2018年3月9日金曜日

2018年の花粉症対策

 2018年2月20日あたりから花粉症対策をしています。
 鹿は3月15日まで狩猟期が延長されている県で登録していますが、外に出る気力がおきません。

・早めの抗アレルゲン薬の服用
 フェキソフェナジン塩酸塩錠(アレグラなど)60mgを、朝晩の食後に飲んでいます。
 しかし、薬が切れかける早朝に鼻水が出たり、夕方に目が痒くなったりします。
 次回の診療時に、もうちょっと強い薬に変えてもらおう。

・噴霧式の鼻炎薬(ナゾネックス)
 寝る前に噴霧しておくと安心です。

・目薬(アレジオン点眼液0.05%)
 目が痒いときに点眼
 普通の目薬も併用しています。


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 鼻水は薬で止まるものの、目のかゆみと腫れぼったさが収まらない。
 目の周りが腫れることで、普段つかない眼鏡の鼻あての跡がつくぐらい。
 4週間後に診断して薬を変更してもらった。

・デザレックス5mg
 フェキソフェナジンより効いている印象。

・ツムラ葛根湯加川きゅう辛夷エキス顆粒(医療用)
http://www.tsumura.co.jp/products/ippan/006/index_s.html
 追加として。

・ゼペリン点眼液0.1%
 アレジオンよりちょっと効いているかな?

・アラミスト点鼻液
 まだ使っていない

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小青龍湯(漢方)
 症状が出たときに飲んでいます。
 去年買って、減ってきたので追加したいですが、Amazonでは350錠で2900円もします。
 そんなに高かったけな。

・マスク
 イオンで売っていた安いマスクは、耳紐が丸で、やや短いのがいまいちでした。
 適当な本にゴムを引っ掛けて、ゴムを伸ばしてから使っています。
 次に買うものは、少し高くとも、耳にやさしい紐にしたい。

 眼鏡が曇るので、鼻部分の針金は必須。
 口部分の針金は、 口紅をつけている女性は必要かもしれないが、男性ではあまり必要を感じない。
 呼気でマスク内が湿気るのと、メガネが曇りがち。

メガネ曇り止め
 液体を塗り、乾いてから磨くタイプ
 磨き加減によっては効果が薄れるが、無いよりマシ。
 マスクでメガネが曇ると、士郎正宗のアップルシードで、ブリアレオスがレンズが曇らないコーティングを自慢していたのを思い出す。
 眼鏡のレンズに曇り止め防止コーティングをつければ良かったかな。

 曇り止めをすると確かに効果はありますが、曇らないまま呼気中の水分がレンズにつき、水の膜になる場合もあります。
 眼鏡は色々と大変です。

・空気清浄機
 効果があるのか無いのか分からないが、枕元に置いている。

べにふうき茶
 お茶に含まれるメチル化カテキンが、アレルギー反応を抑えるとか。
 粉茶を買ったので試してみたい。
 ただし、長く抽出すると光過敏性皮膚炎の原因物質であるフェオホルビドが生成されるとか。
 作ったらすぐ飲めということかな。
 花粉症市場は大きいのに、べにふうき茶飲料が市販されていないのも、そのへんの難しさかも。
 カフェインが無いメチル化カテキンのみの粉末があったら飲んでみたいものだ。

・ヨーグルト
 アレルゲンを抑える説がある。
 ちょっとだけ多めに食べたい。

・風呂
 熱い風呂に長時間入り、体温が上がりすぎると、ヒスタミンが活発になってかゆくなるとか。
 確かに風呂のあとは目が痒くなる時があるので、確かにそうかも。
 さっと入るか、低めの温度で。

・お酒
 症状がでるかもしれないので控えめに。
 花粉が終わるゴールデンウィークあたりまで、禁酒すべきか…
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・減感療法
 スギ花粉エキスを舌下に垂らし、喉のリンパを通じて免疫反応を慣らす療法。
 鳥居薬品のサイト
 シダトレンという薬が2014年10月から認可されています。
 液体で冷蔵庫保管が必要。

 シダキュアという錠剤も2018年4月以降に認可予定。
 しかし、薬価決定より1年間は14日分しか薬が出ないのが難点。

 無理矢理に花粉に慣らしているようなものなので、口の中が腫れぼったくなる例もある。
 花粉の時期は治療開始できないので、6~12月が治療期間らしい。
 飲み忘れるとはじめからやりなおしという情報もあるが、免疫機能的に本当かな?

http://nishimura-jibika.net/immunity
>3~5年の治療継続期間が必要
>薬代は、年間でシダトレンで11,000円

https://washio-jibika.com/2017/03/23/%E8%88%8C%E4%B8%8B%E5%85%8D%E7%96%AB%E7%99%82%E6%B3%95%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%AF%EF%BC%9F/
>クリニックと調剤薬局を合わせて 一か月 約2000円 年間約24000円

http://tsukijijibika.com/
>舌下免疫療法で根治する可能性は10~20%程度、舌下法で少しの症状があったがとても良かったという人が20~30%、効いたと思うという人が20~30%で、全体の70~80%の人に有効との報告があります

 それなりに高いですが、4年間で10万円の負担で、今後の不快感が減るとすれば、惜しくない気もしてきます。

 1年間のうち2ヶ月を花粉で悩まされるのは、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)が悪くなる。
 「人生の3分の1は睡眠しているのだから、寝具は良い物を買え」と同じように、お金で解決できるのであれば、治療するべきかも。

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 かつては花粉症が少なかったと言われます。
 家畜の糞などに含まれるエンドトキシンを幼少期に摂取すると、アレルギー症状が減るとか。
 要するに家畜が身近にいた時代は、花粉症が少なかったということ。

 自分でコントロールできない鼻水や、目を洗いたくなるような痒さを経験すると、幼少期に1週間程度の熱を出すことで、結果として死ぬまでの花粉症が防げるのであれば、そちらを選びたくなります。

 民間療法的に「糞を不織布に包んだ物」を売っているのは、ちょっと怪しいでが…
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 風の谷のナウシカで出てきた、森の人の泡テントのようなクリーンルームが欲しくなります。
 家庭の用事で出かけることがあるが、正直なところ、引きこもっていたい。

 マスクも高機能化し、密着性が高まっていくと、瘴気マスク的になっていくのかも。
 中国でのPM2.5対策で町行く人がみなマスクをしているようなもので、どこかディストピア感があって近未来的です。
 入り口にエアシャワーがあり、花粉フリーの店があれば、ちょっと行きたくなるかも。
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 2018年3月27日 追記

 花粉症の飲み薬をフェキソフェナジンからテザレックスに変えて鼻水は収まったものの、たまに目が猛烈に痒くなる。
 目薬をしても収まらない。
 花粉が少なくなるなるまで有害への参加は厳しい。

 舌下療法のシダキュアを試したい。
 4月以降発売なので、販売1年間は2週間おきに医者に行くのが大変そう。
 アステラス製薬のワクチン「ASP4070」も気になる。

花粉が大変!というニュースはあるが、無花粉スギの普及状況とか、花粉米の開発状況などを追う報道はあまり目にしない。 PDCA的にやりっぱなしでチェックしないのが日本っぽい。

医薬メーカーからしてみると、アレルギー反応だけで、生死にあまり影響しない花粉症は、理想的なマーケットなのかもしれない。 穴を掘って埋めてもGDPは上がるようなもので、やや不毛だけども。


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