2019年2月16日土曜日

望遠の効くコンパクトカメラ(レンズ非交換タイプ)

 望遠が効き、ちょうど良い大きさと値段のカメラというのは、なかなか難しいです。
 一眼レフなどレンズ交換式のカメラは、システムの拡張性はありますが、総じて高価です。
 素子が大きければ暗所に強く、良い写真が撮れるイメージがあります。

 望遠だけ考えた場合、素子が小さい方が、同じ大きさのレンズでもよりズームが効きます。
 撮像素子とは。大きさの違いとメリットデメリット
>APS-Cはレンズの焦点距離に×1.5倍、フォーサーズは×2倍の距離になります。

 望遠レンズは300mmが1つの基準。
 しかし、遠い鹿を撮るには、ちょっと物足りない場面もあります。
 それ以上になるとかなり大きく、重くなります。
 ニコンの例


 カメラメーカー以外の高倍率ズームレンズ
TAMRON  SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2



SIGMA 望遠ズームレンズ Contemporary 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM

SIGMA 望遠ズームレンズ Contemporary 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM ニコン用 745554

 重さ約2kg、実売10万円と、気軽に買えるものではない。
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 レンズ交換が出来ないデジカメで、望遠向きのモデルを探してみました。
 並び替えや抽出のため、表にしました。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1xorwItNl9YBeKApnND6Bff8BB1iPmsXvoY4J_GRITg4/edit?usp=sharing
 倍率は24mmを1倍として計算してあります。(一部はメーカー表記に従う)

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 実際に買うと仮定すると、条件はどうなるか。
【重さ】
 双眼鏡(賞月6.5x32、重さ544g)を一日持っていると、ちょっと疲れる。
 600g以下ぐらいが、1つの基準になるか。

【ズーム】
 400mmぐらいでは望遠特化の意味が無いので、700mm以上は欲しい。

【価格】
 屋外で使う事を考えると、あまり高いものは躊躇われる。
 電子機器はモデルチェンジの間隔も早い。
 5万円以下が現実的か。

軽量機
キヤノン PowerShot SX430 IS
キヤノン PowerShot SX740 HS

重量機
キヤノン PowerShot SX70 HS
ソニー  Cyber-shot DSC-HX400V
ニコン  COOLPIX B600
ニコン  COOLPIX B700
パナソニック LUMIX DC-FZ85

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【良いと思った機能】
 超望遠機のニコンP1000の起動ポジション設定
 起動時の焦点距離を選択できる。
 広角からいちいち電動ズームするのは手間なので、便利そう

【いまいちな点】
 この手の望遠コンパクト機には、防水機能が無い。
 レンズの繰り出し機構の関係で、物理的に無理なのだろう。

 電動ズームではなく、手動というモデルがあってもいいのでは。

 起動時のスピードや細かい使い勝手などは、実機を触ってみないと分からない部分があります。

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 プロハンダーのRandy NewbergさんはニコンのP900を使っていました
 防水などは気にしていないのだろうか……?

 その後継機として、P1000が2018年9月に発売されています。
 光学ズーム3000mm相当、光学125倍というのは驚異的です。
 ただし、重さも860→1415gと増えました。


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