2017年9月22日金曜日

罠による有害を手伝ってきた

 地元繋がりで、罠による有害鳥獣駆除を手伝ってきました。
 罠の設置に1日、見回り3日で、鹿4頭を捕獲しました。
 解体も手伝いましたが、少しはスキルが上がったような?

 車で30分ほど山に入り、林道からはすぐの場所でした。
 畑のすぐ裏ならともかく、そこまで距離があると、毎日見回りに行くのも大変そうです。
 さらに捕獲したら現場で止めさしし、皮剥ぎ大バラシし、持ち帰ってから骨はずしと、それなりに時間がとられる。
 会社勤めしながら罠を運用するのは厳しい。

 実際問題として、猟場が遠い都会暮らしのサラリーマンが、罠を見回るのは難しい。
 狩猟ブームだが銃は危険というイメージで罠免許をとる人は、どこでやるかを十分に考えてから受験したほうが、ペーパー免許にならなくて済むのでは。
 田舎の実家の畑を守るなど土地勘や地縁があれば別だが、猟場の検討すらつかない状態から罠を仕掛けるのは大変です。

 くくり罠は7箇所×3基=21基で、設置1日見回り3日で鹿4頭捕獲。
 作業時間あたりの捕獲数で考えると、24時間働いてくれる罠は確実性がある。
 もっとも、銃でしか対応できない場所や状況もあるし、単純に比べられるものではないけども。

 罠ならではの奥の深さはあります。
 仕掛けや場所を考え、読みとあうかどうかの駆け引きは、魚釣りと共通するものがありそう。

 林道から近い場所に仕掛けたので、ディアスレッドの出番は無し。
 要らない装備になってしまう可能性が出てきた…。
 本当に使わないと判断できるのなら、罠猟師さんに譲ることにしよう。

0 件のコメント:

コメントを投稿