2017年3月14日火曜日

スカウトスコープ(アイレリーフの長いスコープ)

 スカウトライフル(scout rifle)というジャンルがあります。
 ジェフクーパー が1980年代に提案したスタイル。

・長さ1メートル(39インチ)以下

・全体の重量が軽い
 スコープ、スリングを入れて3kg(6.6ポンド)程度で、最大3.5kg(7.7ポンド)

・低倍率のスコープで、マウント位置が銃口寄り
 周辺も見られるようにするため。


 狩猟的にも軽いのは携行が楽ですし、素早く構えて照準をつけるというコンセプトは共通しています。

 スカウトライフルとして売られている銃

 ステアー・スカウト STEYR SCOUT
 先台が変形してバイポッドになるのが特徴。
https://steyrarms.com/steyr-scout.html

 ルガー Ruger Gunsite Scout
http://www.ruger.com/products/gunsiteScoutRifle/models.html
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 レミントンM870のリブ銃身にスコープを載せたいのですが、B-Squareの後付けのカンチレバーでは強度が心配です。
 AimTechのリブライダーを使い、やや前寄りにスコープを載せれば良いのでは?と考えました。
 そうなると、アイレリーフ(スコープ後ろから眼までの長さ)が長い、スカウト向きのスコープが適している。
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 通常のスコープは、アイレリーフが10cm(約3インチ)ぐらいです。
 スカウトスコープは、23~30cm(9~13インチ)とかなり長い。

 アイレリーフが長い場合、スコープはどう見えるのでしょうか?
 youtubeで覗き込んでいる動画を探してみました。
https://youtu.be/_VaYL1X-B0E?t=1m33s
https://youtu.be/ClCYjo-Ju84?t=3m28s
 このぐらいであれば、そんなに不自然でないかも。
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 アイレリーフの長いスコープ(Long eye relief :LER)を探してみました。

 Compare scout scope table
 数が多いので表形式でまとめました。

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 レミントンM870を実際に測ってみました。
 メジャーの起点は、おおよその眼の位置。
 機関部(レシーバー)の長さは約20cm。
 リブにレシーバー取り付けるとして、アイレリーフは35cmぐらい必要かも?

 リブ無し銃身のAmegaMountではスコープを前に載せていますが、どのメーカーのスコープなのだろうか?

 AimTechのリブライダーは、1ピースのローライダーが廃盤のようです。
 2ピースとなると、前後のズレが心配。

 強度が不安ですが、B-Squareのユニバーサルカンチレバーの方が、前後の調整幅が広いので、応用が利きそうです。

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