2018年1月30日火曜日

皮鞣しの前提条件と余裕

 合皮の手帳型スマホカバーが擦れて下地が見えてきました。
 ポリウレタン系は加水分解するし耐久性がありません。
 この上に革を張ってみたい。

 いつかは皮を鞣してみたいと想像します。
 この前、革砥を作るのに、端切れ詰め合わせを300円で買ってしまいました。
 手間と費用、臭いと場所を考えると、よっぽどの思い入れがないと自分で鞣すのは難しいです。

 皮を鞣し業者に出すと1万円ぐらいするので、現実的ではありません。
 どの製品にも言えるが、労働力の安い国で作られた大量生産品のほうが、圧倒的に安いです。
 家庭菜園と同じく、過程や作業自体を楽しむ余裕がないと手が出せません。

 金銭的、精神的生活に余裕が無いと凝った手料理ができず、出来合いの惣菜やインスタント食品になりがちなパターンです。
 どの趣味も過程を楽しめる=お金と時間に余裕があると考えると、意識高い系の臭いがします。

 狩猟も時間とお金、健康が揃わないとできない。
 その意味では、狩猟も意識高い系の臭いがしなくもない。

 田舎暮らしで猟場が近ければ、時間とお金(遠征費用)はあまりかかりませんが・・・。

 今から振り返ると、学生や独身時代の時間の余裕はもったいなかった。
 そろそろ次年度が近づいてきたが、就職を控える学生さんは、今のうちに長い旅行などに行くべき。
 スマホでの短時間の暇つぶしなどは、後でもできます。

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