猟期中によく行った尾根に、市町村界があります。
こちらの記事で写真を張っていますが、獣道が濃く、鹿が好まないアセビしか生えていない場所もあります。
その場所で有害鳥獣駆除ができるのか、自治体の有害鳥獣駆除担当に連絡してみました。
町役場から地元猟友会に連絡をとってくれたようですが、住んでいる自治体(所属している猟友会)の人でないと、有害鳥獣駆除の許可は出しにくいらしい。
役場としては出したいが、地元猟友会との兼ね合いもあるので、という雰囲気。
猟場が競合するようなら、地元を優先して引き下がりますが、ハンターがあまり行かない山深い場所だったのですが…
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住んでいる自治体内でも、区域ごとに猟友会の分会の仕切りがあり、それを超えるのは難しそう。
自分の場合、住んでいる場所の近くは山の所有者が分からないのと、日程の問題から巻き狩りには参加しにくい。
猟期中はやや遠い場所にある山奥に、単独で入る場合が多く、土地勘も養えました。
その場所で有害鳥獣駆除をやろうとすると、仕切りの壁を越える必要があります。
所属している分会と、山奥のエリアの両方で許可が下りるのが理想なのですが、どうなることやら。
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野生動物は自治体の境は気にしません。
狩猟者が減り、高齢化している現状では、住んでいる場所に限った狩猟者に有害鳥獣駆除の実行をすべて委ねるのには、限界があると思います。
有害鳥獣駆除の許可権限は自治体ですが、もうちょっと広い範囲での許可や、猟隊の融通を利かせて欲しいです。
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カメラを持っての山歩きをしましたが、こちらも自治体が違うため、8箇所中6箇所で有害鳥獣駆除はできません。
狩猟シーズンまでお預けになります。
実際に有害鳥獣駆除の許可が下りる場所に絞り、山を歩いてみたいと思います。
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