2016年9月11日日曜日

M870のバレル固定。アルミ缶でシムを作ってみた

元となった投稿
Soda Can barrel Shim on 870
http://www.shotgunworld.com/bbs/viewtopic.php?f=118&t=197756&start=0

 M870は銃身が簡単に交換できる反面、機関部と銃身にガタツキがあります。
 固定方法はいくつかありますが、簡単にできるアルミ缶シムを試してみました。
 関連記事 M870のバレル固定方法


 隙間をシックネスゲージで測ってみると、0.1mmは入るものの、場所によって隙間が違うので、現物合わせでやってみるしかない。

 ちゃんとした薄板は、200円程度で売られています。
 厚さ0.1mmからあります。
 シムプレート寸法カット品 材質真鍮 50mm×50mm ¥176
 シムプレート寸法カット品 材質ステンレス(SUS304)50mm×50mm ¥184
 金属が潰れる柔らかさも必要なので、アルミか銅が良さそう。

 家にあったビールのアルミ缶を、カッターで切り取ります。
 上の投稿では、シムの大きさは1 5/8" x 1 1/4"(42mm×32mm)になっています。
 試しに紙で同じ大きさを作り、銃身に当ててみるとたしかにその大きさが良さそう。
そのサイズで作ってみましたが、きつくて入りません。
 アルミ缶の厚さは約0.15mm
 半分のサイズなら、銃口側に納まります。
 紙やすりで縁の凸凹を削り、塗装を剥がして薄くしてみると、42mm×32mmでも、うまく収まりました。
 正確な四角ではないのはご愛嬌。
 微妙に茶色っぽいのは、表面塗装の削り残しです。


 ついでに、40mm×15mmぐらいのアルミ板を、マガジンチューブと銃身の隙間に入れてみました。
 写真は入れる途中で、実際には完全に隠れます。
 撃ってみないと何とも言えませんが、全体的にガッチリした印象です。

 費用は0円なので、興味のある方は自己責任でどうぞ。

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 銃身の前後方向の固定も、柔らかいアルミのシムを入れて調整しようと考えました。
 アルミが潰れるので、エンジンのドレンワッシャーと同じく、一度きりで使い捨てなくてはいけないかも。
 材料はアルミ缶なのでタダ同然ですが、形がリング状なので、切り抜く手間がかかりそうです。

 実際に円周方向のシムを入れてみて、かなりガッチリしたので、前後の調整は必要なさそうです。

 締めこみすぎるとバレルが歪む説もあるので、加減が難しい。

1 件のコメント:

  1. 銃身のガタつき対策を考えていてこの記事に辿り着きました。実際に改善出来ましたか?
    当方もレミントン m870(20番)ハーフライフルを使用してますがあまりに着弾点がばらつくため色々とチェックしてみたら同様の問題(銃身がガタつく)が発覚し途方に暮れていたところです。早速アルミ缶2枚を挟み込んだところガタつきは皆無。あとは実際に射撃で確認する予定です。

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