2016年12月14日水曜日

湿潤療法:ハイコロイド包帯

 現地解体時にナイフで自分の指を切ってしまったので、湿潤治療をやってみました。
 湿潤療法は、傷口を乾かしてカサブタを作るのではなく、湿った状態のまま治療する方法です。
 こちらのサイトが詳しいです。
http://www.wound-treatment.jp/

 今回が初めてという訳ではなく、擦り傷などで何度か試したことがあります。

 傷は長さ10mm深さ2mmぐらいで、血はちょっと滲む程度。
 現地では絆創膏を張らずに放置しており、少しカサブタ化していた。
 2時間後ぐらいに洗浄し、ハイコロイド包帯を張りました。



-------------------------------
 1日後。
 体液を吸い取り、ハイコロイド包帯の内側は水ぶくれしたようになっている。
 ハイコロイド包帯だけではズレる可能性があるので、固定テープで補強。
 傷より一回り大きいサイズに切って貼り付ける。
 傷ギリギリのサイズだと液漏れしてくる。

 フィルム外側は乾いています。
 擦れたり動く場所であれば、フィルム保護のため、何か巻いたほうが良いだろう。
 外から水がかかるとフィルムがふやけてしまう。

 24時間後ぐらいに包帯を外し、傷を洗い、新しい包帯に取り替える。
 体液でふやけるのと押し出され、傷は綺麗になっている。
 諸説あるが、消毒液は使わず、水道水で洗う。

 24時間経つと、それなりに皮膚と接着しています。
 接着面に水を垂らすと、フィルムがふやけて、剥がれやすくなります。
-------------------------------
 2日半後には傷は殆ど塞がりましたので、通常治療に切り替え。
 鋏で切って任意のサイズで使えるので、使い勝手は良いです。
 救急箱に1つ入れておいて、損は無い商品です。

0 件のコメント:

コメントを投稿