2019年6月12日水曜日

デッキバンでの車中泊

 車を何台か乗ってきたが、車中泊は殆どしていない。
 フェリー乗り場の駐車場で寝たぐらいか。
 家族がいるとオートキャンプになりがち。

 バイクでのキャンプは数回。
 24時間で1000km走破なども含め、日帰りが多い。

 中で焚き火ができるようなティピーに泊まったこともある。
 小さいテントは持っており、比較的どこでも寝られる体質だが、テントを担いで山の中で泊まるというのは、実はやった事がない。

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 車中泊は、軽1BOXならスペースが広いので、どうとでもなりそうなイメージ。
 デッキバンは後部座席が狭いので、いくつかパターンが考えられる。
 関連記事:デッキバン 車中泊仕様の例

(1) 助手席を前に倒せるように加工した例。
https://minkara.carview.co.jp/userid/688364/car/1494806/4570743/note.aspx
 ヒンジ部品をサンダーなどで切断しないとできない。

(2)助手席、運転席を後ろに倒した例。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2442867/blog/36966623/

(3)後部座席を畳んだ状態
 広さはおよそ125x95cm
 足は延ばせないが、これが現実的か。
 助手席にレバーを追加し、スライドできるようになったので、少しだけ利便性が増した。

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 6月に近県に行く用事があったので、実際にやってみた。
 地面ができるだけ柔らかく快適になるようセッティングしてみる。

 下から順番に
・座席の裏側の鉄板とビニール。
 凸凹が気になり、そのままで寝るのは厳しい。

・厚さ12mmのコンパネ
 かれこれ15年、引っ越し4回ぐらい持ち歩いている。
 たまに荷物が多い場合の壁として使っている。
 荷台に平置きできるサイズ。
 コンパネの切れ端も追加し、できるだけフラットにする。

・軽トラの荷台マット
 普段はデッキに置いているもの。

・キャンプ用のマット
 サーマレストとそれっぽいもの、メッシュマットの3枚重ね。

・長座布団
 ニトリで購入したもの
 幅110×奥行59×高さ10cm
 ウレタンスポンジではなく、ポリ綿なので、ちょっとずれる感じがする。

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 この組み合わせで一泊してみました。
 交通量や出入りが少ない道の駅だったので、車の音などは気にならなかった。
 キャンピングカーが3台、車中泊に慣れている車も2台ほどいる。

 クッション的には問題ないものの、デッキバンは後部座席しかないので狭く、足が伸ばせません。
 斜めに寝て、足を運転席とドアの隙間に延ばしても、ちょっと厳しい。
 後部座席の対角線の長さは160cm程度。

 エコノミークラス症候群にならないよう、適度に姿勢をかえつつ寝る。
 足が伸ばせないので、寝返りがしづらい。
 1泊ならともかく、何泊もはちょっとつらそう。


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【その他やったこと】

・窓を塞ぐ
 街灯の明りや人目を避けるため、後部横と荷台の窓は塞ぎたい。
 銀マットなどで断熱を兼ねて自作している人もいる。
 今回は6月から9月の利用をイメージしているので、断熱性はいらない。

 とりあえずの目隠しとして、ダイソーで買った大きめの黒いごみ袋を、これまたダイソーで買った磁石で固定する。
 フロントガラスについては、かなり前に買った銀のやつ。
 前席横はそのまま。

 後部窓がパワーウインドではなく、手回しグルグルタイプ。ちょっとの換気の際、いちいちキーを使って車の電源をつけなくていいのは、逆に便利。


・間仕切り
 運転席と後部座席を区切る感じで、適当な布を下げる。
 ちょっと古いハイゼットなので、天井にフレームがあり、紐を通したり、磁石をつけることができる。
 今回は強力な磁石で固定した。

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【あったら便利だったもの】
 吊り下げるフック類
 S字フックやカラビナ、紐、洗濯バサミなど。
 狭い車内で空間を有効に使うには、天井や壁から吊るすのが有効。
 床に置いていると、暗い車内で踏む危険もある。

 モバイルバッテリー
 大容量の物が安心。

 ウェットティッシュ
 暑い季節に体を拭いたり、フロントガラスの汚れを取ったりに。

 磁石式のライト

 水ボトルとインスタントコーヒー、粉茶
 コンビニで水が買えますが、積んでおくと安心。

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 夏場は熱いので、網戸を組み合わせたい。
 こういった蚊帳テントで寝る場所のみガードするか
 蚊帳 かや 展開サイズ:W200xD180xH200cm 2000円


 適当な網戸ネットを切り、磁石で張る。
 91cmx200cmでホームセンターで230円ぐらい。ダイソーでも200円。
 商用車は金属むき出しなので、張るのは簡単。

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 次回は助手席を後ろに倒し、段差を埋めた状態で寝てみたい。
 ダッシュボードから一番後ろまでの長さは170cm程度で、ギリギリ寝られる。
 ダッシュボードの上に足を置けば、もうちょっと余裕がある。

 これに慣れたら、冬の猟期でも車中泊できるか?
 車体が金属で熱伝導が良く、車の下に空気が通るので、冬の車中泊はかなり寒いと聞く。

 保温は銀マットと切って窓に嵌めるとか、フレームの無い小さいテントを吊るなどだろうか。
 荷台で寝る場合、断熱材のスタイロフォームを敷けば、さらに温かいかも。

 まあ、こういったことは、妄想しているうちが楽しく、いざやってみると大変なだけかもしれないけど…

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 罠ではなく銃猟で現地解体する場合、デッキバンの荷台の出番は少ない。
 たまに汚れたままの長靴とか、ビニールに入れた枝肉を積むぐらい。

 車中泊を中心に考えると、デッキバンより軽1BOXの方が、使い勝手が良かったかもしれない。
 次に車を買い替えるのは何年後になるのか分からないが、軽1BOXにしてみたい。


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