2017年2月27日月曜日

銃による有害鳥獣駆除に登録

 昨年4月から有害鳥獣駆除をする予定でしたが、転勤があってキャンセルされ、転勤後はすぐに登録できなかったため、銃による有害鳥獣駆除をしていませんでした。
 罠の有害は登録していますが、たまに手伝うぐらいで、自分の罠を持っていません。

 引っ越してきてから約1年経ち、ようやく、銃による有害鳥獣駆除の許可がおりました。

・地域の鳥獣被害の防止に参加できる
・狩猟期以外も山で経験を積める
・報奨金が狩猟や弾代の補填になる
ということで、できるだけ参加してみたいと思っています。

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 猟銃を所持し、維持するには、色々なきっかけがあります。

・銃という道具を所持し、使うこと
・野生生物との対峙
・農林業被害の防止
・山を歩くこと

 これ以外にも理由はあるでしょうし、何のために狩猟・銃猟を行っているのか、表現するのは難しいです。
 
 言葉にすることで、発信する側と受け取る側で、解釈が異なってしまう場合もあります。

 「鹿」という言葉ひとつにしても、「アニメで描かれるバンビ」から、「うちの畑を荒らした憎いやつ」まで、イメージの幅があります。

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 一年間にどれぐらいの費用がかかるか、ざっくりとした計算をしてみます。

 18300円 狩猟税16500+手数料1800円
 18500円 猟友会費
  3500円 保険
  1900円 狩猟免許の更新3年毎2900円×銃と罠の2種類(1年あたり約1900円)
  3700円 銃所持の更新(3年毎)1丁目6800円+併記2丁目4400円(1年あたり約3700円)
 12500円 スラッグ弾1発250円×50発=12500円

 58400円 合計

 有害をやっていれば狩猟税は半額になりますが、それでも年間5万円ほどの出費になります。

 お金のために狩猟をやっている訳ではないですが、鳥獣被害を減らしつつ、維持費用ぐらいは得たいのが本音になります。
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 狩猟経験の浅い人は、こんな特徴があります。

・土地勘が無い(獲物がいる場所が分からない)
・人との繋がりが浅い
・年齢が若い場合、本業の収入が少ない傾向にある

 獲物が取れなかったり、狩猟の面白さが分かる前に、維持費用が負担となって、辞めてしまう人もいるかと思います。

 有害鳥獣捕獲や管理捕獲への参加は、経験を積む場であると同時に、費用負担を減らせる可能性もあります。
 そのあたりの視点を持って、新規参入者をフォローしていただけると、非常にありがたいです。

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