2019年6月23日日曜日

花粉症の減感療法を始める

 いつのころからか、花粉症になっています。
 北海道には2016年3月まで住んでいました。
 スギヒノキは無いものの、シラカバ花粉の時期は目がかゆくなったりしていました。

 2月下旬から5月上旬まで3か月近く花粉の季節があります。
 今年はルパフェン、点眼薬アレジオン、点鼻薬ナゾネックス、症状がきつい時は漢方の漢方葛根湯加川キュウ辛夷で、鼻水は止まるものの、花粉が多い時期は目が痒く、充血していました。
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 スギ花粉のエキスを毎日服用し、慣らす減感療法を受けてみることにしました。
 液体常温保存のシダトレンが販売中止になり、錠剤で容量の多いシダキュアが発売から1年経ち、2019年5月から4週間の処方が可能になりました。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/trend/201904/560541.html

 花粉が飛んでいる間は服用できないので、2019年5月からスタートします。
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 鳥居薬品のサイト
https://www.torii-alg.jp/mapsearch/cryptomeria.html
 家から近く、土日もやっている病院に決定。

  初回は問診と血液検査4630円。
 シダキュアの説明ビデオを見る。
 お医者さんの話だと、3年は続けるらしい。
 スギ花粉が気にならなくなる人が1/3、薬の量が減る人が1/3、変わらない人が1/3らしい。

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 一週間後に、2回目の受診。
 血液検査の結果。
 スギ14.70UA/ml(レベル3陽性)、ヒノキ0.57UA/ml(レベル1疑陽性)、ハウスダスト、ブタクサは陰性。
 肝臓、腎臓、貧血などは問題なく、長期間の投薬も大丈夫という判断。


 処方に当たっての説明を、冊子を見ながら受ける。
・旅行や体調が悪い時など、1週間程度の休薬は可。
・服用前後2時間程度は、激しい運動、アルコール摂取、入浴は避ける。
 特に後。
 デスクワークであれば、出勤前が服用のタイミングになりそう。
・もし服用したことで反応がきつかったら、花粉症の薬(ルパフェン)を飲んで抑えてもいい。
・来年の花粉の時期も飲み続け、症状があったら今年と同じく抗アレルギー薬を飲む。


 初回はお医者さんの前でやってみる。
 ラムネのように粉を固めた錠剤で、水分の付いた手で触らないこと。
 舌の下に入れ、1分間放置する。
 出っ張っている部分の横に置く感じ。
 1分後は吐き出してみたが、ほとんど溶けていた。
 飲み込んでもいいが、食道が弱い人はリスクがある。

 アレルギー反応のアナフィラキシーショックが起こる可能性もあるので、初めの処方から30分は病院の待合室で様子を見る。
 手が腫れぼったく、皮膚の薄いところがちょっとだけ痒いかも。
 口の中は問題ない。

 初回の処方は2週間。
 1週間目は容量が少ない2000単位、2週目からは5000単位。
 診断と処方で990円。

 5000単位に増やすと、それなりに症状が出る。
 完全に溶けるまで舌下に置いておくと、その部分が腫れるし、喉の奥が痒くなる。
 胃も少しもたれる気がする。

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 3回目の受診以降は、30日分が処方される。
 支払いは1800円。
 頻繁に行くのも大変なので、2か月分処方できるようにして欲しいものだ。
 4回目以降に頼んでみたい。

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 費用負担の資料。
シダキュアスギ花粉舌下錠2,000JAU  57.7円/錠
シダキュアスギ花粉舌下錠5,000JAU 144.1円/錠

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 自分のケースでは、30日で1800円なので、1年間だと21,600円。

 年間2万円かかったとしても、1年間の1/4のクオリティ・オブ・ライフが上がるのなら、価値はあると思う。
 2020年2月からの花粉シーズンはどうなるか……

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