2017年12月7日木曜日

ウエストバッグで山を歩く

 装備が重いと、車から歩くのが億劫になってきます。
(関連記事:一日歩く体力、気力と装備


 20年前に買ったマウンテンスミスのウエストバッグを、段ボールから掘り出してきました。
 一時期、流行った気がします。
 しかし、街中で腰に巻くと微妙で、肩掛けで使うのも意味が無い。
 デイパックより小さく中途半端で、次第に使わなくなっていきました。
 現行品はこちら
 
 中の防水コーティングは加水分解でボロボロにはなっていなかったものの、変質しているのか、やや酸っぱい臭いがします。
 水洗いと天日干しを繰り返し復活。
 かなり古いので、リセールバリューはゼロ。
 思い切った改造ができる素材として扱います。

 マウンテンスミスのデザイン上の特徴となっているジッパー金具ですが、音がうるさいので取り除き、紐を付け直しました。
 銃袋・手袋・水をしまえるよう、腰袋を増設しました。
 25mmナイロンベルトが通せるループがあるのは助かります。
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 実際にウエストバッグで山を歩いてきました。
 収納したものは、水500ml、銃袋、GPS、弾10発、解体用品(ナイフ、鋸、袋類)ファーストエイド、許可証、携帯電話

【長所】
 荷物を軽量化したので楽。
 背中が蒸れない

【短所】
 5時間歩くと、圧迫と摩擦で腰骨が痛くなってくる。
 滑りやすい服装や厚着をしていると、腰のホールドが弱い。

 厚着の場合、ある程度締め込まないと固定されない。
 ベルトを緩め、ぐるっと回して中のものを取るということをしなければ、裏側に滑り止め加工をして、締めこまなくてもずり落ちないようにした方が良いかも。

つけたまま車を運転するのは難しく、脱着が必要になる。
 軍隊で使われているチェストリグのように、前にバッグを持ってきた方が良いかも。
 ザックの方が容量がありますが、チェストリグを使っているのは、車などの乗り降りを考えてのことだろうか?
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 荷重の分散と、締めにくい服装への対応として、肩ベルトがあったほうが良さそうです。
 純正オプションのストラップ。3100円。
 対費用効果が微妙なので、適当な材料で自作してみよう。

 …というか、軽めのザックでいいんじゃないか?
 最終的にザックになるかもしれませんが、試行錯誤の過程は無駄ではないと思いたい。

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