一緒に登山に行く
2.狩猟肉を食べる
3.狩猟に行く(銃の発射を見せる)
4.解体をしてみる
動物解体の忌避感については、実際に体験してみないと分からない。
「小さいころ、鶏の解体をみたせいで肉が苦手になって…」というのはありがちなパターン。
我が家では銃を持っての山歩きや鹿探しまでやっているが、発射までには至っていない。
それにしても、あくまで親主導であって、本人の積極的な意思ではない。
子供が19歳ぐらいになって、まだアウトドア属性が残っていたら、将来やりつづける趣味の選択肢の1つとして、リアリティのある話をしてみたい。
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