2018年1月28日日曜日

魚・亀・爬虫類・哺乳類の差と小口径ライフルでのバーミント射撃

 2018年1月21日放送の「鉄腕DASH」
 外来生物を駆除し、食べるコーナーの「グリル厄介」で、沖縄県石垣島のグリーンイグアナを取り扱っていました。
http://www.ntv.co.jp/dash/contents/grill/hunt/2018/0121/

 Toggeterの感想
「罪はないが、厄介者」 #鉄腕DASH ペットとしても人気のグリーンイグアナをTOKIOが捕獲し調理する事への複雑な想い
https://togetter.com/li/1192128

 これまでに番組内で魚や亀を食べてきましたが、そこには無い反応に見えます。
 陸上の四つ足動物や、ペットとして扱っている動物を殺して食べるということへの忌避感でしょうか。
 テレビ的には哺乳類の壁は厚そうです。
 被害を与えている動物としては、千葉のキョンなどがテーマとしては興味深いのですが。

 最近だとクレイジージャーニー陸海空 地球征服するなんてなどで、哺乳類を解体して食べるシーンが放送されています。
 しかし、あれらは外国でやっているからであって、国内で同じような例を取り上げると、炎上する可能性があります。
 やっている事は同じですし、娯楽としての狩猟ではなく、有害鳥獣駆除であったとしても、物議を醸すでしょう。
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 牛・豚・鶏肉のグルメ情報は、日常的にテレビで取り上げられています。
 その肉は生きていた動物で、誰かが殺して解体した結果、口に入っています。

 分業化した社会では、死が隠され、日常との距離が遠ざかっています。
 間接的に何かを殺して食べている以上、食料捕獲としての狩猟や、有害鳥獣駆除を頭ごなしに否定しないで欲しいです。
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 木の上にいる大きな個体のグリーンイグアナを効率的に駆除するには、何が効率的な技術なのだろうか。
 小笠原諸島では、固有の昆虫を捕食してしまう移入種の体長○cmのトカゲ「グリーンアノール」の捕獲事業を行っています。
 ゴキブリホイホイのような粘着テープで捕獲していますが、効率と昆虫の混獲があり、苦労しているとか。

 グリーンイグアナは大きく、3次元に動けますし、草食なので餌で誘引するトラップは難しそう。

 捕獲技術の可能性として、プレーリードッグ駆除のような小口径ライフルによる狙撃はどうでしょうか?。
 小動物の駆除(バーミント:varmint)ライフルで良く使われる口径。
.17 Winchester Super Magnum
.204 Ruger
.223 Remington
.220 Swift
.243 Winchester


 鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律施行規則 第10条3項5(対象狩猟鳥獣の捕獲等の禁止又は制限)で、ライフルの狩猟用途は6mm以上となっており、クマ、シカ、イノシシのみを対象としています。

 それ以外の動物を有害鳥獣駆除でライフル使用の対象にしたり、6mm未満の口径を使うのは法的に難しいかもしれません。
(有害鳥獣駆除では禁止猟法も可能という資料もあるので、県の方針によってはできる可能性もあり)

 シカ類のキョンやタイワンリスなどの小動物を有害鳥獣駆除するための道具として、小口径ライフルを使う検討があっても良いとは思うのですが。

 樹上にいるイグアナを狙撃するには、テレビで写していた場所のように、高所から撃てれば良いが、距離がありそうでした。
 バックストップ立ち入り禁止区域の設定などの調整も必要になりそう。
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 日本だと小口径ライフルの有害駆除運用は難しいので、エアライフルか。
 しかし、遠距離で威力があり、ドロップも計算しなくてはいけないエアライフルは、技術的な運用も難しそう。

 最近ではカワウのシャープシューティングでエアライフルが使われているイメージがありますが、あれはどんな口径なのだろうか。
 口径が大きいと威力はありますがドロップも大きくなるので、5.5mmかな?
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 沖縄には射撃場が無く、九州なりに行く必要があります。
 有害駆除をやっていない場合、更新の講習など銃の維持が大変そうです。
 将来的な予定として、北部に作る計画があったような気がします。

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