そっと近づいたつもりだが、自分がいる斜面の中腹から、鹿が3頭立ち去るのが見える。
夜明け後でやや暗かったが、もうちょっと慎重に動き、じっと目を凝らすべきだったか。
ゆっくり歩を進めるが、疎林地帯で警戒音を鳴らされる。
谷間の藪から聞こえてくるが、姿が見えない。
そのまま歩き続けると、谷の反対の笹地に鹿が5頭現れる。
距離100mで、歩く程度のスピードだったので撃ってみたが外す。
谷間の終点に行ってみたが、獲物はいない。
勢子3名、射手5名ぐらいで巻き狩りをすれば、かなり成果が上がる場所だと思う。
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芝生の上で、鹿が寝ていたらしき痕跡。
周りは霜が降りている。
近くの尾根に行ってみる。
アセビが多く、獣道も非常に多いエリア。
風のない朝だったので、足音が響きやすい。
50mぐらいの距離で3頭に逃げられる。
4頭目を獲った尾根に行くが、気配はない。
一週間前なので、鹿も警戒しているのか?
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近くの尾根を歩き続ける。
途中、ヤマドリが15mぐらいの距離で、足元から突然出てきてビックリする。
一瞬だったが、オスの長い尾羽も見えた。
100mほど歩いた先では、10mより近い距離でヤマドリ雌に飛び立たれたが、地面と同化していて気づかなかった。
警戒音を100mほど先で鳴らされたが、木の向こうで、姿は見えず。
根が出て木が枯れ、荒廃している場所もある。
鹿の嫌いなシダの中に、分かりやすい獣道がある。
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谷向こうの草地に、鹿が6頭ほど餌を食べているのを見つける。
距離は200mぐらいで、ライフルだったら仕留められるかも?
散弾銃のハーフライフルでは厳しいので、見つからないよう、歩いて距離を詰める。
120mほどまで近づいたが、まだ気づかれていない。
目的の草地は、自分から見て左にある。
射線を確保しようと、手前の藪が切れる場所に行こうとした時、自分が歩いている尾根の右下から、警戒音を立てて鹿が5頭ほど走り出す。
その警戒音を聞いたのか、草地にいる鹿も姿が見えなくなる。
じっと固まり、木化けしていると、草地から逃げてきたらしき鹿3頭が、下に見える。
立射で距離80mの撃ち下ろしで撃つ。
2発目を装填しましたが、スコープ越しにへたり込んでいるのが見えたので、歩いて近づく。
弾は背骨の後ろのほうに当たっていました。
前足の付け根ぐらいを狙ったはずですが、ガク引きになっているのか、保持の仕方が悪いのか…
100mで20cmにまとまる腕が欲しい。
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Youtubeで解体動画を見たので、今回はできるだけ肉を得る解体方法をやってみました。
https://www.youtube.com/watch?v=5cx2FwjHTsA
ネック、前足、背ロース、内ロース、リブ、後ろ足、心臓を回収しました。
肋骨の前側は、ナイフでも割れるものですね。
しかし、背骨と肋骨の分割は、やや難しかったです。
体重約40kgの鹿から、10.6kgの肉がとれました。
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被害を受けている植生、素人目にもわかる獣道からして、相当な鹿密度がある。
罠を仕掛けてみたいものだが、やる機会はあるかな…
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