2019年10月8日火曜日

トリガー部品を削る話

ゴルゴ13 177 (SPコミックス)
さいとう・たかを
リイド社 (2015-07-04)


 ゴルゴ13 177巻
 夏の老人より

 ゴルゴが刀の研ぎ師にトリガー、シアー、ハンマーを預け、研磨してもらうという話。
 研ぎ師は高齢のため倒れ、ゴルゴが依頼していた部品を回収する。
 不審なお金の振込みを疑問に思った娘が、友人の警察に依頼し、背景を追う。

 以下、セリフを引用
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 たぶん、ゴルゴ13はこう依頼したのではないか。
 書くパーツの接触表面を、真剣を研ぐかのように研磨してくれと。
 それは、羽の軽さのトリガーのひき味を導き出す。
 しかし、それでいて、たとえ不意に銃を落としたとしても、暴発しないだけの摩擦抵抗は残してくれと。

 油を塗布したって同じ効果は出るだろう

 普通の射撃であれば、それでも十分だろう。
 ところが奴にはそれがダメなんだ。
 もし、砂漠での射撃で埃がその油に付着したらどうなる?
 もし極地の低温の中でその油が凍りついたらどうなる?
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 自分も、レミントン870のトリガーをちょっとだけ磨いてみたことがあります。
 870のトリガースプリングは重さを調整しているだけ。
 一度だけなら、スプリングがなくてもトリガーを引いてハンマーを落とすことも可能です。

 切れに関しては、シアとハンマーの切り欠きの形、素材、表面加工によって左右されるのでは。

 シャープさだけを追求するのであれば、純正シアを加工するか、自作するなりすれば可能かもしれない。

 チムニートリガーはシアの形が微妙に異なっているという話があるようですが、そのうち現物を手に入れてみたいです。



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