2017年2月1日水曜日

1月は出会いはあるが不猟が続く

10日目
 半日だけ時間が出来たので、山に行ってみる。
 林道入り口でハンターさんと会い、ちょっとだけ会話する。
 彼も単独忍び猟で、全く同じ場所を目指していた。
 あまり人が来ない場所だが、新しい足跡は彼のものだったのか。
 同じ林道の違う枝道に入ることにする。

 年末に標高の高い場所で雪が降ったようで、ガチガチに固まっている。
 ススキ原も半分ぐらい雪に埋もれ、鹿の痕跡は少ない。
 どうやら、山の中腹に降りたようだ。

 林道を横切る鹿2頭、ススキ原で鹿1頭、林内の風倒地で鹿2頭を見て終了。
 ススキ原は一見気配がありませんでしたが、口笛を吹いたら鹿が出てきました。
 鹿の木化けを見破るのは難しい。
【この日の目撃】鹿5頭 撃てない距離と速さ
-----------------------------------
11日目
 初めての地域に行ってみる。
 林道脇の草地で鹿を3頭見るが、空が背景で撃てない。
 ちょっと追いかけたが姿は見えず。

 地図上で目星をつけていた草地に行ってみるが、金属網の鹿柵でガッチリ守られており、鹿の侵入が無い。

 続いて別の草地に行ってみるが、尾根を登っている時点で警戒音を鳴らされる。
 音を立てないようそっと登ってみるが、草地は思っていたより藪になっており、アセビの藪の中に逃げ込む鹿の尻が見えただけ。

 新しい草地は鹿柵で守られており、全体的に傾斜が強い地形なので、歩き回る単独猟はやりにくい流域という印象
【この日の目撃】鹿5頭 アプローチが違っていれば撃てたかも。
-----------------------------------
12日目
 狩猟期には初めての林道に行ってみる。
 途中、牧草地の近くで車を止めると、道路の下の藪から警戒音がする。
 銃を出すのは微妙な場所なので、とりあえず声を出して反応を探る。
 すると、藪から5頭の群れが2群も出てきた。

 藪が切れ、草地になる場所までの距離は80~100m。
 逃げる方向に歩いており、たまに振り返る状況。
 距離的に遠いし、銃袋に入れてガードレールを跨いでも、道路上になりそうなので撃てない。
 次回は反対側から回りこんで近づいてみたい場所だ。

 初めての林道の1箇所目の草地には、獣道はあるものの、糞は少なく、鹿の気配が無い。
 2箇所目は古い造林歩道沿いだが、実際に行ってみると傾斜はきつく、藪が多く全く見通しが利かない。
 途中で鹿の姿をチラッと下に見るが、出てこないと思っていた人工林内なので、油断していて構えられない。
 3箇所目はアカマツが多く、気配が無い。
 
 車を止めた場所に戻ろうとするが、かなりの沢に入り込んでしまい、時間を無駄にする。

 林道途中で砂利敷の工事をしていたので、土地勘のある地域に戻る。
 朝に10頭目撃した場所に別方向から歩いて行ってみるが、鹿はすでにいない。
 そこまでのルートは覚えたので、次回行く場所として覚えておく。

 途中、林道の移動中に鹿1頭に会うが、速すぎてなにもできない。

 中腹の広葉樹林に行くが、警戒音が1回だけで、鹿の姿は見えず。
 林道に戻ろうと歩いていると、獣の足音がする。

 じっと止まり、気配を探ると、複数いる。
 スコープの範囲には姿が見えないので、低い姿勢でちょっと移動する。
 しばらくスコープ越しに探していると、距離100mでウリ坊のお尻がチラっとだけ見えました。
 林道を流しているとたまにウリ坊に出会いますが、銃を持っている状態で見るのは初めてです。
 あわてて100m移動するが、既に移動した後で姿は見えませんでした。

 地図で確認していた別の広葉樹林に行ってみるが、思っていたより傾斜がきつく、林道からも遠いので、途中で止める。

 午後になり時間も限られてきたので、別の林道にある大きめの草地に行く。
 隣接する林内から慎重に覗き込むが、鹿の気配が無い。
 ここにはいないだろうと気を抜いて歩いていると、100m先に鹿2頭が出現。

 山の中に逃げ込んだが、あたりをつけて追っていく。
 200mほど進むと、斜面下に足音が。
 走って確認しにいくと、先ほどの鹿2頭が沢筋を走っているのが見えましたが、間に木もあり、撃てない角度に入られてしまいました。

 【この日の目撃】 
 100mで12頭
 林道を横切る1頭
 100mでウリ坊1頭
 谷に向かって走る鹿2頭
-----------------------------------
 次の13日目で、4頭目に至りました。

0 件のコメント:

コメントを投稿