2017年11月23日木曜日

軽量なマウンテンライフル(lightweight mountain rifle)

 プレーリードッグなどの小動物を狙撃するバーミント(varmint)やシャープシューティングでは小口径のヘビーバレルを使います。
 銃身が重いことのメリット
・発射時の振動が減り、精度が良くなる。
・リコイルが軽くなる
・連続発射時に銃身が熱くならず、精度が狂わない。

 別の方向として、マウンテンライフルがあります。
 標高の高い場所に生息する山羊(goat)アイベックス(ibex)を撃つイメージで、軽さを優先します。

 スカウトライフルと同様に、きちんとした定義は無いようですが、大まかにはこんな方向。

・重さ約6ポンド(2.7kg)以下
 銃が軽いので、同じ弾でもリコイルは大きくなる。

・バレル長は短めで、24インチ以下。
 日本の銃刀法では全長93.9cm以下、銃身長48.8cm以下は許可されない。
 全長37インチ以上、銃身長19.3インチ以上ならOK
 軽量化のため、外側に溝があるフルーテッドバレルになっているモデルもある。

・スコープも軽いものを選ぶ。

・雨雪に強い(シンセティク銃床やステンレス銃身)

 バーミントや精密射撃にも憧れますが、山をひたすら歩くための軽量化されたマウンテンライフルも魅力的です。
 車で言うホットハッチのようで、尖っているけど乗りにくいような雰囲気。

 調べた範囲のライフルを、表にしてみました。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1SjnKYvpbubMaf3C4JLpYWMvWcXTORir9f6BleGt5xX0/edit?usp=sharing

 日本で資材が手に入りやすそうな口径ということで、243win、6.5creedmoor、270win、7mm-08、308winを抽出しました。
 小口径中心に選んだので、漏れがあります。
 気になったモデルがありましたら、メーカーサイトで確認してみてください。

0 件のコメント:

コメントを投稿