急斜面や赤土っぽい場所でのグリップは圧倒的です。
しかし、石や舗装上で音がうるさいのと、葉っぱがピンに刺さるのがストレスになります。
ゴムピンスパイクの履物もあります。
4000円程度ですが、使えるかどうか分からない物に払うには、ちょっと高い。
金属スパイク地下足袋のピンを、試しに抜いてみることにしました。
だいぶ前に買ったもので、メーカー不明
ピンはホッチキスのように下で繋がっており、倒れないように土台が曲がっている。
ピンを抜いてゴムピンスパイクのように使おうと思ったが、手間がかかりすぎて無理。
ニッパーで切ろうにも、鋼線が硬い。
数シーズン使っているが、土の上なので、ピンはそれほど磨耗していない。
コハゼを止める紐が何箇所か切れたぐらい。
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(2)全農クミックスの7枚こはぜ スパイク地下足袋 SG-8
https://www.kumix.co.jp/product
1に比べ、ピンの出っ張りが少ない。
ピンが長すぎると落ち葉が刺さり、その音が気になるので、こちらの方がいいかも。
指の股に枝が引っかかるのが気になるので、股が繋がっている先丸にしてみた。
ややスリムだが、甲周りはちょっと緩いので、指先を切ったインソールで調整する。
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(3)莊快堂 I-78 スパイクシューズ 山彦
先丸で、爪先にガード入り。
サイズが小さいものを試し履きしたこともあり、甲周りや指先はきつい印象。
地下足袋と大きく違うのは、固定方法の向き。
普通の地下足袋はコハゼ止めで、アキレス腱あたりで太さの調整をします。
前後方向しか調整できないので、甲周りをあわせられない。
中敷を入れるか、甲を縫うぐらいしかない。
スパイクシューズは脛で2箇所、甲で1箇所の調整があります。
脛に余分な布があり、外側方向にベルクロで固定する。
踵を固定し、甲で押さえるという普通の靴に近い調整方法なので、地下足袋の甲周りが合わない問題が解消されるかも。これを何年も使っている人の話では、ベルクロにゴミが詰まって接着力が弱まる場合があるが、それ以外は問題ないらしい。
履き口の内側に幅28mmのゴムの滑り止めが貼ってあり、裾が出にくくなっている。
足首の間接部分の両側に、直径5cmの丸いパッドが入っている。
インソールも入っている。
狩猟者に人気があるのは、安全カップが入っていない朝霧。
迷彩柄がある。
http://www.soukaido.co.jp/products_pdf/I-881.pdf
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ゴムピンスパイクの若葉
http://www.soukaido.co.jp/products_pdf/I_98.pdf
これを買うことにしよう。
靴もそうだが、地下足袋もメーカーによってサイズ感が違うので難しい。
山彦は25.5cmを借りて履いてかなりきつかった。
1の地下足袋は25.5cmでちょうど。
普段は26.0cmだが、甲回りの調整が効くので、26.5cmが良いか。
地形や植生、猟法によって足元装備に求めるものは違います。
登山靴で狩猟をする人もいますが、自分の場合、スパイク地下足袋、スパイク長靴、長靴。
底が柔らかく、底の凸凹があるトレイルランニングシューズも気になる。
登山では重い装備を背負ったり長時間歩く時は、底が固く、足首がしっかりしている靴を選ぶ。
単独猟の場合、車から1時間以内の距離で、荷物もそれほど多くない。
肉を担いでも20kgぐらい。
その場合はペースを落とすし、休みをとればいい。
爪先から接地する忍び足も使うので、靴底が柔らかい方がいい。
・ゴムピンで音がしない
金属ピンは林道上で音がするのと、落ち葉が刺さり、それを踏む音がするのが気になる。
最近は傾斜がきつくない地形では、金属スパイクではなく、普通の長靴を履いている。
それにしも、足首部分のゴム折れ曲がる時に出るベコっという音が気になる。
折り癖をつけるか、足首を柔らかく出来ないものか。
斜面に足の裏をべったり着けてグリップを確保し、なおかつ足首が柔軟だと、急斜面が登れる。
スパイク靴の編み上げは、これが馴染めなかった。
足首に摺れる4枚コハゼの足袋は合いませんでした。
・ダニ対策として、コハゼが多い足袋や脚絆で裾じまいをしたい
・ゲイターは、たまに左右の足が擦れる音がするのが気に入らない
・地面が濡れている時は長靴
冬場は防水スパイク地下足袋という地元の猟師さんもいる。
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