2017年11月27日月曜日

書籍:ブッシュクラフトの教科書


 最近流行りつつあるブッシュクラフトの本を読んでみました。
 実際の話として、ウール毛布とタープで寝るより、車中泊やテントを使うと思います。
 焚き火にしても、自分で持っている山ならともかく、他人の山や公有林でやるのは難しい世の中です。

 そんな中、気になったアイテムをメモ。
 ロイクロフトフレーム(roycroft flame)
 棒を3本組み合わせて作るフレーム。
 画像検索結果
 肩へかける部分だけ他のザックから移植している例もあります。
 紐だけだと食い込んで痛そう。
 

 軍隊のALICEパック(alice pack frame)
 ベトナム戦争時代から使われているフレームザック。
 ロスコのフレームは、Amazonでは良くないというレビューもあります。


 ブルパック(bull-pac)のフレーム。
https://bullpacs.com/product-category/frames/

 カベラス(cabelas)のフレームザック

 日本のフレームザック(背負子)の定番はエバニューです。
https://www.evernew.co.jp/outdoor/evernew/carrybones/index.html

 ハバーサック(Haversack )
 たすきがけにするバッグ。
 西部劇などでも使われているイメージです。
 軍で使われたM-1936 field bagがイメージに近そう。

 ナイフやロープの使い方などについては、一般的なものなので省略。
 ウール毛布や軍物の流用など、日本では真似しにくい部分もあります。
 技術はさておき、精神的なものがちょっと押し付けがましい。
 エマ・ゲイトウッド的な簡易な装備は理想的だが、幾つかの選択肢の1つにすぎません。

 ウールの毛布とタープだけ、バトニングなどはウィルダネスイメージとしては良いが、実用性はちょっと疑問。
 知識としては昔からあったもので、グランピングと同様に新しい名前パッケージングして意識高い系や都会の人に向けてマーケティングしている臭いを感じます。

 布の防水処理については、別記事でまとめます。

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