ゴルゴ13 177巻
夏の老人より
ゴルゴが刀の研ぎ師にトリガー、シアー、ハンマーを預け、研磨してもらうという話。
研ぎ師は高齢のため倒れ、ゴルゴが依頼していた部品を回収する。
不審なお金の振込みを疑問に思った娘が、友人の警察に依頼し、背景を追う。
以下、セリフを引用
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たぶん、ゴルゴ13はこう依頼したのではないか。
書くパーツの接触表面を、真剣を研ぐかのように研磨してくれと。
それは、羽の軽さのトリガーのひき味を導き出す。
しかし、それでいて、たとえ不意に銃を落としたとしても、暴発しないだけの摩擦抵抗は残してくれと。
油を塗布したって同じ効果は出るだろう
普通の射撃であれば、それでも十分だろう。
ところが奴にはそれがダメなんだ。
もし、砂漠での射撃で埃がその油に付着したらどうなる?
もし極地の低温の中でその油が凍りついたらどうなる?
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自分も、レミントン870のトリガーをちょっとだけ磨いてみたことがあります。
870のトリガースプリングは重さを調整しているだけ。
一度だけなら、スプリングがなくてもトリガーを引いてハンマーを落とすことも可能です。
切れに関しては、シアとハンマーの切り欠きの形、素材、表面加工によって左右されるのでは。
シャープさだけを追求するのであれば、純正シアを加工するか、自作するなりすれば可能かもしれない。
チムニートリガーはシアの形が微妙に異なっているという話があるようですが、そのうち現物を手に入れてみたいです。
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