2018年9月6日木曜日

エピペン(自己注射器)について

 蜂刺されによるアナフィラキシーショック対策としての、エピペン(自己注射器)の有効性について調べてみました。
https://www.epipen.jp/about-epipen/photo.html

【アナフィラキシーショックの症状】
https://allergy72.jp/bee-allergy/symptom.html
 蜂に刺されてからその多くは約15分以内には症状が出る。
 血管が拡張し血圧低下、気管支が収縮し、息苦しくなるなどの症状。

【注射するタイミング】
一般向けエピペンの適応
http://www.jspaci.jp/modules/membership/index.php?page=article&storyid=63

【成分と効き方】
 エピネフリンはアドレナリンともいわれ、副腎髄質ホルモン。
 心臓:心拍数を増加、心筋の収縮力を強め、心拍出量を増大させるため、強心作用がある。
 血管:収縮作用と拡張作用の両方をあらわし、心臓の冠動脈を拡張し、皮膚毛細血管を収縮させ、末梢抵抗を増加させ血圧を上昇させる。
 気管支に対して弛緩作用をあらわし、気管支を拡張させ呼吸を増加させる。
 肝臓、筋肉のグリコーゲンの分解が促進され、血糖値が上昇する。

【使用期限】1年間

 自動注射器に充填されているエピネフリンは、光で分解しやすいため、携帯用ケースに収められた状態で保管し、注射液の点検時以外は使用するまで取り出さないこと。
 また、日光のあたる高温下等に放置しないこと。常温(15℃~30℃)で保管しなければ薬効の劣化が早く進むため、なるべく常温が確保できる場所で保管すること。

-------------------------------------------
 その一方、こんなレポートもあります。
 エピペンは使用期限が切れていても有効である可能性
https://www.carenet.com/news/general/hdn/43978
 成人用エピペンの約65%、小児用エピペンの56%が、元のエピネフリン濃度の90%以上を含有していた。最も濃度が低かったのは、使用期限から30カ月経過した小児用エピペンの81%であった。


-------------------------------------------
 アドレナリンによって、一時的に血圧が上昇し、気管支が拡張する。
http://www.rinsaibou.or.jp/cont02/items16/pdf/20hachi_reaf.pdf
 自力歩行はしないこと。


 エピペンに限らず、アドレナリンを投与して、それが代謝され、効果が無くなるまでの時間が分かりません。
 アナフィラキシーの症状によりけりだろうが、これといった資料が見当たらない。

 山の中での単独行動の場合、エピペンを投与しても、元に戻ってしまう可能性があるのでは?
 携帯電話が繋がる場所で、ヘリ救助を待てばいいのかもしれない。
 それにしても、座標を伝え、救助ヘリが到着、引き上げするまではそれなりの時間がかかる。

 どのみち、症状をアドレナリンを一時的に抑えている状態で、自力で山を数十分歩くのは現実的では無い。

持っていれば役立つことがあるかもしれないが、エピペンを使うような重度のアナフィラキシーショックの場合、単独行動では、わずかな延命にしかならないのでは。
-------------------------------------------
 ポイズンリムーバーなどで毒を出し、水で洗う。
 冷やして、抗ヒスタミン軟膏を塗る。
 効果最優先!蜂に刺された時のおすすめ薬4選
 こういった対処が基本であって、エピペンは万が一の保険に過ぎないと考えた方が良さそうです。



0 件のコメント:

コメントを投稿