2019年8月31日土曜日

クマ避けの爆竹を1つだけ点火する道具

 Togetterを見ていて思い出しました。
 クマは火薬の臭いを嫌う?→過信するのは危険
https://togetter.com/li/1225358

 15年ぐらい前に、北海道の道南で林業関係の人が使っていた、爆竹をほぐして1個ずつ安全に使うための熊避けの道具。
 道南は鹿が少なく、ヒグマが多い地域です。


 爆竹をまとめて使うと、コストがかかるし、不発も出る。
 地面に置いて着火するのは、湿っていたり雪の時に大変。
 そんな事から作られた道具かと思います。

 材料はライフルの空薬莢。
 たぶん30-06かと思います。
 薬莢に爆竹の火薬1つが納まり、導火線が外に出るような長さに、ネックを金鋸で切る。

 切った薬莢をドイツの手榴弾のように、棒に固定する。
 棒の長さは10~15cmぐらい。
 雷管を外した穴を使い、棒にネジ止めしていた気がする。

 鈴よりはるかに音が大きく、耳がキーンとなるぐらいです。

 自分でも同じような道具を作ってみようと思いましたが、当時は狩猟に縁が無かったので、薬莢が手に入りません。
 適当な木にドリルで穴を開け、作ってみたものの、数回の使用で爆発の衝撃で割れてしまいました。
 木目も考えて作りましたが、片方が開放されているとはいえ、火薬の威力は凄いですね。

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