2016年12月3日土曜日

背負子を使ってみた

 道路近くであったり、集団猟であれば獲物を引っ張ってくるのでしょうが、単独猟ではなかなか難しい場合があります。
 前回の狩猟でも、目指していた草地は、林道から徒歩30分の場所にありました。

 狩猟ベストに荷物を全部入れるスタイルもありますが、自分の場合色々と荷物が多くなりがち。
 35リットルの中型ザックを使っていますが、骨付きの脚などは収納しにくい事があります。
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 山小屋の資材運びの手伝いで、何度か背負子を使ったことがあります。

 米Amazonで見つけた、狩猟向けの背負子
 ALPS OutdoorZ Commander Freighter Frame + Pack Bag 115ドル

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 適当な背負子を知り合いから借りてみました。
 背負子と言っても、袋が無いと荷物が積めません。
 今回は中型ザックをそのまま縛って出猟しました。

 実際に鹿肉10kgぐらいをビニール袋・土嚢袋に入れて背負ってみましたが、不定形の物でもエイヤっと載せられるのは楽です。
 大き目の袋や折りたたみコンテナなど、荷物全体を入れられるものがあると、パッキングが楽になりそうです。

 スリングを使って銃を背負う場合、背負子のフレームに当たりそうですが、自分はサファリスリングを使っていて、体の前で銃を保持しているので、あまり気になりません。

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 地元のベテラン猟師さんの話。

 今はこちらで記事にしたような、ディアスレッドを使っている。
 猪は擦れに比較的強いが、鹿は弱い。
 乱暴に引っ張ると打ち身や内出血のようになってしまい、肉の質が落ちる。
 昔は鹿は担いで下ろした。

 仮の話として、徒歩30分の山道を、40kgの鹿を担いで降りられるものだろうか。
 腹抜きをしてシートで包めば可能かもしれませんが、一人では容易ではありません。

 イギリスのこの動画の人は、小型の鹿を担いでいます。
 腹抜きで片手で持ち上げられるサイズ。

 とりあえず、ディアスレッドなどで滑らせる方向で考えてみたいです。

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