2017年3月12日日曜日

イノシシの解体の見学

 狩猟をやっている古い知り合いから、「猪の解体をやるから見に来ない?」という誘いがありました。
 北海道1シーズン、本州1シーズンの狩猟経験で、鹿は10頭ぐらい解体してきましたが、猪は未経験です。

 そもそも、生きている猪を見たのは、林道を横切るウリ坊と、100m先のスコープの中のウリ坊のお尻ぐらい。
 猪に縁がありません。
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 とりあえず、Youtubeで解体動画を探してみました。
 狩猟や銃砲に関しては、英語圏の情報が圧倒的に多いです。

 解体のキーワード

  wild boar(ワイルドボア、野生の猪)
 wild pig(ワイルドピッグ、野生の豚)
 Field Dressing(フィールドドレッシング、皮剥ぎや解体)
  skinning(スキニング、皮剥ぎ)
  cape(ケープ、皮剥ぎ)
  Quarter(四つ割、大バラシ)
 Butchering(精肉)

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 鹿との一番の違いは、皮剥きでしょうか。
 鹿は皮をエイヤっと引っ張れば剥がれます。

 猪は皮と肉の間に脂肪があり、それを肉側に残すように皮を剥ぎます。
 田中 康弘 (著)の「日本人は、どんな肉を喰ってきたのか?」によると、九州など南方では毛を剃ったりバーナーで焼く方法が多いイメージ。


 皮を剥いでからの解体は、鹿と基本は変わらないかな?
 身が厚く、寝かせて解体するのが違うぐらい。
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 事前に動画を見るのは勉強になりますし、いざという時の耐性がつきます。

 初年度から単独猟で、先輩狩猟者から解体を教わったことはありませんでした。
 人生で初めて鹿を仕留めた際は、youtubeだけの予備知識でも、何とかなりました。

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