サイジングダイを作ろうという過程で、素材について調べています。
腐食性という言葉が気になったので調べてみました。
金属のイオン化傾向
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E5%8C%96%E5%82%BE%E5%90%91
高校化学でやったような……?
アルミパーツにステンレスのボルトを使うと、電食(電蝕)が起きて固着します。
https://www.eskyjapan.com/method/corrosion/
船では鉄の腐食を防ぐため、亜鉛を犠牲にします。
http://www.marinesupplies.jp/general_magazine/?p=531
ステンレスの流し台の上に、鉄を置いておくと錆が進むのも、この原理。
ステンレスは銅と同じぐらいのイオン化傾向らしい。
http://www.jssa.gr.jp/contents/faq-article/q9/
ライフルの場合、鉄やステンレスの銃身に、鉛を銅コーティングした弾頭が通過します。
(北海道など鉛弾既製のある地域では、無垢の銅弾)
銅の方がイオン化傾向が少ないので、鉄は負けて侵されます。
これがカッパー・ファウリング(copper fouling)
その結果、ライフリングの角が丸くなったり、直径が広くなったりし、銃身の精度が落ちます。
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鉛とアルミもイオン化傾向の差があるので、電蝕するのか?
鉛は柔らかく、工業用の金属材料としては一般的ではないので、うまい例が見つかりませんでした。
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