押しバネ式の、アーム付き弁当箱タイプの罠で、木に固定するワイヤーに発信機らしきものを付けていました。
タバコ箱ぐらいの大きさで、そこからピンが抜けると、何らかの信号が発信される。
片桐さんは車に電話子機のような受信機を積んでおり、罠に近づくと受信される。
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2018年時点で罠用の無線発信機を調べてみました。
https://ss-tsuushin.jimdo.com/
わな用発信器・受信器
【セット価格】¥30,000円(税、送料別)
受信器1台+発信器5台
【単品価格】
受信器 1台 ¥6,500円(税、送料別)
発信器 1台 ¥5,200円(税、送料別)
(電池別売り セットの場合 単三電池18本使用)
片桐さんが使っていたのは、これだと思います
http://nankai.ocnk.net/product/606
合法・罠用発信機5台+受信機1台セット マグネットスイッチ付き [NJT20H-R4]
49,000円(税別)
http://www.natec-j.com/hunt/nw5000.htm?c=hunt&d=trap
狩猟罠用発信機 NW5000
価格:\21,000(税別)
http://plus.harenet.ne.jp/~seiden/oshr-01.html
檻・罠用発信器 OS-01 ¥19,800
OS-01専用受信機 HR-01 ¥34,800
http://www.sanseikouki.co.jp/product/015.php
三生 受信発信システム
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ワイヤレスチャイム PHYSEN 呼び出しチャイムセット 最高300Mの無線範囲 呼出音楽52メロディー選択可 ドアベル 呼び鈴玄関 モデルCW (受信機2個 押しボタン送信機3個)
3,999円
受信は100V電源が必要ですが、セットでこの価格です。
こういった機器を改造して、罠用にできないものか。
近距離の無線LPWA(Low Power Wide Area)は、じわじわと進化しています。
Aruduinoなど自作電子系で使われることの多いZigbee(ジグビー)
罠で使われているLP-WAVE
https://www.foresttosea.co.jp/lp-wave
ソニーも規格を立ち上げようとしています。
http://www.sony-semicon.co.jp/products_ja/lpwa/
エナジーワイヤレス社
http://www.eng-wireless.com/home/news
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罠に使うとすれば、3つの方向性があると思います。
(1)作動したかを通知するのみのタイプ
くくり罠の作動を教えてくれるシステム。
物理的にピンが抜けたり、マグネットスイッチが外れることで発信するのでも良い。
根付けワイヤーに機械自体を設置すると、獲物が暴れたときに壊されそう。
・罠ごとに振った番号が分かる。
・通知範囲は数kmから30kmぐらいあると理想的
林道の入り口とか、家で罠の状態が分かると助かる
・発信間隔は10分おきでもいい
・最大30個の罠を運用すると考えると、発信する子機は安い方がいい
・罠につける子機は防水小型安価で、遠くに飛ばす中継器があってもいい。
・受信側は複雑なシステムを組むと高くなるので、ある程度の処理はスマートフォンやパソコンに任せる。
USBで接続するアンテナ的なものだけにして、値段を下げて欲しい。
・くくり罠タイプと、箱罠タイプの2種類、トリガーが引かれて発信するタイプと、振動感知タイプがあると応用が利く。
(2)トレイルカメラとの連動タイプ
今は電話回線で通知するタイプがあるが、これをLPWAにする。
データ転送量と電池の持ちを考えると、親機から要求があった時に送信?
(3)罠の作動機能もあるタイプ
常に映像を記録、送信し、親機からの発信で罠を作動させるタイプ。
罠側の子機にも、車用ぐらいのバッテリーが必要になるか。
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罠の市場は小さいので、なかなか専用品の開発は進まないと思います。
トレイルカメラは市場が大きいので競争が生まれ、高性能・低価格化しています。
アメリカAmazon Hunting & Trail Camerasのベストセラー
防犯や防災、介護市場は大きいので、チップやアンテナが安くなり、無線の規格が統一されて普及するといいのですが。
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