2017年5月4日木曜日

海外からの輸入ルートで迷う

 過去に2回ほど転送業者を使いました。
 ナイフを頼んだ際は、料金の安いヤマト便ではなく、国際郵便の扱いになりました。
 銃刀法的に問題ない商品であっても、会社の規約として無理な物もあります。

 ヤマト運輸の規約
http://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/customer/send/services/oversea/caution.html
刃物 はさみ、包丁、カッター、のこぎりなど
銃砲刀剣類(模造品を含む)

 ヤマト運輸は国際送料が安いのですが、この規定があって、使えない場合があります。
 FedexやUPSは、ヤマト便より送料が高いです。
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 転送業者によっては、トイガンであっても銃砲関係は一律に取り扱わないとしている会社が多いです。
 スピアネット
https://www.spearnet-us.com/move/regulation.php
>弊社ではお取り扱いしない(できない)お荷物
>2) 通関で凶器と判断される商品およびタクティカル用品、銃関連部品
刃渡り・素材に関係なくナイフ全般、警棒等、武器(模造品も含む)、またタクティカル用品、アーミーグッズ、銃に取り付けて使うスコープ等もお送りできません。
>また、モデルガンや遊戯銃とその関連商品も転送いたしません。
>また、クロスボウ・アーチェリー及びそれに取り付ける部品・関連商品も弊社ではお取扱いいたしません。
>タクティカル用品については、バッグ、ベスト等の衣類、布製品以外は転送いたしません。(商品名および商品ラベルに銃の表示があるものは不可となります)直接銃に装着しない部品であっても、弊社は専門的な判断ができないため、一切お断りをさせていただきます。
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グッピング
https://www.goopping.jp/services/fees
>銃砲(エアガン、エアソフトガン含む)、刀剣(ナイフや包丁など刃がついている商品)、殺傷能力があり武器として取り扱われる商品、及びこれらに利用される部品類(スコープ、グリップ等)
>スポーツ競技等で使用するアーチェリー、クロスボウ、銃関連 に関してもグッピングでは一切発送を致しておりません


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 輸出入には5パターンあります。
(1)輸出・輸入とも問題ないもの
 狩猟の服など

(2)輸出、輸入は問題ないが、転送業者や宅配便が取り扱わないもの
 ナイフ、スコープリングなど
 可燃物、スプレー、リチウムイオン電池など

(3)輸出に問題ないが、輸入や使用・所持で引っかかるもの。
 ダガーナイフなど

(4)輸出に一部規制があるが、輸入に問題ないもの
 一部のスコープは、輸出制限をしている通販サイトもあります。
 アメリカ国内の転送業者さんを使えば、クリアできる可能性あり。

 銃の部品についても、経済産業省の許可をとれば輸入はクリアできますが、アメリカから輸出できるかどうかが課題です。

(5)輸出できないもの
 ITARという輸出規制もあり、なかなか読み解くのが難しいです。
 ざっくりと言うのなら、アメリカに敵対する国などへ、軍事利用可能なものを輸出しないという規制です。
 暗視や赤外線探知、ある程度以上のスコープが引っかかる可能性があります。
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 2に関しては業者によって解釈が違います。
 いっそのこと、アメリカに旅行して、直接買いたくなります。

 とある輸入代行業者さんに見積もってもらったところ、360ドル(約4.4万円)に対して、諸経費込みで6.2万円でした。
 間接費が1.8万円(40%)というのは、かなり高い。

 急いでいない品は、2週間ぐらいかかってもいいので安い船便で送って欲しいですが、今の国際配達の仕組みでは、船のコンテナの混載というのは無さそうです。

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