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独立行政法人自動車技術総合機構 審査事務規程 より。
https://www.naltec.go.jp/publication/regulation/fkoifn0000000ljx-att/fkoifn0000000m7l.pdf
(3)自動車の空気入ゴムタイヤは、堅ろうで、安全な運行を確保できるものとして強度、滑り止めに係る性能等に関し、視認等その他適切な方法により審査したときに、次の基準に適合するものでなければならない。(保安基準第 9 条第 2 項関係)
① 空気入ゴムタイヤに加わる荷重は、タイヤの負荷能力以下であること。
この場合において、次に掲げる値がタイヤの負荷能力以下であることを確認すること。
(細目告示第 167 条第 4 項第 1 号関係)
ア 積車状態における軸重を当該車軸に係る輪数で除した値
イ 空車状態に乗車定員の人員が乗車した状態における軸重を当該車軸に係る輪数で除した値
② ①のタイヤの負荷能力は、次により算定した値とする。
ア 当該タイヤに表示されたロードインデックスに応じ、別表 4「ロードインデックスに対応する負荷能力」の負荷能力欄に掲げる値とする。
イ ロードインデックスが表示されていないタイヤにあっては、アの規定にかかわらず、当分の間、一般社団法人日本自動車タイヤ協会の「日本自動車タイヤ協会規格」(JATMA YEAR BOOK)における「空気圧-負荷能力対応表」に規定する最大負荷能力等のタイヤ製作者が指定する最大負荷能力とすることができるものとする。
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別表4 ロードインデックスに対応する負荷能力 (181.59 KB)
https://www.naltec.go.jp/publication/regulation/fkoifn0000000ljx-att/fkoifn0000000o5k.pdf
グッドイヤー タイヤの表示(3)荷重指数/速度記号/PR
http://www.goodyear.co.jp/faq/advanced08_3.html
ヨコハヤタイヤ JATMA※サイズ別、負荷能力、空気圧表
http://yokohamatire.jp/yrc/japan/tbsite/information/loadfacility/index.html
145R12 6PRなら単輪450kg、145R13 6PRなら単輪475kg
プライ表示でない荷重指数(LI)の場合
73=365kg
75=387kg
77=412kg
79=437kg
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前軸重、後軸重は、車検証に書いてあります。
人間は55kgで計算というのは分かりますが、ネット上で数値は探しにくく、事例が見つかりません。
ダイハツ アトレーワゴンの一例では、車両重量970kg、前軸重490kg、後軸重480kg、車両総重量1190kg
貨物車両のカーゴや軽トラでは、これに積載量が加わります。
大型トラックの場合、積載量の荷重分散の計算などもありますが、軽貨物の場合はどうなるのでしょうか?
ちょっと調べましたが、いまいち分かりません。
ハイゼットデッキバン(S331)の場合、車検証では前軸480kg、後軸440kgでした。
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具体的な数値はさておき、標準で付いている6PR以上であればクリアできそうという、フワっとした結論になりそうです。
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