猟友会ルールなので、このようなルールがあります。
実猟に近い想定のルールにしているようです。
・裸足で膝射(座射)をしている人がいました。
しっかりと地面と接したほうがブレないのかもしれませんが、実猟ではありえないのでは。
・10分間で10発
ある意味、ゆっくりの間隔です。
普段のペースで撃つと、5分もかかりません。
しかし、10発も連続で撃つと、銃身が暖まってしまいます。
コールドバレルから発射される1発目が重要な狩猟とは、ちょっと意味合いが違ってきます。
ヘビーバレルが有利になるような状況は、実猟から遠ざかるのでは?
・トリガーの重さが1.5kg以上
ランニングターゲットやバイアスロンでは、0.5kg以上の重さというルールです。
事故防止のためトリガーを重くするという意味は分からなくもないですが、移動中や藪漕ぎでは脱砲し、薬室を空にすればいいのでは。
射撃に適しており、なおかつ安全という重さまで下げるべきでは。
・グリスの塗布
会場で、これも実猟から離れているのでは?という話題がありました。
・パームレスト、滑り止め、射撃グローブの禁止
狩猟銃として法的に許可が下りる形状であれば、特に問題ないのでは。
「銃を持って猟野を歩けるか」という視点だと、射撃用コートや靴が禁止されるのは分かります。
「紙やすり等の滑り止め加工禁止」にしても、それぐらいで実猟の成果が上がるのなら、施工してみたい。
チェッカリングの延長線上であり、競技でしか使えないものではないのでは。
・サムホールの禁止
実際問題として、装薬銃のサムホールは許可が下りない県がありますが、明文化されていないグレーな部分。
猟友会として厳しい方向に乗っかる必要はないですし、サムホールとして所持許可が出ているのなら、出場を認める方向で対応すべきでは。
競技向けに特化すると、特殊な装備を持っている人が有利であったり、実猟からかけ離れていく傾向があります。
猟友会主催であるのなら、「実猟の練習」という視点を忘れないで欲しい。
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クレーで満射前提でミスしたら負けとか、射撃で10点が当然で、9点は失敗などの話を見ると、それは競技として狭く深くなっていやしないか?という印象を受ける。
エアライフルであればフィールドターゲット競技の方が、より実猟に近い。
射撃にしか使えないコートを着た時点で、興味が無くなる。
巨大なフォーカスホイールやパームレストなど、やや狩猟と離れてきている部分はあるが、まだ担いで移動できる余地は残っている。
どんな競技にも言えるが、ルールの細かい部分で競われても「それで?」と冷める。
自ら作ったハードルを越えても、その分野が詳しくないと楽しめない。
例えるならば、クリケットの面白さが分からないようなもの。
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自分の場合、クレーで満射する人より、CPUEが高い狩猟者とか、年間200頭以上獲っている罠猟師さんの方が凄いという印象を受ける。
どちらが優れているとか劣っているとかではなく、バイクのレーサーとツアラーのような方向性の違い。
レーサーや荷物がつめない車両より、ツアラーや街乗りしやすい車両が好み。
射撃用コートは、ナンバーが無い車両に似ている。
時速300キロ出る車やバイクは機械的に凄いと思うが、お金があっても買わないだろう。
100万円するベレッタDT11は、全く欲しいとは思わない。
そんなお金は無いけど、40万円の銃とスコープに、60万円分の練習費用の方がいい。
静的射撃やランニングターゲットは面白いし、技術向上に繋がるが、競技として極めたいとまでは思わない。
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